2016年ロシア黄金の環めぐりの旅・ハイライトその２【ロストフ・ヴェリーキーのホテルと朝食】可愛いリゾートホテルっぽかったモスコスキー・トラクト（2.5つ星ホテル）

2016/07/02 - 2016/07/03

最初の黄金の輪の都市ロストフ・ヴェリーキーでは、駅からクレムリンまで駅前の道をまっすぐ行けばよく、徒歩で20〜30分、古い家並みなどを楽しみながら行けるというので、駅とクレムリンの間くらいに位置するホテルも、タクシーを使わずに歩くことにしました。
それには、全部で30kgにはなるフル装備では厳しいので、あらかじめ１泊分の荷物だけリュックに詰めて、残りの荷物は駅に預けて軽装で向いました。
ホテルに着くまで私の足で徒歩30分かかりましたが、のんびり街歩きを楽しみながら向かうことができました。

30分もかけて向かったこともあって、ホテルが見えてきたときは、その可愛らしい外観に感激しました。
初日にモスクワで泊まったヒルトン・レニングラーツカヤ・ホテルが、スターリン様式で、クラシカルでかっこ良かったのと対照的でした。

レニングラーツカヤ・ホテルは５つ星で、天下のヒルトン・ホテル系列だったので、比べてしまうと、ロストフで泊まったモスコスキー・トラクト・ホテルは、いろいろ劣る点がありました。
レセプションの人は英語が話せませんでした。
３つ星クラスのホテルでも、レセプションの人が必ずしも英語が話せるとは限らないことを思い出しました。
もっとも、ロストフの町は小さくて分かりやすく、駅とホテル間もホテルと最大のみどころのクレムリン間も徒歩で行き来できたので、レセプションの人に世話になる必要はなく、不便は感じずにすみました。
部屋にバスタブがあったので風呂につかりましたが、バスタブにためた水が黄色く染まってしまうのには、参りました。

でも、マイナスポイントは目をつぶって我慢できる範疇でした。
規模が小さいホテルで宿泊客が少ないので、落ち着けました。
夕方、レセプションホールで、貸し切りでパーティやっていたのは別として。

クレムリンに近いのと、荷物が少なければ駅まで歩けるロケーションは、非常に便利でした。
ホテルの目の前にバス停があったので、ある程度ロシア語会話ができて、その気になれば、駅からバスでもアクセスできると思います。
まだ旅程最初の１泊のみでしたので特に買い物は不要でしたが、隣に市場があるのも、便利ポイントになるでしょう。

※　　※　　※　　※　　※
今回のロシア黄金の環めぐりの旅では、14日間の旅程で、８か所のホテルに泊まりました！
というわけで、テーマ別ハイライト旅行記は、いつも宿泊ホテルと朝食を最初のテーマにしていますが、８か所のホテルについてそれぞれ旅行記を作成していこうと思います。

ちなみに、もう１つの海外旅行の話題専門のブログ「まみ’s Travel Diarty」（http://mami1.cocolog-nifty.com/）に、８か所のホテルを比較した記事をまとめました。
「2016年ロシア黄金の環めぐりの旅〜10都市の簡易旅程と８か所のホテルの比較感想」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2016/07/201511-d43a.html

