2024/10/24 - 2024/10/24
41位(同エリア289件中)
唐辛子婆さん
アルマトイの国立中央博物館でとても興味深い世界地図に遭遇しました。
それは14世紀につくられた「中世におけるもっとも重要なカタラン地図」ださうで。
レトロで楽しい図柄のためインテリアとして好まれているのか
ネット検索したらすぐさまAmazonさまが嗅ぎつけて
「買え買え買ってくれ」と何回もお邪魔されてます^^。
ホンモノ持ってきたら買ってやらあ。
10月22日(火)成田→仁川→アルマトイ(カザフスタン)
10月23日(水)アルマトイの街あるきサービスアパートのまわりだけ
10月24日(木)アルマトイ 3000m級の山へ行くはずが
博物館の面白い世界地図←ここ④
博物館つづき
10月25日(金)アルマトイ→タシケント(ウズベキスタン)→モスクワ
10月26日(土)モスクワ
10月27日(日)モスクワ大学そばの公園
10月28日(月)モスクワ
10月29日(火)モスクワ音楽院のコンサート
10月30日(水)モスクワ 小先生のレッスン
10月31日(木)モスクワ 修道院と市場
11月1日(金)モスクワ→タシケント
11月2日(土)タシケント→サマルカンド
11月3日(土)サマルカンド散策後タシケント
11月4日(日)タシケント散策後アルマトイ
11月5日(月)アルマトイのコクトベの丘
11月6日(火)仁川→成田
カタラン地図をウィキったら数ある言語の中に日本語が見当たらず(涙)
https://en.wikipedia.org/wiki/Catalan_Atlas
「」書きはウィキから抜粋して訳しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ウズベキスタン航空 アシアナ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
-
博物館に到着です。
リュックはロッカーに、コートはフロントに預けます。
うれしいことに写真撮影ぜ~んぶ可。 -
壁にカザフスタンの地図。
北側は全部ロシアに面する日本の7倍の面積の国。
人口はたったの1980万人。まわりは以下の国々が取り囲んでいます。
東:モンゴルと中国
西:カスピ海
南:トルクメニスタン、ウズベキスタン、キルギス。 -
ここで見た古い地図がとても面白くて楽しくて。
6枚からなる地図なんですけど最初の1枚は人体図。 -
「2枚目は宇宙・天文・占星術。潮の満ち干や夜間の時間の読み方に関する情報を記載。」(ウィキより抜粋)
-
四隅に東西南北の神様?がいらっしゃるやうですが引き延ばすとこんなにボケてしまうのであと3名は省略。
あっ、無視したわけぢゃないので罰あてないでくださいまし。 -
そしてあとの4枚がこれ!
すでに地球は丸いと知ってるい人が描いたらしいヨーロッパ、北アフリカ、アジアまでの世界地図、カタラン地図(Catalan Atlas)
縦69cm幅390cm。オリジナルは羊の皮でできているさうです。
1375年作成。
本物はフランス国立図書館にある。
アラゴン(スペインのカタルーニャ地方:フランスのお隣で地中海に面している)の王様がフランス王シャルル6世へプレゼントしたものだから。
製作者はマヨルカ島のユダヤ人アブラハム・クレスケスとその息子。
「クレスケスは世界地図の達人と評されていた。」
「エルサレムは中央近くに配置され左側2枚にはヨーロッパと西・北アフリカ、右側2枚には東洋が描かれている」
・・・と言われてもいったいどこなのかさっぱりわかりません・・・。
「キリスト教の都市には十字架、その他の都市にはドームが描かれ、各都市の政治的立場は旗で示されている。」
「海は波打つ青い線で表し重要な港は赤で、その他の港は黒で示されている。」 -
世界は丸いと知っていもどんな風に描き表していいかわからなくて上の方は逆さまに描いたんでせうか?
←「イラストとテキストの大部分は地図の端に向いており、平(たいら)に置いて歩き回って使うことを想定していた。」
そして4枚全体の右側の一部を丸く取り出してるからにはこの辺りがカザフスタンなんでせうか?
確かに現在の世界地図を見るとアルマトイは左右上下(東西南北)とも世界の真ん中に位置しているやうに思えます。でもカタラン地図だとこの丸はずいぶんと極東寄りです。
スペイン南部で作成された世界地図のコピーがどうしてアルマトイの博物館に展示されているのでせう?
