2014/01/02 - 2014/01/02
76位(同エリア327件中)
Rinさん
朝起きると雨。
夜寝ている時からかなり降っている感じだったので覚悟していたけど…
冬のヨーロッパはあまり天気がよくないのはわかっていたけどやっぱり雨が降ると悲しい。
この日はコインブラ観光後ポルトへ移動する予定。
このコインブラ観光が1番雨がひどかった。
続きは旅行記をどうぞ。
日程
12/28(周辺)関空→フランクフルト→リスボン
12/29(日)リスボン周辺観光
12/30(月)1日バスツアー
12/31(火)リスボン市内観光
1/1(祝)リスボン→エヴォラ→コインブラ
1/2(木)コインブラ→ポルト
1/3(金)ポルト1日観光
1/4(土)ポルト→フランクフルト→
1/5(日)関空
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝起きて外を見るとまだ真っ暗。
そして雨。
この直前の旅行記は↓
http://4travel.jp/travelogue/10868820 -
まずは朝食。
朝食レストランはこじんまり。
まぁ小さいホテルだからねぇ。 -
何があるかなぁ…と見てみると…
-
ボーロ・レイ発見。
これはポルトガルの新年のお菓子。 -
パンも種類がいろいろある。
-
他もいろいろ。
-
ホットミールもちょっとだけどあった。
期待してなかっただけにちょっとうれしい。 -
お皿にたくさんのせていただきます!
-
たっぷり朝食を食べた後はコインブラ観光に出発。
昨日見た広場の教会。 -
街1番の大通りも朝だからか閑散としている。
-
お店のファサードが素敵だったので思わずパチリ。
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コインブラの街は今年世界遺産に指定された。
通りにはそのことを示す旗が。 -
再び昨日きたサンタ・クルス教会へ。
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9時から開くはずなのにもう既に開いている。
中に入ると結構人がいてる。 -
どうやら地元の人が9時から始まるミサを待っているみたい。
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レトロ感が素敵なパイプオルガン。
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この説教壇はニコラ・サントレーネによるポルトガル・ゴシック彫刻の傑作。
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そろそろミサが始まりそうなので外へ。
ここは修道院も見学出来るみたいだけど残念ながらまだ開いてない。 -
ということでアル・メディーナ門をくぐって市内観光へ。
この門は旧市街と新市街の境目にある門。
歴史をたどると9世紀にまで遡り、時はイスラム支配時代。
当時は城門であり、ここが町への入口だったそうです。
15世紀に改装された。
門の上部にはポルトガルの紋章が見える。 -
コインブラはポルトガル第3の都市。
1139〜1255年までポルトガルの首都でもあったモンデコ川流域に広がる街。 -
しかし相変わらず人が少ない…
-
謎の像。
-
コインブラも坂の街。
ポルトガルって坂の街多い。
急な階段を上がっていくと… -
旧カテドラル到着。
まだ開いていないのでここはまた後で。 -
フリーメイソンっぽい落書きが。
そういえばジェロニモス修道院にそれっぽい彫刻があったなぁ。 -
てくてく歩いていくと新カテドラル到着。
昨日一度来ているので迷うこともない。
新カテドラルはイエズス会のコレジオ付属教会として1598年に建設を開始。
完成には1世紀を要した教会。
バロック様式の美しいファサード。 -
早速中へ。
新聞読んで暇そうにしていたおじちゃんに入場料を支払う。
大聖堂って無料の場合が多いけどここは有料らしい。 -
なんか…暗い。
-
外は雨で暗いのに、電気が最低限しか付いてない…。
昨日のミサの時の方が電気が付いていた分明るく綺麗に見えた。 -
パイプオルガン。
-
よく見ると天使がいっぱい。
かわいい。 -
祭壇背後の壁は17世紀末の彫刻家ジェロニモ・ルイスの作品。
-
祭壇の左手の扉を開けてみるとこんな感じの展示室があった。
一応宝物館なのかな? -
ちょっとアジア入ってるような。
-
再び教会内へ。
ここには日本人初のヨーロッパ留学生、ベルナルドが眠っている。
フランシスコ・ザビエルに洗礼を受けたベルナルドはローマ教皇に謁見し学んでいたコインブラ大学で1557年に亡くなったと伝えられる。 -
ということで探してみたけど見つからなかった。
どこにあったのかなぁ。 -
30分くらい見学してたけどその間貸切状態。
だから電気付けてもらえなかったなかな? -
さて次はコインブラ観光のメイン。
コインブラ大学へ。 -
広場の左手の建物は総合図書館。
-
コインブラ大学の入場券売り場はここにあると昨日ホテルの人に教えてもらっていた。
聞いてなかったらどこで買ったらいいのか迷ったかも。 -
無事チケット購入。
1番のメイン、ジョアニア図書館は入場時間が指定されている。
今から約30分後。 -
それまでに他の所を見ておけってことみたい。
ということで昨日も来た「鉄の門」。
この門はまたの名を「無情の門」。
