年末年始ポルトガル世界遺産めぐり　その18　ワイナリーツアーを探して彷徨ったポルト編

2014/01/03 - 2014/01/03

ギマランイスへの日帰り観光をあきらめたおかげでこの日の日程はかなり余裕が出来た。
せっかくポルトに来たんだし、ポートワインのワイナリーツアーをしようとあっちこっちのワインセラーを訪ね歩くが…ポルトガルでは英語はマイノリティらしく英語ツアーはなかなか見つからない。
お城などの見学と違いせっかくワイナリーツアーに参加するなら少しは説明も聞きたい。
ということで急な坂を上ったり下りたりしながらワイナリーを探し回る羽目に。
結果はどうなったのか？
続きは旅行記をどうぞ。

日程
12/28（周辺）関空→フランクフルト→リスボン
12/29（日）リスボン周辺観光
12/30（月）1日バスツアー
12/31（火）リスボン市内観光
1/1（祝）リスボン→エヴォラ→コインブラ
1/2（木）コインブラ→ポルト
1/3（金）ポルト1日観光
1/4（土）ポルト→フランクフルト→
1/5（日）関空

エリア ポルト(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

向こう側に見えるのはインファンテ橋。

この直前の旅行記は↓
http://4travel.jp/travelogue/10871400

対岸の丘の上にはノッサ・セニョーラ・ド・ピラール修道院。

ポルトと言えば必ず紹介されるドン・ルイス1世橋。
およそ130年前に作られた2段構造の橋で上段は電車と歩行者専用、下段は車専用。
エッフェル塔を設計したエッフェルの弟子テオフィロ・セイリグが設計した橋。
当時としてはこの橋は画期的なものだったらしい。

てくてく歩いてリベイラ地区へ。
リベイラ地区はポルトの中でも最も古い街並みが残る地区でこの辺りがポルト発祥の地。
元は輸出するためのワインの倉庫街だった。
魔女の宅急便のモデルになったのはこの辺り。

しかし魔女の宅急便のモデルになった街って世界中のあちこちにある気がする。
クロアチアのドゥブロヴニク行った時もそんな話を聞いた気がする。

あ、橋の上をトラムが走ってる。

橋が綺麗！

川べりをお散歩。

屋台のお土産屋さん発見。
そういえば会社の子がガロの鍋つかみ欲しいって言ってたなぁ、ってことで思わず買ってしまった。

黄色いワゴンの様なものは観光案内所。

ゴミ箱付近にはエサを狙うカモメがいっぱい。

川辺にはオープンレストランがいっぱい。

ここなら橋がよく見えるよね。

色とりどりの洗濯もの。

ここから昨日行ったボルサ宮まではすぐなので行ってみる。

やっぱり青空の方が建物が映える。

サン・フランシスコ教会も昨日とまた違ったイメージ。

再び川辺へ。

古い建物が多いな。

ドン・ルイス1世橋が近い。

橋には世界遺産であることを示すプレートが。

さてでは橋を渡ってみましょう。

ドウロ川に突き出したオープンレストランがあるんだ。

ちょっと雲が増えてきている。

対岸到着。
結婚式の写真撮影をしているカップルがいてた。
多分ここからだとドン・ルイス1世橋の迫力ある写真が撮れるんだろうね。

見上げてみると橋の2階部分が。

さっきまで観光してたリベイラ地区が対岸に。

お天気でよかった。

ちょっとのんびり。

ドウロ川の南側は多くのワイナリーがあることでも有名。
早速老舗の1つCALEM発見。

ドウロ川にはたくさんのラベーロ(帆船)が浮かんでいる。

絵になる風景。

ドウロ川越しに旧市街を一望出来る。
グレリゴスの塔がここから見てもよくわかる。

小さな教会発見。

後で写真を見たらどれだけドン・ルイス1世橋好きなの？？って位橋の写真がいっぱいだった。
それだけ絵になる橋ってことだね。

ドン・ルイス1世橋もたっぷり堪能したし、ギマランイスに行かなかったおかげで今日は時間に余裕がある。
ということで、ここは1つどこかのワイナリーツアーに参加してみよう。

