ちょっと待ってちょっと待っておじいさん、通行止めやと言われましてもここを通らな帰れまへんねん。

2015/06/05 - 2015/06/05

　梅雨入りしたけど午前中はもちそうなので、懲りずに原チャで山登り。

　行きはよいよい、帰りは恐い。

　アイスロードは道が崩壊で危険なため通行止めになっていた。

　六甲山は去年の台風のおかげであちこち通行止めである。

　しかし原チャリを六甲ケーブル駅に駐めたので、このルートを通らないと帰れないのだ。

　六甲山上交番でおまわりさんに相談すると「森林管理局がダメと言ってる以上、本官も行っていいとは言えません」という答えだったが、しばらく話し込んでいるとドラゴンの人品骨柄卑しからざる様子が伝わったのか、「あなたなら行っても大丈夫と思いますよ」とお墨付きをもらった。

　決して長時間ごねて「うん」と言わせたわけではない、と思う、多分。

　「事故があっても責任は取れませんよ」と釘を刺されたが、普通のハイキングコースで遭難しても責任は取ってくれそうもないので意味ないかも。

エリア 六甲山・摩耶山周辺(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩 バイク

　六甲ケーブル下の駅前に駐輪。

　油こぶし経由で山頂を目指し、アイスロードを通って帰る予定だった。

　舗装路を登って行くと老人ホームが沢山ある。

　そのはずれに登山口があった。

　六甲の登山口は住宅街の一角から入る事が多いので、こんな案内が無ければ「ホントにここが登山口？」と思うことしばしばである。

　結構な急斜面である。

　出だしはいつも快調のドラゴン。

　標識も充実しており道も歩きやすいがすぐに疲れるドラゴン。

　最初に山へ連れて行ってもらった時、「ゆっくり歩きましょう。追い抜かされても気にせずに。きっと彼らは疲れて休むので後で追い抜き返しますよ」と言われたが結局誰一人追い抜くこともなく、抜かれっぱなしで終わってしまった。

　油こぶしとはいったい何なのか、未だに謎であるがその展望台あたり。

　正面は六甲アイランドであるが東の方には芦屋浜、西宮浜、甲子園浜、鳴尾浜その先には大阪湾を一望できる。

　この岩が油こぶしのピーク？

　先日登った寒天道と合流し山上駅へ向かう。

　六甲ケーブル山上駅。

　山上からの眺望。

　六甲山記念碑台でグルームさんとツーショット。

　グルームさんらのお蔭で六甲山はハイキングの山として親しまれるようになったのだ。

　さて、記念碑台から帰るとするか。

　ところがアイスロードは通行止め。

　通せんぼされておりよいこは通れない。

　何事にも慎重なドラゴンはおまわりさんに相談すると「行けないことも無い」ということだったので警告無視して突破。

　途中道が崩れて危険個所有。

　台風の大雨で斜面が崩れたようだ。

　何とか乗り切り下山を試みる。

　沢筋に出ると道が分かりずらい。

　道なのかどうかもわからない。

　それでも谷越え、川越え先へ進む。

　トンネルを抜けるとそこはやっぱりアイスロードだった。

　当たり前か、冬なら「雪道だった」というフレーズが使えるのに。

　アイスロードの登山口にも通行止めの警告は貼ってあった。

　バイクを駐めたケーブル下まで無事生還。

　目出度し、めでたし。

　超熟練の山男ドラゴンならではの下山であったが、初心者、軽装、単独、コンパス・地図なし等の軽はずみな行動は慎むように、なんちゃって。

　ドラゴンすべてに当てはまる。

　畳の上と病院のベッドの上では死にたくないドラゴン。○上死してみたいものである。

この旅行記へのコメント （1）

• わんぱく大将さん 2015/06/16 01:37:46

  畳の上、病院

  熟年ドラゴンさん
  
  そうですか、そこでは死にたくないと。なら、救急車の中とか、もっと手っ取り早いのは、病院の近くに寺があり、その隣に火葬場のある。一番早いし、お金もかかりません、Ｃコースお勧めです。　Ａ，Ｂコースは又の機会にご紹介いたしましょう。
  
  　大将