Decoさんのクチコミ(23ページ)全819件

水を通す水路橋としては日本で最も古い眼鏡橋です。
大牟田市内の東南部、大牟田植木線という道路に面して入口があり、車が１～２台停められるようなスペースがありました。川沿いの遊歩道を進むとアーチ形の眼鏡橋が見えます。全体としてよく保存されており、多少の草も風情を感じさせるものでした。アーチ部分の精巧な石組みは必見です。
かつて眼鏡橋の東の方に大きなため池が造られ（現在の不知火ゴルフ場）、その水を通すために橋は造られたそうです。明治の頃、大地震で池の底に亀裂がはいり、水が三池炭鉱の坑道に流れ込んだために、池は廃止され、眼鏡橋の役目も終わりました。
世界遺産の旧三池炭鉱専用敷跡はすぐちかくにあり、宮原坑も歩いていける距離です。世界遺産めぐりの際に立ち寄っても良いと思います。

三池炭鉱の史跡めぐりの途中に立ち寄りました。
大牟田市の東南部、高取山の南西から東北方向に広がる谷間がゴルフ場になっており、敷地そのものが山の緑に囲まれた環境です。
施設は若干年季が入っていますが、地元のゴルフ好きに方々に親しまれているような、アットホーム感が伝わってきました。レストランがあったそうですが、昨年あたりに終了してしまったそうです。
不知火ゴルフ場がある場所は、かつて筑後地方有数の大きなため池があり、灌漑に使用されていました。近くの早鐘眼鏡橋（国重要文化財指定）もその水を通すための橋だったそうです。しかし明治時代に近くの三池炭鉱勝立坑の掘削と大地震が重なり、池の水が坑道に漏れて排水のためにため池はなくなり、同時に早鐘眼鏡橋の役目も終わりました。
近代化遺産と国重要文化財の両方に関係するゴルフ場。緑に囲まれており、ちょっと見学していくのも良いかも知れません。

「明治日本の産業革命遺産」として、三池炭鉱関連もいくつかが世界遺産に登録されましたが、この勝立坑址跡は登録からも外れ、郊外の住宅地の側で静かにたたずんでいます。

大牟田市の新勝立町、世界遺産登録の宮原坑跡や三池炭鉱専用鉄道敷跡から少し離れた場所、勝立公民館のすぐ裏の小高い土地にあります。周辺はかつて三井関係の社宅などが広がっていましたが、今は住宅地、工場団地、公園、ショッピングモールなどに姿を変え、勝立坑跡のみが小高い場所にあります。

かつては二つの竪坑があったそうですが、今は第二竪坑基礎部分のみが残っています。遺構を示すのは一つの説明板のみで、そこに見られる写真には堂々たる竪坑が二つに線路も見えて、現在の姿からは想像できないです。
遺構としては率直に言って見応えはありませんが、日本の石炭産業の盛衰を感じる場所として考えれば、それなりの意義はあり、実際に見てみると感慨深いものがありました。

大牟田市の勝立工業団地緑地公園の小高い丘の上にある慰霊碑です。
三池炭鉱では昭和５～６年まで囚人労働が行われており、過酷な労働から多くの死亡者が出てこの地に葬られ、明治21年（1888）三池集治監の吏員（職員）が建立した慰霊碑が解脱塔（迷わず成仏できるようにとの意味が込められている）です。　解脱塔の一画には小さな碑文が設置されており、囚人労働の酷さを知り中止を訴えた三池集治監の菊池常喜医師の顕彰碑でした。
その横にはその後大正時代に発見された遺骨を慰霊する観音像、平成に入り工業団地造成の際に発見され遺骨を慰霊する合葬の碑、炭鉱の坑内で働き亡くなった馬を慰霊する馬頭観音があります。

場所は、オーム乳業の西側、松谷海苔九州工場の北側になります。公園の入口あたりに石柱の案内があり、説明のプレートは丘の下の方にありました。丘の上からは炭鉱の社宅が再開発された工業団地、ショッピングモール、住宅街などが見渡せます。
トイレは緑地公園の入口付近にあり。駐車場はありませんが、入口前の歩道が狭くなっており、停められそうな感じがしました。
今の私たちの生活の礎となった石炭産業は初期の囚人労働とその犠牲の上に成り立っています。大切にしなければならない慰霊碑だと思いました。

三池山の麓から少し上ったところにあるお寺です。三池藩・立花家の菩提寺で、数代の藩主の墓地があります。また、大友家の重鎮にして藩祖の高橋紹運のお墓もあります。
お寺は簡素ではありますが、さすがに大名の菩提寺らしく、山門は立派で、城郭の楼門を思わせるような部分もあります。
また、道を挟んで反対側には立花家数代の墓地がありました。三池山や普光寺を訪れたなら、立ち寄ってみても良いお寺です。
入口付近に数台車は停められそうでした。