まずは1番近くにあったサンデマンに行ってみる。
ここは1790年にスコットランド人のジョージ・サンデマンがロンドンで創業したポートワインの老舗。
しかし次の英語ツアーは1時間半後の17時からとのこと。
予定もあるのでそんなには待てない。

次に向かったのはCALEM。
ここは英語ツアーは15分前に出た所でサンデマンと同じ位待たないとダメ。
ってことはドン・ルイス1世橋であんなにはしゃがずに真っ直ぐここに来てれば余裕で間に合ったってことか(￣◇￣;)

諦めずに他を当たろうと丘の上のワイナリーにも行ってみることに。
その途中にあったここは何かな？
アンティークの修理屋さんかな？

丘の上のワイナリー発見。
しかしここはワイナリーツアーがあるのかどうかよくわからなかった。

ワイナリーへの道案内があるので迷う心配はない。

そしてこの急な石畳の坂を上がって着いたのが…

Taylor'sテイラーズ
Rua do Choupelo 250, Porto 4400-088, Portugal
ここも有名なワイナリー。

希望を持って中へ。
敷地が広い。

しかしここでも英語ツアーはなくこの後はフランス語のツアーとのこと。
ワイナリーツアーで全く説明がわからないのはつまらない。
ここでのツアーも諦める。
同じ外国語でもスペイン語やフランス語のツアーは結構あるのに英語は以外と少ない気がする。
ポルトガルでは英語ってマイノリティなのかなぁ。

その後もワイナリーツアーを求めて坂を上がったり下りたり彷徨ったけど見つからず。

時間もなくなったので残念だけどワイナリーツアーは諦めることに。

まぁこの街を散歩したと思えばいいか。
これからははしゃぐ前にツアーの開始時間を確認するようにしよう。

元の場所に戻ってきた。
ここはワインのテイスティングが楽しめるお店。

そろそろ旧市街に戻りますか。

橋から見る景色もこれが最後。

時間もあることだし、ケーブルカーではなく階段で行きましょか。

振り返ると橋が間近に見える。

橋も真下を通る感じ。
結構階段長かった^^;

階段を上がりきっててくてく。
このアズレージョも綺麗。

サン・ベント駅に到着。
そして向かったのがチョコレートの有名店「エクアドル」

こちらは支店なので種類が少ないみたい。
日本人には人気みたいで私がいてる間も日本人の方が次々ご来店。
板チョコが8ユーロとちょっとお高めだけど持った感じかなりの重量感。
味もちょっと変わっている。
私もパッションフルーツ入りのホワイトチョコをお買い上げ。
日本に帰ってから食べたけどおいしかった！

だんだん暗くなってきた。

リベルダーデ広場のマクドナルド。
とてもマクドナルドとは思えない…。

夜のサン・ベント駅。
18時にリスボンで知り合ったAさんとここで待ち合わせ。
ちょっと早いけど駅に行こうかな。

待っている間またまたアズレージョを堪能。

無事Aさんと合流。
ということで目を付けていたレストランに向かうも…まだ準備中。
ポルトガルのレストランは開くのが遅いわ。
まぁ食事する時間が遅いからなんだけど。

ということでレストランが開くまでお茶でもしましょうってことでマジェスティックカフェへ。
ここは1921年創業の老舗のカフェ。
ちなみに写真はお昼に撮ったもの。

アールヌーヴォーの素敵な店内。
こういうお店大好き。

椅子もいい感じ♪

普通にカフェオレを頂きます。
お互いほぼ初対面なのにそこは旅好き。
旅行の話で盛り上がりまくる。

そろそろ開いてるかな？
ってことでRestaurante Tripeiroへ。
http://www.restaurantetripeiro.com/
1952年創業の老舗レストラン。

