2013/12/29 - 2013/12/29
617位(同エリア2655件中)
Rinさん
ポルトガルに到着したのは昨日だけど夜遅かったので今日が実質的な観光初日。
まずはベレンの観光から。
この日は朝からネットの旅掲示板で知り合った人とベレンを観光予定。
続きは旅行記をどうぞ。
日程
12/28(周辺)関空→フランクフルト→リスボン
12/29(日)リスボン周辺観光
12/30(月)1日バスツアー
12/31(火)リスボン市内観光
1/1(祝)リスボン→エヴォラ→コインブラ
1/2(木)コインブラ→ポルト
1/3(金)ポルト1日観光
1/4(土)ポルト→フランクフルト→
1/5(日)関空
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
本日観光初日。
まずは朝一番にメトロの駅に向かう。
なんでここにきたのかと言うと
この前の旅行記↓
http://4travel.jp/travelogue/10843410 -
交通機関の一日券を買うため。
こちらの自動販売機で購入。
この時点ではこの日使うかどうかわからなかったけど、いずれ使う事は間違いなかったので事前購入しとこうかなってことで。 -
ホテルに戻ってまずは朝ご飯。
7時からレストランは開いているはずだったけど、そこはポルトガル7時から5分ほどたってから開いた。 -
パンの種類は豊富。
-
ハムの種類もいろいろ。
-
ジュースは毎朝数種類。
まぁ毎日おんなじ種類だったけど。 -
特徴的なのはデザート。
ここまでデザートが充実している朝食ビュッフェも珍しい。
これはポルトガルならでは? -
こちらが私の選んだ朝食。
あまり時間がないのでちょっと控えめ。
急いで朝食を食べて、ホテルを出発。 -
前日に調べておいたバス停までダッシュ。
時刻表なんてものはなかったので、とりあえずバス停で待つ作戦。 -
幸いなことに私が乗りたいバスは3分後に到着予定。
この表示を見れば何分後にバスが来るか分かるのでとっても便利。 -
やってきたバスに乗り込みます。
現在時刻は7時半。
まだちょっと薄暗い。 -
ここで前日のエアロバスのチケットを見せて乗り込んだところOK。
このバス駅まで直行のはずだったけど、なぜか途中でいちどバスを乗り換えさせられた。 -
車窓を見ていると素敵なスターバックス発見。
思わず写真に撮ってしまう。
後で分かったことだけど、これはロシオ駅すぐ横のスターバックス。 -
あっという間に駅到着。
-
待ち合わせ時間までまだ時間があったので駅構内を散策。
あと早いからかほとんど人がいない。
あと土曜日ってこともあるかな。 -
駅構内にもアズレージョ。
ブルーが可愛らしい。 -
ネットの旅掲示板で知り合ったYさんとの待ち合わせはこちらの15番トラム乗り場。
無事落ち合うことができた。 -
早速ドラムに乗り込んでベレンへ。
ここでも前日のエアロバスのチケットを見せてみたらこれではダメと言う事。
万一の時のために一日券を購入していたので今回はそれを使用。
どうもこのエアロバスチケットの仕組みがよくわからない。
このドラムレトロでとっても可愛いんだけど、かなりガタガタして乗り心地はイマイチ。
その分旅情をたっぷり味わうことができた。
途中で検札が乗り込んできてチケットチェック。
一日券を買っといてよかった。
検札はこの旅行中何回かあった。
意外とマメなポルトガル。 -
乗り心地と車窓を楽しんでいる内にベレン到着。
目の前には世界遺産のジェロニモス修道院。
あまりの大きさにびっくり。 -
イチオシ
タイミングよくトラムが通りかかったので慌ててシャッターを押す。
-
しかしまだ修道院は開いていないので先に他の観光スポットを見学。
ここから見る修道院もきれい。 -
イチオシ
まずはこちら。
発見のモニュメント(Padrao dos Descobrimentos)
15世紀の大航海時代のモニュメントで1960年エンリケ航海王子の500回忌に建てられた。
朝早いせいか周りには誰もいない。 -
帆船と船を手にしたエンリケ航海王子を筆頭にポルトガルの大航海時代を支え活躍したヴァス・コ・ダ・ガマ(前から3番目)、マゼラン(ガマの後ろ)、フランシスコ・ザビエルなど偉人の雄姿をモチーフにして作られていて高さはなんと52m。
でかい!
