2025/02/02 - 2025/02/03
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たびたびさん
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この旅行記スケジュールを元に
京都の節分は、以下の通り、2023年、2024年と2年連続で回りましたが、この辺りでほぼ気になる節分祭は網羅したような感じですね。吉田神社の人出の多さはちょっとびっくりだったし、八坂神社の華やかな芸子さんの舞もさすがは京都。北野天満宮も意外に八坂神社とはまた違った華やかさがあるし、廬山寺や千本釈迦堂の鬼もユニークで楽しいパーフォーマンスでした。
2023年
廬山寺の追儺式鬼法楽
(https://4travel.jp/travelogue/11808928)
八坂神社の節分、吉田神社の節分
(https://4travel.jp/travelogue/11808926)
2024年
北野天満宮節分祭、千本釈迦堂のおかめ福節分会、千本ゑんま堂大念佛狂言
(https://4travel.jp/travelogue/11883607)
そういう意味で、2025年はもういいかなと思っていましたが、その中でちょっと気になったのが藤森神社。藤森神社は駈馬神事やあじさいが有名ですから、節分祭はあるにしてもマイナーな位置づけだとは思いましたが、まあ、それでもほかに気になる節分祭は見当たらないし。ただ、半信半疑な気持ちはありましたが、やっぱりこうした祭りは行ってみないと分からないですからね。日程も調整できるし、大阪の節分と組み合わせて訪ねることにしました。
すると、どうしてどうして。めちゃめちゃ楽しい節分祭じゃないですか。オープニングは藤森太鼓に神楽の奉納。氏子の皆さんのおもてなしの心が伝わってくるような熱演にもちょっとびっくり。イベントを支える地元のコミュニティの強固なつながりのようなものも感じて、それもけっこう印象に残りました。
しかし、暖かでほっこりした気分の節分祭は、鬼の登場で一転。雷鳴がとどろく闇に突然現れたかと思うと、ひとしきり暴れまわる鬼たちの迫真の演技は、照明や音響効果を最大限に活かしたちょっとシリアスなエンターテイメント。これは伝統的で厳かな儀式とは全く別のものですね。プロ級の観客を喜ばせる演出が徹底されていて、けっこうあっけに取られたような感じ。これまで見てきた節分からするとかなり異色の節分祭でした。しかし、これもまたこれから歴史を積みあげていくべき節分祭なのかな。神功皇后の三韓征伐ゆかりの神社、藤森神社の底力を示すものとして、意外に悪くないイベントのような気がします。
なお、節分祭の前後は時間に余裕があったので、例によって、京都市内の散策。ちょこっとしたパン・スイーツ巡りやこれまで機会がなかった二条陣屋の見学もやっとできて、これはこれでうまく時間が使えたかなと思います。
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淡路町の宿を出発して、早朝の京都へ。藤森神社の節分は夜なので、それまでの時間は京都の散策です。
まずは、旧成徳中学校。こちらは、昭和6年に建てられた鉄筋コンクリート造り、地上3階の建物。京都のモダン建築のひとつで、窓はアーチ。1階の壁面には大谷石が使われたり、玄関角には銅板装飾があったりと外観からして豪華な印象。京都のモダン建築のひとつ by たびたびさん旧成徳中学校 名所・史跡
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こういう建物を見ると京都はどこもかしこも本当に文化財だらけだなあと実感します。
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少し北に向かって。
大原神社は、四条烏丸にもほど近い京都の中心部。この神社も限られたスペースになんとか収まっているといった格好です。 -
もともとは、福知山市の大原神社の出張所だったようですが、今は実質独立した存在。綾傘鉾の鉾町である善長寺町の祇園祭中の会所はここに置かれたり、地元での役割もちゃんとあるようです。
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さらに北に向かって。
菊水の井跡は、マンションの敷地の一角。大黒庵竹野紹鴎邸跡の碑と「菊水」の文字入りの井桁組み石に菊水の井の説明板もあって、かなり手が入っていますね。
武野紹鴎はこの井をこよなく愛し、傍らに庵を結んだのが大黒庵。菊水鉾はこの菊水の井に因んで名づけられたというのも面白いです。マンションの敷地の一角 by たびたびさん菊水の井跡 名所・史跡
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朝飯は、喫茶 マドラグです。
外観はけっこう傷みが来ているような感じですけどねえ。あの木屋町のコロナの玉子サンドの技を受け継ぐというお店 by たびたびさん喫茶 マドラグ グルメ・レストラン
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それはそれとして。
なんでもあの木屋町のコロナの玉子サンドの技を受け継ぐというお店。 -
イチオシ
モーニングでその玉子サンドをいただきました。しかし、このとんでもない分厚い玉子サンドはコロナとは全然違いますけどね。ただ、いただいて見るとなるほどコロナと同じ味。やさしいだし巻き卵の味はそのままでした。まあ、正直かなり地味だし、これをそのまま素直においしいと感じられるかどうかは人それぞれだと思いますけどね。
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喫茶 マドラグから、また二条城の近くまであるいて、これは和紙の専門店、和詩倶楽部。
