大人ウィーンは美術史美術館・子供ウィーンはミュージアムクォーター（MQ）

2019/06/30 - 2019/07/09

３世代旅、最後のウィーン観光は朝カフェから。
フィアカー（馬車)でウィーンをぐるっと巡った後（前の旅行記で）は、大人は美術史美術館へ。
子供には不向きなので、子供はミュージアムクオーターへ。
二手に分かれて最後の観光を楽しみました♪

【ZOOM Kindermuseum】
https://www.kindermuseum.at
Museumsplatz 1, 1070 Wien, オーストリア


【旅程】
□1日目 6／30 成田→ウィーン
ウィーン泊

□ 2日目 7／1 ザルツカンマーグートへ移動(レンタカー)
＊メルク修道院立ち寄り　 ザンクト・ウォルフガング泊

□3日目 7／2
ザンクト・ウォルフガング泊
＊登山鉄道でシャーフベルク へ　

□4日目 7／3
ザンクト・ウォルフガング泊
＊ハルシュタット散策&ヴォルフガング湖 クルーズ・ザンクト・ギルゲン散策

□5日目 7／4アニフ(ザルツブルク近郊)へ移動(レンタカー)
アニフ泊(ザルツブルク近郊)
＊ヘルブルン宮殿　Trick Fountainツアー

□6日目 7／5
アニフ泊(ザルツブルク近郊)
＊ザルツブルク観光&ホテルザッハーでお茶

□ 7日目 7／6ウィーンへ移動(レンタカー)
ウィーン泊
＊ヴィエナ スイート・Vienna Suites泊

■ 8日目 7／7
ウィーン泊
＊朝カフェ・フィアカーでウィーン観光・美術史美術館・ミュージアムクオーター

□ 9日目 7／8 両親:日本へ帰国
私達:ウィーンからブダペストへレンタカー移動

□ 10日目 7／9 両親:日本到着
私達:ブダペストからサラエボへ8日目

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずはミュージアムクオーターへ向かいます。ミュージアム・クォーター（MQ）は、世界最大規模のカルチャーエリアのひとつ。

シンボル的な特色のあるベンチが並びます。

ミュージアム クォーター 散歩・街歩き

思い思いに過ごす人々。
一人はスマホを見ながら、一人は日光浴。

自由だ。

ミュージアム クォーター 散歩・街歩き

” Kindermuseum”は更に奥にあるようです。
想像していたより広く、途中でスタッフに聞きました。

不安になったその先ぐらいにありました。

ズーム キンダーミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー

こちらですね。

この辺りから若者と子連れファミリー率が一気に上昇～。

事前リサーチしておいたミュージアムクオーターにある”Kindermuseum”へ。
いろいろなプログラムがあり、我が家は“ZOOM　Ozean”をセレクト。
このプログラムはPlay and adventure zoneで６ヶ月から８歳児が対象。

“ZOOM Studio”はアートワーク。
どちらにするか迷ってOzeanにしました。
チケット売り場で「最後の１枚よ、良かったね」と。
想像よりずっと人気のようです。

ミュージアム クォーター 散歩・街歩き

１時スタートのプログラムに参加。

時間は１時間。水中の世界が表現された遊び場です。
参加費用は子供一人５ユーロ。付き添いの大人は無料ですが、更に大人が入る場合は大人一人６ユーロ。プログラムに寄って金額は違います。
最初と最後だけドイツ語で簡単な説明があるようです。この日は夫が娘の付き添いに。幸い夫はドイツ語はわかりましたが、１５組中ドイツ語話者の親子は２組だけだったよう。

ドイツ語は分からなくても、全く問題ないそう。

ズーム キンダーミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー

ミュージアム・クォーター（MQ）にある Kabinett passage.