←それはアルマトイがモンゴルのおさめる中央国(チャガタイ王国)の公的教育・歴史的センターの一つであったから。(説明書の字がかすれて読みにくいのを無理やり翻訳。)
ヨーロッパの航海図をもとにして80年前にマルコ・ポーロが書いた東方見聞録やジョン・マンデヴィルがもたらした外国情報などを足して完成させた。という話なのでアジア地域は大雑把に描くしかなかったのかも。ジパングは家も道も黄金でできている、なんて話は嘘っぱちですよね? -
それで、コピーはどの時代にどうやって作ったんでせう?
機械で?手書きで?
ガラス越しなので良くはわかりませんが相当にボロボロのやう。
ホンモノは1990年代に修復されたさうですが。
アルマトイの博物館でこの地図を見られたのは幸運なことだったかも。
フランスの中央図書館とは日本の国会図書館と同じやうに、国内で出版されたものは必ずここに納められるシステム。蔵書数はハンパないことでせうし、博物館ではないので常設展示しているとは思えない(推量です)。急に訪れて見せてくださいと言ってもすぐには無理かも。
地図は4枚に分けられています。
①枚目から詳しくみていきませう。上の方の黒っぽい所が英国でせうか? -
一番下の右にいらっしゃる王様から。
「マリ帝国
砂金を手にするマリ帝国の王マンサ・ムーサー。
この黒人の領主はムセ・メリーと呼ばれ、ギネヴァ(ガーナ)の土地の君主である。この王は採掘される金が豊富にあるため最も裕福で高貴である。」
ラクダに乗っているのはモスレムの商人、上の石垣みたいなのはアトラス山脈ださうです。 -
下がアトラス山脈のつづき。
上は地中海で右上の黄色いのはサルディーニャ島? -
左上の黒っぽいのが英国なのでその下はフランス。
右側に見えるのは何山脈でせう?
左下の緑色の線はスペインの何でせう? -
英国の右上に山に囲まれたスカンジナビア半島が見えます。
絵を見るとものすんごく堅固な要塞に囲まれたバイキングのお城みたいに見えちゃいまするが。その右下にデンマーク? -
テント村と帆船はカサブランカあたりでせうか?
-
「西側の部分は当時のポルトラン海図に似ているが、羅針盤が記載されたのははじめてである。」
-
②枚目
右下の赤いものは紅海ださうです。
だとすると紅海の左の人はエジプトの王様? -
エジプトの王様らしい人の膝上には緑色の鳥が乗っています。
-
地図上では逆さまの王様アナトリア。
「トルコ系公国群であるアナトリア・ベイリクもトルコと名付けられた地域に描かれている。多くの都市や城がある。アルメニアのキリスト教国は緑の壁で厳重に要塞化され、港と旗がはっきりと見える。」 -
だとすると下は黒海でせうか?
左上にブルガリアとロシアの文字が見える。 -
「イフェ帝国
イフェ帝国の王オゲネ(オルガナ)らしい。」
牙のするどい象をはさんで右端にも影の薄い(?)王様がいらっしゃいます。上にアトラス山脈が見えるのでアルジェリアあたりでせうか? -
海には大きな島があるやうです。
-
イタリアとギリシャ、かな?
-
-
③3枚目。
四半世紀にわたって旅をしたマルコ・ポーロ御一行様がみえます。
下の方はインドのやうです。
「インド亜大陸の西部ははっきりと描かれており、いくつかの地名は正確である。」 -
「南インドの先端にはキリスト教の旗を掲げたコロンボの王が描かれている。」
-
-
「当時のデリー・スルタン朝の統治者であるレイ・デ・デリ。
-
多数の都市に旗を掲げて描かれている。」
-
700頭の象と10万人の騎兵、数えきれないほどの歩兵もいる。
-
この土地では金や宝石が沢山とれる。」
-
マルコ・ポーロ御一行様
「17年もフビライ・カンに重用され、なかなか帰国をさせてもらえなかった。」
国を出てから4半世紀も旅をした記録が東方見聞録。いつか読んでみたいです。 -
上に見える海はペルシア湾みたいに思えます。
となるとこの林檎を持つ女王様のいらっしゃるところはアラビア半島? -
イル・ハン国?
-
アラル海?
-
じゃーこれはどこの王様?ああもうわけわからん。
誰か教えて~~! -
④枚目は中国
これは極東のやうです。
日本は海の上の丸いツブツブとしておぼろげに存在している・・・。 -
この人は海で大きな魚を2匹捕まえたのでせうか?
