５月９日から北京３泊のストップオーバーのあと、約３ヶ月のヨーロッパ一人旅に出た。<br /><br />　予算は１日１万円、往復の交通費も入れてトータル１００万円だ。<br /><br />　ヨーロッパはホテルが高いので殆んどユースホステル、たまにペンショーネ。それでも朝食込みで３千円強は掛かる。<br /><br />　殆どバスとフェリーに一部鉄道、もちろんタクシーなしだが交通費が１日平均４０００円。入場料など観光にも出費があるし、ケチケチだけの旅行でもないので、スイスではパラグライダーで飛んだりトルコでは気球に乗ったり贅沢体験もしている。<br /><br />　ということで１日の食事に使えるお金は３千円弱だ。（実際は２７６０円だった）<br /><br />　しかもビールは欠かせないとなると碌な物は食べられない。

熟年パッカーひとり旅　スペイン食事事情

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2010/05/13 - 2010/05/29

7位(同エリア171件中)

#バックパッカー

熟年ドラゴンさん

　５月９日から北京３泊のストップオーバーのあと、約３ヶ月のヨーロッパ一人旅に出た。

　予算は１日１万円、往復の交通費も入れてトータル１００万円だ。

　ヨーロッパはホテルが高いので殆んどユースホステル、たまにペンショーネ。それでも朝食込みで３千円強は掛かる。

　殆どバスとフェリーに一部鉄道、もちろんタクシーなしだが交通費が１日平均４０００円。入場料など観光にも出費があるし、ケチケチだけの旅行でもないので、スイスではパラグライダーで飛んだりトルコでは気球に乗ったり贅沢体験もしている。

　ということで１日の食事に使えるお金は３千円弱だ。（実際は２７６０円だった）

　しかもビールは欠かせないとなると碌な物は食べられない。

エリア

その他の都市(スペイン)

旅行の満足度: 5.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 100万円以上

交通手段: 高速・路線バス

旅行の手配内容: 個別手配

　北京ではフィリピンで感染したらしいノロウイルスが完治していなかったので、お粥など消化によさそうなものにした。

　それでもビールを頼んでしまうドラゴンはアル中か？
　肉団子の甘酢あんかけにやはりビールだ。
　スペインでは不味いパンにハムとチーズを挟んだサンドイッチばかり食べていたような。
　トレドのＢＡＲにて（ＢＡＲとは軽食喫茶のような所だ。但しお茶ではなくＶＩＮＯというワインかビールがメイン）

　豚の足の熟成ハムがハモンセラーノ、ここではカウンターに足が展示してあった。
　パンとハモンセラーノとトルティーヤ（オムレツだそうですが具入り固焼き卵です）。
　ハモンとケソ（チーズ）のサンドイッチ、オリーブオイルを垂らす。

　付け合せはトマトのスライス。
タラのような魚の燻製とポテトフライの玉子和え。
　ヨーロッパではシュニッツェルというようが、とんかつだ。
　ＢＡＲでは「タパス」という小皿料理がメインだ。一口サイズのおやつみたいなもののはずだが小食の日本人には一皿で充分なことも。

　最初に覚えたスペイン語は「ウーノ　セルベッサ　エ　ウナ　タパス！」。

　ヨーロッパの言葉には男性名詞と女性名詞がある。

　セルベッサはもちろんビール、イカリングのフライは「カラマラス　フリトス」。
　豚肉炒めにサラダの付け合せ。

　ビールは旨いがパンは不味い。
　野菜不足になりがちなのでマクドでシーザースサラダを。

　残念ながらマクドにはビールがない。
　贅沢は出来ないのでりんご一個だけのランチの時も。

　マドリッドからコルドバへ向かう長距離バスの車内で。
　ＢＡＲでは何種類かの料理がケースの中に並んでいて見て選べるようになっている。

　指差しで頼んだ料理、何だったか思い出せない。
　これもタパス。シチューかな？パンは大抵サービスで付いてくる。

　スペインのＢＡＲのビールは大抵１００円位で飲めるのが嬉しい。
　ちょっと豪華にポークステーキ。
　「ウーノ　セルベッサ　ドス　タパス」でしょうか。

　魚の煮込みとトルティーヤ。
　果物屋があるのでさくらんぼやプラムやイチゴなど時々買って食べた。

　独りだとスイカやパイナップルなど大きいものは買えない。

　ブルガリアの市場ではキロ単位でしか売ってくれなかったので断念。

　さくらんぼ１Ｋｇ食べ切れません。
　これくらいが丁度いいで。

　宿へ持って帰って洗って食べる。
　こんな風にカウンターのケースの中に料理が並んでいる。

　言葉が分からなくても指差しで大丈夫。
　しばらくスペインにいるうちに料理の注文方法覚えた。

　「本日のプラトス」つまり今日のお奨め一皿料理、これが安くてボリュームもちょうど。

　２，３品頼むと高くつくし食べ切れなかったりするが、この盛り合わせ料理だと色々ちょっとづつ食べられる。
　グラナダでは日本人の案内所でアルハンブラ宮殿の切符の買い方など色々教えてもらった。

　安い中華のお店も紹介してもらった。

　スープに焼き飯に酢豚。
　アルハンブラ宮殿のチケット買うため朝早くホステルを出たので、朝食を食べられない。

　「明日は朝食間に合わない」と言ったらランチパックを用意してくれた。

　アルハンブラ宮殿の中庭でランチだ。場所は贅沢だが食事はしょぼい。
　ランチが寂しいので夜は豪華だ。

　これも一皿料理。
　バレンシアではビールを我慢してオレンジジュース。
　さらにやっぱりパエージャ（パエリアまたはバレンシアライス）を食べなくては。

　でも値段の割りに美味しくなかった。
　バルセロナのメルカド（市場）の果物屋さんではスライスしたフルーツのパックを売っていた。
　１ユーロか２ユーロ。
　スーパーでもパックフルーツ売っている。

　日本でもあるから別に珍しくもないか。
　スペイン最後の料理も一皿料理、ビーフシチューに焼き飯、サラダ。

　バルセロナから夜行バスでパリへ向かう。

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この旅行記へのコメント（1）

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duc teruさん 2012/11/18 13:02:24

青春をお愉しみですね

熟年ドラゴンさん

仰せのとうり、来春高貴（愚生流Samuel Ullmann )高齢者です。

高貴とは財物、地位のあるなしではなく、無我の境地で酒や旅を愉しむこと。

Samuel Ullmann　杜甫、李白しびれますね。浮生は夢のごとしです。

duc teru

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