2024年12月の九州旅行②大分

2024/12/18 - 2024/12/21

2024年12月の九州旅。宮崎県の延岡駅から大分県の佐伯駅に移動し、北上して大分空港から東京に戻りました。
深島へは移動が大変でしたが、なんとか行きたいところは行くことができました。

エリア 別府温泉(大分)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.0

• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 ANAグループ JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

延岡から佐伯へはＪＲ日豊本線が早朝と夜の2本だけ普通列車で、日中は特急しかないんですよね。佐伯では駅から少し離れたところにある城跡にまず行きました。まだ紅葉していました。

佐伯城跡 名所・史跡

龍宮図という巨大壁絵があるということで見に行きました。ここも駅からまた少し離れていました。

港町ということもあり、魚介類をはじめお土産も安く売られていました。
佐伯駅前から約50分で別の港、蒲江へ。更に約30分船に乗り深島へ向かいました。

さいき海の市場〇 お土産屋・直売所・特産品

大分で一番行きたかった深島は猫島としても有名です。　路線バスの時間の関係で公共交通機関だと日帰りが難しかったので1泊しました。

深島 自然・景勝地

数多ある猫島の中でもこの深島は規模は小さく、人口10数人にしかおらず、それに対し猫の数は６～7倍だそうです。島の方に大事にされているのが窺い知れました。

深島 自然・景勝地

日中は雲も多かったですが、きれいな夕日を見ることができました。

深島 自然・景勝地

思っていたよりもかなり寒かったですが、夜も何匹かは外で交流していました。ほとんどは小屋の中で縮こまっていましたが。
星空もきれいでした。

深島 自然・景勝地

翌朝、蒲江からバスで佐伯、佐伯から電車で臼杵に移動しました。臼杵では普通のタイプのレンタサイクルが無料という、観光客にはとてもありがたい街でした。

国宝臼杵石仏 名所・史跡

臼杵石仏の近くにある臼杵大仏は無料で見学ができます。以前は有料だったそうですが。マイナーなのか観光客は見かけませんでした。

臼杵 湯の里 宿・ホテル

ここも12月半ば過ぎでもまだ紅葉していました。街の中心からは石仏も大仏も距離はありましたが、いい運動になりました。

臼杵 湯の里 宿・ホテル

キリシタンとしても知られた大友宗麟のお膝元・臼杵。その時代に建てられた教会は残っていませんが、城の北側に美しいカトリック教会がありました。

かつて実在した修道院を模して造られたこの施設では、無料の展示やスタッフの方の案内がありました。

サーラ デ うすき 名所・史跡

復元ですが、大友宗麟にゆかりの城跡だそうです。公園は散策にちょうどよく、桜の時期にも来てみたくなりました。

臼杵城跡(臼杵公園) 名所・史跡

臼杵城跡の東側にある稲荷神社。階段に連なる赤い鳥居が印象的です。

卯寅稲荷神社 寺・神社・教会

臼杵から電車で50分弱、大分駅に到着しました。まずはホテルに荷物を置き、市内を散策しました。大分のカトリック教会もきれいでした。

府内城跡も復元されたものですが、ほぼ平地なので歩きやすいです。夜もライトアップしていました。

大分城址公園 府内城跡 名所・史跡

県庁の開館時間であれば無料で訪問できる展望ホール。12月でも完全に暗くなる前に出なければなりませんでしたが、ゆっくりできました。

大分県庁展望ホール 名所・史跡

JR宮崎駅もライトアップは華やかでしたが、この大分駅もまた少し違った綺麗さがありました。

大分駅 駅

無料で見られる大分駅前のシティ屋上ひろば。博多駅にも同じようなものがあるそうです。

シティ屋上ひろば 公園・植物園

翌朝は別府へ。まずは八幡竈門神社を訪れました。99の階段がありますが、そんなに急ではありません。

八幡竈門神社 寺・神社・教会

ここは鬼滅の刃の聖地にもなっています。あさイチだったので誰もいませんでしたが、観光客も少なくなさそうでした。

八幡竈門神社 寺・神社・教会

別府温泉では地獄めぐりをしました。まずは八幡竈門神社から最も近い龍巻地獄へ。アイスランドに比べると小規模でしたが、別物として楽しめました。

龍巻地獄 名所・史跡

龍巻地獄に隣接する血の池地獄。思っていたよりは赤くありませんでした。朝早かったので人が少なかったのは良かったです。

血の池地獄 名所・史跡

Googlemapsの口コミだと外国の方の評価が高かったので期待して訪れた貴船場。小さいですが、内部は他のお城とは一線を画していて300円という価格もあり満足でした。