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オリジナルのデザインの紙は、カラフルでうきうきするような色形が多数揃っていて、
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包装紙だけじゃなくても箱の外側に貼って入れ物にしたり、生活に彩りを添えてくれる最強アイテムとして使えそう。ほか、ぽち袋を見ているだけでも時間があっという間に過ぎてしまいます。
時間があっという間に過ぎてしまいます by たびたびさん和詩倶楽部 名所・史跡
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和詩倶楽部を出たら、向かいにパン屋さんがあるのに気が付きました。
ブーランジェ オクダ 本店。知らないと見過ごしてしまうような街角の一角にある小さなパン屋さんですね。 -
ただ、お店に入るとショーケースには、キラキラ輝くようなパンが揃っていて、やっぱり京都のパン屋さんは違いますよね!という感じ。京都ではお店の雰囲気からパンの味わいが始まります。
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ここから烏丸御池の方に戻って、今度はいちごのメゾン ド フルージュを訪ねます。
その途中に、よさげなお店を発見。由凜というお店。 -
イチオシ
中に入ると、これは西陣織を使った生活グッズ。
クッションや -
絵画のように壁に飾ったり。なかなか見事なものです。
本業は家具のようですが、その技術を使って、西陣織の端切れを活用してこうした商品を開発しているのだとか。普段の生活はこうしたちょっとしたもので何倍にも豊かにできる。そういうセンスのある心持ちでありたいものです。 -
と、ここにもル・プチメック。最近、京都駅の構内にも出店したし、いくつか店舗がありますが、御池店は昔からの店舗ですよね。店構えも店内のパン棚なんかもちょっとゴージャスな雰囲気。
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そして、それが見掛け倒しじゃなくて、ちゃんとおいしいのがル・プチメック。間違いのないお店です。
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そうこうしているうちに、メゾン ド フルージュに到着です。
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ショーケースでケーキを選んで、中のイートインを利用します。
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イチオシ
ここは、当然、看板商品の苺のショートケーキをチョイスですね。
ケーキで挟んである苺と上に乗っかっている苺は別の種類。それぞれ、苺のおいしさを引き出すために使い分けてあるんだそうです。そういう説明を聞くと苺の方に注意が行ってしまうのですが、やっぱりケーキは生クリームとスポンジケーキのおいしさが基本ですよね。ひと口目のインパクトはさほどでもないのですが、食べ進めるあるいは1個全部食べた後にじわっと満足感が湧いてくる。この感覚が京都のケーキのような気がします。 -
メゾン ド フルージュから錦市場に向かいますが、その途中の六角堂です。
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ちょこっと覗くだけですが、
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この雰囲気はいかにも京都。
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聖徳太子創建の寺であり、いけばな池坊発祥の地でもあるという由緒あるお寺です。先般は、いけばな資料館で生け花の歴史についてもいろいろ拝見することができました。
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錦市場に入って。
こんなもんじゃは、豆乳ドーナツのお店。京とうふ藤野という豆腐屋さんがやっていて、その店先でやっている副業なんだと思いますが、すっかりこちらの方が有名になったような。 -
豆腐も揚げる油もいいのかな。素直な食べやすい味わいです。
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この日は節分。ちょうど恵方巻の日で、錦市場ではあちこち恵方巻が売られていましたが、そういう派手な恵方巻ではなくて、錦市場の中にあるお寿司屋さん、錦 鮨しん 本店で恵方巻を買いました。
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注文するとささっと作ってくれて、やっぱり安心感もあるし、巻き寿司はこちらが本職。期待通り、落ち着いた味わいの恵方巻でした。
ちなみに、お多福と鬼の組合せは、千本釈迦堂の節分。一般的なものではないと思いますけどね。 -
京都市中心部から藤森神社のある伏見に移動。ここからは、少し伏見の散策。お寺とかいくつか回ります。
墨染寺は、もともとは貞観16年(874年)に創建された貞観寺の旧跡。後に、秀吉の知遇を得た日秀が再興し日蓮宗の寺となりました。 -
有名なのは、境内に咲く墨染桜。平安時代の太政大臣、藤原昭宣ゆかりの桜で、寺は桜寺とも。また、地名、墨染の由来もこの桜です。季節外れの時期なので、確認したのは本堂前には日蓮上人の銅像と当寺の駒札。しかし、やっぱりそれなりの観光スポットだと思います。
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橦木町遊郭跡は、市街の一角に入る入り口に石柱が二本立っていて、その辺りからここはちょっと違うぞという雰囲気が出ていますね。