上を見上げると。

こちらも。

ここでチケットを購入後、解散しましたが、娘の物が詰まったリュックを背負ったまま美術史美術館へ来てしまったことに気付き、私だけ慌ててMQに戻って来ました。

せっかくなのでpassageの写真も撮ったのでした。

リュックを引き渡し、MQから美術史美術館へ。
両親はいずこ？

美術史美術館 博物館・美術館・ギャラリー

木の影でのんびりしていました。

影と一体化していて分からなかった！

美術史美術館 博物館・美術館・ギャラリー

久しぶりの美術史美術館。

ブダペスト時代、友人達を連れ何度も来ています。人生で一番通っている美術館。
この数年の間に日本語のオーディオガイドも始まりました。

初訪問時、アメリカの美大を出た友人が解説してくれたので、その後のアテンドは彼女の解説をそのまま解説(笑)

階段の間に描かれたクリムトの壁画を観るために架けられた“クリムトブリッジ”。
あんな荘厳なスペースが台無しだわ。と知った時はショックでしたが…。

ただ、間近で見た後は考えが一変！！
さらにこの“クリムトブリッジ”は2018年2月13日から2018年9月2日までの期間限定でした。

この階段も写真を撮ると、とっても素敵に写ります。

生花の百合も。良い香りが漂ってきます。

オーディオガイドを渡される際に「全部を解説していませんが大丈夫ですか？」との確認がありました。

意外と大作でも日本語のオーディオガイドには無いものもありました。英語やドイツ語ならあるのかしら？

＊館内での写真撮影は許可されていますが、フラッシュ撮影は禁止

ピーテル・ブリューゲル「農家の婚礼」を鑑賞する母。

隣の女性がとっても素敵で、これまた彼も素敵。

この写真を見た母「私、太ってるわね」（笑）お姉さんが細いのでなお目立つという。

絵になるお姉さんのみ。

ピーテル・ブリューゲル「雪中の狩人」

ピーテル・ブリューゲル「バベルの塔」

見入る母。

季節を問わず７回訪問していますが、いつもこんな感じ。名画でもゆったり鑑賞できるのが魅力です。

壁の色もいい色です。

この展示室に至ってはガラ～ん。

さすがに子供は居ません。

フェルメール「絵画芸術」の絵を前にずっと語り合っています。

絵画に造詣が深いのか、いろいろな絵の前でこうして語り合っていました。後ろ姿も素敵な美男美女でした。
素敵過ぎてカメラに収めてしまった。

美術館真ん中のカフェ。

昔はここでサンデービュッフェなども開催していたけど、今はカフェ自体経営が変わったそう。ここは上に上がって撮るととっても素敵な写真が撮れます。

カフェ (美術史美術館) カフェ

天井も素敵。

ラファエロ　「草原の聖母」

ラファエロの描く聖母の赤と青のこの美しさを一番見てもらいたかった！

もちろん、解説も日本語で聞けました。

主だった絵画を見終え、期間限定の“クリムトブリッジ”を渡り、クリムトの壁画を鑑賞。

色彩美に感激！クリムトが描いて以来、一度も修復されていないそう。
クリムトと言えばベルヴェデーレ宮殿の「接吻」その他２０数点の作品がありますが、その中でも一番感動しました。

感動で久しぶりに胸が震えました。

ギリシャ神話の女神パラス・アテナ（左）とエジプトの裸婦（右）

クリムトブリッジからみた正面階段。

今まで正直暗くてよく見えてなかったけど、期間限定のこの時に間近に見られて本当に良かったです♪

駆け足で美術鑑賞を終え、ミュージアムショップへ。
母は日本語のこちらを購入。

クリスマスシーズンはショップもクリスマスに彩られます。

遊び終わって娘と夫の待つカフェへ。

懲りずにアイスコーヒー。でもやっぱりザッハーのアイスコーヒーは超えない。

カフェはこちら。

ワンコは出入り不可のよう。

ぷわ～ん、ぷわ～んと水の入った芝で自由に遊ぶ子供達。寝転ぶ大人。
結構気持ち良かったです。

車は地下のパーキングへ。

ミュージアム・クォーター（MQ）と美術史美術館は道路挟んでお向かい。パーキングはMQ側地下にありました。さすがはウィーン、動線が完璧！

本当はこの後にシェーンブルン宮殿を予定していましたが、父も疲れが溜まって来ていたのでこれにて終了。

ホテルのお部屋でゆっくりと母のバースデーをお祝いしました。
メルク修道院に始まり、登山鉄道、クルーズ、街散策に美術館見学充実のオーストリア旅行でした。

オーストリア、子連れでも充分楽しめるとわかり、2019年夏も子連れウィーン&オーストリア旅行に出ます♪