2016/07/02 - 2016/07/06
71位(同エリア342件中)
まみさん
私の海外旅行といえば、ここ何年も、ロシアを含む夏のヨーロッパなのですが、ヨーロッパの夏は、日本の夏に比べると、日本の春のように花にあふれているとつくづく思います。
日本の夏も花が豊かですが、それ以上に緑が多い印象なので、夏のヨーロッパに行くたびに、日本の春を思い浮かべるのです。
もっとも、春のヨーロッパはあまり知らないので比べようがないのですが、ヨーロッパの春はきつともっともっと花にあふれているのでしょう。
でも、やはりヨーロッパ、少なくとも私の今回の旅先の郊外の野原や花壇が整備された街中をふりかえっても、日本の春を連想します。
だって、7月となると、我が家の近辺では、もうバラもアジサイもピークを過ぎていますが、ロシアではまだまだ見頃でしたから。
野原には春の花のシロツメグサが敷き詰められています。
もちろん、夏の花も見かけます。レースフラワーやユリは、日本でも夏の花のイメージです。
花撮影が好きな私は、海外旅行先でも花がメインの写真をよく撮ってきます。
写真だけを見ると、海外で撮ったか、日本で撮ったか分からないものになってしまうものお構いなく。
でも、今回は、訪れた都市の先々での観光ハイライトが修道院ばかりだったので、花のある修道院の写真の方が多くなりました。
まこと修道院は、花の宝庫です。
花のある風景写真のテーマで集めた写真の数が多くなってしまったので、旅行記を前後編に分けました。
前半は7日目までで、ロストフ、ヤロスラブリ、コストロマ、ウグリチで撮った写真です。
<2016年ロシア黄金の環めぐりの旅の簡易旅程一覧>
2016/06/30木 職場から成田前泊
【成田泊:成田ゲートウエイホテル】
2016/07/01金 出国&モスクワ到着&駅前散策
【モスクワ泊:ヒルトン・レニングラーツカヤ・ホテル】
2016/07/02土 黄金の環の都市ロストフへ移動&観光★
【ロストフ泊:モスコスキー・トラクト・ホテル】
2016/07/03日 黄金の環の都市ヤロスラブリへ移動&観光1日目★
【ヤロスラブリ泊:パークイン・ラディッソン・ヤロスラブリ・ホテル】
2016/07/04月 黄金の環の都市コストロマへ移動&観光★
【コストロマ泊:スネグラーチカ・ホテル】
2016/07/05火 黄金の環の都市ヤロスラブリへ戻る&観光2日目★
【ヤロスラブリ泊:パークイン・ラディッソン・ヤロスラブリ・ホテル】
2016/07/06水 黄金の環の都市ウグリチ日帰り旅行★
【ヤロスラブリ泊:パークイン・ラディッソン・ヤロスラブリ・ホテル】
2016/07/07木 イヴァノヴォへ移動&パレフ・エクスカーション
【イヴァノヴォ泊:ソユーズ・ホテル】
2016/07/08金 プリョスへ移動&観光
【プリョス泊:ヴィラ・フォルテツィア】
2016/07/09土 プリョス観光2日目&イヴァノヴォに戻る
【イヴァノヴォ泊:ソユーズ・ホテル】
2016/07/10日 黄金の環の都市スズダリへ移動&観光
【スズダリ泊:ニコラエフスキー・ポサド・ホテル】
2016/07/11月 黄金の環の都市スズダリ観光2日目
【スズダリ泊:ニコラエフスキー・ポサド・ホテル】
2016/07/12火 黄金の環の都市ウラジーミル観光の後、モスクワへ戻る
【モスクワ泊:パヴェレツカヤ・プローシャチ・ホテル】
2016/07/13水 モスクワ動物園半日&出国
【機内泊】
2016/07/14木 帰国
※この旅行記の対象の日に★印をつけました。
詳細旅程はもう1つのブログ「まみ’s Travel Diarty」にハイライト写真と共に掲載しています。
(http://mami1.cocolog-nifty.com/)
「2016年ロシア黄金の環めぐりの旅〜詳細旅程と一日ごとのハイライト写真・前編」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2016/07/2016-b6ed.html
「2016年ロシア黄金の環めぐりの旅〜詳細旅程と一日ごとのハイライト写真・後編」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2016/08/post-e363.html
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- その他
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2016年7月2日(土)、黄金の環の都市ロストフ・ヴェリーキーにて
