2026/03/20 - 2026/03/27
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ミズ旅撮る人さん
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北スペインのバスク地方からピレネーを越えてフランスに入り、フレンチバスクの中心バイヨンヌから南西フランスの「最も美しい村」を訪ねつつ、ワインの産地を巡るツアーに参加しました。
6回目は、サンテミリオンの後半とその後に続いて訪れたボルドーの街歩きです。サンテミリオン編は、南の端から中央のマーケット広場に戻って昼食を摂り、サラミ屋さんなどを覗きながらバスの待つ駐車場へ向かいます。その後、40分ほどバスは走ってボルドーの町に戻ります。カンコンス広場から大劇場、ブルス広場に寄ってサンタンドレ大聖堂を見学します。格好いいトラムが音もなく走り回る大都会です。散策する目的地でまさかの出来事がありました。
旅は驚きに満ちている・・・今回は満ちなくても良かったなあ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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サンテミリオンの町を北から南へ歩き、別の道を北に向かって戻っています。行きは観光客向けのワイン屋さんやレストランがずらっと並ぶ道でしたが、今度は隣り合う道なのにガラッと雰囲気が変わって、普通の住宅地です。これだけ住み分けが出来ていると、散策も存分に楽しめます。
ここは店ではないようですが、青い鶏の看板から察するに前編で見たサイズの異なるワインボトルが並んでいた「Badon Wine Boutique」の関連施設のようです。 -
前方の細い階段を上がるとグアデ通りですが、手前で左(北)に曲がって、トー通り(Rue du Thau)を進みます。すぐにマーケット広場に出ます。
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鐘楼が近くなって来ました。普通の教会ならここと同じ高さに教会があって、そこに塔が突き出ているのですが、サンテミリオンの鐘楼は単独で洞窟教会の上に建っています。
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トー通りでも野の花は存分に楽しめます。
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レンギョウも満開です。白壁に映えますね。
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トー通りを振り返って見ると、この道は意外と何にもない壁と石畳だけの道に見えます。サンテミリオンの石畳はイングランド発祥と言われています。アキテーヌ領地だったサンテミリオンは、領主がイングランド王と結婚した事をきっかけに300年間イギリス領でした。イギリス人は船でやって来る度に、小さな石畳の石を重しにして船を安定させていました。アキテーヌに到着すると、石を下ろして代わりにワイン樽を載せて帰国しました。残された石は、地面に敷き詰められたのです。
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マーケット広場です。集合時間にはまだ少し間があるので、広場の右手に続くカデンヌ通り(Rue de la Cadene)を歩いて見ます。
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広場を出てすぐの脇になんだか気になる空間がありました。
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ここはかつてのタウン・ホールです。このアーケードは、かつてマーケット広場にあった穀物取引のための市場でした。商品を風雨から守るため、木製のパレットが大きな開口部の穴にはめ込まれていました。ここはジュラードという市町村議会によって管理されていました。ジュラードは数世紀にわたって王の塔に置かれていましたが、18世紀にはこのホールに移転しました。市の中心部で公の会議が開かれ、役所や警察の役割をしていました。また、階段の下(右側)にある非常に古い小さな木製の扉は、地下牢として使われていたと言われています。
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カデンヌ通りはグアデ通りに向かって急坂になって行きます。
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グアデ通りと合流する直前の高い場所に石造りのアーチが現れます。
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アーチの右側に続く家には、16世紀の美しい螺旋階段を内包する多角形の塔があります。(1階がATMになっているのが悲しいですが)
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アーチを潜ってグアデ通りから振り返って見ます。アーチの手前、左側に木造家屋があります。サンテミリオン唯一の木造家屋でカデンヌ家の家です。16世紀初頭のファサードを持ち、基礎はそれよりもずっと古い時代のものです。
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螺旋階段の建物と対面して建っているのが、「LA TOUR DES VINS(ワインの塔)」という名前の店です。その向こうには赤色が目立つ店が。
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「Matthieu Moulierac - Les macarons de Saint-Emilion」
マカロンやカヌレをメインにしたお菓子屋さんです。どこかで見たような外観だなと思ったら、あの急坂テルトル・ド・ラ・トント通りの降り口のところにもありました。 -
参考までにテルトル・ド・ラ・トント通りの方の店です。
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グアデ通りを少し上って隣のジロンダン通り(Rue des Girondins)に入ります。この辺りがサンテミリオンのアッパー(上町)です。
