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旧渋沢邸の見学ツアーに参加しました。<br />見学ツアーは毎週木曜日の開催で、完全予約制(抽選制)です。(10人程度)<br />旧渋沢邸内と外周部を約90分間で周ります。また、参加者は併設する清水建設歴史資料館も見学できます。どちらも熟練ガイドでわかりやすかったです。<br />JR潮見駅徒歩3分<br /><br />旧渋沢邸は、「日本近代資本主義の父」と称される渋沢栄一が四代にわたり暮らした住宅です。その中心にある「表座敷」は、渋沢栄一が居宅を構えた東京府深川福住町(現 江東区永代)にて、明治11年(1878年)に竣工しました。設計施工は、清水建設の二代目店主 二代清水喜助です。<br />数度の移築や増改築を経て、令和5年(2023年)に江東区潮見の地に3度目の移築を行い、江東区指定有形文化財「旧渋沢家住宅」に指定されました。<br /><br />

旧渋沢邸~三度の移築を経て~

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2026/01/29 - 2026/01/29

56836位(同エリア85348件中)

旅行記グループ 建築巡り

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るびこんさん

旧渋沢邸の見学ツアーに参加しました。
見学ツアーは毎週木曜日の開催で、完全予約制(抽選制)です。(10人程度)
旧渋沢邸内と外周部を約90分間で周ります。また、参加者は併設する清水建設歴史資料館も見学できます。どちらも熟練ガイドでわかりやすかったです。
JR潮見駅徒歩3分

旧渋沢邸は、「日本近代資本主義の父」と称される渋沢栄一が四代にわたり暮らした住宅です。その中心にある「表座敷」は、渋沢栄一が居宅を構えた東京府深川福住町(現 江東区永代)にて、明治11年(1878年)に竣工しました。設計施工は、清水建設の二代目店主 二代清水喜助です。
数度の移築や増改築を経て、令和5年(2023年)に江東区潮見の地に3度目の移築を行い、江東区指定有形文化財「旧渋沢家住宅」に指定されました。

  • 渋沢栄一は生涯で6件の自宅を所有していたが、現存する唯一のもの。<br />

    渋沢栄一は生涯で6件の自宅を所有していたが、現存する唯一のもの。

  • 江東区深川から青森県六戸町に移築されていたが、現行法では同様の木造建築は認められないため、青森県で江東区の文化財に指定するなど奇抜な特例を適用させて実現させたそう。屋根は元は違う建材であったが、規制に合わせてスレートで復原した。<br /><br />主屋は歴史的価値が高く、今後 国登録有形文化財や重要文化財への指定が検討される可能性がある。

    江東区深川から青森県六戸町に移築されていたが、現行法では同様の木造建築は認められないため、青森県で江東区の文化財に指定するなど奇抜な特例を適用させて実現させたそう。屋根は元は違う建材であったが、規制に合わせてスレートで復原した。

    主屋は歴史的価値が高く、今後 国登録有形文化財や重要文化財への指定が検討される可能性がある。

  • 洋館の玄関から入館する。

    洋館の玄関から入館する。

  • 玄関の左右にはツバメを描いたステンドグラス

    玄関の左右にはツバメを描いたステンドグラス

  • 玄関のステンドグラスは建築当初のオリジナル

    玄関のステンドグラスは建築当初のオリジナル

  • 洋館玄関<br />

    洋館玄関

  • 洋館広間

    洋館広間

  • 天井の梁と暖炉はオリジナルのもの。<br />暖炉は1枚のイタリア産大理石。<br />渋沢家の柏の家紋の入った照明を復元した。

    天井の梁と暖炉はオリジナルのもの。
    暖炉は1枚のイタリア産大理石。
    渋沢家の柏の家紋の入った照明を復元した。

  • 食堂<br />ガスストーブのマントルピース

    食堂
    ガスストーブのマントルピース

  • 食堂の窓

    食堂の窓

  • ステンドグラス

    ステンドグラス

  • 洋館客間

    洋館客間

  • シルクスクリーン印刷の壁紙(復原)

    シルクスクリーン印刷の壁紙(復原)

  • 客間のステンドグラス

    客間のステンドグラス

  • 洋館書斎の暖炉

    洋館書斎の暖炉

  • 表座敷 1階廊下

    表座敷 1階廊下

  • 1階居間 <br />堀田瑞松による葡萄の欄間 <br />昔は取り外して掃除をしていた。

    1階居間 
    堀田瑞松による葡萄の欄間 
    昔は取り外して掃除をしていた。

  • 1階居間 床の間の引き戸

    1階居間 床の間の引き戸

  • ふすま紙は重ねて貼り付けてあり、それらを剥がして最後の柄を復元した。

    ふすま紙は重ねて貼り付けてあり、それらを剥がして最後の柄を復元した。

  • 表座敷 2階廊下<br />屋根を支える丸太は13m、長押(なげし)は11mの長い部材を使っている。<br />

    表座敷 2階廊下
    屋根を支える丸太は13m、長押(なげし)は11mの長い部材を使っている。

  • 2階居間 次の間

    2階居間 次の間

  • 2階居間 次の間<br />引き戸の取っ手はコウモリ形

    2階居間 次の間
    引き戸の取っ手はコウモリ形

  • 客間は、神代杉の「畳うつし天井」になっている。<br />

    客間は、神代杉の「畳うつし天井」になっている。

  • 桃の欄間(柿ともいわれる)