実際に目の前にすると想像以上に大きかった!
エンリケ航海王子(1391〜1460)は国王の第5子として生まれポルトガルの海外進出の功労者。 -
こちらの後方にフランシスコ=ザビエル。
フランシスコ=ザビエル、ハゲ頭じゃないんだ…。 -
その向かいにはヨットがいっぱい停泊していた。
ヨットハーバーでもあるのかな。 -
イチオシ
反対側から撮った発見のモニュメント。
逆光だけどそれが逆になかなかいい味を出していてお気に入りの1枚。 -
そこからてくてく歩いて着いた場所は…こちらベレンの塔(Tower of Belem)。
1515年マヌエル1世の命でヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見の偉業を称えてテージョ川に築かれた要塞。
リスボンの港を守り船の通関手続きを行った。
周辺には某大国の観光客がいっぱい。 -
他国からやってきた船からは関税を徴収し、一方で旅立つポルトガル人をやさしく見送ったポルトガルの権威を象徴する塔でその美しさから「テージョ川の貴婦人」と呼ばれている。
ポルトガルの繁栄の時代を象徴する歴史的建造物として世界遺産に登録されている。
ベレンの塔から西に約7km先がテージョ川と大西洋の境目。
残念ながらこの時間は開いていないので外観のみ見学。 -
イチオシ
これもお気に入りの1枚。
前にベレンの塔のミニチュアがあるのかわかります?
世界地図がここにあるんじゃないかと思って探してみたけど見当たらない。
ガイドブックを確認するとさっきの発見のモニュメントの前にあるらしい。
あらぁ見逃してた。 -
ってことで発見のモニュメントの場所まで戻る。
これがさっき見逃した世界地図。
大理石でできてる。 -
こちらが日本。
地図にはポルトガルが世界各地に漂着した年号が刻まれている。
ポルトガル人が日本にはじめに到着したのは大分で大友宗麟にかぼちゃを伝えたと言われている。 -
日本に足跡を残してみる(笑)
-
ポルトガル発見!
-
こちらはヨーロッパの全体図。
-
全体を撮ってみようと思ったけどちょっと入りきらなかった。
-
発見のモニュメントとベレンの塔を堪能した後はジェロニモス修道院の方へと戻る。
いつの間にか噴水が出てる。 -
何度見ても大きいなぁ。
でもまだやっぱりまた開いていない。
で、どこに行くかと言うと… -
お目当てはこちら。
パスティス・デ・ベレン。
エッグタルトの超有名店。
お店の成り立ちは…1820年に修道院が閉鎖されると修道士たちは行場をなくして困ってしまった。
そこで修道院で作っていたパスティス・デ・ナタを作ってみるとこれが大当たりした。
創業1837年の老舗カフェ。
平日は2万個、休日は5万個売れるらしい。 -
そんなに混雑してなかったので、あっさり中に入れた。
冬だから空いてるのかな?とこの時点では思ってた。
ナプキン立てもなんだか可愛い。 -
店内のアズレージョも可愛らしい。
-
注文したのはもちろんこちら。
名物エックタルト。
ポルトガル語ではこれをナタという。
これがめちゃうま。
皮がサクサク、クリームがとろり。
来てよかった〜。 -
コーヒーカップもオリジナル。
これまた可愛らしい。 -
店内のタイルのアップ。
ここでジェロニモス修道院が開くまでの間時間を潰す。 -
10時前にそろそろ行こうかと言うことで腰をあげる。
出てみてびっくり、店頭のショーケースにはお客さんがいっぱい。 -
お店の外まで大行列。
30分前とえらい違い。
ほんのちょっとの差なのに。
と言うことでこのお店に行くのなら、ジェロニモス修道院が開く前がオススメ。 -
ジェロニモス修道院(Monastery of the Hieronymites)の大きな扉の前。
現地の人がたたずんでいるのもなんだか絵になる。 -
ジェロニモス修道院は大行列。
この日は日曜日。
2時までは入場無料だということもあるのかな?