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ジロンダン通りです。こうして見るとサンテミリオンの特徴は白い1枚板の鎧戸ですね。商業で栄えた町なので、見た目よりも防御に重点を置いたのでしょう。
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そしてまたテルトル・ド・ラ・トント通りの坂道を降りて行きます。ショート・トリップと言うより、ウォークです。平面だった頭の中の地図が高低差を加味した3Dになりました。
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坂を下ってマーケット広場に出る角にある「Amelia Canta」が昼食のレストランです。
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サンテミリオンのグランクリュ、2018年もののワインです。
フランスでは地方によってブドウ畑を格付けする制度があり、グラン・クリュは最高品質に当たる『特級畑』を指します。但し、ボルドーでは格付けがなされるのはシャトー(醸造所)に対してとなっています。更にボルドーの中でも格付けがなされるのは、メドック地区とサンテミリオン地区のみです。更に更にサンテミリオンでは、グランクリュは広域で使用していて品質が必ずしも高い訳ではないそうで、高品質のワインには「プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ」という表記を用いているそうです。プルミエにはAとBがあり、対象となるのは14醸造所のみです。サンテミリオンに着く直前に見た「クロ・フルテ」がBの格付けでした。
ワイン好きが多いので、ボトルをシェアして4ユーロ。 -
ホームメイドのフォアグラ・チャツネ
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仔牛の赤ワイン煮(ブフブルギニョン)。もうホロホロで、たいそう美味でした。
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ホームメイドのマカロン。間にクリームは入っていませんが、かなり厚みがあります。かなり甘くて、アイスと一緒に食べると食べやすかったです。
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店内はワインボトルがいっぱいで、正にワインを飲むためにあるレストランです。
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テーブルのあちこちに、これが置いてあります。これはアザミ科のカタリナのドライフラワーで、魔除けとして置くのだそうです。カタリナはアーティチョークのことです。
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店内は私たちの他には客は誰もいなかったので、外に出てびっくりしました。ヨーロッパ人は、屋外で食事をするのが大好きなんですよね。冬でもストーブなどの暖房設備を置いて外で食べる店が多いです。
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レストランを出てカデンヌ通りを上って行くと「Fromagerie La Moineaudiere」というチーズ屋さんがありました。サラミも自家製です。
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日本のスーパーで見るサラミとは全く違う姿に、ちょっと尻込みしてしまいますが、食べてみたかったな。ツアーの人々の勢いにいつも遅れてしまいます。とうとうチーズには辿り着けませんでした。
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グアデ通りを北に歩いて行きます。小さな赤いドアが目に付きました。「サンテミリオン・ワイン評議会」と書かれた看板があります。ここが事務局なのでしょう。
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その先には「LA POSTE」がありました。フランス語には(だけじゃないけど)疎いもので、それが郵便局だと気が付くまで時間が掛かりました。さっき絵葉書を買ったので、切手が欲しかったのです。中は割と狭くて、局員も黒人女性が1人だけでした。彼女は英語がまったくわからなくて「エアメール」「スタンプ」という単語すら理解しませんでした。しかし、こういうことには慣れている彼女は、にっこり笑ってスマホの翻訳アプリを使って、理解してくれました。
こういうものは便利なのはわかるのですが、お互いに理解しようと努力して、通じた時の嬉しさや一気に深まる親近感は、かけがえのない旅の思い出になります。「簡単・便利」では得られない「困難を乗り越える楽しさ」があります。 -
購入した切手です。金額も何も書いていなくて、本当に切手なんだろうかとかなり心配でした。でも下部にInternationalと書いてあるし・・・ちゃんと日本に届きました。
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駐車場に着きました。一角にオレンジ色のバイクが数台停まっています。レンタルバイクの駐輪場です。国際免許のチェックなんて無いみたい。サンテミリオンのワイナリー巡りにはバイクが活躍しそうです。でも、きっと飲酒運転だよね。
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大好きなサンテミリオンの風景ともお別れです。ぶどうは短い幹だけだけど、黄色いたんぽぽの絨毯は幸せ色です。
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いつかこのブドウ畑に実が実っているところを見に来たいです。随分と違う風景に見えるでしょうね。
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ボルドーに戻って来ました。ガロンヌ川を渡っています。この先、サンテミリオンの近くを流れていたドルドーニュ川と合流して、ビスケー湾に注ぎます。ガロンヌ川は満潮の際に海からの水が遡って来るため、逆流現象を見ることが出来ます。海が近い証拠ですね。
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通りかかった古い家です。家々は隣同士くっついているので、取り壊す時はこのように、隣の建物を支えないとならないのですね。外装は古いまま、内装だけを現代風にすることが多いのでしょうが、隣が無くなると怖いですね。
