2025/6 ﾖｰﾛｯﾊﾟ旅行 【最終章】/ﾎﾟﾙﾄｶﾞﾙ（ﾘｽﾎﾞﾝ･ﾎﾟﾙﾄ） その4

2025/05/31 - 2025/06/09

2025年6月、私達の「ﾖｰﾛｯﾊﾟ旅行」としては最後の訪問地ということで「ﾎﾟﾙﾄｶﾞﾙ」に行ってきました。

ﾎﾟﾙﾄｶﾞﾙはｽﾍﾟｲﾝとともに15世紀～17世紀の大航海時代の列強国で、日本にも種子島で鉄砲を伝えたり、またｶﾄﾘｯｸ教会の宣教師「ﾌﾗﾝｼｽｺ・ｻﾞﾋﾞｴﾙ」でも有名でですね。確か、ｻﾞﾋﾞｴﾙさんの似顔絵は歴史の教科書にも出て来ますね。
しかしまぁ日本の歴史の教科書にはほぼ真実が書かれていないので、学校で歴史の勉強をしただけでは「なぜ豊臣秀吉がｷﾘｽﾄ教･ｲｴｽﾞｽ会に激怒しﾊﾞﾃﾚﾝ禁止令を出したか？」は分からないのですけれども・・・

日本と古くから交流のあるﾎﾟﾙﾄｶﾞﾙを、私達の海外旅行として最後の（西）ﾖｰﾛｯﾊﾟ訪問国と出来たのは感慨深いものがあります（ﾛｼｱには再度訪問を検討しているため、ﾛｼｱのﾖｰﾛｯﾊﾟ地域は今後旅行する可能性はあります）。

訪問は6月初旬でしたが日差しは強く、日本より北にあるにも関わらず温暖で念願のﾎﾃﾙのﾌﾟｰﾙにも入ることが出来ました。

エリア リスボン(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

翌朝、自室からの眺めです。

今日は1日ﾘｽﾎﾞﾝ市内の観光です。

建物（貸しｱﾊﾟｰﾄﾒﾝﾄ）の出入り口に電磁錠がついており、ﾎﾞﾀﾝを押して解錠します。

ﾘｽﾎﾞﾝに暮らすように旅をする・・・こういう旅もしてみたかったんですよね。

まずは「Lisboaｶｰﾄﾞ」（決められた日数の間、ﾘｽﾎﾞﾝのﾄﾗﾑやﾊﾞｽ､博物館などが何度でも利用できるｶｰﾄﾞ）を予約してあるので、予約情報の入っているGetYourGideｱﾌﾟﾘを見せて受け取ろうと思います。このため、観光案内所「Ask me Lisboa」のあるｺﾙﾒｼｵ広場に向かいます。

これは。「勝利の門（Arco da Rua Augusta）」とかいう名前のﾎﾟﾙﾄｶﾞﾙの凱旋門ですね

この広場、「ｺﾙﾒｼｵ広場」、夢にまで見た訪れたかった場所の一つという表現が大袈裟では無いですね。

まぁ自分にとってはﾓｽｸﾜの「赤の広場」が一番の場所であることは言うまでも無いのですけど。

本日の午前中は天候は、晴れたり曇ったり、ちょっとだけｼｬﾜｰといった目まぐるしく変わる天候です。ですが、午後の天気は良かったです。

こちらは18世紀ﾎﾟﾙﾄｶﾞﾙ王「ｼﾞｮｾﾞ1世」の騎馬像ですね。

大西洋に注ぐ「ﾃｰｼﾞｮ川」が目の前です。

こちらが「Ask me Lisboa」の事務所ですね。こちらの開始時刻が10時となっていました。ﾈｯﾄ情報では24時間営業となっていましたがそれは間違いです。（もしかしたら空港のAsk me Lisboaは24時間営業かも知れません。）