この門を入ると、厳しい勉学の時間となるからだとか。
この門はマヌエル様式で造られながらルネッサンスを感じさせる。 -
鉄の門の前に モザイクで描かれているのは、知の女神ミネルヴァだそう。
-
門の上部にはディニス王の像、最上部には知の神ミネルバが飾られている。
では門をくぐって早速中へ。 -
鐘楼は5年の歳月をかけて建てられた。
学生たちが「カブラ(山羊)」と呼ぶコインブラ大学の象徴。
18世紀にはこの塔で鐘を鳴らし学校のチャイムの役割を果たしていたとか。 -
コインブラ大学はポルトガルで最も古い大学で欧州の中でもボローニャ、パリ、サラマンカと並ぶ最古の大学の1つで学生数は約3万人でコインブラの人口の2割を占める。
かつては王宮だった所が大学になっている。
1290年にリスボンで創立されたが場所を変えジョアン3世が1537年に現在の場所に移した。
18世紀には4つの学部しかなかったが、現在は獣医学部以外のすべての学部があるらしい。
1585年12月天正遣欧使節団が正式にではないけど、コインブラを訪れ大歓迎を受けたという。 -
ラテン回廊Via Latina
この回廊ではラテン語を話すことが義務づけられていた。
まずはこの近くにある入口から帽子の間を見学。
残念ながら中は撮影禁止。
電気が付いてなかったせいか思っていたより煌びやかではなかった。
帽子の間以外にもいくつか見学出来る部屋があったけど、特に印象に残るものではなかった。 -
帽子の間の見学後ラテン回廊を歩いていくとこんなところに着いた。
-
コインブラ大学は観光地だけど、同時に現役の大学校舎でもある。
なので学生さんらしき方もチラホラ。 -
壁にはセビーリャのタイルを使ったアズレージョが残っているが、16世紀には柱もタイルで覆われていてモスクのようだったとか。
-
サン・ミゲル礼拝堂の前でコインブラ名物(?)マント姿の学生さん。
どうやら観光客相手に絵葉書を売っているみたい。
コインブラ大学では三つ揃いのスーツと黒いマントが制服で2年生になって初めて着用することが出来る。
制服は13世紀のカトリック神父の服装が元になっていて身分格差をなくす為に作られた。
マントはカッパで上着はバディーナという。
恋人ができるとその恋人が黒いマントの裾を噛んでボロボロにするという伝統があるので裾がボロボロな人程もてるということ。
またマントの内側に学んだ科目のワッペンが取り付けられている。
学んだ科目のワッペンを見せ付けることによって学んだ単位の数を誇示しているんだとか。 -
礼拝堂も撮影禁止。
まぁ普通の礼拝堂だった。 -
さてそろそろ時間なのでジョアニア図書館の入口前に行くと既に人が集まっている。
どうやら日本人ツアー2ついてる。
どちらも結構な団体なので半分以上日本人状態。
そのせいか入口で係員の人私のチケットを見ようともしなかった^^;
団体の一人だと思ったんだろうなぁ。 -
入口の大きな木の扉は、本の湿気を吸収する役割があるそうな。
大学の図書館(ジョアニナ図書館)は厚さ2.1mの壁に囲まれている由緒あるもの。
図書館の蔵書は30万冊 内4万冊が本棚に並んでいる。
煌びやかな内装は18世紀後半ポルトガルで流行したバロック様式の木の彫刻に金箔が貼られたターリャ・ル・ラーダと呼ばれる装飾様式。
1724年にジョアン5世によって作られ、本の保存のための配慮がなされている。
金細工の下地は湿気を防ぐチーク材、天井には当時のポルトガルの隆盛を知らしめる各大陸(ヨーロッパ・アジア・アフリカ・アメリカ)の女性をあしらったフレスコ画、本棚は虫が湧きづらいオーク材で作られている。
金は当時ゴールドラッシュに沸いていたブラジルから運ばれたもの。
北米のメディアで世界で最も美しい図書館として賞を受賞している。 -
中はそれ程広い訳ではないので自然と日本人ツアーのガイドさんの説明が聞こえてくる。
それによると害虫駆除の為この図書館ではコウモリを飼っているらしい。
今はお昼なので寝ているけど、夜になるとこの図書館の中をコウモリが飛び交っているとか。
ちょっと怖い。
あと、下の方の本棚に網がかかっているのは昔観光客で本棚の本を勝手に持ち帰った人がいたからだとか。
ひどい人がいるもんだ。(; ̄ェ ̄) -
大学の見学を終えて次に向かったのは旧カテドラル。
ここでも日本人ツアーの方たちと出会った。
ここも入場料がいるのでツアーの方たちは入ってすぐの入場料の取られない所で説明を聞いてそのまま出て行ってた。 -
旧カテドラルはなかなか立派なロマネスク様式の教会。
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かつて内部は一面セビリアから運ばれたイスパノ・アラブのタイルで覆われていたらしいが、現在はこの様に一部が残っているだけ。
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大祭壇。
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どなたかのお墓。
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横の祭壇。
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ちょっと休憩。
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こっちにも何かあるのかな?