＜2016年ロシア黄金の環めぐりの旅の簡易旅程一覧＞
2016/06/30木　職場から成田前泊
【成田泊：成田ゲートウエイホテル】
2016/07/01金　出国＆モスクワ到着＆駅前散策
【モスクワ泊：ヒルトン・レニングラーツカヤ・ホテル】
2016/07/02土　黄金の環の都市ロストフへ移動＆観光
【ロストフ泊：モスコスキー・トラクト・ホテル】★
2016/07/03日　黄金の環の都市ヤロスラブリへ移動＆観光１日目
【ヤロスラブリ泊：パークイン・ラディッソン・ヤロスラブリ・ホテル】
2016/07/04月　黄金の環の都市コストロマへ移動＆観光
【コストロマ泊：スネグラーチカ・ホテル】
2016/07/05火　黄金の環の都市ヤロスラブリへ戻る＆観光２日目
【ヤロスラブリ泊：パークイン・ラディッソン・ヤロスラブリ・ホテル】
2016/07/06水　黄金の環の都市ウグリチ日帰り旅行
【ヤロスラブリ泊：パークイン・ラディッソン・ヤロスラブリ・ホテル】
2016/07/07木　イヴァノヴォへ移動＆パレフ・エクスカーション
【イヴァノヴォ泊：ソユーズ・ホテル】
2016/07/08金　プリョスへ移動＆観光
【プリョス泊：ヴィラ・フォルテツィア】
2016/07/09土　プリョス観光２日目＆イヴァノヴォに戻る
【イヴァノヴォ泊：ソユーズ・ホテル】
2016/07/10日　黄金の環の都市スズダリへ移動＆観光
【スズダリ泊：ニコラエフスキー・ポサド・ホテル】
2016/07/11月　黄金の環の都市スズダリ観光２日目
【スズダリ泊：ニコラエフスキー・ポサド・ホテル】
2016/07/12火　黄金の環の都市ウラジミール観光の後、モスクワへ戻る
【モスクワ泊：パヴェレツカヤ・プローシャチ・ホテル】
2016/07/13水　モスクワ動物園半日＆出国
【機内泊】
2016/07/14木　帰国

※この旅行記の対象の日に★印をつけました。

詳細旅程はもう１つのブログ「まみ’s Travel Diarty」に掲載予定です。
（http://mami1.cocolog-nifty.com/）

エリア その他の都市(ロシア)

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: その他

駅から徒歩30分、目に飛び込んできた可愛らしいホテルの外観に感激！

入口を花壇のバラと一緒に

７月のロシアはまだまだバラの季節です。

ホテルの目の前にはバス停あり

ただし、今回の旅行中に見かけたバス停は、どこにも時刻表や路線などの情報がなくて、旅行者には利用しづらいと思いました。

バスが運行されていないわけでもない

バスが、どのくらいの頻度で来るか分からないというのは利用しづらいです。
駅前始発でメインストリート沿いにセントラルへ出るというようなバスは別として。
レセプションの人が英語が話せたら、そういう情報が引き出せたかもれしません。
あるいはレセプションの人を含め、地元の人でも、時刻表を気にせずにただ来るバスを待つだけかもしれません。
もっともホテルからクレムリンは徒歩で十分でした。

ガスツィーニッツァ（＝ホテル）・モスコスキー・トラクトの看板と共に

前庭の方を見やる

ふりかえって通りを見たところ

吹き抜けの円形ロビー

建物は３階建でした。

イスがふちにそって配置され、中央部分は夕方の貸し切りパーティーのときには舞台に早変わり

ロビーのレセプションと反対側にバーあり

おしゃれなバーは本日、夕方、貸し切りパーティーで利用できず（苦笑）

到着時、人がいた様子はないので、ホテルの規模や宿泊数から考えて、バーの設備はあっても、常時営業しているわけではないかもしれません。

ロビーの奥では中庭の方に出られるようになっていて

その手前のいいかんじの空間

ここもロビーといえるでしょう。

中庭はすっきり整頓された公園のよう

ロビーに飾られていた、どなたかの写真

男の子が可愛いので目をつけました。

10分くらい待って、チェックインでき、部屋へ向かう

円形の建物の奥に続く部分の１階の部屋となりました。

ゆったりとした落ち着いた部屋

家具とかは古いのやキズついたのがあって、きのうのモスクワで泊まったヒルトン・レニングラーツカヤの方がはるかに高級なのは分かりましたが、十分広々として落ち着ける部屋でした。

私の１泊分の荷物と

折りたたみリュックはタフレットも入っているので、ややぱんぱんになってしまいました。
一泊分の着替えと寝間着代わりのＴシャツと万が一のときの防寒着があるので、思ったより膨れてしまったわけです。
その他に、一眼レフと３本のレンズが入ったカメラバッグと、赤い書類カバンがあります。