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石碑が立っていて、何やら詳しい説明文。伏見宿の北側にあった遊郭で、 赤穂浪士の大石良雄が遊んだ場所としても知られます。
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栄春寺は、永禄11年(1568年)創建の曹洞宗のお寺。
墓地の方には伏見城総構えの遺構を伝える土塁が唯一現存していて、なかなか貴重なのだとか。 -
本堂は、天保10年(1839年)の改築、徳川家康の家臣、酒井重勝が寄進した釈迦如来坐像が本尊です。少し坂を上って行く参道の辺りから重々しい雰囲気が漂っていました。
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海寶寺は、享保年間(1716-1736年)に創建された黄檗宗の寺。
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宝暦14年(1764年)建立された仏殿の建物やその内部とかまさに黄檗宗のものですね。そして、中国から伝わった精進料理である普茶料理で知られ、普茶開祖道場とも。
また、庫裏は京都の呉服商、大文字屋(現在の大丸百貨店)の創始者、下村彦衛門の屋敷を移築したもの。この屋敷の一室で伊東若冲が「群鶏図」を描き、以降若冲は筆を執らなかったことから名付けられた「若冲筆投げの間」という部屋もあるようです。 -
ちょっと早いですが、藤森神社に到着です。
藤森神社 寺・神社・教会
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境内に入って。
まだ時間があるので、無料の宝物殿を拝見したりもできました。 -
ここが会場ですね。
例によって、約2時間。節分祭の始まりを待つことにしました。 -
さあ、始まりましたよ~
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オープニングは氏子の皆さんによる藤森太鼓。
ドドドン。 -
ドドドン。
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ドンドンドンドン。
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ドドドン、ドドドン。
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イチオシ
ドンドンドンドン。
照明や音響効果を最大限に活かしたエンターテイメント性の高いパーフォーマンス by たびたびさん藤森神社 節分祭 祭り・イベント
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ドンドンドンドン。
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太鼓の種類も何種類かあるし、打ち方にも変化を付けながら。
かなりの練習を重ねてきたことが分かりますね。笑顔があって余裕も感じます。 -
この毛玉は、最後に場を浄めるとかかな。ちょっと意味は分かりませんけどね。
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と、今度は雅楽の奏者たち。
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イチオシ
子どもたちによる胡蝶の舞ですね。
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四人一組で
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大きい子と小さい子。
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リズムを合わせて舞う。
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華やかでポピュラーな演舞です。
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続いてはお姉さんたちによる浦安の舞。
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イチオシ
これもおめでたい舞としては定番のものですね。
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しっかりしっかり
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舞ってくれました。
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と、ここで主催者の方が藤森神社を代表してご挨拶。
氏子さんの組織がしっかりしているのを感じます。 -
そして、節分の豆まきです。
見たことある顔だなと思ったら、これは前立憲民主党の代表、泉健太さん。
藤森神社の氏子なんですね。けっこう勢いよく撒いています。 -
ほかは年男、年女かな。
こちらもバンバン撒いてます。 -
と、
会場が暗くなって、不穏な空気に。
向こうから現れたのは鬼です。豆を撒いてもう浄められたはずなんですが。。 -
そんなのお構いなしなんでしょうか。
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ジャジャーン。
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ジャジャーン。
悠々と歩き回る鬼たちです。 -