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ボルドー海事証券取引所(Maritime Stock Exchange Hotel in Bordeaux)
サンテミリオンの市役所(メリー)で学んだように、ここでも公共の建物はHOTELです。この背後に現代美術館があります。 -
バスはカンコンス広場の北側の駐車場に止まったので、中心部に向かって先ずはカンコンス広場を歩いています。ここではこれからの時期に営業を始める移動式遊園地の設営が行われています。
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ジロンド派記念碑(Monument aux Girondins)。
フランス革命時に処刑されたジロンド派議員たちを追悼する巨大な塔と噴水です。中央の柱は高さ50m、翼のある自由の女神像を戴きます。ジロンド派とは穏健共和派の党派で、ジロンド県ボルドー出身の富裕な資本家層が中心となって設立したため、ジロンド派と呼ばれます。 -
カンコンス広場の南側は主要なトラムの停留所が集まっています。ボルドーは自転車の多い町で、自転車レーンがあちこちにあります。音のしないトラムと自転車は近付いていてもわからない事が多々あります。日本人はトラムに慣れていないので充分な注意が必要です。
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ボルドーのトラムは6路線あり、そのうちB・C・D・E路線がカンコンス広場にやって来ます。A・F路線は中心部の南を東西に横切り大聖堂の前を通って、F路線が空港に至ります。
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ここがトラムの停留所です。ホームにはほとんど段差がなく、乗り降りは快適です。
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B路線の停留所にある停留所の案内板です。北上してBerges de la Garonneまで行きます。途中駅に「NEW YORK」があるのがおもしろいですね。「自由の女神像」があったのはカンコンス広場から2つ目の停留所付近ですが。
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停留所にあった路線図です。事前にネットで調べた時には4路線のものが大多数でした。2025年末にA・C路線の一部が改変されてE・F路線となっています。ガラスの反射のため、あまり綺麗に撮れなかったので、2026年5月のTBMのHPにある路線図を捕捉します。
https://www.infotbm.com/sites/default/files/medias/fichiers/plans/PLAN_BDX_CENTRE.pdf -
「Caneles Baillardran」カヌレで有名な店。停留所と大劇場の間にあります。
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大劇場の前です。B路線のトラムが入って来ました。トラムの警笛はチンチンチンと優しく鳴るので気付きにくいです。前方にギャルリー・ラファイエット(百貨店)のドームが見えます。
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大劇場です。1780年に完成した新古典派建築です。正面にはコリント式円柱が12本並び、屋根の上には12人の女神像が立っています。
大劇場 建造物
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天井にも女性の顔が彫り込まれています。
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大劇場の真正面に建つ「インターコンチネンタルホテル(InterContinental Bordeaux - Le Grand Hotel by IHG)です。
インターコンチネンタル ボルドー ル グラン ホテル バイ IHG ホテル
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大劇場の南側にあるシャポール広場(Cours du Chapeau-Rouge)です。大劇場の角を東に曲がって川岸を目指します。
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ワインと缶詰を売る店。ボルドーには、こういう店がたくさんあるのでしょう。
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「ギャルリー・ボルドレーズ(Gal Bordelaise)」大きな建物の中を斜めに突っ切るパッサージュです。
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ボルドーには2つのパッサージュがあるそうです。もう一つは「パッサージュ・サルジェ(Passage Sarget)」で、大劇場の正面から西へちょっと行ったノートルダム寺院の横にあります。
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ボルドーの街並みは後にパリの街のモデルになったとも言われています。
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パッサージュを見るために寄り道しましたが、今度こそ川を目指します。
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ブルス広場(Place de la Bourse)に来ました。北側に見える建物は裁判所です。
ブルス広場 広場・公園
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ブルス広場全景です。左右対称の美しい建物が広場を覆っています。さて、手前に真っ平らなタイルを敷き詰めた部分があります。これが有名な「水鏡」です。本来ならここにはわずか2㎝の水深に水が張られていて、正面の建物を鏡のように映すのです。昼間も綺麗ですが、夜は絶景。ボルドーに来たら絶対に見たい場所でした。しかし、何故か水が無い!まいった。なんでこんな事が起こるんだろう?