思ったより列は早く進んで、15分ぐらいで入場出来た。
入場料は無料だけどレシートのような入場券を発行してもらった。 -
入った途端にこの回廊。
めっちゃきれい。
ここは「回廊中庭」と呼ばれる回廊。
中庭をとり囲む55m四方の当時の技術を結集した美の極みの2階建ての回廊は石灰岩を用いて作られており、マヌエル様式の最高傑作と言われている。
16世紀末、天正遣欧使節団もこの回廊を訪れその美しさに圧倒されたという。 -
天井も見事。
-
柱にも見事な彫刻が施されている。
-
こっちも。
ちょっとフリーメーソンぽいような気もするけど。 -
青空に建物がよく映える。
-
柱の1本1本に見事なマヌエル様式。
-
とにかく綺麗で写真を撮りまくる。
-
きれい。
-
あれだけ人がいっぱい並んでいたけど、中は思ったほど混雑していない。
それだけ広いってことかな。 -
この角度からも。
-
南蛮貿易の富をつぎ込んで作られた修道院。
その豪華さを堪能する。 -
中庭と回廊が本当に絵になる。
-
回廊の横には広い食堂も。
-
アズレージョが綺麗。
-
階段を上がって2階へ。
-
ここからの回廊も本当に絵になる。
青空最高!
冬のヨーロッパでこれだけの青空に恵まれたことに感謝★ -
見事なマヌエル様式。
ちなみにマヌエル様式とは…
15世紀後半の大航海時代のもので当時の国王マヌエル1世にちなんでいる。
船のロープや異国の植物を組み込んでポルトガル独自の装飾。
他の国では見かけない。 -
たっぷり堪能。
ここは入場料払っても来る価値あるよ! -
これは…確かお土産物売り場の天井だったような…。
さて修道院を後にして向かった先は… -
サンタ・マリア教会
ジェロニモス修道院に隣接して建っている教会。
細長い身廊とその両側の2つの側廊からなる三廊式の教会で天井に向かって延びる柱は南国のヤシの木を模し、海洋王国らしく海をモチーフにした装飾が施されている。
柱にはいろいろな模様がある。
これらは大航海時代に関連した海のものや、キリストの受難などが彫られている。
入る前に「今はミサ中だから静かにね」と注意を受けた。
ミサ中なので前の方には行けず(通行規制されてる訳ではないけど雰囲気的に無理)後ろで見学。
なので教会もじっくり見たい人は日曜の朝イチは避けた方が無難かも。 -
マヌエル1世が埋葬されたこの教会は大航海時代に活躍したこの教会は2人の偉人も眠っている。
まずはこちら「ルイス・デ・カモンエスの棺」
大航海時代の偉業を一大叙事詩として歌い上げたポルトガル最大の詩人。
入ってすぐの右側にあった。 -
で、反対側に「ヴァスコ・ダ・ガマ(Vasco da Gama)の棺」
インド航路を発見(1498年)し栄光の時代の扉を開けた。
数多いる航海士の中でマヌエル1世が最大の賛辞を送ったのがこの人。 -
足元には獅子。
-
棺には船のモチーフが彫られていていかにも航海士らしい。
-
立派な棺。
-
またこの教会は、新天地に向かう船乗りたちの無事を祈願する目的もあったそうでいろんなところに願掛けのモチーフが隠されている。
私が探していたのはロープを握る手のモチーフ。
これに触れると無事に帰国できる…とか。
常盤貴子がポルトガルを旅する番組で紹介されてたんだけどちょっと見つけにくいってコメントしてたんだけど…無事発見!
全部で3つあるらしいけど2つ見つけた。
入れるところが入口付近だけだったので奥の方にあったらOUTだなぁと思ってたら入口付近にあった。
しかり触って旅の無事を祈る。
まぁ今回船には乗らないんだけどね。 -
ベレンの塔に入場しなかったせいもあって予定より早くベレン観光終了。
ここからはシントラ観光!