それとも足先が魚になっている人魚でせうか?
←mistralさんから有力な情報をいただきました。
「女性の下半身はお魚、しかも下半身が二つ、
この形はロマネスク様式の教会堂の彫刻で時々見かける二股の人魚
と思われます。」
このあとフィーコさんからもビックリするやうな情報が。
「スタバのロゴも二股の人魚ぢゃ。」
ヨーロッパの海から回遊して南洋にたどりついたって思ってたら全世界をさまよっていたのね。 -
そのお隣の陸地には象を従えた王様がいます。
インドネシアかしら?
魅力的な香辛料が何種類もあってヨーロッパ人の垂涎の的の地。 -
-
フビライ・ハン(モンゴルの第5代皇帝)
(←逆さまなのを助け起こして掲載) -
フビライ・ハンの上にはサタンがいます。
アレクサンダー大王がサタンの協力でゴグとマゴグを北東の地域に閉じ込めているところださうです。 -
「偽キリストは、万里の長城のむこう、ゴグとマゴグの領土の隣に現れる。彼は自分が神の生ける子キリストであり、神殿を再建すると宣言した。」偽キリストの周りには聖職者や信者がいて話を聞いています。
中国の東の海(マレ・オセアニス)にはジパングがあるはずですがまだ特定できず。 -
インドシナあたり?
-
どなた?
-
「チャガタイ・ハン国
チャガタイ・ハン国のモンゴル人支配者ケベク・ハンはエマレク(アルマリク)に住んでいる。」そばにチャガタイの旗が見えます。
アルマリクとは現在のアルマトイのことでせう。 -
「みぐるみ脱いで置いていけ!」とぶん殴ってる?
-
交易の図?
帽子がとんがってるからソグド人かしら? -
「ゴグとマゴグの国。
ゴグとマゴグの国は右上隅に描かれている。王様は馬に乗っており行列が続いている。」ゴグとマゴグは悪い人のやうです。 -
これはなんだかショッキングな場面?
奴隷を大鍋で煮るところ?をれとも競売にかけるところ?
でも左の3人は楽器を楽しく演奏してるやうにも見えます。
(つづきは地図以外の展示品です)
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アルマトイ
この旅行記へのコメント (18)
-
- ElliEさん 2024/12/23 07:47:12
- 大作ですね!
- 今年は、我が家の近くでクリスマスマーケットを毎日やっているので、散歩が楽しみなバンクーバーより、こんにちは!
面白いもの見つけましたね!
解説つきで楽しい。
色々調べるの大変だったでしょう?
でもきっと唐辛子婆さんご自身も楽しんだことでしょう。
文献をもとめて国会図書館まで行っちゃう勢いですね!
ところで、旅行記の1と3が一番はじめにでてくるのはなぜだろうって思ったら、日付が11月になってるようですよ。
このあとのモスクワ編も楽しみにお待ちしてますね。
- 唐辛子婆さん からの返信 2024/12/23 10:06:15
- Re: 大作ですね!
- ELLiEさん
旅行記の日付間違い気がついてくださってありがとう!
月をまたぐ旅行で混乱しちゃいました。
クリスマスマーケット、ノースバンでやってるんですね、うらやましか~!
この地図はELLiEさんもきっとはまると思いましたよ。
東の地域は参考にした東方見聞録がかなり「見てきたやうな嘘をいい」の部分もあるみたいで、それを読んでみたいです。
でも今はモスクワからの帰りに寄ったサマルカンドで見たソグド人の壁画がまた面白くて、今はその資料を読んでる最中。外部図書館から借りた本は期日までにきっちりと返さなくちゃならないから焦っています。
唐辛子婆
-
- ラムロールちゃんさん 2024/12/18 09:52:51
- 楽しませていただきました
- 唐辛子さん、こんにちは。
これは、すごい!興味深いです!