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水鏡 MIROIR D’EAU(ミロワール・ドー)の水は4月中旬から10月だけ張られるのです。冬の間は凍結防止だそうです。そんな事はガイドブックにも書いていません。ああ、悔しい。こちらの建物には商工会議所や税関博物館が入っているそうです。
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昨日、アイノアからボルドーに来た時に、高速道路の都市案内板に、こんな風景が描かれていました。これぞ「水鏡」です。よくぞ撮ったものです。幻の一枚となりました。
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同じ外観の建物がずらっと並んでいます。ガロンヌ川岸を一気に整備したのでしょう。すっくと建つ塔はサンミシェル聖堂(Basilique Saint-Michel)です。堂宇から建つのではなく、正面玄関の真ん前に独立して建っています。
ボルドーは小麦とワインを輸出して、ナントに次ぐ貿易都市として発展しました。それまでは中世の城塞都市だったボルドーは、18世紀の太陽王ルイ14世から15世の時代、王の権力を示すため大規模な都市計画が行われました。古典主義様式で統一されたブルス広場周辺はその象徴です。 -
ガロンヌ川に架かるピエール橋をトラムが渡って行きます。ここを通るのはA路線とE路線だけです。
ピエール橋 建造物
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対岸には近代的な町が見えます。こちら側には、かつてボルドーの東門であったブルゴーニュ門があります。ブルゴーニュ門の少し北側にはカイヨ門(Porte Cailhau)があります。かつての城壁の一部で、最も古い鐘楼です。
ボルドー(BORDEAUX)は、ガロンヌ川周辺の三日月型の市街地全体が「月の港・ボルドー」として世界遺産に登録されています。ここは世界遺産のど真ん中です。 -
がっかりしながら、真ん中の建物の南側を通るフェルナン・フィリッパール通り(Rue Fernand Philippart)を西に歩いて行きます。
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路地の中に小さな教会が潜(ひそ)んでいます。
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ツルツルの石畳の道です。雨が降ったら怖いな。でも、濡れたら夜は綺麗に見えるんです。
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「ギャルリー・ラファイエット(Galeries Lafayette)」高級百貨店です。
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聖カトリーヌ通り(Rue Sainte-Catherine)の標識。右肩にホタテ貝のマークがあります。スペインのサンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路を示しています。ツールからの巡礼路が世界遺産になっています。フランス語ではサン・ジャック・ド・コンポステル(Saint-Jacques-de-Compostelle)、ホタテ貝はコキーユ・サン・ジャック(Coquille Saint-Jacques)と呼ばれます。
ボルドーで世界遺産になっている寺院は
サン・ソラン・バジリカ聖堂(Basilique Saint-Seurin)、
サン・ミッシェル・バジリカ聖堂(Basilique Saint-Michel)、
サンタンドレ大聖堂(Cathedrale Saint-Andre)の3つです。 -
「ラ・トック・キュイヴレ(La Toque Cuivree)」こちらもカヌレの老舗。サン・プロジェ広場に面しています。
カヌレは18世紀に、ボルドーにあるアヌンシアード修道院の修道女たちが作り出したと言われていますが、修道院跡の発掘調査ではその痕跡は発見できていないそうです。アキテーヌ地方がイギリス領となり、イギリスに大量に輸出するようになったワインの渋み成分のタンニンを卵白で沈殿させて除去していました。そこで残った卵黄を使ったお菓子が考案され、カヌレとなりました。 -
ここから西に真っすぐトロワ・コニル通り( Rue des Trois-Conils)を進むとモノプリ(MONOPRIX)が現れます。この角を南に曲がるとすぐにサンタンドレ大聖堂に行き着きます。
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サンタンドレ大聖堂とペイ・ベルランの塔(Tour Pey Berland)です。
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ペイ ベルラン塔は、1440~1500年の間に建設されたゴシック様式の鐘楼です。高さは66m、231段の螺旋階段を上ります。ペイ・ベルラン大司教の命により建設された大聖堂の鐘楼なのですが、地盤がゆるいため、大聖堂の建物とは別の場所に建てられています。フランス革命中は火薬工場として使用され、老朽化していたため、19世紀に修復されています。入場料は6ユーロ。
ペイ ベルラン塔 建造物
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正面の建物は市役所です。「Hotel de ville」が市役所を表すことはサンテミリオンで学びました。Hotel de villeという停留所にはA・B・Fのトラムがやって来ます。
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ペイ・ベルラン広場はボルドーの中心部で一番広い広場です。カフェは張り出し放題です。
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サンタンドレ大聖堂(Cathedrale Saint-Andre de Bordeaux)。聖アンドレ大聖堂です。12世紀のゴシック様式の教会です。この教会はゴシック様式の特徴である飛び梁と控え壁が多く見られます。つっかえ棒のように斜めに支える梁と壁がぐるりと囲んでいます。
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南側です。まるで正面玄関のように立派です。
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ゴシックの特徴である尖頭アーチのお陰で、窓が多用されるようになり、ステンドグラスが発達しました。中から見るのが楽しみです。
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サンタンドレ大聖堂は、何故か北側に正面玄関があり、南側にも角柱の塔を持つ出入り口があります。大抵の教会は、十字架の形をした根っこの部分に正面玄関があるのですが。手前の白い部分は飛び梁(フライング・バットレス)の基壇部分(控え壁)です。この白い控え壁と隣の控え壁との間に「王の門」があります。その入口上部には1250年頃に作られた「最後の審判」の彫刻があります。2013年に修復された際には、彩色の跡が確認されました。
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では、中に入ってみましょう。因みに英語名ではセント・アンドリュース・カテドラルとなります。全長(東西)は124mです。
