岳人28号さんのクチコミ(33ページ)全934件

鉄橋を祖母谷温泉小屋へ向けて渡った後、「祖母谷地獄」への道標にしたがって河原へ下りて少し歩くと、祖母谷温泉の源泉があります。異物が入らないようふたをしてあるところもありますが、多くは何にも覆われていない天然の露天風呂になっています。ただし、入浴したら全身火傷で死にそうなくらいの熱湯です。源泉から漏れ出た熱湯と川の水が混ざり、浅いながら辛うじて入浴できるようになっているところがありますが、ひたすらかき混ぜ続けないと、すぐ「熱っ」となってしまいますし、かき混ぜ続けたとしても、ちょうど良い湯加減というわけにはいかず、どうしても熱さと冷たさを同時に感じながらの入浴になります。

トロッコの車内アナウンスで紹介されるスポットのひとつで、走行中に車窓から見ることができます。ごく幅の狭い梯子状の吊橋で手すりもなにもありませんから、人間が渡るのは難しそうですが、綱渡りよりは低難易度なので不可能ではないかもしれません。

欅平から名剣・祖母谷温泉に向かう道にかかっている橋です。足湯のある河原展望台からよく見えますが、残念ながら工事中のため青いシートが張られていました。足もとは木の板張りで、ちゃんと補修されてますから安全だとは思いますが、コンクリート橋や鉄板の橋に比べると、若干の不安を感じます。

14:20ごろ立ち寄ったときは大勢の利用客で混雑してましたが、15:10にもう一度来てみたら、お湯が抜かれて終了していました。現地の看板に利用時間などは書かれていませんから、おそらく開始・終了時刻は決まっておらず、日や時期によって早かったり遅かったりするのだと思います。トロッコ列車の待ち時間に利用しようとあてにしていても終了してたりすることがあるので注意が必要です。

上流側の斜め上方に架かっている新山彦橋を通るトロッコ列車のビューポイントで、橋の中ほどにはトロッコ列車の時刻表が掲示されています。下流側の宇奈月温泉街の眺めもなかなかです。やまびこ遊歩道は橋を渡って右にあるトンネルへ。詩のみち遊歩道へは、橋を渡って左です。

走行中のトロッコ列車から見える名所のひとつで、車内アナウンスでも紹介されていました。湖に浮かぶ西洋の城をイメージしてつくられたというのが、なるほどと納得できる、とても発電所には見えない建物でした。西洋の城もデザインはいろいろですが、チェスの駒のルークに似たタイプです。

宇奈月駅を出たトロッコ列車が最初にわたる鉄橋で、遊歩道になっているやまびこ橋より少し上流側のやや高いところに架かっています。鉄橋をわたるトロッコ列車が、山彦橋ややまびこ展望台からよく見えます。「やまびこ」という名前の由来は、鉄橋をわたる列車の音がやまびこのように鳴り響くからだとか。

トロッコ列車の客車を模した座席から、車窓（ただし正面なので実際には見れない運転席目線）の風景をダイジェスト映像で体験できるコーナーなど、映像を使ったコーナーがいろいろあって面白かったです。朝7：30から開館しているということなので、7:57の始発のトロッコに乗る前にちょっとのぞいて見るというのもありかもしれません。

舗装された遊歩道が川岸に整備されていて徒歩15分くらいで終点の猿飛峡に着きます。終点にはベンチがあって休憩できます。遊歩道にはしっかりした柵もあり、とくに危険はありませんが、人が辛うじてすれ違えるくらいの幅の狭いトンネルを通るところがいくつかあり、そのなかにはトンネルが湾曲していて、中が真っ暗闇になっているのもあって、そこだけちょっと怖かったです。一応、天井にセンサーライトがあるのですが、点灯してもあまり明るくなりません。

富山電鉄の宇奈月温泉駅には「駅の足湯　くろなぎ」がホームの末端にあります。この足湯には外の道路からも入ることができ、ホーム末端にある改札内の足湯との間は柵で仕切られています。宇奈月温泉駅は有人改札で、電車到着の直前になるまで改札が閉鎖されていて通れないため、改札内の足湯は、事実上、利用できない状態になっています。道路側に入口があるほうの足湯だけ利用されています。

１階ロービーにコーヒー、紅茶、味噌汁、中華スープなど各種ドリンクの無料サービスコーナーがあります。軽朝食はコーヒーのコーナーに置かれていて、ラップに包まれたミニクロワッサンとゆでたまごがありました。数に限りがあり、先着順です。配信されている映画やAVから好きなのを選んで見られるＶＯＤも無料です。難点は部屋の湯沸しポットの容量が小さいこと。最大限に水を入れて沸かしても、カップめんを作るのにはお湯が足りませんでした。