旅行記にしておくのがもったいない深さ。
でも、唐辛子さんの解説がなかったら、さらっと過ぎてしまいそうな…。
やっぱり、見る目(と言いますか、素養と言いますか)のある人に、地図(だけでなく展示物全て)は応えてくれるのですね。
アルマトイへ行っていながら、こんなに面白いところを見逃すなんて。
私は何をしているやら(-_-;) ←いや、見てもさらっと過ぎていたに違いない
ラムロール
- 唐辛子婆さん からの返信 2024/12/18 12:48:29
- Re: 楽しませていただきました
- ラムロールちゃん
ただの詳しい地図だったら多分私もさらっと過ぎていたかも。
これは日本の観光地の地図にご当地グルメや有名どころの面白いイラストが入っているのとおんなじやうな感じだから興味をそそられたんだと思います。
調べていくうちに東洋エリアの記載の元となったらしいマルコ・ポーロの「東方見聞録」も世界史の時間に「こんなんが書かれた」ぐらいの記憶しかなく。あらすじをググったら(いい加減さが^^)ものすんごく面白そう。
泥沼にはまるには今は時間が足りないのであとにしやう。
ラムロールちゃんが読んで解説してくれてもいいよ、ラムロールちゃんが大好きなインドあたりも船で立ち寄ってるはずだから。
と怠ける手立てを思いつく^^。
唐辛子婆
-
- フィーコさん 2024/12/17 22:02:14
- 図書館行ったー
- 唐辛子婆さま こんばんは♪
カタラン地図
https://map-freak.com/catalan-atlas/
これ、日本語。
でも一部です。
違う文献で、ノアの方舟もあるようですが
唐辛子婆さまの写真では確認できませんか?
「航海と探検の世界史」
マリアノ・クエスタ=ドミンゴ=著
増田義朗、竹内和世ー訳
これにちょっとだけカタラン地図、ふれてます。
お返事、ありがとうございます。
今、見ました(苦笑)
フィーコ
- 唐辛子婆さん からの返信 2024/12/17 22:53:29
- Re: 図書館行ったー
- フィーコさん
調べて下すってありがとうございます。
マップ・フリークのカタラン地図はウィキペディアより前に拝見して参考にさせていただきました。
が、ウィキと違ってお断りなしに掲載させていただいていいのか確信がなかった(連絡方法も見つけられなかった)ので、とりあえずウィキからの情報を主に載せさせていただきました。
FBとかで連絡も取れそうですけど、本名が出てしまうのが恐ろしくて・・・。
「航海と探検の世界史」も探してくださってありがとうございます。
明日図書館に探しに行ってみます。
カタラン地図編はちょっと置いておいて、先にモスクワ編にとりかかりたいのであしからず気長にお待ちくださいませ。
唐辛子婆
-
- フィーコさん 2024/12/17 10:12:09
- この地図ですか
- 唐辛子婆さん おはようございます。
「カタラン地図を語らん」
夏への扉さんに座布団10枚です(爆)
王様はみんな王冠かターバンって
あ、モンゴル系もいたかな。
面白い地図ですね。
これをウキで翻訳されて
お時間かかったことでしょう。
私もこんなの好きですが、へーっで終わってしまいそうです。
たしかにインテリアとして好まれるのわかります。
ウチにはいらないけど。
フィーコ
- 唐辛子婆さん からの返信 2024/12/17 21:59:30
- Re: この地図ですか
- フィーコさん
>「カタラン地図を語らん」夏への扉さんに座布団10枚です(爆)
わはははは。
彼女はスペイン歴15回(だったか)だからカタランがアラゴンと関係してるってすぐに分かったやうです。
コロナ禍が収束してやっともうすぐスペイン行きを再開できるやうです。
一度でいいから一緒にいってみたいものだなあ。
翻訳はめんどうっちくてかなり主人に下請けに出しました^^。
訳してもそれがどの部分のことを示しているのかとうとうわからない所もあり、興味深い絵なのに何の説明もない所もあり。
もともと世界史にもキリスト教にも詳しくないので、誰かが加筆修正してくれないかなあとお待ちするばかりです。
地図にばっかり拘泥してるとモスクワのことも、サマルカンド行きの列車にスマホ忘れた話も、サマルカンドの丘で見たソグド人のことも書けないし。
ああ、恥ばっかりかいてる私の旅。
唐辛子婆
- フィーコさん からの返信 2024/12/18 11:01:41
- Re: この地図ですか
- 唐辛子婆さま
サマルカンド行きの列車にスマホ忘れたんですか?
そっちを早く見たいので、地図はごゆっくりです
フィーコ
- 唐辛子婆さん からの返信 2024/12/18 12:36:02
- スマホ
- へいへい。とうがらしばば
-
- tabinakanotaekoさん 2024/12/17 09:44:40
- これが地図? でも素敵なデザイン!
