キレット制覇！？　～標識だらけのハイク報告～

2013/11/16 - 2013/11/16

　「キレット」って英語だと思っていたけど日本語だったのね。

　「切戸」と書くらしい。

　槍や西穂の断崖絶壁を想像するけど、今日行ったのは社家郷山のキレットルート。

　なぜかキレットという名前が付いてるけど単なる急坂。

　前回道に迷って知らないところへ一人で行くのは懲りたはずのドラゴンであるが、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の諺通り好天に誘われまたもや来てしまった。

　本格的な登山のできないドラゴンは新穂高とかシェール槍とか播磨アルプスとかまがい物の山しか行けない。
　

エリア 西宮・芦屋(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

　阪神西宮駅までは自転車で行く。

　鷲林寺方面行きのバスに乗って、甲山高校前まで行く。

　宝塚方面に少し歩くと案内板が見える。

　社家郷山キャンプ場横から登り始める。

　本来はこの階段を登って山に入るのだが、必ず何かしら間違えるドラゴン。

　間違ってキャンプ場に入ってしまった。

　予約のお客と間違われご丁寧な応対を受けるも、単なるハイカーであることを告げ道を尋ねる。

　教えられた通り進むと、「キャンプ場内客以外は通行禁止」の金網が。

　すみませんね、客でもないのにウロウロしちゃって。

　内から外へ出させてもらう。

　この辺りは「四季の道」という周回コースがある。

　「体調、装備は万全ですか」という警告看板あり。

　ゴム草履にシャツ一枚で富士山に挑む無謀な外国人がテレビで紹介されていたが、ここにも向こう見ずなハイカーがいるのか？

　もしかして俺のことかも？

　　今日はキレット制覇が目的なので、「樫ヶ峰」ルートとは逆方向へ。

　「樫ヶ峰コース」ともう一つの「林間コース」の標識はあるのだが、「キレットコース」の標識はこの先にしかない。

　予備知識がないと「あれっ！」と思いそうである。

　大した地図も磁石も持たないドラゴンなので、充分な下調べをしていてよかった。

　やっと「キレットルート」の案内板あり。

　ここからはしっかり案内板が充実している。

　一旦下って沢を渉る。

　一応尾根筋を行く。

　急な登りではトラロープを張ってくれてある。

　くずれ壁岩。

　途中、少し下ったところに「キレット展望台」がある。

　キレット展望台。

　展望台からの眺望。

　左はお馴染み「甲山」

　北山ダム、ゴルフ場、甲山高校などが見える。

　目の前が多分「社家郷山」

　再びルートに戻り、「東三ッ辻出合」から縦走ルートに入り「馬ノ背」を過ぎる。

　北側に見えるのは上級者ルートの「痩せ尾根」らしい。

　今度、挑戦してみるか。

　樫ヶ峰山頂から今回は「樫ヶ峰ルート」で下山する。

　「ネコ柳の池」から道路へ抜けられるらしい。

　「六甲保養荘」からバス道を通って、「甲山高校前」バス停まで戻った。

　　めでたし、目出度し。

　本日出会ったのはキャンプ場の管理人一人だけだったので、人物写真が撮れなかった。

　ところで「キレット」はどこだったのだろう？

この旅行記へのコメント （2）

• masamimさん 2013/11/18 09:39:50

  キレットルートってすごい名前です！

  熟年ドラゴンさんこんにちは！
  
  宝塚あたりには、尾根歩きにいい山がたくさんあるんですね。
  うらやましいです！
  
  私の家から近いと言えば丹沢山塊ですが、
  1500メートルほどの山並とはいえ、昇り口は低いところなんで標高差がすごくて高齢者には難しいんですよね・・
  
  ところで、今回の登山（？）。
  「キレットルート」とはすごいネーミングですね。
  
  展望台からの眺望。特に縦走ルートに入る「馬ノ背」ってあたりは雄大です！
  
  また、健康なお姿を見せてくださいね！
  
  
  masamim

  熟年ドラゴンさん からの返信 2013/11/18 14:30:41

  RE: キレットルートってすごい名前です！

  masamimさん、いつもコメントありがとうございます。
  
  　六甲周辺はバスで登山口近くまで行けば、散歩に毛が生えたようなハイキングです。
  
  　尤も、散歩のつもりが迷って藪漕ぎする羽目になったりのドラゴンですが。
  
  　「キレットルート」はキレットを登るルートではなく、キレットが横から見られるルートのことかもしれません。
  
  　素人のドラゴンでも難なく登れ、「どこがキレットやねん！」というようなところでした。
  
  　これからもよろしくお願いします。