世界一周航空券で行く世界5周目旅行　⑮リスボン（ポルトガル）その1

2024/07/08 - 2024/07/11

世界一周航空券で旅行しています。

プラハからウィーンに鉄道で移動して、ウィーン空港から
ロンドン経由でリスボンに向かいました。

スペインには何度か行きましたが、ポルトガルは初めてです。

シェラトン・リスボアホテルに3泊してリスボンを観光します。
トラムに乗って車窓からの景色を楽しみ、サンタ・ルジア展望台からは
美しい街並みとテージョ川を眺めることができました。

エリア リスボン(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

ウィーン空港を出発しました。
まずはロンドン・ヒースローに向かいます。

ウィーン近郊の景色。
ヨーロッパを旅すると、農業国が多いと
思います。
このような景色をよく見ます。

ロンドンが近くなりました。
昔ながらの家が並ぶ光景。

イギリスの家は古い屋敷が残っている
印象です。かならず屋根に煙突があります。

古い時代の映画を撮るのに苦労しないだろうな、と
いつも思います。

ロンドン・ヒースロー空港に到着。

ウィーン発11:40-ヒースロー着13:00

ロンドンは空港内の乗り継ぎだけです。

リスボンの旅が終わったら、ロンドンに
滞在します。

第3ターミナルに着いて、次のリスボン行きは
第5ターミナルです。

バスで移動します。

乗り継ぎ案内を見ながら、かなりの距離を
歩きました。
ヒースロー空港、広いです。

第5ターミナルに着きました。

接続便で乗り継ぎ時間は２時間でしたが、
第5ターミナルは人がいっぱい。

BAのラウンジがあるのですが、サウスもノースも
行列ができるほどの人の多さ。

着いたらもう搭乗時間になっていました。

リスボン行きは15:06発。BA501

定刻にヒースローを飛び立ちました。

リスボン着は17:55

約3時間のフライトです。

世界一周航空券はビジネスクラスですが、ウィーンから
ヒースローはエコノミーしか取れませんでした。

リスボン行きはビジネスクラスです。
といっても、3席の真ん中が空席のタイプです。
ウェルカムシャンパンをいただけました。

ようやく、ひと息つけました。
ウィーンのホテルでの朝食以来、ラウンジにも
寄る時間がありませんでした。
ホテルの朝食、付けて良かったです。

食事のメニューも配られました。

夫も私もチキンにしました。
もう1つはカリフラワーと海老でした。

パンも付いて美味しかったです。
白ワインをお供に。チーズも美味。

リスボンが近くなりました。

ロンドンと同じように家が並びますが
建物の色や形が違います。

周遊して各地を空から眺めると面白いです。

リスボン空港に到着しました。

ホテルまで移動します。

ホテルは地下鉄のピコアス駅の近くですが
駅にはエレベーターがありません。
（大きなトランクがあるので、事前に調べます）

タクシーで行くことにしました。

イスタンブールでぼったくりタクシーに遭遇したので
先に料金を交渉しましたが、メーターだからと言われました。

乗ってみると正直タクシーで予想よりも安く9ユーロで
10ユーロ支払いました。

「シェラトン・リスボアホテル」に着きました。

高層ホテルです。3泊します。

入口はこちら。

チェックインすると、にこやかな女性で
親切にいろいろ教えてくれました。

部屋は1508号室。

広いです。

マリオットヴォンボイのHPから予約しました。
朝食付き、3泊で921ユーロ（165,662円）

高いですが、快適に過ごせていいホテルでした。

大きなテレビがあり、ここでも夫は
サッカーを見ていました。

ミニバーとカーテンの奥はクローゼット。

バスルームはバスタブ付きで、きれい。

トイレも清潔で広かったです。

ホテルを出て周辺を歩いてみました。

最寄り駅のピコアス駅周辺です。

ピコアス駅の入り口。
降りてみましたが、やはりエレベーターは
ありませんでした。

空港からタクシーにして良かったです。

駅の近くにはショッピングモールも
ありました。

ベーカリーはありましたが、食べたい物はなく
買い物しませんでした。

さらに歩いて小さな食品店を見つけました。

あまりお腹もすいていないので、ビールだけ
買ってホテルに戻りました。

部屋でビールとおつまみだけで終了。

翌日の観光の検索をしたりして過ごしました。

シェラトン・リスボアホテルからの夜景。

きれいでした。

リスボン滞在の2日目です。

ホテルの朝食会場へ。

大きなホテルなので、朝食レストランも広い。

スタッフも多くて、席に案内してくれました。

美味しそうなパン類が並んでいます。

ポルトガル名物のパステル・ド・ナタ
もあります。

マカオで食べたエッグタルトと似ていますが
違うそう。

エッグタルトはナタのレシピを知ったイギリス人が
英国風カスタード・タルトの技術を加えて砂糖を
控えめにし「ポルトガル風エッグタルト」として
マカオで発売したとのこと（夫調べ）