あ、先ほどの胡蝶の舞の子どもです。
手には豆をもって -
鬼を懲らしめたようです。
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これはかなわじと逃げ出す鬼たち。
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這う這うの体で
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逃げ出します。
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鮮やかな大仕事。立派、立派。
お疲れさまでしたあ。 -
ところが、あれれ。
またも不穏な空気。 -
それもさっきよりももっと重苦しくて。
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鬼たちの体つきもちょっと大きいし、
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かなり迫力が違うような。
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ウオー、ウオー。
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一方、暗くなった会場にはピカピカと稲妻が光り、雷鳴の轟音がとどろく。
鬼たちの暴れ方も凄まじくて、地獄を思わせる修羅場と化していますよ~ -
そこへ静かに登場したのは、浦安の舞の面々。
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そう簡単にはいかないぞ!
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俺様の力を甘く見るなよ~
それに気づいた鬼たちもますますいきり立っているようです。 -
しかし、さしもの鬼たちも雲行きが怪しい感じ。
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あらあらら~
豆を撒かれるとさすがに苦しい。 -
床に延びてしまったり、
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足もとはゆらゆら。
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イチオシ
立っているのがやっとのあり様です。
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うーん、
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うーん。
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イチオシ
これは
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敵わん。
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すっかり、勢いを失ってしまって
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すごすごと退散です。
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鬼は外~
福は内~ -
舞い手の女性、さすがです。
鬼たちを見事追い出してしまいました。 -
その後、平静を取り戻した会場では最後の豆まき。
これにて節分祭は終了。
私も退散といきましょう。 -
今夜の宿は、七条駅まで帰ってきて、観光旅館ホテル近江屋。暖簾に「享保13年近江屋」と家紋が入っていて、京都の老舗旅館なんですね~ 安宿と思っていましたが、フロントの対応もなかなか捌けているし、慣れたものです。部屋は和室。ちょっと細長い形ですが、使い勝手が悪いわけではない。座卓にお茶の用意もできていて、普通にゆっくりできました。冬場はエアコンの効きが気になるのですが、まあまあ問題なし。これもよかったと思います。
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翌日も京都の散策。大阪の堂島薬師堂 節分お水汲み祭りは夕方からなので、それまでの時間を使います。
半分朝飯のつもりで伺ったのは、松之助 京都本店。 -
ここで食べるなら、やっぱりビッグアップルパイですよね。
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イチオシ
アイスクリームが添えられていましたが、それと合わせていただくアップルパイはリンゴがたっぷり入った豊かな味わい。甘さ控えめで味に派手さはありませんが、こういうリンゴの味をちゃんと楽しめるのが本当のアップルパイというものでしょう。
なお、店内は比較的すっきりしていますが、おしゃれでかわいらしい雰囲気もあると思います。 -
二条陣屋の予約をしているので、それまでの時間を使って、三条商店街の辺りを歩きます。
京都三条会商店街は、三条通ではあるのですが、堀川通から西側のアーケード商店街。四条河原町方面からだと少し離れた場所になります。ただ、そうした賑やかな中心部から離れている分、商店街にはほどよいレトロ感があって悪くはない。ひがしの入り口にある三條若狭屋から始まって、パンスケープ 三条本店といった人気店もあったりします。 -
そのパンスケープ 三条本店は、京都三条会商店街の中ほど。想像していたよりずっと小さなお店でちょっとびっくりしました。
