ゆ～いちろ～さんのクチコミ(4ページ)全97件

開山堂の東西にある池を中心に小堀遠州の作による庭園が展開されており、石組の見事さは桃山時代を代表する庭園として知られています。
方丈前庭は、二匹の龍の造形が白砂の中に配されたモダンな感じがしますが、不思議と高台寺の雰囲気とマッチしており、ある種の面白さも感じました。

レンタサイクルは、高台寺南側にある駐車場内の駐輪スペースに止めることができました。
駐輪する時に駐車料金を一時的に支払いますが、出車時に返金してくれました。

庭園一面に苔が敷き詰められ、そこに大小数十個の石組が配されており、生垣越しの木々の向こうに比叡山の借景が見える庭園です。
室内に座して、柱、縁側を含めて庭園及び比叡山を眺めると非常に奥深さを感じます。
残念だったのが、敷き詰めらていた苔の半分近くが、水分と光のバランスが悪いのか茶色くなっていました。

レンタサイクルは、山門近くにある駐輪場に止めることができました。

さすがに観光客が多くのんびり静かに庭園を眺めることはできませんでした。
しかし、素朴とした観音殿に銀沙灘や向月台という独特の添景物が配された庭園構成は、日本人だけでなく外国人が見ても美しさを感じることができると思えます。
一度、観音殿や東求堂の室内からこの庭園を眺めてみたいものです。

レンタサイクルは、京都市銀閣寺観光駐車場もありますが、総門の近くのスペースに止めることができました。

大書院前には、白砂に鶴島と亀島が配された枯山水庭園があります。
鶴島には樹齢約400年の五葉松により鶴が象られていました。
他も中庭等もありますが、さすがに皇室一門の方々が住職であった門跡だけあって、境内にあるどの庭園も手入れが行き届いており見事でした。
特に、庫裡の南東にある小さな庭に亀を象った小さな石組が印象的でした。

また、襖絵や掛軸等の展示も多く、まさに『京都』を十分に味わえます。
例外として、幽霊画の掛軸を見た時は真夏の昼間だったけど正直背筋が凍る感じでした。

レンタサイクルは、北通用門近くの駐車場に止めることができました。

上賀茂神社から明神川沿いに東に向かうと、代々上賀茂神社に奉仕してきた神官らの屋敷（社家）として公開されていました。
『曲水の宴』のために小川を引き入れていたり、上賀茂神社のご神体山に見立てた石組を配していたり、俗世的で小さい敷地に詰め込みすぎた不自然な庭園構成に感じました。
龍安寺や正伝寺の見事な庭園を見た後だったかもしれないが、庭園としては見ごたえはあまり無かった気がしました。

白砂が敷き詰められた庭園に七五三調に配されたサツキが植えられています。
白壁越しに遠く比叡山が借景として配されており、小さい敷地ながらも奥行きを十分に感じることができます。
庭園を眺める方丈の縁側の天井は、武士が割腹した時の血痕の残った板を天井としたものです。
その「血天井」の下の縁側に座り静かに庭園を眺めていると、歴史の深い流れを味わうことができました。

レンタサイクルは、山門近くにある駐車場に止めることができました。

白砂に１５個の石が配されただけの庭園ですが、眺めていると不思議とその深さを感じることができます。

「１５個の石を一度に見ることができる場所がある」と聞いていたので、いろんな場所から眺めているとその場所を見つけました。
見つけたときは嬉しかったけど、その後ふと寂しさを感じてしまいました。
「その場所を見つけることがこの庭園の本質なのだろうか？」
「そもそもその場所を見つけなければならなかったのか？」
その後、方丈の北東に据えられている『我唯足知』のつくばいを見て、自分の欲深さを反省することになりました。

世界遺産である仁和寺の境内にある宿泊施設（宿坊）です。
昨年リニューアルされ室内はさっぱりとしてました。
風呂は小浴場を案内されましたが、６人が楽々入れる広さで湯船も大きくのんびり入ることができました。
ちなみに、トイレは共同です。
朝食は湯豆富や焼魚を主とした和朝食が美味しかったです。
売店も併設されて便利でした。

御室会館の一番のお薦めは、朝のお勤めに参加できることです。
お勤めは午前６時から約３０分間、普段は非公開の金堂で行われます。
まだ観光客のいない静かな境内も歩けるし、非常に清々しい気分になりました。

南禅寺方丈の庭園は「虎の子渡し」と呼ばれる石組と白砂の配置が美しい庭園です。
方丈には、他に如心庭や六道庭などの庭園もあり見ごたえがあります。
外国人にも人気があるようで多くの観光客が訪れていました。

方丈の南にある水路閣を抜け石段を上がったところにある南禅院には、京都唯一の鎌倉時代に作庭されたといわれている庭園があります。
方丈の軒下に座って見ていると、木々の中に配された池の趣が素朴ではあるが見事でした。

