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 鵯越と言えば義経の逆落としである。<br /><br /> しかし、敢えて疑問を呈したい。<br /><br /> 通説ではとても通れそうもない崖を義経が「鹿は通るか」と聞いて、「鹿が通れるなら馬も降りれよう」ということで鵯越の奇襲を敢行したとの事である。<br /><br /> でも、ちょっと待って、ちょっと待ってお兄さんである。<br /><br /> 鹿やカモシカは崖が得意なのだ。ヒマラヤでユキヒョウに追われるカモシカは断崖絶壁の崖を猛スピードで駆け降りる。アフリカには群れで木に登るヤギもいる。ダムの絶壁で塩分補給のカモシカもいる。<br /><br /> しかし馬は草原で育つのだ。崖は苦手のはずじゃないのか?<br /><br /> 余談であるが馬に長時間乗る騎馬武者は痔が悪くなるらしい。義経の家来にも痔持ちがいたらしく、熊谷痔ろうを直さねばなんてね。

無理は義経、馬でも平家? どらぞんの不定期企画~鵯越から摩耶へイッタっきり!

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2017/01/31 - 2017/01/31

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旅行記グループ スーパーカブでゴー!Vol.2

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26

熟年ドラゴン

熟年ドラゴンさん

 鵯越と言えば義経の逆落としである。

 しかし、敢えて疑問を呈したい。

 通説ではとても通れそうもない崖を義経が「鹿は通るか」と聞いて、「鹿が通れるなら馬も降りれよう」ということで鵯越の奇襲を敢行したとの事である。

 でも、ちょっと待って、ちょっと待ってお兄さんである。

 鹿やカモシカは崖が得意なのだ。ヒマラヤでユキヒョウに追われるカモシカは断崖絶壁の崖を猛スピードで駆け降りる。アフリカには群れで木に登るヤギもいる。ダムの絶壁で塩分補給のカモシカもいる。

 しかし馬は草原で育つのだ。崖は苦手のはずじゃないのか?

 余談であるが馬に長時間乗る騎馬武者は痔が悪くなるらしい。義経の家来にも痔持ちがいたらしく、熊谷痔ろうを直さねばなんてね。

旅行の満足度
4.0
同行者
一人旅
交通手段
私鉄 徒歩

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  •  ヒマラヤではカモシカが天敵の少ない崖で暮らしている。

     ヒマラヤではカモシカが天敵の少ない崖で暮らしている。

  •  アフリカのモロッコではヤギが群れで木に登り、平地には少ない葉を食べるのだ。

     アフリカのモロッコではヤギが群れで木に登り、平地には少ない葉を食べるのだ。

  •  ダムの絶壁で塩分補給するカモシカ。

     ダムの絶壁で塩分補給するカモシカ。

  •  もうひとつ、ダムの絶壁のカモシカ。

     もうひとつ、ダムの絶壁のカモシカ。

  •  しかし馬は草原にいるので崖は不得手。<br /><br /> ドラゴンの「鵯越の逆落とし、馬では無理」説は今学会で物議をかもしているらしい。

     しかし馬は草原にいるので崖は不得手。

     ドラゴンの「鵯越の逆落とし、馬では無理」説は今学会で物議をかもしているらしい。

  •  さて、前置きが長くなったがドラゴンの旅行記は前置きがメインなのでご容赦を。<br /><br /> 本編は付け足しの報告記に過ぎない。<br /><br /> ということで前置きが続くのだが、最近の一押しは「みやぞん」の「世界の果てイッタっきり」である。<br /><br /> いつもはバイクで登山口まで行くスタイルのドラゴン登山だが、今回は鵯越から西六甲縦断なので元の登山口へ戻れないので電車で行ったのである。<br /><br /> 元の所へ戻らないので「イッタっきり」なのだがタイトルの説明までしてしまっては面白くも何ともないのだが、知らない人のためにご紹介。

     さて、前置きが長くなったがドラゴンの旅行記は前置きがメインなのでご容赦を。

     本編は付け足しの報告記に過ぎない。

     ということで前置きが続くのだが、最近の一押しは「みやぞん」の「世界の果てイッタっきり」である。

     いつもはバイクで登山口まで行くスタイルのドラゴン登山だが、今回は鵯越から西六甲縦断なので元の登山口へ戻れないので電車で行ったのである。

     元の所へ戻らないので「イッタっきり」なのだがタイトルの説明までしてしまっては面白くも何ともないのだが、知らない人のためにご紹介。

  •  さらについでにこれが「ヒヨドリ」である。

     さらについでにこれが「ヒヨドリ」である。

  •  これはK1の「ヒヨードル」、関係ないか!

