gianiさんのクチコミ(5ページ)全322件

どちらかというと一般的な観光の動線とは一線を画すエリアにあります。鐘紡の工場跡の広大な敷地には、ショッピングセンターの枠を超えたエンターテイメント空間が創出。個人的には、ショッピングよりも見学体験系がおすすめです。

あまり知られていませんが、６０年以上前に博多駅が移設されたことを物語る歴史遺構の一つです。国営ではなく、民間会社の九州鉄道が敷設した路線が九州の始まり。博多の市街に位置し、SLの動輪が￥の持つ存在感は見ものです。

天神中央公園の東エリアの中州に位置します。急場しのぎのパビリオンとは違い、VIPの接待に使用されただけあって、ファサードのみならず、ディティールにも意匠がこらされ、見ごたえがあります。展示資料にも脱帽です。

名前の通り、菅原道真を祀った神社であるだけでなく、大宰府へ流された際に立ち寄ったゆかりのスポット。天神という福岡商業地区の名称の起源となった歴史的スポットでもあります。一等地なのに広くて落ち着いた境内は、神秘的でした。おすすめです。

かつての福岡市ナンバーワンの展望台、博多港の歴史が学べる一挙両得のスポットです。無料なのも、魅力です。特に、臨海部の眺望は迫力があり、無駄に高所だと小さく見えてつまらないことに気付かされ、丁度良い高さだと気づかされました。

初乗り運賃が手軽で、チョイ乗りに便利です。運転本数も、中間までは２０分間隔で、利用価値大です。路面電車と普通の鉄道の合いの子のような不思議な感じが何とも言えず、乗ること自体がエンターテイメントとして成立する魅力があります。

１階の黒崎バスターミナルの向かいに、黒崎歴史ふれあい館なるものが存在し、発掘物を中心に地域史を扱う穴場コーナーがありました。ディープな内容も多く、楽しかったです。古写真は壮観なパノラマ光景で、見ごたえあります。

数ある黒崎の商店街の中でも、中核をなす目抜き通りのアーケードです。道幅も大変広く、インフラはしっかりとしています。ただ、勢いを感じられず、黒崎が元気不足であることを痛感させる景観です。エスカレータが便利です。

明治維新後の旧体制否定等で原型は損なわれましたが、再植林されて見事に往時の姿が見られます。何よりも立派な松並木と、自然の地形を活かして土手のように盛り上がった街道部分は、情緒あふれる姿で必見です。駅から離れています。

黒崎駅前から真っ直ぐ伸びる道と長崎街道が交差する地点にありました。当時は、この先は干潟状態で、まさに宿場の境界にぴったりのロケーション。道真が大宰府へ流された際は港だったという説明にも、びっくりさせられました。

神武天皇を祀り、神武の東征の際に拠点となった過去と、神功皇后が三韓征伐に際して先祖に加護を願って参拝したという半端ない由緒が魅力です。尊王攘夷運動の先頭に立った三条実美が大宰府落ちする際に大願成就を祈った経緯を語る石碑に感無量です。

長崎街道沿いの上市地区に、さりげなく鎮座する神社です。名前からは分かりにくいですが、天孫を地上界へ案内した猿田彦命を祀り、道案内の神様として欠かせないアイコン。長崎街道に残る宿場の痕跡が、情緒を感じさせます。

ひらがなだと分かりにくいですが、旧熊手村を由来とするネーミングです。何気に長崎街道の旧道を継承しており、歴史を感じさせます。当時は中橋を渡って進みましたが、今は橋の代わりに宿場通りを渡ります。総菜屋が魅力的な商店街です。

統一政権誕生まで、麻生氏が庇護していた神社です。長崎街道が右折する中、直進して春日神社にぶつかるという配置が、貫禄を感じさせます。黒崎宿や洞海湾に迫り出す丘の先端にあり、周囲を見下ろすロケーションも素敵です。

黒崎城下に位置する遺構です。黒崎城の堀を活用しており、宿場の防衛線としての機能を思い出させるロケーションにそそられます。現地の説明も秀逸で、番所は昼夜４人態勢だったことなど、具体性があって面白かったです。

黒崎駅の北東にあり、徒歩圏です。仲の悪かった豊前小倉藩の細川家を意識した防衛線の一つです。黒崎の街を見渡せて良い眺めです。工場の境界線で、西が三菱化学黒崎事業所、東が日本製鉄八幡地区と工業地帯であることを思い起こさせる景観です。

狼煙台を防衛するために、あえて城壁から突き出ている構造というのが興味深いです。そして、平和なご時世なので首を突き出して眺めると、一直線に伸びる城壁がきれいに見えて圧巻。城壁の基盤となる盛土が２段構造で、近寄りがたいことも判明し、収穫大です。

東面に位置する防衛施設で、こちらは平地に面しているので、かなりの丸腰感があります。余裕があるので、床面積も広く、９つの銃口を使用する際も余裕のある空間なのが印象的です。市街地の眺めがきれいなので、平和な今は便利な展望台です。

英訳のコーナーパビリオンという表現を見て、状況を把握できました。南東角に位置する楼という意味です。スペースも広く取られ、雉よりも立派です。木造の建物は周囲よりも高く、見晴らしが利きます。華やかさが印象的です。

ハングルと英語の説明がありました。城壁から突き出た構築物で、外敵を攻撃するための張り出したスペースです。銃口/矢穴が幾つもあり、三方向から攻撃できる造りで、よく考えられていると感じます。９人が詰めるには狭く感じました。