ゴシック様式の修道院って書いてある。 -
階段を上がって…
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行ってみたけどよくわからなくって引き返す。
そのまま出口から出ようとするとチケット売り場のおじちゃんが、そっちには修道院があるよ、と教えてくれたのでもう一度行ってみると奥にガラス戸があって… -
開けてみると素敵な回廊が。
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土砂降りで雨樋からは滝の様に水が流れてくる。
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アーチが綺麗。
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この回廊はゴシック様式としてはポルトガルで最も古い13世紀の建造とのこと。
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雨でも気にせず観光出来る場所だけど…やっぱり晴れている方がうれしいな。
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旧カテドラルを出てすぐのお土産屋さんの看板。
素敵。 -
この薬屋さんもレトロ感が素敵。
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思ったより順調で予定より早く旧市街の観光が終了。
お昼を食べようかとも思ったけどまだちょっと早い。
それなら対岸の観光へ行ってみようとサンタ・クララ橋を渡る。
対岸が雨で靄っている。 -
こちらも観光名所、ミニポルトガル。
ポルトガルの有名な建物などをミニチュアで再現しているらしい。
一応開いていたけど…誰も入っていない模様。
まぁこの大雨だからね。 -
道にあったアズレージョ。
ポルトガルの人は信仰深いのかな。 -
この坂を頑張って上ってきて着いたのが…
-
こちら。
-
新サンタ・クララ修道院。
-
取り敢えず中に入ってみよう。
-
入場料は三種類。
教会、修道院はわかるけど…low choirって何??
わかんないけどとりあえずそれにしてみる。
すると受付のおじちゃんが鍵をもってきてついておいでと。
まずは最初に教会の見学。
イザベル王妃のお墓があった。
しかし、電気が余りついていないので…暗い。
なんかこういうの多いな。
それからなにやら聖具室のようなところを見学。 -
そして最後はこちら修道院の回廊の見学。
広い。
今回の旅は回廊をいっぱい見るなぁ。 -
回廊自体はとっても質素な感じ。
-
一緒に見学したのは私の他に2人だけなので落ち着いて見学出来た。
-
見学を終えて外に出ようとしたら…扉が開かない(・_・;
さっきおじちゃんここから出ろって言ったよね?
違ったのかな?と思って他の出口を探してみたけどそれらしきものはない。
こんなところで閉じ込められたらどうしよう!?と思ってもう一度最初の扉に戻って今度は力を入れて開けてみると…開いた!
どうやら立て付けが悪かっただけらしい。
良かった。 -
よくみるとこんな所に日本語が。
-
修道院前の広場からはコインブラの旧市街が見渡せる。
この修道院の見学をしなくても、この景色を見る為にここまで来てもいいかも。 -
広場にはコインブラの守護聖人イザベラ王妃の像が立っている。
-
修道院の前には有料トイレ。
この形のトイレポルトガルのあちこちで見かけた。 -
さっき上ってきた坂を降りる。
下りは楽だし景色も楽しめるからいいなぁ。
この後、涙の館に寄るつもりだったけど、地図を見ると結構距離がありそう。
時間もそれ程ないし、雨もかなり激しいのでホテルに荷物を取りに戻ることに。 -
通り道なので、旧サンタ・クララ修道院にも寄ってみる。
しかし入口に続いていそうな階段の門が閉まってた…。 -
見学は諦めてサンタ・クララ橋を渡る。
-
ここからの景色も素敵。
-
名残り惜しい…。
さっきこの橋を渡った時は上手くすればお昼ご飯食べる時間もあるかも!?と思ったけど…そんな時間はない!
まぁいつものことなんだけど。 -
少し歩くとポルタジェン広場に到着。
広場の中央にはジョアキン・アントニオ・アギアル像が立っている。
ポルトガルが立憲君主制だった19世紀に3回首相になったコインブラ出身の政治家。 -
ホテルで荷物をピックアップして徒歩1分もかからない駅へ…のはずが…傘を差しながらとんでもなく重いスーツケースを運ぶのは至難の業。
スーツケースが全然転がらない。 -
ということで徒歩1分のはずの駅まで5分位かかった。
疲れた…。 -
案内板で確かめてみると…
-
既にコインブラB駅行の電車は来ていたので乗る。
続きの旅行記は↓
http://4travel.jp/travelogue/10871128
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