ですので、残念ながら午前10時まで待つこととなりました。

午前10時を過ぎて「Lisboaｶｰﾄﾞ」を受け取りました。

「Lisboaｶｰﾄﾞ」は紙製のｶｰﾄﾞで、ﾘｽﾎﾞﾝ市内の対象施設や交通機関での利用が可能です。
まずは先程の「勝利の門」=凱旋門に登ってみようと思います。

入口の機械にLisboaｶｰﾄﾞで受け取った「入場券のQRｺｰﾄﾞ」をかざし入場します。

途中までは入口すぐにあるｴﾚﾍﾞｰﾀｰを利用します。

階段を登ります。

頂上までの途中にはこの様な時計の機械部分の展示がありました。

凱旋門の上から眺めるﾘｽﾎﾞﾝ市内。ﾘｽﾎﾞﾝ大聖堂が見えます。

ｼﾞｮｾﾞ1世の銅像も見えますね。

一通り見学したので、階段を降ります。

次の観光地、「ｻﾝ･ｼﾞｮﾙｼﾞｪ城」へ移動するため、ﾄﾗﾑに乗ろうと思います。

ﾄﾗﾑに乗りましたが、Lisboaｶｰﾄﾞが紙だったので、これが料金の収受ｼｽﾃﾑに反応するとは思えず、収受ｼｽﾃﾑのどの部位に反応させるのか、QRｺｰﾄﾞみたいなものも無く全く分からず。
仕方なく、ｸﾚｼﾞｯﾄ･ｶｰﾄﾞを翳してしまいました。

しかし、後で他の人がやっているのを見たところ、この紙のｶｰﾄﾞ自体（紙製ではありますが）を収受ｼｽﾃﾑが認識できるｼｽﾃﾑになっていたようでした。ちょっと損してしまいました。

ｻﾝ･ｼﾞｮﾙｼﾞｪ城最寄りの停留所に到着。ここから徒歩で城のある丘に登っていきます。

細かい路地を抜けて

階段を登り

ｻﾝ･ｼﾞｮﾙｼﾞｪ城の入口に到着。

土産物店などが軒を連ねています。

ﾁｹｯﾄを購入する列が見えました。

こちらがﾁｹｯﾄ･ｵﾌｨｽですね。Lisboaｶｰﾄﾞを持っている人は優先ﾚｰﾝがあって早く入れました。

城内に入ります。

城の丘からはﾘｽﾎﾞﾝ市内が一望できます。

孔雀がいました。孔雀そのものはｲﾝﾄﾞ～東南ｱｼﾞｱ原産とのことですが、その昔は日本でも小学校などで飼われていたと思います。

私は小学生の頃は東京23区の西の方に住んでいて、学校の鳥小屋には孔雀がいました。また自分の住んでいる地域にはそれら学校から脱走したのか？半野生化した孔雀がいて、その落とした羽などを収集した微かな記憶があります。（記憶違いかも知れませんが・・・）