電車でリスボンに戻ろうかということでベレンの駅に行ったけどちょうど電車が行ったところ。
こりゃバスで行った方が早かったな…とバスだったら1日券も使えたしと思ったけど後の祭り。
しかも券売機壊れてて反対側のホームの券売機まで行く羽目に(/_;) -
それでもなんとか切符を買ってきた電車に乗り込む。
さぁ次はベレンだ!
続きの旅行記は↓
http://4travel.jp/travelogue/10849349
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この旅行記へのコメント (4)
-
- SATORUさん 2014/08/18 20:57:00
- エッグタルト
- Rinさん
いつも掲示板への投票有難うございます。
昨日、ポルトガル旅行から帰国しました。Rinさんの旅行記、非常に役立ちまして…。情報満載の旅行記を書いて下さった事に感謝です!
特にパスティス・デ・ベレン!
「このお店で絶対にエッグタルトを食べたい」と思い、
Rinさんが書かれていた通り、修道院がオープンする前に行くと、
待つことなく入店出来た上、店員さんといろいろ会話をしながら、
ゆっくりと店内でエッグタルトを食べる事が出来ました。
口の中に入れると、とろ〜りトロケルのが最高でした。
外側のタルトの部分は少々固めでしっかりしていて、
サクサク感を大切にされている印象を持ちました。
いや〜〜、、、それにしても美味しかったです♪
2個食べたのですが、その後でマフィンを勧められ頂いたのですが、
やっぱりエッグタルトですね!
その後、修道院を出た後、お店の前を通ったのですが、
ぱっと見たところ200人前後の人々が店の前で並んでいるようでした。
多分、Rinさんの旅行記を拝見していなければ、
無駄な時間を過ごすところでした。
とにかく時間が無く駆け足での旅でしたので、
時間を有効利用でき感謝です。
SATORU
- Rinさん からの返信 2014/08/18 23:43:06
- RE: エッグタルト
- SATORUさんポルトガル行ってたんですか?
びっくりです。
いつの間に(+_+)
旅行記がお役にたてて何よりです。
しかもパスティス・デ・ベレンに行ったとは羨ましい。
あのエッグタルトはもう一度食べてみたいです。
でもSATORUさん…2個で足りたんですか?(笑)
それにしてもやっぱりあのお店混んでるんですね。
自分が行った時がそうでもなかったので「実はそんなに並ばないんじゃ?」と疑ってました。
200人とは…私なら諦めちゃいそうです。
時間がなくって。
ポルトガル食い倒れ旅行記(?)楽しみにしてます!
Rin
-
- sakunzさん 2014/01/14 07:11:10
- 装飾がスバラシイ
- Rinさん、おはようございます。
某大国の観光客って、大陸の方々ですね、きっと。
ニュージーにもたくさんいました。
何処にいっても大声で話し、場の雰囲気とかを顧みず、我先にと歩き、
決して並ぼうとせず、傍若無人な振る舞いをする、そして
トイレでは便座に座らず乗っかってしゃがむそうな・・・・(事実らしい)
まぁ、それは別として、ポルトガル独特の装飾、見事ですね。
実際、実物を見たらきっと感動するんでしょうね。
ポルトガルは日本と古くから縁のある国だから、歴史を踏まえて訪れたら、面白い旅になるような、そう思いました。
続編、楽しみにしてます。
sakunz
- Rinさん からの返信 2014/01/15 21:02:56
- RE: 装飾がスバラシイ
- sakunzさん
こんばんは。
無事ニュージーからお帰りなさい(笑)
某大国じゃなくって某大陸ですね。
書いててなんか違和感あるなぁ〜と思ったら(汗)
あの方々、こっちも写真撮りたいあなぁ〜って思ってるのは見ればわかると思うんですけど…絶対どきませんよね…。
しかも長時間。
そんな人ばっかりじゃないのはわかっているのですが(事実日本に住んでいる中国人の友達は全くそんなことはありません)、旅行中に出会うとまたか…と思ってしまいます。
ポルトガル、楽しくって写真撮り過ぎて大変な旅行記になりそうです(-_-;)
いつになったら書き終わるのかさっぱりわかりませんが、根気強くお付き合いくださいませ。
Rin
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