駅からホテルに向かう道すがら、車窓から、黄色い花がたくさん咲いた野原を何度も見かけましたが、あの花はきっとこれだろうと写真を撮っておきました。 -
日本ではあまり見かけない黄色い花
とはいえ、私が見かけないだけか、日本では開花時期がずれている可能性もあります。
名前は分からず。 -
道路脇で見つけたこんな花にも惹かれ
ハッカ系のハーブ系でこんな花を見かけた気がするのですが、思い出した花はずいぶん違っていました。 -
ひようひょうとしたかんじがいい
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全体がくす玉のようになるレースフラワー
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ロストフの最大の観光みどころのクレムリンにて、ヴァスクレセーニエ教会とバラ
夏のロシアはまだまだバラが花盛りです。 -
バラを愛でつつ、緑の玉ネギ屋根がキュートな教会が見え隠れする
ロストフのクレムリンのイオアンナ・バガスラヴァ教会です。 -
同じバラを、アジギトリー教会の美しい壁を背景に
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アジギトリー教会脇は夏の花にあふれ
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凹凸があるかに見せかけただまし絵模様の壁のアジギトリー教会を背景に
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純白のユリの花がまぶしい
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アジギトリー教会を背景に
ユリの仲間です。
花や葉の付き方からすると、ヤブカンゾウやニッコウキスゲに近い気がします。 -
夏らしい花たちで華やかに
ギボウシは葉っぱも華やかです。 -
アジギトリー教会とクレムリンのバラ
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ロストフ・クレムリンのバラ
ロシアやこれまで見かけた東欧の花壇のバラは、ロゼット咲きのバラが多いです。
日本のバラ園よりも無造作に植えられているかんじが、かえって味わいあるというか、ほんのり異国情緒を感じることができます。 -
イオアンナ・ヴァガスラヴァ教会とクレムリンのバラ
-
クレムリン裏手のアートギャラリーにて
中に入ろうと思ったけれど、入口近くでくつろいでいた男の子が、入ってもいいよ、とも言わず、ただ無言で私をじっと見ていたので、なんだか決まり悪くなってしまい、入口のところでこの写真を撮っただけで引き返してしまいました。
もったいなかったです。 -
2016年7月3日(日)、黄金の環の都市ヤロスラブリにて
ヤロスラブリ最大のみどころの修道院に向かう途中で、トレフォレヴァ通りというところで見つけた修道院です。
外から見えた建物もステキだったので中に入ってみたら、奥にステキな花壇がありました。 -
青系のジギタリスがあざやかな一角
-
花壇の奥に潜む子は……
-
バガヤヴリェーン広場にて
ケイトウでカラフルに飾られた花壇がありました。
彫像の人物は誰かよく分かりません。 -
ヤロスラブリ最大のみどころの一つ、スパソ・プレオブラジェーンスキー修道院にて
イコン博物館の前の芝生を利用した花壇がステキでした。 -
よく見ると、クジャク花壇@
-
花のクジャクと修道院の城壁
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キンケイギク(金鶏菊)越しに見るスパソ・プレオブラジェーンスキー修道院の聖堂
キンケイギクは私の好きな花の一つです。
我が家の近辺では6月上旬に咲きます。 -
修道院内の白壁の建物にスカシユリが映える
-
半地下の窓辺のギボウシとキンケイギク
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修道院の奥の小さなゲート前で夕日を浴びるバラ
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壁のくぼみを利用した可愛らしい一角
リュートを弾くニワトリさんとキク科の花。 -
その隣のくぼみには、おねだりキツネさん?
