年末年始ポルトガル世界遺産めぐり　その16　のんびりてくてくポルト観光編

2014/01/03 - 2014/01/03

この日は観光最終日。
予定では午前中にポルトから日帰りで行ける世界遺産の街ギマランイスに行く予定でそれなりに下調べもしていた。
しかし前日の大雨でかなり心が疲れてしまい「せっかく行っても雨ならしょうがないし…」という気持ちに。
おまけにこの雨夜中寝ている間も降り続いていた。
そして、この日泊まっていたポルトのホテルは1泊だけ。
朝食が宿泊料金の割には豪華で有名なこのホテルの朝食をゆっくり味わいたいという気持ちもあった。
ギマランイスに行くなら朝早い電車に乗らなければならないのでゆっくり朝食を取ることは出来ない。
そんなこともあっていく予定だったギマランイスをあきらめることに。

続きは旅行記をどうぞ。

日程
12/28（周辺）関空→フランクフルト→リスボン
12/29（日）リスボン周辺観光
12/30（月）1日バスツアー
12/31（火）リスボン市内観光
1/1（祝）リスボン→エヴォラ→コインブラ
1/2（木）コインブラ→ポルト
1/3（金）ポルト1日観光
1/4（土）ポルト→フランクフルト→
1/5（日）関空

エリア ポルト(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ギマランイスへの観光を諦めたのでゆったり朝食。

この直前の旅行記は↓
http://4travel.jp/travelogue/10871128

このホテルを選んだ理由の一つは朝食が充実しているというクチコミがあったから。
パンがいろいろ。

キッシュなども。

ハムやチーズもいくつか種類がある。

迷いながら選んだ本日の朝食。
クロワッサンでかい！
サクサクではなくふわふわのパンっぽいクロワッサン。
大き過ぎて途中で食べるのが辛くなった。

最後はもちろんデザート。
この充実っぷりがすごかった。

ボーロ・レイに

日本のカステラの原型と言われるパン・デ・ロー

Bolo GHParisという名前のケーキなのでおそらくホテルの特製ケーキ。

フレンチトーストも。

デザートもたっぷり。
フレンチトースト美味しい！
ホテル特製ケーキはイマイチ。
完全に食べ過ぎ。

お腹もいっぱいになったところで早速観光へ。
夜中雨の音が聞こえていたのでてっきり今日も雨かと思っていたけど、曇っているものの雨は降っていない。
せめてこのお天気がもちます様に！

普通の建物のアズレージョが綺麗。

青色が多いかな。

これも青。

こんなのもあった。

まず向かったのはクレリゴス教会 （Igreja dos Clerigos）
18世紀に建てられたバロック様式の教会。
誰もいない。

天井がちょっと面白い。

教会を出てこの階段を上がった先にはグレリゴスの塔の入口が。
この教会の76メートルの鐘塔は『クレリゴスの塔』と呼ばれ、ポルト市内各所から眺められる、街の象徴となっている。

まずはチケットを購入。
レシートじゃないのがちょっとうれしい。

入口の読み取り部分にチケットをかざしてなかへ。

さて頑張って階段を登りましょう。

ちょっと上がった辺り。
まだまだ先は長い。

鐘。

ん？ちょっと陽がさしてきた？

こんな階段をひたすら上がってきた。

やっと到着！

狭い…

と思ったらまだ上があった。^_^;

最後はこの階段を上がってやっと1番上に到着！

今度こそ到着！

頑張った甲斐あっていい眺め。

ポルトの街を360度見渡すことが出来る。

あれはこれから行こうと思っている大聖堂かな？
街の全体図を掴んでおけば街歩きもしやすくなる。

オレンジの屋根が綺麗。

同じ場所をジオラマモードで撮ってみた。
やっぱりちょっと違った感じになって面白い。

景色も堪能したのでそろそろ降りよう。

降りるのはあっという間。

もう一度グレリゴスの塔。
さて次に向かったのは…

リベルダーデ広場
ポルトの中心の広場で元々は緑深かった場所を都会的な洗練された広場に一新。
広場に立つ彫像はドン・ペドロ４世像。
広場の周りには19世紀からの建物が立ち並び、金融関係の建物が多い。
建物の持ち主が自らの力を誇示しようと競うように飾り付けたからそれぞれ豪華な時計台や彫像で飾られている。
広場の奥には街のシンボルのポルト市庁舎が見える。
どの建物も豪華な装飾だけど色合いが似ているのはほとんどの建物がポルト近郊で取れた御影石で作られているから。その為灰色の建物が多い。

お次はコングレガドス教会。
アリアドス広場に面して建っている教会で外壁の一部がアズレージョで飾られている。
教会としては特に際立った特徴があるわけではないが、アズレージョが目を引く。

教会の中にも入ってみる。
まぁ普通の教会。

ちょっと面白いポスト発見。
このおじちゃんは今では姿を消してしまった「ardina＝新聞売り」の銅像なんどそうな。

ふと視線を上げるとさっきのグレリゴスの塔が見える。

さて、この立派な建物は何でしょう？

正解はサン・ベント駅。
昨日は荷物を持った状態だったので今度はゆっくり見学。

汽車のアズレージョが駅らしい。

農村の風景。

こちらはホーム。

上にあるのは王様の結婚式の様子。

その下には父ジョアン1世と共にエンリケ王子が北アフリカのセウタを攻略した時の戦いが描かれている。

さて再び街歩き。

起伏の激しい道を歩いて大聖堂到着。
横のテラスから旧市街を見渡せる。

グレリゴスの塔もよく見える。

さて大聖堂の見学。

ここにもアズレージョ。

綺麗。

大聖堂前の広場。

大聖堂の前の広場に立つ柱はかつて罪人を吊るすためのものだったといわれている。

ポルト大聖堂
街のシンボル。
1110年ころに着工され、13世紀に完成したポルト最古の建築物の1つで国の成長と共に増改築を繰り返した大聖堂。
ゴシック建築ではステンドグラスで作られた円形の窓をバラ窓と呼んでいる。

早速中へ。

銀細工の大祭壇。

ポルト大聖堂。

側廊。

宝物館と修道院の回廊は別料金。
ということでチケットを購入。

思っていたより立派な回廊。

今回の旅はやたら回廊を見ているような…。

ここはアズレージョが綺麗な回廊。

回廊のアズレージョ。

回廊に入口があったので入ってみる。

カタコンベ（地下墓地）かな？

他にこんな小さな礼拝堂も。

パイプオルガンもある。

再び回廊。

雨どいがなにやら不思議な動物。

どこを撮っても絵になる。

アズレージョも素敵なんだけど

よ〜く見ると修復の仕方もびみょ〜なことが(笑)

階段がったので上がってみると…

2階に到着。

2階にも大きなアズレージョがあった。

他にもお部屋が。

階段をちょっと降りると

宝物館発見。

法衣も煌びやか。

聖遺物の展示もいろいろ。

これにて大聖堂の観光終了。

ヤシの木がちょっと南国っぽい。

なかなか見ごたえのある大聖堂だった。

さっきのテラスに行ってみると…青空になっている。
やっぱり青空の方が景色が綺麗に見える。

お土産物屋さんの店頭もカラフル。
コルクのはがきがポルトガルらしい。

続きの旅行記は↓
http://4travel.jp/travelogue/10871400