貴船城 名所・史跡

地獄めぐり3つ目の白池地獄。ここも思っていたより白くなかったです。水槽がありちょっとした水族館みたいにもなっていました。

白池地獄 名所・史跡

地獄めぐり4つ目。鬼山地獄はワニがたくさんいました。安全のため仕方ないとはいえ柵が邪魔で写真が撮りにくかったです。

鬼山地獄 名所・史跡

個人的には7つの地獄の中で一番良かったかまど地獄。特に韓国からのツアー客の方が多く賑わっていました。

かまど地獄 温泉

地獄めぐりを５つ終えたところで食事にしました。
とり天は別府発祥とのことで食べてみましたが、普通に美味しかったです。

ひかり食堂 グルメ・レストラン

地獄めぐり6つ目は鬼石坊主地獄。熱泥がボコボコと湧き上がっています。海地獄に近接しているからか、ここも賑わっていました。

鬼石坊主地獄 名所・史跡

地獄めぐりの最後は海地獄です。7つの中では、ここか、かまど地獄が人気だと思うのですが、ここも見応えがありました。

海地獄 名所・史跡

地獄めぐりには含まれていませんが、坊主地獄（天然坊主）も地獄の名がついています。別料金のため誰もいなく、ゆっくり見学できました。

坊主地獄 名所・史跡

別府にはタワーが2つあり、こちらのほうが高いと思うのですが人は少なかったです。入場料も安かったです。

グローバルタワー 名所・史跡

駅前の手湯と油屋熊八の像。シーズン的にサンタクロースの衣装を着用されていました。

別府駅 (大分県) 駅

夜景スポットとして有名な十文字原展望台。バス停もあるのですが、他の方は皆、自家用車かレンタカーで来ていました。

十文字原展望台 名所・史跡

寒い中日が暮れるまで待っていましたが、たしかにここに夜景を見に来るだけの価値はありました。バス停は明かりもなく、帰りはちょっと怖かったですが。

十文字原展望台 名所・史跡

みはらし坂から近景を見ます。湯気がすごいです。とても絵になる風景でした。

ふらり グルメ・レストラン

海に近いところにある別府タワー。高さ100メートルということでそんなには高くないですが、カラフルにライトアップされていました。近くにはドンキもありお土産を買うのにちょうどよかったです。

別府タワー 名所・史跡

別府では冷麺も名物だそうです。冬なので食べられないお店もありましたが、なんとかありつくことができました。

砂蒸し風呂で有名な竹瓦温泉。予約無しで行ったのですが、遅い時間だったからか少し待つだけで体験することができました。

市営 竹瓦温泉 温泉

翌朝は別府から大分空港へ。途中、杵築で下車し、駅からバスで市内に入り杵築観光をしました。

一松邸(きつき城下町資料館内) 名所・史跡

杵築では共通券を購入し、いくつか見て回りましたが、どこもスタッフの方が丁寧に解説してくださり、理解が深まりました。

一松邸(きつき城下町資料館内) 名所・史跡

階段が多く、高低差の大きい街ですが、そこまで疲れませんでした。磯矢邸から城に至る町の東側の階段には富士山の形の石がありました。

磯矢邸 名所・史跡

もとは14世紀後半の杵築城。現在の建物は復元ですが、眺望は素晴らしかったです。

杵築城 名所・史跡

大分県での最後の食事は大分名物のとり天とりゅうきゅう丼を食べました。ここも美味しかったです。

時代劇のロケ地としても使われているという酢屋の坂。風情があって良かったです。

酢屋の坂 名所・史跡

杵築バスターミナルからは約30分の大分空港の中には足湯もありました。
大分もまだ見ていないところもありますが、とりあえず満足な旅行となりました。

大分空港 空港