富山電鉄の宇奈月温泉駅とトロッコの宇奈月駅の中間地点あたりにあってアクセス至便。温泉宿なのにビジネスホテル並の低料金。６畳の和室は１人で使うには十分すぎるくらい広々していて、テレビは大画面だし、冷蔵庫もけっこう大きいです。押入れから自分でふとんを出して敷いて寝るセルフ方式ですが、掛けふとんが羽毛ふとんで軽くて快適に眠れました。唯一の難点は、地上からフロント受付のある２階まで階段を上がらなければならないことと、７階にある大浴場にも１０段ほど階段を上がらなければならないこと。膝痛もちの身には少々きついです。

楓の木は多いのですが、日当たりが良くないせいなのか、紅葉の色づきが悪く、黒ずんだ感じになっています。拝殿の近くにある銀杏は鮮やかな黄色できれいでした。平安時代の延喜式にも載っている由緒ある神社で、社名の「カンナビ」は神域を意味する古いことばです。山そのものがご神体で日本最古の神社といわれる三輪明神のように、もともとは背後の三室山を神体山とする古いタイプの神社だったのだろうと思います。

現地の案内板によれば、文化七年（1810）から約30年の歳月をかけ天保十二年（1841）に完成した石灯籠で、当時の府中の総力をあげた大事業だったそうです。高さ8.4ｍ、土台の石壇は１辺6.35ｍというサイズ。きれいに整ったスタイリッシュな形なので、圧倒されるような大きさは感じませんでした。岡山の吉備津彦神社にも日本一を称する石灯籠があり、表示のスペックを見る限りでは、どうも府中の石灯籠よりそちらのほうが大きいようです。

日本庭園の入口はカフェになっている本館の建物（登録有形文化財）とは別にあり、無料で自由に入れます。さほど大きくはありませんが、風情のある庭で池には錦鯉が泳いでいます。ただ、紅葉する楓の木はあまりないようです。庭に面した離れの茶室では骨董市が催されていました。

噴水（一定時間ごとに出る）のある池を中心とした公園で、土手にたくさん植えられている桜が花見の名所になっているほか、池に大賀ハス（大賀博士が古代遺跡で出土したハスの種から育てたというもので、姉妹提携している東京の府中市からもらい受けた）があり、夏には花を咲かせます。訪れたのは秋なので花はありませんが、池にはアヒルもいて、見ていて癒されます。

室内の照明をリモコンで点・消灯できるうえ、明るさや色を調節する機能までついています。せっかくなので就寝1時間前くらいから暖かい色で暗くして過ごしたところ、不思議とよく眠れました。松山駅前の好立地で低料金、しかも快適という三拍子そろったすばらしい宿だと思います。

カプセルの上段は、下段からの振動が伝わりやすいらしく、地震か？と思うような揺れを頻繁に感じて、いまいち落ち着けませんでした。下段の人が寝返りをうったとか、姿勢を変えたといった程度のことでも、ぐらぐら揺れている感じがします。自分が寝返りをうつときもミシミシときしむ音がします。また、イヤホンはフロントで無料貸し出ししていますが、備え付けではないため、イヤホンをせずにテレビをつけている人もいて、その音声も少々気になったりしました。宿泊客が多いときのカプセルホテルは、音や振動を気にせず眠れる人でないと、快適に過ごすのは難しいです。
レストルームや通路の本棚に漫画本がたくさん置いてあって、暇つぶしには非常に重宝します。

和室6畳バスなし（共用大浴場利用）の朝7時までのチェックアウトで通常より安くなるプランで税込み3980円。楽天トラベルのクーポンでさらに300円引きになりました。たまたま宿泊客が少なかったのか、自分が大浴場を利用しているときは誰もおらず、後から入ってくる人もいなくて実質貸切状態でした。大浴場のある2階に共用の電子レンジもあります。ホテルは福井城のお堀端にあり、福井城を散策していたら天守閣跡の高台から見えてすぐわかりました。駅から程近い中心市街地にありながら景色もよく閑静なよいところだと思います。ただ、部屋の窓はお堀に面していましたが、窓ガラスが汚れでくもっているうえ、窓の開け方も難しそうだったので、部屋から見る景色はいまいちでした。

大門坂駐車場バス停と大門坂バス停との中間地点あたりに入口があります。どちらでおりても大差ないと思いますが、駐車場バス停でおりる人のほうが多かったです。石畳の道は幅が広いので、団体客とのすれ違いでも渋滞が発生することはありません。傾斜もわりとゆるやかで歩きやすい印象です。道の両側には杉の巨木が立ち並んでいます。