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ということで、品数もさほど多いとは言えないですが、ハード系が比較的多いのかな。餡子フランスをいただきました。餡子はちょっと甘さ控えめ。全体として、優しい味わい。見た目からはガツンとした感じを想像していたのですが、そうではないですね。予想していたのとちょっとギャップがあって、慣れるまで時間がかかりましたが、まあ、地元密着のオーソドックスなお店と理解すればいいのかなと思います。
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もうひとつの人気店、手作りパン工房 コネルヤの方も行ってみます。二条駅からでも少し歩きますから。まあ、そうした場所の関係から言っても地元密着のお店なんでしょうね。想像した通り、お客さんは近所の方と思しき人が多いです。
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パンは、ハード系、ソフト系、スイーツ系、総菜パンとかバリエーションが豊富でまんべんなくといった感じ。使い勝手がよさそうです。私はスイーツ系をいただきましたが、穏やかな味わい。普通と言えば普通ですが、たぶん、どのパンもちゃんとおいしくて、安心感があるのかなと思います。
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今日のメインというべき二条陣屋にやってきました。
ところで、二条陣屋は、京都でもそれなりに知られた観光スポットなのですが、ちょっと不便な場所にあるのと完全予約制なのでなかなか機会がなかったという次第。今のご主人である案内人の説明ぶりや熱演も見事です by たびたびさん二条陣屋 名所・史跡
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今回は時間に余裕があったので、予約をして訪ねられたという次第。
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京都所司代を訪れる大名の宿であったというくらいの知識でしたが、それはいわゆる裁判のためのもの。
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この宿に逗留して裁判に臨むのですが、
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実はこの宿の主人は単なる宿屋の主人ではなく、
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その裁判が有利になるよう裏から手を回したりする寝技も業としていたのですね。
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賄賂を渡したり、
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無理な判決を出してもらうことで相手方から恨みを買ったり、
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それなりのリスクもある商売。
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そのための身を護る構造が随所に施してあるのも大きな見どころ。
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今のご主人である案内人の説明ぶりや熱演も見事でした。
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時間は小一時間はかかったでしょうか。
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これは袖の下。
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二階の隠し部屋とか
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随所に工夫があるのですが、
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実際に役に立ったのかどうかは分かりませんけどね。
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しかし、少なくとも備えあれば憂いなし。
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こうした仕掛けがあること自体が客からの信頼につながった面はあったのだと思います。
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そして、一番大事なのは裁判の勝率かな。
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ここに泊まったら、裁判は有利に運ぶ。その口コミの情報こそが生き残りには必須だったのだと思います。のんびりとした大名向けの宿屋と思っていたら大間違い。権謀術数の限りを使って戦う宿屋の主人の姿を想像して、大いに認識を改めました。ディープな京都に触れる面白い観光スポットだと思います。
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二条陣屋から一気に上賀茂の方に移動して、この辺りで最後の散策です。
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まずは、北大路魯山人生誕地。上賀茂の社家の町の一角。大田神社の近くに石柱の碑があって、その横には詳しい説明板もありました。