パステル・ド・ナタとは厳然と区別されています。

食べた感想としては、それほどの違いは感じられず
どちらも美味しかったです。

ゆで卵やパンの上にのせたポーチドエッグ。

料理の種類が多く、嬉しいです。

私のプレート。

紅茶を頼むとティーポットで持って来て
くれました。

ポーチドエッグも並べて美味しい朝食。

夫のプレート。

コーヒーもポットで運ばれました。
豆の煮た物はここでもありました。

ホテルらしくフルーツも豊富。

この日は朝から雨模様です。
ゆっくり食事してから出かけることにしました。

レストランの入り口にあったピアノ。

個性的なデザイン。

今日はリスボン市内観光をします。

メトロやトラムを利用する予定。

ホテルのロビーに観光のイラストがありました。

ホテルの最寄り駅はピコアス駅ですが、坂の下には
もう1つの駅「マルケス・デ・ポンバル」駅もありました。

今日はこちらから出発することにしました。

駅前にはマルケス・デ・ポンバル広場。

1755年から1777年に宰相を務めた政治家ポンバル侯爵
セバスティアン・デ・カルヴァーリョにちなんで
名付けられた広場です。

広場の中心には1917年から1934年にかけて
建てられた、ポンバル侯爵と権力の象徴である
ライオン像を頂いた円柱がありました。

駅で「ビバ・ヴィアジェム（Viva Viagem)カードを
買いました。
1日券（24時間券）2人分で22.60€でした。

リスボンのメトロ、Carrisは1回乗車1.80€。
このカードを購入してチャージして使うと
1回乗車が1.61€になるとのこと。

2023年からメトロはVISAタッチ決済が使えます。
その場合は1回乗車1.8€です。

ポンバル広場駅からメトロに乗って
マルティン・モニス広場駅へ。

マルティン・モニス広場はリスボンの古代の
城壁の一部です。

マルティン・モニスは1147年のリスボン包囲戦で
有名なポルトガル人の騎士の名前。

そして、この広場にはリスボン観光の
トラム一番人気の28E線の始発駅があります。

私達もそれを目当てに来ました。

トラムは1873年に馬車鉄道として運行開始。
1901年から電車になりました。

1960年以降、バス路線に転換され廃止が
相次ぎましたが、逆にリスボンの象徴に
なっています。

2024年現在、5路線、総延長48㎞が残されています。

さすがにリスボン観光の一番人気。

トラムを待つ人は長蛇の列です。
乗車するまでに1時間20分も待つことになりました。

トラムは小さいので、1度に乗れる人数が少ないです。

長い時間、列に並んで待ちました。
ようやく順番がやって来て、乗り込みました。

リスボンらしい坂道を通って行きます。

道路も狭く、車も通ります。

トラムがすれ違うのも大変。

トラム28E路線は昔からの車両です。

旧市街や繁華街の主要スポットを巡り、
リスボンの丘を上り下り、狭い道をクネクネと
通り抜けるため、観光客に最も人気があります。

乗っているだけで、車窓からリスボンの街を見物できます。

観光バスに乗っているようで楽しいです。

「サン・ヴィンセンテ・デ・フォーラ修道院」

17世紀再建の修道院と教会。
デ・フォーラとは城壁の外側、という意味。

「エストレラ大聖堂」

1790年完成。
ヨーロッパで最も美しい教会の一つ。

小さな車両ですが、皆さん車窓観光を
楽しんでいました。

私達は街の景色を眺めながら、終点まで乗りました。

リスボンの街は建物の色がカラフルで
見ているだけで楽しめます。

終点まで乗って、そこからまた始発に乗り、
戻ります。
車窓観光も続きます。

「ポルタス・ド・ソル広場」
太陽の扉、という意味。

サン・ヴィセンテ像が建っています。

「リスボン大聖堂」

1147年に建造。
リスボン市内で最も古い教会です。

トラムの往復で、たくさんの人が降りていた
場所で私達も降りました。

「サンタ・ルジア教会」

サンタ・ルジア教会はアズレージョと
ブーゲンビリアが美しいことで有名です。

ブーゲンビリアは写真を撮ったものの
評判のアズレージョは、ほんの少し
建物の下に見えるだけ。

夫がその部分を拡大してみました。

アズレージョが少しだけ見えます。

ここには「サンタ・ルジア展望台」が
あります。

雨模様だったのに、すっかり晴れて
景色がきれいに見えました。

この展望台はトリップアドバイザーで
リスボンの観光901件中、第1位に挙げられています。

リスボンの旧市街、赤い屋根がひしめき合う
アルファマの街並みとまるで海のような
テージョ川の景色が素晴らしいです。

リスボンは1755年の大地震で多くの建物が
崩壊しましたが、旧市街「アルファマ地区」は
被害を免れ、昔からの街並みがそのまま残っています。

リスボン観光その２に続きます。
この後、さらにトラムでの観光。
翌日は「発見のモニュメント」やベレンの塔を見に行きます。