実はこの一角は子供のためのすべり台やブランコなどがある一角でした。 -
紅白の花の競演と僧院食堂の窓
-
小さな花の海から顔を出したバラ
こういうバラの咲かせ方は、日本では見ない気がします。 -
格子窓がいい味を出している建物と花壇
-
ヴォルガ河沿いのヴォールシスカヤ河畔通りで目を引いたのは
-
フウロソウの仲間と思われる青紫の花
だけどみんなヴォルガ河の方を向いていて、後ろ向き。 -
こっちを向いている子は見つからず
この花はたぶん、東欧の夏でもよく見かけていたゼラニウム・プラテンセだと思います。 -
2016年7月4日(月)、黄金の環の都市コストロマにて
コストロマの最大のみどころであるイパチエフスキー修道院に向かう途中、オセトロヴァ・コリア通りで見つけたステキな修道院の庭の一角。
白い花はサフィニアかな。 -
コストロマ最大のみどころのイパチエフスキー修道院にて
丸い水玉のある緑の屋根は修道院の奥のゲート教会でした。
といっても教会の方は使われておらず、中は空でした。
花壇の方は、赤い花はケイトウだったかな。
青紫の花はアゲラタムで、オレンジはマリーゴールド。 -
白いアジサイはアナベルかな
アナベルにしては小さいような……。 -
修道院内はまことにおしゃれ
奥の建物は博物館となっていました。
花壇が整備されていて目に美しく、ベンチもあって一休みできます。 -
妖精のような花
アジサイの中でも、ノリウツギの方かしら。 -
修道院の白い塔を背景に
-
修道院の花壇と内側から見たイパチエフスキー修道院のゲート
-
コストロマの中心スサーニン広場近く、帆船のある花壇
向こう向いている彫像は誰か確認していないのですが、コストロマの建設者と考えられているキエフ大公のユーリー・ドルゴルーキーかしら。 -
2016年7月5日(火)、コストロマから戻った後のヤロスラブリ2日目にて
花で飾られたヴォルコフ(ヴォールカヴァ)広場。
背後にあるクリーム色の建物は、ロシア最古の劇場であるヴォルコフ劇場(1705年)です。 -
ヤロスラブリのソヴィエツカヤ広場にこんな可愛いディスプレイがあったとは@
あの建物の裏側は、ヤロスラブリで2番目の観光ハイライトの預言者イリヤー教会があるのですが、預言者イリヤー教会を見学した2日前には、こちら側がこうなっているとは気付きませんでした。 -
主役はムイシュキンちゃんたち
たぶん、ロシアのアニメか何かのキャラクター。
通りかかった現地の人が「オゥ、ムイシュキン! 可愛い!」とつぶやいていました。 -
ソヴィエツカヤ広場前のゲート教会と花のあるディスプレイ
手前のディスプレイの弓形の部分には、ロマノフ・ボリソグレプスクとか書かれています。
ヤロスラブリ州にあるトゥターエフという町の旧名のようです。 -
同じディスプレイの手前の市紋に「トゥターエフ」と書かれてある
そのまわりの藤色の花はアゲラタムです。
これまでロシアや東欧の花壇でよく見かけました。 -
川沿いに位置る、聖堂が並ぶロマノフ・ボリソグレプスクの町の絵に注目
その下を飾る花はサフィニアかな。 -
ヤロスラブリ州のブレイトヴォを紹介しているディスプレイ
中央の白い部分はカモメの形に見えます。 -
ヤロスラブリ州のポシェホニエ地区の紹介
こちらも川沿いの美しい町のようです。
絵看板の手前はテラスになっていました。 -
ヤロスラブリの聖なるゲート……かな
どこのことかな? -
ヤロスラブリから日帰りで訪れたウグリチのディスプレイ
ウグリチは、この翌日に訪れました。
看板のイラストは、ウグリチのクレムリンです。 -
ヤロスラブリ州のネクラソフスコエ地区のディスプレイ
写真の男性は、ロシアの理論物留学者ニキータ・アレクサンドロヴィッチ・ネクラソフではないかと思います。
町の名は彼に由来しているのでしょうか。 -
こちらは愛を謳ったディスプレイ
小さな東屋にはリュビームと書かれてあります。
「愛する」の意味の動詞のリュビーチの変化形だと思うので、「恋人」?