城の博物館の入口。

年代別にどんなものが見つかったのか、いつごろどんな出来事があったのかなどが書かれていたと思います。

出土した土器などですね。博物館あるあるです。

古いｱｽﾞﾚｰｼﾞｮも展示されていました。

博物館を出てﾘｽﾎﾞﾝ市内を望みます。

さて、城壁に登ってみましょう。

城壁の外の堀には孔雀の親子がいました。

城内の地図。

いい景色ですね。

階段は結構狭く、登りにくいです。

城壁を降りました。

城を出ます。

ｻﾝ･ｼﾞｮﾙｼﾞｪ城を後にし、ﾘｽﾎﾞﾝ市内へ徒歩で向かいます。

城の丘の上から坂を下って行きます。

建物の壁のｱｽﾞﾚｰｼﾞｮが綺麗だったのでついつい撮影してしまいます。

ﾘｽﾎﾞﾝ市内へ戻ってきました。

向こうに見える塔みたいな構造物が「ｻﾝﾀ･ｼﾞｭｽﾀのｴﾚﾍﾞｰﾀｰ」です。

皆さん順番待ちで並んでますね。

ｴﾚﾍﾞｰﾀｰの隣にはこの様なお菓子屋さんがありました。

私達の順番が来ました。

ｴﾚﾍﾞｰﾀｰで階上へ上がります。

階上に到着。

ﾘｽﾎﾞﾝ市内を眺めます。

渡り廊下があり、反対側の「ｶﾙﾓ修道院」という廃墟になった修道院（今は博物館になっている）の方につながっています。

こちらが「ｶﾙﾓ修道院」ですね。
今は博物館になっています。

ｻﾝﾀ･ｼﾞｭｽﾀのｴﾚﾍﾞｰﾀｰに戻ります。

ｴﾚﾍﾞｰﾀｰで階下に降りました。

ｻﾝﾀ･ｼﾞｭｽﾀのｴﾚﾍﾞｰﾀｰを後にして

昼食をこちらのﾚｽﾄﾗﾝ「O Rei do Bacalhau」で摂りました。

ｶﾙﾎﾞﾅｰﾗのﾊﾟｽﾀと

ﾛﾌﾞｽﾀｰを食べました。

昼食後、近くの地元の方向けの酒屋さんでお土産用のﾎﾟﾙﾄｶﾞﾙ･ﾜｲﾝ（ﾎﾟｰﾄﾜｲﾝ）を購入。

その後、ﾎﾟﾙﾄｶﾞﾙ土産の缶詰店に立ち寄って職場向けの土産品を購入。

土産物購入後は一旦、宿に戻って休憩し、その後に「ｻﾝﾀ･ﾙｼﾞｱ展望台」に行ってみようと言うことになりました。

Lisboaｶｰﾄﾞがあるので、ｻﾝﾀ･ﾙｼﾞｱ展望台まではﾘｽﾎﾞﾝ名物のﾄﾗﾑ（市電）で行くことにしました。

観光客の皆さんが随分並んでいましたので、かなりの時間待ちました。

やっと自分たちの番となり、ﾄﾗﾑに乗り込みます。

狭い道を自動車と一緒に走るため、出発早々に渋滞に巻き込まれました。自動車が折り重なっており出られなくなったようでしばらく停車です。

こんな狭い道を自動車と一緒に走るわけで、よくまぁ擦ったりぶつかったりしないものだなと感心します。

丘の上に上がってきました。

海が見えてきたのでそろそろ目指すｻﾝﾀ･ﾙｼﾞｱ展望台のはずですが・・・

ここいらなんですけどね。GoogleMapのﾅﾋﾞではもう少し先でしょうか？

結局行き過ぎてしまい、ﾘｽﾎﾞﾝ大聖堂まで来てしまいました。

ﾘｽﾎﾞﾝ大聖堂の宝物館の営業時間はﾈｯﾄ情報では午後6時までとなっていて、既に6時をまわっていました。しかし、実際に中を覗いてみたところ、午後7時までが営業時間とのことでした。
午後7時前であり、Lisboaｶｰﾄﾞでは20％割引で入場できるとのことでしたので入場しました。

ｽﾃﾝﾄﾞ･ｸﾞﾗｽ、綺麗ですね。

ｽﾍﾟｲﾝのｶﾄﾘｯｸのｶﾃﾄﾞﾗﾙと比べたら小さいですが、それでもなかなかのものです。

宝物館を覗きます。ちなみに写真撮影はOKでした。

天井画

まるでﾊﾞﾌﾞﾙ期東京のﾃﾞｨｽｺ･ﾏﾊﾗｼﾞｬの扇子みたいですね。笑

ｶﾃﾄﾞﾗﾙの歴史がﾎﾟｽﾀｰに書かれていました。

なんか、同じ様な内容の絵画を他の国のｶﾄﾘｯｸ教会でも見ました。戦争のことなど、人間の愚かな行為や営みがｼﾞｵﾗﾏの様に作られています。

宝物館を出ます。

ﾘｽﾎﾞﾝ大聖堂を出て、再度電車に乗って停留所2個分を戻りました。

ここがｻﾝﾀ･ﾙｼﾞｱ展望台最寄りの停留所ですね。この停留所で降りて展望台に向かいます。

こちらが「ｻﾝﾀ･ﾙｼﾞｱ展望台」ですね。

展望台を散策したあとは宿に戻ります。

ﾘｽﾎﾞﾝの街中に戻ってきました。

しかし、乗車した市電（ﾄﾗﾑ）の番号が乗るべきものと違っていて、少し離れた丘まで連れて行かれてしまいました。

丘の途中の停留所で下車して宿泊先へは徒歩で向かいます。

宿泊先に向かう途中にﾘｽﾎﾞﾝ名物のｴｯｸﾞ･ﾀﾙﾄを購入しました。
こちらがﾎﾟﾙﾄｶﾞﾙで最も人気のあるお店だそうで、いつも行列が出来ていました。
https://manteigaria.com

店員さんの手前に見える、ｴｯｸﾞ･ﾀﾙﾄ6つ用の箱に入れてもらい、ﾃｲｸｱｳﾄします。

ｴｯｸﾞ･ﾀﾙﾄを購入後、翌日の朝食のためのｹﾊﾞﾌﾞ（ﾋﾞｰﾌ＆ﾁｷﾝ）をﾃｲｸｱｳﾄで購入しました。

宿泊先まで戻ってきました。