福岡県大牟田市、三池山の中腹に位置する天台宗の古刹です。創建は平安時代とのこと。
かつて一帯は修験道の建物が多くあったそうですが、山津波や戦火などで、今は建物はそれほど多くありません。
敷地は広く、寺務所の前は広場のようになっており、臥龍梅や鐘楼があります。全体としては開放的な雰囲気がします。お寺の上の方は公園のように整備されています。

駐車場はお寺のしたの長めの石段の下付近と、お寺の裏手に高齢者や体が不自由な方のための小さな駐車場があり、いずれも無料です。トイレは石段を上がったお寺の入口付近と裏手の駐車場にあります。

梅の季節は臥龍梅や太宰府天満宮から贈られた飛梅などが咲き誇り、見物客で賑わいます。この期間のみ入場料が必要です（訪れたときは300円）。また麓のバス停の手前に臨時の無料駐車場が設けられますが、満開が近づいたり、土日などはかなり車で込み合うので要注意です。特に寺の裏手の駐車場は元々スペースが狭く路上駐車などもあって、折り返すのも大変でした。ここに至る道も狭めなのでご注意ください。
尚、本数は少ないものの、大牟田駅よりバスも運行されています。

山鹿の温泉街から国道３号を南下、旧植木町に近い場所にあります。
施設はかなり古くなっていますが、300円と安く泉質はラドンを含んでおり良好です。
内湯はけっこう広く、ぬる湯（本当にぬるい）とややぬる湯（私には適温でした）と、熱湯（かなり熱い）があり、この他に人肌の温度にした小さな浴槽もありました。サウナは休止していました。露天風呂は実質水風呂で、ここだけは子供がプール代わりに泳いでも良いそうです。
この他、家族風呂、カラオケやカプセルホテル、コインランドリーも併設されていました（食事処もありましたが営業しているのか不明）。
施設は古くなっていますが、できた頃はかなり立派な施設だったと思います。ただ、大浴場などは清掃はしっかり行われているようでした。
設備は古くとも、良い泉質をお手頃値段で…という方にはおすすめかなと思いました。

宿泊施設として知られていますが、元々は歴史のある立ち寄り湯で、このクチコミ・評価も立ち寄り湯としてものものです。
立ち寄り湯は旅館側の入口の反対側にあり、庶民的な雰囲気が漂います。
露天はなく、それほど広くはありませんが、大きな内湯の中に寝湯、ジェット風呂、打たせ湯、水風呂があります。ミストサウナは夜間と土日祝のみ稼働しています。
施設は若干古くなっているものの、泉質は山鹿温泉のトロトロのお湯で最高です。しかもお湯の量は物凄くて、惜しげもなくドバドバと浴槽に注がれます（もちろんかけ流し）。
料金は300円なので、コスパは高いです。しかも回数券を利用すると６枚で1000円（一回当たり166円）。近くに住んでいたら毎日通うかも。

立ち寄り湯で利用しました。
旅館…ですが、大衆演劇の観劇で知られている施設です。
施設はちょっと古くなっています。入浴料350円を支払い、奥の大浴場へ。
脱衣室のロッカーは100円で返却されない方式のようです
大浴場はとてもユニークな作りで、平山や山鹿の他の施設では見たことがない形です。
脱衣室から入ると、下に下っていく三層構造になっていて、一番上の一層目があつ湯。階段を五段下るとゴムの木が生い茂ってジャングル風呂風の岩風呂。ここは適温です。
そして、さらに二段階段を降りると三層目で打たせ湯とぬる湯（ジェットバス付）があります。ここの打たせ湯はハンパない湯量です。
露天はないけど、全体が半透明の構造で温室の中のようで、気分は半露天的な感じもします。全体的に古くはなっているけど、大浴場の人が動きまわる範囲はきれいに清掃されていました。尚、カランはなく、お湯をくみ出して体を洗います（各層にいくつか固形石鹸と椅子と洗面器が置かれていました）。
お湯はアルカリ性単純硫黄泉の素晴らしいもので湯量も豊富です。温泉としての実力は高い。古くはなっているけど、三層構造のユニークさは温泉ファンなら一度は見ておきたいものだと思いました。

山鹿温泉旅館恵荘の中の施設（大浴場）ですが、立ち寄り湯としても半独立したような感じで、専用の入口もありました（旅館の入口の反対側）。
料金は200円と格安で、お湯はかけ流しのアルカリ性単純泉。山鹿特有のトロトロのお湯が低料金で楽しめます。全体的にぬる湯でした。
施設は若干古くなっています。
大浴場は内湯二つに露天一つ。サウナ等はありませんでした。露天は広くないものの、庭園が緑豊かで、夏場などは木陰ができて気持が良いことと思います。ただ、雑草が生い茂り、思わず草むしりをしたくなりました…もうちょっとお手入れされればかなり良い露天になることと思います。
脱衣所は、籠がたくさんあり、常連さんはそちらを利用している模様…。ロッカーもありますが、100円で戻らないタイプ。ちょっと残念。せめて10円タイプにして欲しい…。エアコンはなく、夏場はちょっと暑いかも。ドライヤーもなく、低料金なので仕方ないかな。
しかしこの値段で良質の湯が楽しめるのはなかなかコスパは高いと思いました。

