くらがり渓谷からの本宮山登山…〆は豊川の酒屋でリベンジの角打ち

2025/05/08 - 2025/05/08

愛知県岡崎市と豊川市の市境に位置する本宮山登山です。
まずは名鉄本宿駅からバスでくらがり渓谷入口へ。渓谷沿いの歩道を歩き山頂へ。下りは戻らずにそのまま南下。
砥鹿神社奥宮、牛の滝などに立ち寄りJR飯田線江島駅へ。
豊川の酒屋で前回のリベンジの角打ちしてきました。

エリア 豊川(愛知)

名鉄本線本宿駅下車。時刻は8:00過ぎです。

本宿駅 駅

本宿駅外観。　
目の前を走るのは天下の国道1号線。

「くらがり渓谷」行きのバスがやって来た。

バスは北上。
“一面のクソミドリ” エリアに分け入ります。

所要37分で「くらがり渓谷」入口に到着。料金は700円。
入口のゲート脇に案内所があります。

くらがり渓谷 紅葉

マップをゲット！
渓谷内には“くらがり八景”と言われるスポットがあるようです。これを巡りながら…と思ったのですがショボすぎるのでやめました。

時刻は9:00。さあ歩き始めます。
渓谷沿いに歩道が整備されています。むかーし、子供の頃に親に連れられて来たことがありますが記憶はほぼなし。

キャンプ場も何箇所かあります。

くらがり渓谷キャンプ場 キャンプ場

新緑の中の渓谷…気持ちいいです。
歩くにはベストシーズン。

大小多くの淵が点在。

覗き込めば澄んだ水だとわかります。

渓谷内の中心地。

ふむふむ。

マスの釣り堀。

くらがり山荘。

マス釣り場。つかみ取りエリアもあり。
他にはデイキャンプ場なんかもあります。夏にファミリーで来ればきっと楽しめると思います。

さてと、山頂を目指します。

登山道というよりは林道なのでハイキング感覚で歩けます。

だんだんと視界が開けてきました。

そして「くらがり八景」最終の八景目「まぼろしの滝」に到着です。
どんな滝かと思ったら…

なんかショボい…
この滝目当てで登ってくると、ちょっとがっかりするレベルかも…。ちなみにですが渓谷入口の案内所からはマップによると約3.9km。休憩なしで約1時間かかりました。

その後、約30分歩き…

「馬の背平」到着。
ここまでは比較的勾配の緩やかな林道で息を切らすような登りはありませんでした。登山と言うよりはハイキングでした。
あとは尾根道を伝い、頂上へ…

と思ったら最後の難関が待っていました。この登りが一番きつかった…。とは言っても整備された歩道で距離がわずかでしたが。

北側の眺め。まさにクソミドリ～。

頂上到着か…

芝生広場の先の駐車場には車が停まってるし。
なんか興ざめ。

いや頂上はあそこのようです。

この先です。
右手は豊川市、左手は岡崎市。市境になっているようです。

はい、無事登頂。本宮山山頂789m。
時刻は11:00。渓谷入口の案内所からは約2時間ほどで登れちゃいました。

本宮山 自然・景勝地

日が陰ると結構肌寒い。それもそのはず、現在の山頂の気温は約16度。800m登れば単純に平地よりも気温は5℃近く下がりますから。

一等三角点も設置されています。

気持ちのよい眺め。

天気はまずまずですが、モヤっているのが残念…

三河湾、渥美半島の付け根辺りが見渡せます。
実際はもう少しきれいに見えています。

昼飯を食べ、しばし休憩したのち下山開始。
くらがり渓谷へは戻らず別ルート、南の豊川市方面へ下ります。

下り始めてすぐに「砥鹿(とが)神社奥宮」への案内看板。

こんな山の上にこんな大きな鳥居。

下界がチラリ。

その先の石鳥居をくぐると…

社務所。

社務所の脇には見応えのある巨木が…。
「天狗の寄木」と呼ばれる御神木。樹高30ｍ、根回11ｍ、樹齢1000年で愛知県指定と天然記念物となっています。

雰囲気がとてもいい。

こんな場所もありました。
残念ながら 富士山は拝めず。

そして…砥鹿神社奥宮。
こんな山の上にある社殿としてはかなり立派です。しかもシブい！

砥鹿神社奥宮 寺・神社・教会

本格的に下山します。
本宮山登山のメインルートはこの参道です。日帰り温泉「本宮の湯」の西側に第一鳥居があります。こちらから登った方が登山感もあるし、より楽しめると思います。