- 唐辛子さん、
これが地図とはビックリ仰天。カタラン地図っていう言葉も初耳。もともと地図に弱い私には文字通り「語らん地図」でしたわ。
外国で地図は見ません。見られません。車のナビみたいに行く先を身体の前に持ってこないと手も足も出ないからです。逆さにすると文字が読めなくなるし、元に戻すと前に進むのか、後ろへ戻るのかも分からなくなるからです
一つ目を見張ったのは紅海が真っ赤なリボンみたいだったからです。
The Red Sea だからですね。赤い血みたいな。色をする時期があるからなのかもね。和歌山の枕詞(?)みたいに使われる黒潮も黒くはないですし、おそらく、たぶん、何か訳があるのでしょうね。聞いても分からないから教えようとしないでくだされ。
もう一つ、目を見張ったのは全体の色と柄がステキなこと。よくあんな色鮮やかなデザインを描けたものです。ところどころに観光地のストリートみたいな道路があるし、元々は皮に描かれたってことですが、皮などの裏にあんなに鮮やかな細かい図柄が描けるものでしょうか? テーブルクロスに出来るような大きさの布が欲しいですわ。
taeko
- 唐辛子婆さん からの返信 2024/12/17 21:48:42
- Re: これが地図? でも素敵なデザイン!
- taekoさん
>これが地図とはビックリ仰天。
カタルーニャ地図とも呼ばれているとか。
地図というカタチをとった宗教画ともいえるさうです。
ここでヨハネ?が何をしたとか、悪魔が協力したとかいろいろ書かれてるみたいですけど、翻訳を唐辛子爺に助けてもらってもようわからん。
しかもユダヤであるクレスケスは、キリスト教が勢いを増しているのに一矢報いたくてウズウズしながら描いたやうで。
紅海、日本にも赤潮って言葉があるくらいだから、プランクトンが定期的に異常発生して海が赤く染まるのかも。それとも陸地に鉄分が多くて赤く見えるのかも。
>目を見張ったのは全体の色と柄がステキなこと。
そうですね、色彩に統一感があるからインテリアとして人気があるのかも。
>ところどころに観光地のストリートみたいな道路がある
そっかー、翻訳に時間とエネルギーとられて緑とかブルーの線をゆっくり眺めてなかったと気がつきました。思いだしてみれば観光地の地図って見どころ以外に特産品とかお土産とか出身有名人の顔とか載ってますよね?
羊の皮によくこんな繊細なものが描けたと思いますね。
でもテーブルクロスにするのはごめんだわ。
羊の匂いがしさうで^^。
唐辛子婆
-
- mistralさん 2024/12/16 22:14:24
- カタラン地図
- 唐辛子さん
こんばんは。
面白い地図の公開、ありがとうございます。
1300年代のカタラン地図、
大きな王様は、当時勢力の大きかった国の王なのでしょうか?
それとも拡大されているせい?
描き方の大小に差があるのは、何やら意味がありそうですね。
それにしても唐辛子さんは素晴らしいですね。
一つ一つを解き明かしておられる!
日本は海の上のブツブツというぐらいの存在感だったんですね。
どれが日本なのやら。
その下のお写真、女性の下半身はお魚、しかも下半身が二つ、
この形はロマネスク様式の教会堂の彫刻で時々見かける二股の人魚
と思われますが、どうでしょうか。
こんな地図を目の前にしたら、立ち尽くしてしまいそうですね。
mistral
- 唐辛子婆さん からの返信 2024/12/17 00:45:57
- Re: カタラン地図
- mistralさん
さすが!
人魚はきっとそこから来てるんだと思います。
一つ一つを自分で解き明かしたのではなくウィキペディアの英文を訳しただけで中には結局どこのことを書いているのかわからなかったりして半分ぐらいしか解明できてないんです。
ウィキがなければ書けなかったので、ウィキには感謝しかありません。
>日本は海の上のブツブツというぐらいの存在感
マルコ・ポーロの東方見聞録を参考に東洋エリアを作成したそうなんですけど、東方見聞録そのものがマルコがほかの作家に口述筆記させたものなのだそうで、そうなると王様の絵とかはいったい誰が描いたのかと疑りたくもなりまする^^。
で、あらすじだけでもいいから東方見聞録を読んでみたくなりました^^。
次から次へと興味がわくのはこの地図の魅力でせうね。イラストというかマンガ入りの楽しい地図。
唐辛子婆
-
- ホーミンさん 2024/12/16 13:37:14
- 面白い地図
- 唐辛子さん
こんにちは。(^o^)
おお!この地図ですね!