説明には、北大路魯山人は、明治16年に誕生。15歳で当時流行の「一字書き」で次々と賞を重ね、一字書きの名手として年少時代から非凡な才能を発揮。その後、書や篆刻、刻字看板を制作、合わせて古美術や料理に興味を持つようになった云々。
その後の活躍はいうまでもありませんが、72才の時、人間国宝の打診をされ、それを断ったという逸話も紹介されていました。地元の誇りとして、この碑も大事にされているようです。 -
北大路魯山人生誕地から上賀茂神社を目指して歩きます。
香袋いせきは、これも上賀茂の社家の町の一角。京都市登録有形文化財の井関家住宅を活用した趣味のお店。 -
雰囲気のある門から玄関を入ると
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その先に香袋を中心としたかわいいものグッズが並んでいて、これはいい感じ。
おひな祭りみたいな雰囲気があって、思わず気分がハイになりました。 -
さらに進んで。
藤木社は、上賀茂神社の境外末社で、瀬織津姫神を祭神とする小さな神社。
さらさらと流れる明神川沿いにあって、祠の傍らに建つ樹齢500年といわれる古木は、社家の町全体のアクセントとなる存在ですね。それなりに見応えがあると思います。 -
なお、この辺りは、上賀茂神社の神官たちが暮らした社家の町。区域内には、西村家別邸を始めとするお屋敷が軒を並べ、上賀茂伝統的建造物群保存地区に指定されています。
その門前にはさらさらと流れる明神川。お屋敷には、その明神川から取り込んだ水を活かした庭造りがされているのも一つの見どころ。お屋敷が公開された際には是非確認していただきたいと思います。 -
これは、京都なり田 本店。すぐきの老舗です。
歴史を重ねた逸品だと思います by たびたびさん御すぐき處 京都なり田 本店 グルメ・レストラン
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どうかすると高級料理屋さんのようないかにも風情のある店構えですよね。
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店内に入ると、さっそく看板商品のすぐきの漬物がありました。
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イチオシ
京都ではぜんざいとかで添えられる漬物のすぐきですが、ここのすぐきはちょっとオーラもあるような特別な存在感。歴史を重ねた逸品だと思います。
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ほどなく上賀茂神社に到着です。一の鳥居を入って
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参道を奥に進むと二の鳥居。
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目の前には立砂がシンボルとなっている細殿です。
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楼門を入って
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これが中門。
この奥が本殿です。
糺の森のある下鴨神社に比べるとスケールは少し小さく感じますが、いずれにしてももともとは古代豪族である賀茂氏の氏神を祀る賀茂社だったという同じ神社。葵祭も両社の例祭ですからね。
さて、京都はこれで切り上げて、大阪に向かいます。
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この旅行記へのコメント (4)
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- Antonioさん 2026/01/22 17:36:17
- スイーツ
- こんにちは。京都のスイーツに詳しいですね。松之助やコネルヤは気になりましたので、次に京都に行った際に利用したいです。
- たびたびさん からの返信 2026/01/26 10:33:39
- RE: スイーツ
- いやいや、京都のスイーツ詳しくはないです。まだまだです。ただ、しばらくスイーツ巡りからは遠ざかっていたので、これから考えていこうかなと思っているところ。食べログの情報を基本にして、それを確かめるという感じ。まあ、そんなことですから、たいしたことはありません。
たにたび
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- Tripにこちゃんさん 2026/01/22 12:54:04
- こんにちは。
- たびたびさま
昨年は旅行記をたくさん見て頂き、ありがとうございました。
本年もよろしくお願いします。
お祭りだけでなく、美味しい飲食店の紹介記事も、お上手ですね。
どれも食べたくなりました。
私は、洋裁が趣味です。着物からも洋服を作ります。
西陣織で壁飾りを作られているのなら、ますます興味があります。
『由凜』さんは、是非行ってみたいです。
藤森神社の節分祭は、確かに面白いですね。
豆をまいて終わりでなく、稚児さんと巫女さんで2度の鬼退治をする。
地域の皆さんで盛り上げているのが伝わります。
今回も楽しい旅行記でした。ありがとうございます。
- たびたびさん からの返信 2026/01/26 10:40:04
- RE: こんにちは。
- こちらこそ、今年もよろしくお願いします。
先般も少し京都の喫茶店やスイーツ巡りをしてみましたが、やっぱり京都はいいですね。隠れた名店がたくさんあって、まだまだ回れていなかったなあとちょっと反省しました。今年の旅の大枠はすでに固めていたのですが、もしかしたら少し方向転換もあるかなあと迷っているところです。
たびたび
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