     これはK1の「ヒヨードル」、関係ないか!

  •  今日は鵯越から菊水山、鍋蓋山、再度山、市ケ原を経て摩耶山へ、さらに天上寺跡から青谷道、旧摩耶道から雷声寺を経て新神戸さらに三宮まで約22kmを8時間かかって歩いたのである。<br /><br /> この鵯越から摩耶山へのルートは六甲全山縦走の一部であり、全山の距離は54kmなので今日のペースで換算すると体力、脚力が続くと仮定しても約19時間かかる計算になる。<br /><br /> ドラゴンに全山縦走は絶対無理と確認できたのである。

     今日は鵯越から菊水山、鍋蓋山、再度山、市ケ原を経て摩耶山へ、さらに天上寺跡から青谷道、旧摩耶道から雷声寺を経て新神戸さらに三宮まで約22kmを8時間かかって歩いたのである。

     この鵯越から摩耶山へのルートは六甲全山縦走の一部であり、全山の距離は54kmなので今日のペースで換算すると体力、脚力が続くと仮定しても約19時間かかる計算になる。

     ドラゴンに全山縦走は絶対無理と確認できたのである。

  •  全山縦走路だけあって標識は充実している。

     全山縦走路だけあって標識は充実している。

  •  菊水下から西を望む。<br /><br /> 鵯越の向こうは高取、横尾、栂尾、鉄拐、旗振であろうか。<br /><br /> 

     菊水下から西を望む。

     鵯越の向こうは高取、横尾、栂尾、鉄拐、旗振であろうか。

     

  •  まずは難所の菊水制覇!

     まずは難所の菊水制覇!

  •  まだまだ先は長い。

     まだまだ先は長い。

  •  天王吊橋を渡り有馬街道を跨ぐ。

     天王吊橋を渡り有馬街道を跨ぐ。

  •  鍋蓋山制覇!

     鍋蓋山制覇!

  •  再度山にある大龍寺の山門。

     再度山にある大龍寺の山門。

  •  伏見稲荷に行かなくても赤い鳥居を楽しめる。

     伏見稲荷に行かなくても赤い鳥居を楽しめる。

  •  市ケ原へ降りて摩耶へ向かう。

     市ケ原へ降りて摩耶へ向かう。

  •  天狗道を通って摩耶へ。

     天狗道を通って摩耶へ。

  •  摩耶山までもう一息。

     摩耶山までもう一息。

  •  ついに摩耶山制覇! ここまで16km、5時間45分。

     ついに摩耶山制覇! ここまで16km、5時間45分。

  •  天狗道の上には天狗岩大神。

     天狗道の上には天狗岩大神。

  •  下りは赤松円心の碑など見ながら青谷道へ。

     下りは赤松円心の碑など見ながら青谷道へ。

  •  現在は上の摩耶別山に移築されたが天上寺の仁王門が残っている。

     現在は上の摩耶別山に移築されたが天上寺の仁王門が残っている。

  •  旧摩耶道を経て新神戸駅を目指す。

     旧摩耶道を経て新神戸駅を目指す。

  •  雷声寺までくれば新神戸駅はもうすぐだ。<br /><br /> 8時間近く歩いたので膝が悲鳴を上げているが、節約のため三宮までさらに歩いて帰ったのであった。<br /><br /> 天気も義経、しんどくても平家。

     雷声寺までくれば新神戸駅はもうすぐだ。

     8時間近く歩いたので膝が悲鳴を上げているが、節約のため三宮までさらに歩いて帰ったのであった。

     天気も義経、しんどくても平家。

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この旅行記へのコメント (7)

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  • わんぱく大将さん 2017/02/27 02:32:24
    根性すわっとるわ〜
    熟年ドラドンさん