ゆったりダブルベッドと、壁にはロストフのクレムリンの写真

ソファベッドになるソファとテーブル

今どきブラウン管のテレビにはちょっと驚きました。
机の戸棚に入っていた冷蔵庫の電源が入っていなかったので、コンセントを差し込みに入れる際にテレビを動かしたら、映らなくなってしまいました！
私はホテルにいるときはいつもテレビを付けっぱなしで、ロシア語の放送を聞き流しています。
実は音が全然ないと寂しいのです。
どうにかテレビがつかないかとあせったら、アナログ手段で、テレビをたたいたら、映りました（苦笑）。
電源が入っていなかった冷蔵庫の中は、はじめくさかったです。
でも、冷えてきた後からは、臭いはそんなに気にならなくなりました。

というわけで、外観の可愛らしさや、部屋のゆったりした広さなどから、はじめはヒルトン・レニングラーツカヤ・ホテルと遜色ないと思ってしまいましたが、いざ利用し始めると、さすがに５つ星ホテルのヒルトンと2.5つ星のこのホテルの差がいろいろと見えてきてしまいました。
でも、私には十分快適でした！
それに代理店経由でとったし、モスクワと地方都市とでの物価の差があるとはいえ、このホテルはヒルトンの半額以下でしたからネ。

部屋の入口近くのタンスと、扉の方

右手の扉はバスルーム。

バスルームの扉を開けると

バスタブあり

このバスタブにお湯をためると、水が黄色くなってしまうのには参りましたが、我慢して入りました。
洗面台の蛇口から水を出す分には、黄色く染まるほどではありませんでしたが、飲み水に適していないことはよくわかりました（苦笑）。

洗面台と最低限のアメニティ

こういうパッケージになったシャワージェルとシャンプーは、私にとっては使いづらいです。
必ずしも泡立ちが良いとはいえないので、たっぷりと使いたい私にとって、ボディソープは足らなくなるのです。そして逆に、海外旅行前に髪を短くカットするので、シャンプーは余ってしまいます。
でも、ずっと昔、もっと若い頃は、部屋にシャンプーもバスソープもないようなホテルに泊まっていて、持参していたものです。
それに比べると、どのホテルでも用意があって、一切持参しなくてすむのは助かります。

部屋のデスクの電話のそばに、ベープマットとソーイングキット

廊下にウォーターサーバーあり

これでミネラルウォーターを買い足さずにすませてしまいました。
観光中にミネラルウォーターを買って持ちも歩くのは大変ですし、観光が終わった頃に買って帰ろうと思うと、すでに商店は閉まっている時間なので、買うタイミングがなかったのです。

もしかしたら自転車レンタルできたかも

もっとも、ロストフでの観光は半日。
とにかくクレムリンをじっくり見学したかったし、あちこち回りたかったわけではないので、借りませんでした。

前庭の人工池からホテルの外観

ホテルのすぐと隣は市場

市場の商業アーケード入口付近

まだ旅程２日目では買い足したいものはなく、クレムリンに急ぎたかったので、こういう市場めぐりはしませんでしたが、ホテルのすぐ隣にこういうのがあるというのは便利だと思いました。

翌朝、円形の本館の３階の朝食レストラン会場

テーブルクロスが敷かれたテーブルで朝食をいただく

テラスに出てみる

テラスから見下ろした前庭の人工池

あの人工池は遊げません。
ちょっともったいない気もしました。

朝食バイキングの様子

きのうのヒルトンに比べると品揃えは少ないけれど、それでもいろいろあり

定番のハム・チーズの他に、温かい料理もいろいろあり

温かい料理として、カーシャ（ロシア版おかゆ）、スクランブルエッグ、ソーセージ、それからパスタがありました。

パスタとブリンチキ（ロシア版クレープ）を手前に、朝食をどどーん！

これでヤロスラブリに移動した後も、夕方までランチ要らずでもちました。

ロストフ・ヴェリーキーで泊まったモスコスキー・トラクト・ホテルのレポートは以上です。
次の都市のヤロスラブリで泊まったパークイン・ラディッソン・ホテル編へとつづく。