日生劇場の見学ツアー

2025/03/13 - 2025/03/13

日生劇場見学ツアーに参加しました。
抽選に当選した20人くらいの方が玄関ホールに集合します。
ベテランガイドの説明で、ホールをくまなく案内していただきました。

村野藤吾　設計
内藤多仲　構造設計
石井聖光　音響設計
1963年　竣工
地下5階地上8階建て

エリア 丸の内・大手町・八重洲(東京)

エントランス
足元には長谷川路可（ろか）氏による大理石モザイクが続いている。

扉の取っ手

受付カウンターは床と同じ白大理石で。

玄関ホール（ピロティ）
天井には大きなアルミグリル照明
御影石の石柱、ビシャン叩き仕上げで表面に凹凸がでている。銀座和光にも使われている工法。

正面には色ガラスの装飾壁面（コロラート）

1963年、岩田藤七作

側面が木製のらせん階段

1段目は床材と同じ大理石

チケットをもぎりやすいような曲線にデザインされたカウンター

1階席に向かう大階段

階段の手摺りは細めのステンレススチール

飲食コーナーのテーブル

中2階からピロティを望む。
足元にはデザインされたが並ぶ。

ステージ付近から客席を見上げる。
客席数は1,334席、3階席まで。

天井を見上げる。

天井は白の石膏の孔のあいたボード

2階席へのらせん階段

デザインされた支柱

ホールの壁面はガラスタイルのモザイクで色鮮やかに。

1階席から3階席を吹き抜ける空間

1階席の扉は左右で取っ手の形状が異なっている。

3階席へのらせん階段

2階席の扉はちょうちょ型の取っ手

3階席

天井は木漏れ日をイメージしているようだが、ジンベイザメの肌のようにも。

天井にはおよそ2万枚のアコヤ貝が貼られている。

客席の背面には音響効果とデザイン性を備えた壁となっている。

3階のホワイエ

ツアーは終了し、外に出る。

外のピロティの床にはモザイクが続いている。

日生劇場全景

日生劇場は、関東大震災でも倒壊したかった数少ない建物。
手前は旧帝国ホテル

明治生命館
1934年　建築
岡田信一郎　設計

東京駅、行幸通りから。