右のクマちゃんの上のハートに書かれてあるのは、「好きなところを歩くのが好き」?
右の人形の上のハートに書かれてあるのは、「いまは人生を謳歌しましょう」? -
右の可愛い老カップル人形に注目
ズームすると、ブランコというより、イスに座っているように見えます。
ソヴィエツカヤ広場のこれらのディスプレイは、なにかのキャンペーンかイベントのための一時的なものかと思っていました。
でも、6年ほど前のトラベラーさんの旅行記の写真にもあったのを見つけました。
ヤロスラブリには、ストレルカ噴水(Strelka Fountains)のように、最近整備され、観光スポットとしても人気があるスポットもあるのですが(あとで知ったので、見に行けませんでした)、このソヴィエツカヤ広場も同じように、比較的最近整備された新しいスポットだと思います。 -
ヤロスラブリ美術館の隣にあったニコーリ・ナジェチナ教会の入口
ここは現役の教会ではなく博物館となっていたので、フレスコぎっしりの美しい内部写真が撮れました。
その写真は、時系列の旅行記にて。 -
ニコーリ・ナジェチナ教会の入口で花を散らしていたのは
ウツギやエゴノキの仲間だと思うのですが、花の付き方がちょっと違うようです。
ウツギやエゴノキであれば、日本で花を咲かせるのは5月です。
花が散った後は、雪が降ったように見ごたえがあります。 -
庭園散策も楽しみで入ったヤロスラブリ美術館の庭園にて
アナベルのそばなのて、咆哮するライオンの像が妙に可愛く見えました。
足元に小さなライオンもいますが、ライオンの子供はまだたてがみはありませんよ。 -
ヤロスラブリ美術館の庭園にて、3楽師の彫刻と
-
3楽師の彫刻の前の花壇を広くフレームに入れて
花壇なので人の手が入っていると思うのですが、野花が自由に咲いているような無造作感があります。 -
アナベルがあちこちで可愛く満開だったヤロスラブリ美術館の庭園
アナベルは西洋あじさいの中でも遅咲きなので、我が家近辺でも開花時期は6月末から7月頭で、場所によってはちょうど同じ時期に満開だったと思います。 -
アナベルに囲まれたカップルの彫刻
-
洒落た家屋の窓辺とアナベル
-
2016年7月6日(水)、黄金の環の都市ウグリチにて
ウグリチの最大のみどころのクレムリンに到着したところです。
花壇の奥に見えるのは、ウグリチ・クレムリンの中心となるスパソ・プレオブラジェーンスキー聖堂です。
ヤロスラブリからウグリチを日帰りした日は雨がちでした。 -
スパソ・プレオブラジェーンスキー聖堂に向かう途中でふり返って
花壇の向こうに垣間見えた、雨にけぶるウスペンスカヤ広場がいいかんじでした。 -
ヴォルガ河から町に流れる小さな運河のほとりで・その1
芝生の一角がブーメランの形の花壇になっていましたが、ブーメランの全体をフレーミングしづらかったので、半々で撮りました。 -
ヴォルガ河から町に流れる小さな運河のほとりで・その2
運河の先のヴォルガ河畔には、停泊しているクルーズ船がちらっと見えました。 -
ロストフの中心のウスペンスカヤ広場にて
前半はここまで。
花のある景色の旅行記後編へとつづく。
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