「荒羽々気(アラハバキ)神社」を振り返る。

なんかすんごいことになってます。
雷にでも打たれたのでしょうか？

この参道、平日にもかかわらずかなりの登山者がいます。

普通に下ったのでは面白くないので別ルートを行きます。
「乙女前神社」方面「牛の滝」を目指します。

一気に秘境感が増しました。

道は整備されておらず、通る人が少ないせいか落ち葉も積もっていて滑りやすい。2度ほど尻餅ついちゃいました。

ん？
これが乙女前神社のようです。

途中いくつか分岐点があります。
こういった 案内板があるので迷うことはないと思いますが…

登山アプリを使えば、ちゃんと現在地も示してくれるのでとても心強いです。

沢沿いに出た。

「新東名高速道路」をくぐります。

無事下山しました。ほっ。

県道に出ました。山頂からは所要約1時間30分。
目指す「牛の滝」はこの先、道路を渡ります。

県道から100m。階段を下ります。

おおーっ。

おおおーっ。

牛の滝 自然・景勝地

予想してたより10倍はすごかった。
立ち寄って良かったです。

さて江島駅へ向かいます。
県道を少し歩いて…

脇道へ入ります。
なんかいいとこだなぁ。

むむっ。
見過ごすわけにはいくまい。

これすか？あっちゃー。

炭焼古墳群 名所・史跡

気をとり直して先に進みます。
何コレ～。とあるカスタムバイクショップの看板でした。

江島駅が見えた。
左の彼方，緑の中にぽつんと立つ木も気になる…。

踏切を渡り…

JR飯田線江島駅到着！
駅舎はなく待合所がホームにポツン。いや～、すごくいいい感じの駅。

江島駅 駅

だってこれですよ。
観光地にありそうな保存されているものではありません。手の加えられていない正真正銘、現役のものです。

シブいなぁ。
1日でも座っていられます。ウソ。
今回の登山での歩きは実質これにて終了です。くらがり渓谷入口の案内所からは所要約5時間30分。休憩らしい休憩は昼めしの30分のみでした。

現在の時刻は14:25。
この後豊川で一杯やって帰ろうかと思っているのですが、まだ時間が早いし…少々疲れてはいますが後悔するのは嫌なので、先ほど見えた“気になる木”行っときますか。

地図を見ると”気になる木”は「豊川市いこいの広場」にあり、駅からはそれほど離れていないのですが、橋を渡り川を越えて行かなければならない。歩くと距離は3倍以上(約1.5km)。

豊川です。

堤防道路を歩き河川敷に降りて到着。

思ったより小さな木でした。

満足！

江島駅に戻ります。
彼方に見えるピークが本宮山山頂です。

列車がやってきた。

3駅先の豊川駅で下車。

豊川駅 (愛知県) 駅

豊川といえば豊川稲荷ですが、今回は行きません。

もう今日は結構歩いたので周辺の散策はせず、駅前のベンチに座って時間を潰します。

5時10分前に「富岡屋酒店」へ。
豊川駅からは徒歩約3分。前回は開店時間ちょうどに行ったら少し残念な思いをしたので、今回は学習いたしました。

富岡屋酒店 グルメ・レストラン

5時開店。もちろん一番乗りです。
同時に入った客は私を入れて3名。何はともあれ、まず前回食べ損ねた刺身を注文します。

そして店内の冷蔵ケースから持ってきたビールで一杯！
くーっ、歩き疲れた後のビールは最高です。五臓六腑に染み渡るとはまさにこのこと。

そして刺身がキター。
ゴクリ。

マグロの中トロ五切れに赤身が二切れ。
これで税込380円。たぶん、いや絶対にお値打ち。ありがとうございます。私は赤身が好きなのですが中トロもうまいなぁ。濃厚な脂が口の中で溶けていきます。
前回は開店直後で売り切れでしたが、今回は30分たっても残っていました。日によるようです。

続いて、練り物焼きを…。いわし玉(140円)、はんぺん(130円)。
そしてもろキュー(170円)。　
どれもうまい。

見たこともないハイボールがあったのでこれもやっときました。
滞在時間は1時間20分。お会計は税込1650円。
ごちそうさまでした。

今日もおいしい酒が飲めました。帰ります。
登山の疲れもどこへやら。しかし2日後にしっかりと筋肉痛になりました。
(終わり)

今回歩いた場所はこの辺り。

歩いたルート。

歩いたルート。