南禅院の西にある天授庵では、枯山水の本堂前庭と、池と出島により配された書院南庭を見ることができます。
本堂や書院に立ち入ることができないので、室内からのんびり庭園美を感じることができないのが残念です。

レンタサイクルは、中門を入った左手にある駐輪場に止めることができます。

南禅寺近くの仁王門通から小さな路地を南に入るとひっそりと表門があります。
母屋の座敷に上がり庭を眺めると、東山を借景とした見事な池泉回遊式の庭園をのんびり眺めることができます。
滝、池、芝生、松、モミジ、石組等が見事に調和さた状態で配されており、一見単純で素朴な庭園ですが、いつまで眺めても飽きない美しさを感じました。
正直、今まで見た庭園のうち最も美しかった庭園だと思います。
また京都を訪れた時も必ず眺めたい庭園です。

レンタサイクルは、表門を入ったところにあるスペースに止めることができました。

石組と植込が織り交ぜられ、小さいながらも雄大さと重厚感を味わえます。
ここの庭は「座して見る庭」と言われるだけあり、座敷からのんびり庭を眺めていると時間が経つのを忘れるくらいで、気がついたら１時間近くもただ眺めてました。
また、収蔵庫に展示されている障壁画も四季折々の景が大胆かつ豪快に描かれており十分に見ごたえがあります。
レンタサイクルは境内に入ってすぐ左側にある案内所の近くに止めることができました。

建仁寺本坊中庭にある潮音庭は、その姿を四方から眺めることができる四方正面の庭であり、同じ庭なのに見る位置によって異なる趣を感じることができます。
○△□乃庭は、庭内に大方丈屋根の葺き替え工事の足場が組まれ、その抽象的な庭園美を感じることができなかったのが残念でした。
風塵雷神図屏風や雲龍図は高精細デジタル複製されたものが展示されていましたが、複製でも十分な迫力がありました。

レンタサイクルは北門から入ってすぐにある案内所の横に止めることができました。

東本願寺の飛地境内地の池泉回遊式庭園で、広大な印月池や島々に茶室や書院が配されています。
しかし、街中にあるため庭園内からビルやマンションが見えていたのが残念でした。
また、茶室や書院は立ち入ることができないので、のんびり庭を眺めることができませんでした。
レンタサイクルは入園口（西門）から入ってすぐ右側にある受付横の駐車場に止めることができました。

東庭は北斗七星に見たてられた円柱石、西庭は市松模様に刈り込まれたサツキ、南庭は広大な枯山水庭園、北庭は市松模様の敷石とスギゴケの対比が見所です。
禅宗の庭園らしい抽象的構成が、いつまで見ても飽きない感じがしました。
ただ、北庭の苔が水分と光のバランスが悪く大部分が茶色になっていたのが少し残念でした。
レンタサイクルは日下門を入って禅堂の東側に駐車場のところに止めることができました。

京都駅から一番近いレンタサイクルと言われてます。
車種も豊富で、ママチャリ、子供用、ＭＴＢ、ミニベロまで揃って事前にネットで予約することができます。
私は京都の街中を２日間あちこち廻る予定でしたのでＭＴＢ（キャノンデールF400）を借りましたが、とても乗りやすくちょっとした坂道も楽々でした。
鍵、ライト、損害保険や市内緊急サポートも付いていたので安心でしたし、ドリンクホルダーも無料で付けてくれました。
貸出・返却手続きも簡単でしたので、また京都を廻るときは利用したいと思ってます。

岡本太郎の美術作品及び資料が展示されているが、単なる芸術鑑賞だけの場となっている気がした。
岡本太郎の芸術観は作品をガラス越しで展示されるのを非常に嫌い、そのままの状態で鑑賞してもらうことを善しとする考えであったと思っていたので、その考えとは違った展示方法に残念に感じた。
でも、屋外の公園スペースにある「母の塔」だけは岡本太郎の作品を直に肌で感じることができた。

岡本太郎のアトリエ兼住居だった空間を記念館として公開しており、アトリエを復元公開したり作品を庭の木々の中に配置して、岡本太郎の芸術観を肌で感じることができた。

しかし、記念館として公開するには敷地及び建物が非常に狭い。
その狭い中に多くの作品を展示しているため、詰め込みすぎて作品が作品の中に埋もれている感じがした。

また、当時障がい者の方が訪れていましたが、障がい者に対する施設利用及び料金の配慮が全く無かった状況を見てしまったのが非常に残念でした。

一日中レンタサイクルで竹富島を廻ったけど、竹富島の中で一番の絶景でした。

波静かな海
西に傾いた太陽
コンクリートだけの桟橋

日常の喧騒から離れ、何も考えず太陽が傾いていく様だけをただ見ているだけで十分満足できます。

竹富東港まで自転車で１０分でしたので、最終高速船で帰るなら午後６時がタイムリミットでしょう。
もっとも、竹富島に宿泊すれば日没まで眺めることができます。