    あんな崖っぷちにいる動物の根性、ほんま座っとるで〜いや、立ってるけど。。。

     大将
  • Naoki Takahashiさん 2017/02/02 04:49:55
    お疲れ様でした~(*≧∀≦*)
    友人が、六甲全縦走の大会によく参加してるらしいのですが、やはり過酷らしいです。
    まぁ僕は、好きな時に休憩して、好きな時に風景を堪能し、のんびりスタイルなので、僕も全縦走は無理でしょうねぇ~(*≧∀≦*)
    この前も厳冬期の大山へ登りに行きましたが、休憩せずに頂上まで登ったら、下山時に両足が吊って、急斜面を降りる時は、非常に怖かったです…(´・ω・`)
    やはり、まめに休憩をし登らないといかんですな~。
  • mr-japonさん 2017/02/01 21:33:03
    いやはや毎度脱帽です:・・・・
    100m離れた所へ行くにもついマイカーを使う私、単独海外旅行するには先ずは体力づくりですね。今日から、いや、明日からは心を入れ替えて体を鍛えることにしました〜〜

    自宅近くには300mの手頃な山が、また海は目の前にあり川も近いです。恵まれた環境にいるにも関わらず楽してばかりで、、、『頑張ります』・・・・・・・・・・・・


  • ソウルの旅人さん 2017/02/01 15:01:20
    前置きの追加
    タイトル後半の「どらぞんの・・・・行ったきり」は私には意味不明であった。前置きにてその意味を説明してあったので、納得した。
    事前に分かってもらえないであろうと推測して、その意味を解説しておくのは、ネタばらしで辛い。辛いけれど、説明がないと意味が「行ったきり」になってしまうところでした。

    熟年ドラゴン

    熟年ドラゴンさん からの返信 2017/02/01 17:16:22
    RE: 前置きの追加
     私はパロディやダジャレが好きなのでついついそちらに走るのですが、元が分からないと理解できないところが辛いですね。

     「無理は義経とか馬でも平家」「天気は義経」位のダジャレは説明しようがないので祈るのみです。

     「熊谷痔ろうを直さねば」は須磨で敦盛を討ち取った「熊谷次郎直実」ですが、平家物語知らない人には通じないかもですね。

     「世界の果てイッテQ」という番組の不定期企画で「世界の果てイッタっきり!」というのをやっていて、「うそで〜す!」の森山あすかとこの「みやぞん」(ANZEN漫才)が最近人気です。

     昔の馬は木曽駒とか山育ちなので崖でも下りられるかもという指摘を友人から受けました。鵯越の逆落としは事実だと思いますが、現在言われているような崖ではなくもうちょっと単なる急坂ではなかったかと思う次第です。
  • ソウルの旅人さん 2017/02/01 14:07:02
    馬と坂道
    前置き中心なので、イントロに拘ってみる。
    日本のサラブレッドは栗東トレセンに坂路調教コースが出来てから、世界の一流になった。坂路を必死に駆け上がる調教フィルムは毎週見ている。馬は坂道を上手に登ることは出来る。しかし、その映像は登ってくる場面だけで、登りきったら消えてしまうので、坂を下るシーンは見たことがない。登りきったあとはどうしているのであろう?
    登りきった以上は下りなければならない。推定であるが、馬は坂道を器用に下りられると思われる。

    考え抜いた立派な結論と思ったが、読み返してみると、参考にもならないか!


  • masamimさん 2017/02/01 08:34:53
    ドラゴンさんが、鵯坂を駆け降りるのかと思いましたよ^^
    ドラゴンさんこんにちは!masamimです。

    どのヤギもカモシカもすごいところで暮らしてるとは思いますが・・
    モロッコの木に登ってるヤギの映像は、とても実際のものとは思えませんね。
    だいたい丸々太ってますし^^CGみたいです!

    尾根歩きの旅程って、だいたい8時間くらいだったと記憶してます。

    六甲全山縦走すると54キロですか?
    そんなんじゃだれも1日で踏破する人なんていませんもんね。
    ルート内に山小屋あるんでしょ?
    新神戸やに三宮に近いなら、ルートを外れてかわいいペンションに泊まるとか^^

    あら!縦走大会なんてあるんだぁ・・
    鉄人大会ですね^^

    ところで、鵯坂は縦走ルートから望めるだけみたいな。
    やっぱり馬で駆け降りるのは無理ですか?

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