2025旅始め「動き出す浮世絵展 TOKYO」

2025/01/14 - 2025/01/14

動き出す浮世絵展 TOKYO
2024年12月21日（土）～ 2025年3月31日（月）
期間中休館日なし　
9:30～20:00 （最終入場19:30）
寺田倉庫G1ビル

北斎、国芳、広重、歌麿、写楽、国貞などの浮世絵師の作品300点以上をもとに、3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングが駆使された作品は圧巻。
浮世絵の世界に没入できる体感型デジタルアートは、壁に飾られた浮世絵を静かに鑑賞するのとは違う興奮や楽しさがありました。

エリア 東京

• 旅行の満足度: 5.0

2025/01/14（火）
天王洲アイル駅中央口より徒歩5分で、会場となる寺田倉庫G1ビルに到着。

寺田倉庫 G1ビル
@りんかい線 天王洲アイル駅 B出口より徒歩4分
@東京モノレール羽田空港線 天王洲アイル駅中央口より徒歩5分（空港快速が停車しないため普通か区間快速に乗車）

2階にチケット売り場がありますが、そこまでは暗めの階段を上らなければなりません。コインロッカーは無いけど、受付の横にキャリーケースは置けました（オープンスペースで係の方が管理してくれる訳ではないので、預けるなら自己責任で）。

受付で、電子チケットをスマホで提示して入場。

2,700円（前売り2,500円）と、国宝展のような強気なお値段。当日、会場でチケットを購入する場合は現金支払いのみです。

エレベーターを待つ間に、説明板や注意事項などを読んでくださいと係りの方から声掛けがありました。館内は一部映像を除いて撮影OKだそうです。

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公式HPより抜粋
会場内は写真・動画の撮影OK、”映え”写真も撮れる（フラッシュ撮影や三脚の使用はご遠慮ください）
江戸時代に刷られた浮世絵や復刻版の浮世絵も含め、会場内はほぼ全て写真や動画の撮影が自由です。SNSの投稿も自由に行なっていただけます。
所用時間は映像空間のみを短く楽しむ方であれば約30分、解説をご覧いただきながら楽しむ方であれば約1時間30分、撮影しながら映像空間の全てと解説も楽しむ方であれば約2時間が目安となります。

HP
https://www.ukiyoeimmersiveart.com

2階から、内装が個性的なエレベーターで5階へ。

暗幕を開けると、流れるように次々と変わっていく浮世絵が現れました。わぁ、すごい！
美術館ではないから天井の配管が剥き出しだけど、それはそれで良い感じ。浮世絵の世界観を邪魔してません。

各空間に映像で使用している浮世絵と紹介文もあるので、映像と見比べながら観賞するとより楽しいです。

コンセプトの異なる 9つの空間で各3分～10分の映像コンテンツが繰り返し投影されるので、途中から見ても大丈夫。気に入ったのは2回も観てしまいました。

展示されていたコンテンツいろいろ。

※ これ以降に載せている写真の順列は、見学ルート通りではありません。

江戸時代に刷られた著名な浮世絵や復刻版の浮世絵も展示されています。

歌麿や国貞が描いた美人画「麗」の空間。

庶民の娯楽であった歌舞伎や寄席などに制限がかけられ、浮世絵も遊女や芸者などの美人画を描くことが禁止された時代があったなんてもったいない。

夜道を鮮やかな衣装を着た女性たちが歩いていきます。

美人画が禁止されても、子どもである金太郎に頬ずりする母として描く抜け道もあったとか。

各部屋の逆走禁止。空間の雰囲気を損なわないように、出口の足もとに小さな矢印があります。暗幕にも映像が映し出されていて、どこまでも浮世絵の世界。

絵に手をかざすと、映像が揺れて踊っているみたい。

丸印に手をかざしたら、

顔がバラバラになっちゃった。

さわって遊べるコンテンツ／浮世絵輪投げ

さわって遊べるコンテンツ／浮世絵球落とし　

3球だけ転がすことができるルールで、 4点でした。

さわって遊べるコンテンツ／浮世絵金魚ボール
壁にある金魚が開けた口に向かってボールを投げる遊び。5～6人が投げてたけど、誰も入らなかったです（私も、そのうちのひとり）。

さわって遊べるコンテンツ／浮世絵おみくじ魚釣り
マグネットで釣れる仕組み。

やった～ 大吉！

浮世絵の歴史や江戸の文化、浮世絵師たちの解説。

相馬の古内裏
歌川国芳

百物語　さらやしき
葛飾北斎

動き出す浮世絵の真骨頂と言える空間。刻々と表情を変え砕け散る波の様子が素晴らしい。

座り込んで、ゆっくりと鑑賞しました。

最後に、穏やかな風景を眺めて動き出す浮世絵の鑑賞はおしまい。

13:52～16:25（受付～退館）
HPによれば、撮影しながら映像空間の全てと解説も楽しむなら所要時間の目安は約2時間。それより30分くらいオーバーしたけど、まだまだ鑑賞していたい空間でした。

これまでに名古屋、ミラノ、鹿児島で開催され15万人超が鑑賞。東京展のあとには、福岡での開催が決定しています（開催日などの詳細は後日発表）。

リーフレット

リーフレット

鑑賞後にアンケートに回答したら、抽選でクリアファイルが当たりました！