福岡県直方市が発祥の地である「もち吉」の大牟田店です。
以前は市の北の方にあったそうですが、現在は熊本県荒尾市との境に近いあたり、国道208号線沿いにあります。駐車場は十分な広さがありました。
店舗は新しくて清潔感があり明るい雰囲気。売り場も広すぎず狭すぎず、商品を見やすい広さでした。ディスプレイも工夫してあって楽しく見られました。
もち吉の魅力は多彩な種類の煎餅と、贈答用から家庭用まであること。今回は自家用だったので、何種類かの煎餅が入っているお徳用の袋を買いました。お値段的にも満足です。また輸送途中で少し割れたのとか、賞味期限が近いものも安く売っていました。家庭で食べるにはこちらで十分。楽しく買い物できました。スタッフの方々の接客も良かったです。

大牟田市の宮原町にある神社です。承平三年(９３３年)、菅原道真を祀り創建されました。
古い歴史があり、県文化財に指定された二つの石塔が保存されています。
地元に親しまれている神社です。三月と九月には半年間ついた嘘を悔い改める「うそ替え大祭」も催され、大変賑わうそうです。
境内からは世界遺産に認定された三池炭鉱宮原坑の竪櫓も見えました。宮原という地名自体が、この駛馬八幡宮に由来してるそうです。
境内には社務所があり、御朱印も発行されています。駐車場やトイレもあり、世界遺産巡りの途中で立ち寄っても良いかも知れません。

高木食品というよりも、好吃（ハオツ）の小籠包の本店といった方がわかりやすいかも知れません。
南関町から平山温泉方面への道の途中、和水（なごみ）町にあります。店頭で看板商品の小籠包、中華ちまき、酒饅頭などを販売しています。
小籠包は店頭で蒸してあるものを詰めてもらい熱々でした。湯気美味しそうに立ち上り、食欲をそそります（テイクアウト専門のようです）。味はしつこくもなく、素直な感じ。肉の旨味も感じられて美味しかったです。
八個入りで640円ですが、一個あたり80円でばら売りもしているそうです。

メルクス大牟田というショッピングモールにあるチェーン系のラーメン屋さんです。
メニューはトンコツラーメンが数種類（トッピングなどが違います）、チャーハン、餃子など。また定食類もあります。
ラーメンは昔懐かしい町のラーメン屋さんのテイスト。トンコツ独特の臭味はあまりなく、マイルドで食べやすい味です。ご飯、餃子、チャーハンなどとのセットも数種類あり。また定食類も数種類ありますが、サラダなども付いて800円。コスパは良いと感じました。
店内も清潔、接客も良く、気軽に食事を楽しめるお店でした。

福岡県大牟田市の上官町にある集治監（当時の国立の刑務所）跡の史跡で外塀が残っています。
三池炭鉱は明治６年（1873）から囚人労働が始まり、福岡・佐賀・長崎・熊本の刑務所から囚人が送り込まれましたが、さらに人員を増やすために、当時の主力抗の近くに三池集治監が設置されました（明治16＝1883年）。昭和５年（1931）に囚人労働は終わり、集治監も閉庁します。
囚人労働はその過酷さから亡くなる人、自殺する人も少なからずいました。世界遺産に登録された宮原坑は囚人から修羅坑と呼ばれ、恐れられたそうです。
初期の三池炭鉱が囚人労働によって支えられ、それにより日本が産業化・近代化していったことを思えば、その歴史を知っておいた方が良いと思います。
跡地は現在は福岡県立三池工業高校になっています。外塀は学校の東側だけでなく西側にも残っていました。
駐車場、トイレなどはありません。私は車で行きましたが、宮原坑の駐車場において、歩いて往復しました（片道10分ちょっと）。