    桃の欄間(柿ともいわれる)

  • 2階寝室<br />照明は記録がないので復元していない。

    2階寝室
    照明は記録がないので復元していない。

  • 黒柿の階段<br />見学の順路はエレベータで。

    黒柿の階段
    見学の順路はエレベータで。

  • 親柱には黒柿、段板はケヤキ、手すりは紅紫檀、高級木材を使用。

    親柱には黒柿、段板はケヤキ、手すりは紅紫檀、高級木材を使用。

  • 1階仏間

    1階仏間

  • 女中部屋のふすま

    女中部屋のふすま

  • 台所 <br />食器棚はオリジナル

    台所 
    食器棚はオリジナル

  • 内玄関

    内玄関

  • 「表座敷」<br />明治11(1878)年竣工<br />設計施工は二代清水喜助

    「表座敷」
    明治11(1878)年竣工
    設計施工は二代清水喜助

  • 「御母堂」<br />明治41(1908)年増築

    「御母堂」
    明治41(1908)年増築

  • 清水建設が開発したAIとIoT技術を組み合わせた自動火災検知放水システム「慈雨」<br />池の地下が防火水槽になっており、20分間放水できる。<br />近くの梅の木に赤い花が開花し、炎と感知して放水したこともあるという。温度ではなく色に反応するよう。

    清水建設が開発したAIとIoT技術を組み合わせた自動火災検知放水システム「慈雨」
    池の地下が防火水槽になっており、20分間放水できる。
    近くの梅の木に赤い花が開花し、炎と感知して放水したこともあるという。温度ではなく色に反応するよう。

  • テラス

    テラス

  • 通気口の格子

    通気口の格子

  • 「洋館」(客間、広間、書斎、食堂など)<br />昭和5(1930)年増築<br />設計は西村好時

    「洋館」(客間、広間、書斎、食堂など)
    昭和5(1930)年増築
    設計は西村好時

  • 2階からも素晴らしいロケーション。<br /><br />1991年 青森県六戸町に移築<br />2019年 清水建設が譲り受け、解体収去工事開始<br />2020年 江東区指定有形文化財「旧渋沢家住宅(部材)」に指定(青森県)<br />2023年 江東区潮見への移築・復原工事竣工

    2階からも素晴らしいロケーション。

    1991年 青森県六戸町に移築
    2019年 清水建設が譲り受け、解体収去工事開始
    2020年 江東区指定有形文化財「旧渋沢家住宅(部材)」に指定(青森県)
    2023年 江東区潮見への移築・復原工事竣工

  • 午後は併設されている清水建設歴史資料館を見学する。<br />旧渋沢邸と共用のエントランス前には見合わない巨大な車寄せ。

    午後は併設されている清水建設歴史資料館を見学する。
    旧渋沢邸と共用のエントランス前には見合わない巨大な車寄せ。

  • 清水建設歴史資料館のエポック展示室<br />右)「第一国立銀行(三井組ハウス)」1872年竣工<br />左)「為替バンク三井組」1874年竣工<br />二代清水喜助 設計<br /><br />定時には広い打ち放しの壁に映写し、上から映像を鑑賞。

    清水建設歴史資料館のエポック展示室
    右)「第一国立銀行(三井組ハウス)」1872年竣工
    左)「為替バンク三井組」1874年竣工
    二代清水喜助 設計

    定時には広い打ち放しの壁に映写し、上から映像を鑑賞。

  • 「帝国議会議事堂」<br />1936年竣工<br />大蔵省営繕管財局 設計<br />清水組は、中央玄関、広間の天井、衆議院内部造作などを請け負う。

    「帝国議会議事堂」
    1936年竣工
    大蔵省営繕管財局 設計
    清水組は、中央玄関、広間の天井、衆議院内部造作などを請け負う。

  • 「国立代々木屋内総合競技場」<br />1964年竣工<br />丹下健三研究室及び都市・建築設計研究所 設計

    「国立代々木屋内総合競技場」
    1964年竣工
    丹下健三研究室及び都市・建築設計研究所 設計

  • 「温故創新の森 NOVARE」<br />旧渋沢邸を含む一帯は、清水建設の拠点として贅沢な空間になっている。<br />単管パイプと型枠をイメージしたデザインが特徴的。

    「温故創新の森 NOVARE」
    旧渋沢邸を含む一帯は、清水建設の拠点として贅沢な空間になっている。
    単管パイプと型枠をイメージしたデザインが特徴的。

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