開いてたけど…だれも人がいない…。
大丈夫なのかしら？

まずはおつまみ。
チョリソーがおいしい。
ポルトガルではこのおつまみというか前菜が注文しなくっても勝手に出て来る。
食べなければなりません料金は取られないというシステム。

まずはタコの天ぷらFiletes de Polvo。
ポルトガル名物らしいのに最終日のこの日まで食べられなかった。
これが柔らかくってめちゃうま。

タコの天ぷら頼んだらついてきたタコご飯。
たこの出汁がきいてておいしい。
鍋にいっぱい。

トリッパ・ア・モーダ・ポルトが名物料理（ポルト風モツ煮込み）
モツ煮込み料理がポルト名物なのはポルト出身のエンリケ航海王子の為に肉をすべて提供し、自分たちは残った内臓で食いつないだのが始まりと言われている。
これが食べたくってこのお店に来た様なもの。
今までちょっと食べたことのない味だけどおいしい。
とにかく具沢山でいろんなものが入ってた。

2人ではとても食べきれない量。
たこの天ぷらだけはなんとか完食したけど他はほとんど残してしまった。
4人位ならちょうどいい量だったんじゃないかなぁ。
そろそろ空港近くのホテルに行かなければいけない時間。
おいしい食事と楽しいおしゃべりで本当に名残り惜しかった。

予想以上に食事代がかかってしまったので、念の為Aさんとお別れしてから通りかかったATMでちょっとお金を下ろす。
これが大正解だったんだけど、この時もうちょっと下ろしておけば、と後に後悔する羽目に。
ホテルに預けていた荷物をピックアップして…

トリンダーデ駅へ。

時刻表見てビックリ。
空港行きのメトロが30分に1本しかない。

20分程待ってメトロはやっと来た。

電車ガラガラで誰も乗ってない。
途中切符をチェックする検札の人が乗って来たけど、人が少ないのであんまりお仕事なかったと思う^_^;

ホテルは空港の1つ手前の駅からが近いみたいだけど真っ暗でタクシーがあるかどうかわからないので終点の空港まで行ってみる。

空港からホテルまではタクシーで5分程とすぐ。
ホテルからは空港が見える。
しかし、タクシーに乗って分かったけど空港からホテルまでの道は歩道の一切ない道路だった。
他の人の口コミによれば歩いていく道もあるみたいだけど…夜でもあり全く分からなかった。

早速ホテルにチェックイン。
今日のお宿はPark Hotel Porto Aeroporto。
明日の便が早朝なので不測の事態に備えるために今夜は空港近くに泊まることにした。

そういうお客さんが多いのかフロントマンも一通りホテルの説明を終わった後で「明日は何時にwake-up callすればいいの？タクシーは？」と。
飛行機の時間を言うと「じゃあタクシーは4時位だね」とさらりと言われた。
もうちょっと遅くってもいい気がするんだけど結局4時にタクシーということに。
ふとフロントデスクを見ると4:35ホテル発、空港行きのシャトルバスの案内が。
料金は2ユーロ。
これでもいいんじゃないかと聞いてみたけど、これじゃちょっと遅いんじゃない？と言われた。
仕方なく諦める。

今回の部屋は
1階。

鍵はなくフロントで渡された暗証番号を入力して開けるタイプ。

新しいホテルなのか綺麗。
部屋はダブルのシングルユース。
1人なら十分な広さ。
Wi-Fiもサクサク。
窓も二重になっていて飛行機の音もほとんど気にならない。

wake-up callの時間まであと5時間弱。
手早くお風呂！と思ったけど残念ながらシャワーオンリー。
ドライヤーもなかったのでフロントまで借りに行く羽目に。

いよいよ明日は帰国かぁ…

続きの旅行記は↓
http://4travel.jp/travelogue/10873963