私は地図を読むのが得意ですが、これは全然わかりません。カタラン地図の存在も知りませんでした。(^-^;
これを解読されている唐辛子さんを、尊敬します。地理だけでなく、世界史や多々ある言語も知らないと読めませんよね。民話も知ってた方が良さそうな。
地元の図書館にカタラン地図に関する本がないか調べましたが、なかったです。解説付きで、じっくり読んでみたかった。
最後のお写真は、器に入ってる人が裸みたいだから、これから煮られる?でも帽子は被っているしなぁ。脚が1本ずつ魚の女の人は、普通の人魚より泳ぎが早そう。
文字も読めないし世界史がてんでダメな私ですが、地図ではなく挿し絵として見たら結構面白い♪各々の絵で、小話が出来そう。( *´艸`)
不謹慎で、申し訳ありません。
- 唐辛子婆さん からの返信 2024/12/17 00:29:52
- Re: 面白い地図
- ホーミンさん
私はただウキペディアを訳して載せただけですので尊敬何てしないでくださいまし。ウィキに書いてあることでも、どの場所かわからなくて後回しにした(結局載せられなかった)場所もあり。
>地元の図書館にカタラン地図に関する本がないか調べましたが、なかった
地図フリークまたはマップ・フリークとかいうサイトを見てみてくださいまし。でもここに載せられているのもカタラン地図全部ではなかったです。
挿絵がね、ユダヤ人の地図作家がマルコポーロの東方見聞録などを参考にして作成したさうなんですけど、本当にマルコ・ポーロが描いたものが残っていたかどうかなんてわからないみたいで。
でも。イラスト入りの地図ってそれだけで面白いですよね。
唐辛子婆
-
- 夏への扉さん 2024/12/15 23:07:52
- カタラン地図を語らん!
- 唐辛子婆さん、こんばんは。
なぜウズベキスタンでカタラン地図なのかと思ったら、アラゴンが絡んでるんですね。
しかし、・・・こんなに訳の分からない地図をよく解読して語ってますね。旅行記の作成、すごく時間かかったでしょ?
でも古地図って面白いですね。4月に小倉のゼンリンミュージアムに行ったんですが、世界のいろいろな古地図が展示されていて、予定よりずっと見学時間がかかってしまいました。撮影禁止だったのが残念。
ウズベキスタンは私には難易度高いなあ。
唐辛子婆さんは行く動機も大きいし、経験値も高いからさすがです!
- 唐辛子婆さん からの返信 2024/12/17 00:20:56
- Re: カタラン地図を語らん!
- 夏さん、こんばんは♪
そうなんです、アラゴン。
で、これはウズベキスタンではなくカザフスタンです。
同じスタン国でも、ウズとカザフはとても違ってました。
そこんところtabinakanotaekoさんに知らせたくて②か③に書きましたのでご覧ください。彼女はウズとカザフに行く計画をしてたみたいですけど私がカザフは英語が通じにくいと書いたのでビビってやめにしようと思ったようです。でも行って見なければ違いは判らない。
ウズはホントにモスレムの国ってカンジですけどカザフは民族的にもコーカサスが多くて町の作りもロシアにいるのかと思うくらい。
>こんなに訳の分からない地図をよく解読して語ってますね。旅行記の作
>成、すごく時間かかったでしょ?
はい、時間とられました。
ウィキペディアの解説に日本語がなかったので調べるのに時間がかかったのと次から次へと興味が湧いてきたのとで。
地図製作者のユダヤ人は西洋のことはよくわかっているにしても東洋のことはマルコポーロの東方見聞録などを参考にしたと言う。
でも「ジパングのことを道も建物も黄金でできている」なんてでたらめいう人のことを信用して書いたのかと思うと。
四半世紀も東洋に行ってた人が王様の絵とかを子細に記録してたのかなあと疑問に思い。そして東方見聞録のあらすじを読むと帰りは船でインドシナやインドを回って(だからそのあたりのことは実際に見たわけではないと思う)それから陸路でジェノバに言ったら戦争に巻き込まれて牢獄に入れられて、作家のなんちゃらいう人がマルコの口述筆記を本にした。
それで東洋のことを地図上にイラスト描くなんて「見てきたやうな嘘をいい」の世界ぢゃないかと思うんですけど、でも面白いですよね^^。
唐辛子婆
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