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このバラ窓は、枠組みが外から見るととても綺麗で、中から見るステンドグラスを大層期待していました。
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北側に入口があるので、入って左手(東)に主祭壇があります。ゴシックの特徴である高い天井が荘厳です。更に尖頭アーチの壁に囲まれ、天井は交差リヴヴォールト(肋骨状の骨組み)。正にゴシックの見本です。
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左にある立派な椅子が司教の椅子(カテドラ)です。これがあるから大聖堂(カテドラル)と呼ばれます。
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南側のバラ窓です。四方に天使が描かれ、中央は聖母子です。
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主祭壇の背後のステンドグラスです。顔や絵柄が時代を感じさせるので、創建当初のものでしょう。他のステンドグラスとは違います。
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精巧で細かいステンドグラス。主祭壇のものより、ずっと新しいのでしょう。
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一番がっかりしたのがこの北側のバラ窓。外から見た時に期待していた分、落胆も大きいです。
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側面のステンドグラスは聖人たちの肖像が並びます。
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フランス国土の南半分以上を治めていたアキテーヌの領主アリエノール・ド・アキテーヌと、将来のフランス国王であるルイ7世は、ここで1137年に結婚しました。
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この大聖堂はフランス革命の際に食料の保管庫として使われていました。
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中央のステンドグラスの大写しです。この大聖堂は、19世紀に壊滅的な火災に見舞われました。そのため、これらのステンドグラスのほとんどが以降の作品となり、主祭壇のものとは異なる「妙に整然と美しい」ステンドグラスになっているのです。
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これらの彫像や彫刻は創建当時とどのくらい同じように再建されたのでしょう。
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主祭壇の外側の壁面に飾られている聖母子像です。
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反対側の聖母子像。微妙に違っています。
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礼拝堂。
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礼拝堂の祭壇。
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真ん中のステンドグラス。
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その右隣のステンドグラス。背景が幾何学模様のような単純な模様になっています。
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更に右隣。綺麗は綺麗なんです。デザインはとても優秀です。ただ、古いものとは味わいが違う。古いものは絵柄が陳腐でも血が通っている感じがします。新しいものは工業製品のように精巧です。
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これだけ綺麗なのに古いものの方がいいというのは、贅沢なんでしょうね。
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両側がとうとう幾何学模様だけになってしまいました。限界なのかな。
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ここも礼拝堂?
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ステンドグラスの大写し。見事に揃っています。
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ステンドグラスの下の境部分の方が、ちょっとおもしろいです。壁の絵柄や尖頭アーチのそれぞれの違いなど、細かい部分にこだわっているのがいいです。
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撮っている本人も、既に撮ったものか分からなくなって来ました。順番に撮ってはいるのですが。
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こちらは窓が狭いのかな?聖人が3人。
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窮屈な場所から撮っているので、曲がってしまいました。こちらは聖人ではなく聖職者のようです。
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見事な尖頭アーチの3段重ね。高く高く聳える感じが強調されています。
11世紀に建築が始まった大聖堂は、増築と修復を繰り返して現在の姿になったのは16世紀のことです。元々、この場所は沼地であったことから、建物が崩れないようにするため補強に長い歳月が掛かったそうです。だからあんなに飛び梁や控え壁が目立つのですね。鐘楼に至っては教会の上に載せられなかったのです。 -
大聖堂から外に出ました。Hotel de ville停留所です。見えている停留所に来るのは南北に走っているB路線だけで、A・F路線は東西に走るので、その先の角を右に曲がった所に同名の停留所があります。
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ギャルリー・ボルドレーズを行きに見た時とは反対側から通って行きます。
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なんだか開いている店がとても少ないみたい。これも春休み?
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ホテルに戻りました。まだ日が沈まなかったので1ブロック隣のカルフール・シティへお買い物に行きました。ここでは食料品を思う存分買い込みました。今はどこでもタッチ決済です。ユーロ紙幣を使ったのは、レストランのワイン代くらい。今日も良く歩いたので、よく眠れます。
明日は、カオールの世界遺産を見て昼食。その後「フランスの最も美しい村」であり、世界遺産のロカマドゥールに行きます。
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