菊池温泉の周湯券を利用して立ち寄り湯で利用しました。
菊池温泉の中でも大きくてきれいなホテルです。皇室の方々も立ち寄るという格式ですが、意外にも立ち寄り湯も利用しやすい施設でした。
大浴場は内湯、露天各一つとシンプルですが、メンテナンスも良く清潔感もあって気持ちよく利用できました。なにより源泉かけ流し・加温加水消毒なしと素晴らしい温泉で、菊池温泉特有のヌルヌルでなおかつしっとりしたお湯は素晴らしかったです。
和風と洋風と二つの大浴場があり、男女日替わりということです。
料金は600円ですが、上述の周湯券（3枚1500円）も利用でき、また笹乃屋独自の回数券（3枚1200円）は尚お得になります。
尚、脱衣室は籠のみで、ロッカーはないので、男女入口の間にある貴重品ロッカー（100円リターン式）を利用した方が良いです。
ロビーや通路には鎧兜や掛け軸などが飾られていますが、かわいいイラストも多数飾られており、格式の中にも親しみやすさを感じました。

世界遺産に登録された三池炭鉱の坑としては、万田坑と並ぶ史跡で、第二竪坑とそれに付随した煉瓦造りの捲上機室が残っています。
規模としてはコンパクトですが、無料で見学できてガイドも受けることができます。理解を深めるためにもガイドを受ける方が良いと思います。
三池炭鉱では明治初期から囚人労働が行われましたが、宮原坑もその一つであり、近くには三池集治監も設置され、その過酷な労働から「修羅坑」と恐れられたそうです。
負の歴史も数多く併せ持つ三池炭鉱。そこから掘り出された石炭が日本の近代化に大きな役割を果たしたことを考えると、ネガティブな面も知っておく必要があると思います。
（三池集治監跡は外壁が残存しており、宮原坑から歩いて行けます）

宮原坑と万田坑、共に明治後期に開坑しましたが、万田坑が後の四山坑や三川坑に続く近代的な炭鉱の最初の坑であるのに対し、宮原坑は江戸時代から続く旧時代の因習を引き継いだ最後の坑ともいえます。両坑を見学することで、三池炭鉱を幅広く理解できると思いました。
駐車場には電気機関車をイメージしたトイレ（とても清潔）もありました。

熊本市を所要で訪れた帰り、どこかで温泉を、と思い立ち寄り湯で利用しました。
道の駅すいかの里植木で共通回数券（6枚で2,000円、植木温泉観光旅館組合加入の施設で利用できる）を購入していたので、一人当たり333円で利用できました。
ロビー、フロント共にコンパクトながらも家庭的で温かい雰囲気。清潔感があって好印象。大浴場はロビーからも近く、立ち寄り湯でも利用しやすいです。
大浴場は内湯に大きな浴槽が一つ。露天が岩風呂一つ。シンプルですが、お湯がヌルトロでびっくり。入り初めだけでなく、あがるまでずっとヌルヌルしていました。このお湯なら華美な装備は不要、心行くまで温泉を堪能できました。露天の浴槽部分には半透明の屋根が付いており、雨の日だったので助かりました。
泉質はアルカリ性単純泉。加温なし、夏場のみ加水あり。かけ流しです。消毒ありですが、塩素臭は感じられず、むしろヌルトロ感に圧倒されました。
脱衣室は籠のみでロッカーはないので、この点のみ注意です。

世界遺産、万田坑のお隣にある施設です。
地域のコミュニティセンター風の施設で、その中に資料室があって無料で見学できます。
スペースが限られてるで、展示そのものは限られていますが、ジオラマ風の採炭風景の歴史的変遷の模型があったり、かつての万田坑付近の地図があったりと、見学者の目的次第では興味深い資料があります。また展示の奥の方に、かつての炭鉱の風景・働く人々の生活ぶりなどがありました。
無料で見学できるし、万田坑見学と一緒に見て行っても良いかと思います。スタッフの方も親切でした。
場所は万田坑駐車場から道路を隔てて向かいにあります。万田炭坑館にも駐車場があるので車での移動も可。

万田坑正門と駐車場の間、絶妙な場所にある物産館です。
万田坑見学は結構歩くしアップダウンもあるので、意外に疲れます。ちょっと休憩したい…と思う場所にあります。万田坑のチケットを購入するとソフト＆コーヒーに利用できる50円の割引券をも貰えます。店内にはイートインコーナーもあり、窓側の席からは万田坑の第二竪坑を見ながら休憩できます（外にもベンチがあります）。
食べ物はカレーが二種類。炭鉱カレーは石炭をイメージした黒っぽいカレーですが、お肉にタンを使っているようで辛さの中にもまろやかな感じ。荒尾梨カレーは甘そうに見えて、ルーは意外にスパイシー。同じカレーでも味わいは全然違って楽しめました。
物産コーナーも、小さいながらも品揃えが良く、有明海の海苔を自家用に購入。地元のお客さんらしき人が、お酒や焼酎の発送を頼んでいるようでした（お歳暮？）。
屋上には展望コーナーもあり。二階の高さなので劇的な展望ではありませんが、地上とは微妙に違うアングルで万田坑周辺が見られます。駐車場もありました。
店内も明るく清潔、小さな観光案内窓口もあり、思った以上に利用価値が高い物産館でした。