3か月間欧州母子旅　ウィーン編

1995/05/15 - 1995/05/18

１年後には小学生になる５歳の娘を連れて、３か月間旅した欧州の思い出です。
一度外部サイトに作成してリンクしたのですが、いつの間にかサービスが終了していたので、定年退職前の長期有給消化を利用して編集のやり直しです

ウィーンには一度行ってみたいと思っていたので、ユーレイルパスを使ってフィレンツェから一日かけて移動します。
この頃は通貨がユーロではなく、各国ごとに異なっていたので、行く先々でカードキャッシングによりその国の通貨を調達していました。
長距離電車に乗車後、イタリアリラはほぼ使い切っており、食堂車があったもののカードが使えなかったため、ウィーンに到着するまで食事なしという失敗をしました。
母親の私はともかく、５歳の娘が泣きもせずに我慢したのだと思うと今でも心が痛みます（娘は忘れているようですが）。
ウィーン到着後、駅でキャッシング後に真っ先に食事をした記憶があります。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

フィレンツェからウィーンに乗り換えなしで移動中です。

移動中、食事を我慢させてしまった娘。

Googleレンズは便利なもので、イタリアのDognaという小さな村の景色であることを突き止めました。
教会は、聖レオナルド教会だそうです。
川の水がこの教会の屋根のようにエメラルド色で、思わず走行中の電車からシャッターを押しました。

こちらはGoogleレンズでヒットしませんでしたが、イタリアとオーストリアの国境は超えた後だと思います。
国境超えの駅では、乗員の入れ替えがあり、トイレなどがいきなり綺麗に掃除され、トイレットペーパーも補充されたので、びっくりした覚えがあります。

夜着だったので、そのままユースホステルの宿泊先を確保し、翌日から観光を開始します。

背後の建物はウィーン国立歌劇場（オペラ）です。

開演時間が近付くと、着飾った人々が集まって来るのが見られました。

トラムと地下鉄の一日券を購入しました。

左側の建物は、アルベルティーナ美術館です。

娘が馬車に乗りたくなってしまいました。

馬車はさすがに贅沢だと思いましたが（ユースホステルの一泊分の宿泊費と同じ額です）、ドイツからの相乗り客も現れたので、後で向かうところをチェックする目的も兼ねて一周してしまいました。
御者台に乗せてもらえた娘は大はしゃぎだったので、それだけでも救われました（娘はあまり覚えていないようですが）。

馬車から観たウィーン市庁舎です。

徒歩で訪れたウィーン市庁舎です。

馬車から観た国会議事堂です。

徒歩で訪れた国会議事堂です。

国会議事堂前の女神アテネの像。

御者の帽子をかぶせてもらって記念撮影です（私が死んだ後にでも懐かしく思い出してくれると嬉しいです）。

ペスト記念柱は街歩きの目印にしていました。

モーツアルトの像の前のト音記号の花壇です。

ヘルデンプラッツのアウター・キャッスル・ゲートです。

美術史美術館か、自然史博物館です。

ブルク劇場です。

ヴォティーフ教会です。

ヴォティーフ教会内部です。

ステンドグラスも美しいです。

シュテファン大聖堂です。

一部修復中です。
ヨーロッパの教会は大体修復中です。
冬季は避けて春から秋にかけて行われる場所が多いようです。

シュテファン大聖堂内部です。

聖ペーター教会です。

レオポルドの泉です。

大きな犬と一緒に。

国立図書館です。

ハイリゲンシュタットのミヒャエル教会に形はそっくりなのですが、なぜか屋根の色が異なります（画像検索すると屋根の色はオレンジ）。

こちらはマイケル広場の聖ミヒャエル教会。

カールス教会。

ハプスブルク家の栄華の名残、ホーフブルク王宮です。

音楽の都なのでモーツアルトみたいな人がウロウロしています。

ミヒャエル門の噴水、「大地の力」。

王宮前のプリンツ・オイゲン騎馬像。

シェーンブルン宮殿に移動してきました。

次の目的地、チェコに入国するには、日本人はビザが必要だったため、大使館に手続きをしに行ったのですが、この頃の私は、チェコスロバキアが分割したのを知らずに、間違えて最初にスロバキアでビザを取得してしまいました。
チェコのビザを取得しなおしましたが、金銭と労力の浪費でした。
情報に疎いと損をすることを学習しました。

ビザの手続き後、発行待ち時間に、このシェーンブルン宮殿を見学しました。

宮殿の庭は手入れが行き届いています。

噴水です。

季節の花々が庭園を彩っていました。

遠いので行かなかったのですが、背後にある建物はグロリエッテというカフェだそうです。当時はただの門のようなものかと思っていました。

藤棚、というより藤アーチがあり、ちょうど咲いていました。

チューリップも咲いていました。

宮殿内部を見学します。
マリーアントワネットが幼少期を過ごした宮殿ですが、もったいないことに、どれが何の部屋かは忘れてしまいました。

ベルヴェデーレ宮殿はウィーン中央駅の近くにあります。

クリムトの展示で有名なのですが、その頃、クリムトがあまり好きではなかったため、入館しませんでした。

ネプチューンの泉。

広々とした庭園。

スフィンクス像。

チェコのビザも無事に入手できたので（現在では一定期間内は不要ですが、この頃は一日から必要でした）、次はプラハに向かいます。