2024/12/13 - 2024/12/14
7位(同エリア114件中)
FUKUJIROさん
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この旅行記のスケジュール
2024/12/14
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東京電力福島第一原子力発電所
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電車での移動
JR富岡駅
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阪急交通社が「福島第一原子力発電所内部視察と福島県浜通りホープツーリズム3日間」というツアーを企画していました。とても興味が引かれたので、ポチッと参加しました。
スケジュールは次のとおりです。
1日目は、東京駅・上野駅から特急ひたち7号でいわき駅へ。観光バスに乗り換えて、国宝の白水阿弥陀堂、イタリアンの昼食、とみおかアーカイブ・ミュージアム、双葉郡楢葉町にあるナショナルトレーニングセンターJヴィレッジに宿泊。
2日目は、東京電力廃炉資料館、福島第一原子力発電所の構内視察、東日本大震災・原子力災害伝承館、震災遺構の請戸小学校、浪江町のホテル双葉の杜に宿泊。
3日目は、塩屋埼灯台、いわき・ら・ら・ミュウで昼食、スパリゾートハワイアンズ(たっぷり3時間滞在)、いわき駅から特急ひたち7号で帰京。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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白水阿弥陀堂案内図。
JR常磐線の上野駅から乗車して、ツアーに合流。いわき駅から観光バスに乗って、白水阿弥陀堂の駐車場に来ました。
公共交通機関の場合には、いわき駅から川平行きバスに乗り、あみだ堂バス停から徒歩5分でも訪問できます。 -
藤原清衡の娘・徳姫は、永暦元年(1160年)に夫の岩城則道の供養のために願成寺を建立しました。白水阿弥陀堂は、真言宗智山派の願成寺(がんじょうじ)の境内に建てられたお堂です。
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白水阿弥陀堂には、中の島を経由する参道が設けられています。
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手水。
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白水阿弥陀堂の拝観時間は、4月1日~10月31日が8:30~16:00(閉門)、11月1日~3月31日が8:30~15:30(閉門)となっています。拝観料は大人500円(中学生以上)。堂内は撮影厳禁。
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すでに紅葉は終わっています。
境内地は白水阿弥陀堂境域として国の史跡に指定されています。 -
白水阿弥陀堂は、願成寺に伝わる文献や、仏壇下から発見された古材墨書により、平安時代の末期に建立されたと考えられています。
末法思想が広まる中で、極楽浄土をこの世に具現したものとして、浄土式庭園を伴った阿弥陀堂が建てられました。 -
奥州藤原清衡の娘・徳姫が建立した白水阿弥陀堂は、毛越寺や無量光院といった平泉の寺院に影響を受けています。
「白水」という名前は、平泉の「泉」という文字を2つに分けたものとされています。 -
国宝の白水阿弥陀堂(しらみずあみだどう)。
一間四面堂の単層宝形造で、屋根の勾配は大きく美しい曲線を描いています。
平安時代後期の浄土教の盛んな時、数多くの阿弥陀堂が建立されましたが、現存する東北の一間四面堂としては、白水阿弥陀堂のほか岩手県の中尊寺金色堂(天治元年・1124年)や宮城県の高蔵寺阿弥陀堂(治承元年・1177年)が現存しています。 -
白水阿弥陀堂。
堂内は内陣の天井や長押、来迎壁(本尊背後の壁)などが絵画で荘厳に装飾されていましたが、現在は一部に痕跡を残すのみです。 -
白水阿弥陀堂。
堂内には案内人(監視人)が常駐しており、撮影を禁じています。また、個人・団体の区別なく説明があります。 -
いわきデジタルミュージアムで堂内を見ることができます。
内陣には黒漆の須弥壇があり、いずれも平安時代(12世紀)の作とされる阿弥陀三尊と二天王の五躯が安置されています。
中央に、国指定重要文化財の木造阿弥陀如来坐像(来迎印)。その左に木造観世音菩薩立像、右に木造勢至菩薩立像が祀られています。
さらに外側に、左に木造多聞天立像、右に木造持国天立像が立ち、阿弥陀三尊を護っています。
写真を複写しました。 -
浄土庭園。
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浄土庭園。
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浄土庭園。
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いわき四倉ICから車で5分、自然豊かな森の中にあるフレンチ&イタリアンの創作レストランCROSS WONDER DININGで昼食でした。
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食材の宝庫である福島の「いま」の食材を味わえるレストランです。野菜はすぐ脇にあるトマトハウスや畑で栽培されたものを毎朝シェフ達自らが収穫しています。
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CROSS WONDER DININGのレストラン。
フランスで修業した2人の若手シェフが創作料理を提供し、出来合いのもの一切使いません。 -
ワンダーファームのトマトを中心としたサラダやキッシュなど10種類以上の創作前菜がブッフェスタイルで並んでいました。
季節的なこともあり、根菜類を使った料理が多かったので、糖質制限のあるFUKUJIROは葉物野菜をいただきました。
デザートもありましたが、それは別料金とのこと。 -
自家製のパンやピッツァ、本格手打ちパスタがお薦めらしいのですが、団体用にはチキンソテーとサフランライスでした。全部美味しくいただきました。
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車窓から、ならはスカイアリーナが見えました。
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とみおかアーカイブ・ミュージアムに到着しました。
東日本大震災後に富岡町が整備した博物館です。富岡町で受け継がれてきた地域資料や、東日本大震災と原発災害で生じた震災遺産を収蔵・展示しています。 -
富岡町沿岸を襲った津波により、仏浜地区・毛地区では、JR常磐線の軌きょうが流出しました。
展示している軌きょうは富岡町が保全した部分で、長さ約3m、重さ1トン以上あります。 -
昭和30~40年代の七夕祭りの頃をイメージした懐かしい商店街の模型です。
大正時代の絵図と、町内に伝わってきた明治末から昭和40年代頃の写真や住民の記憶をもとに制作しました。 -
郵便局(左)と亀屋旅館。
拡大して見ると、人物の服装なども昭和です。 -
展示室の様子。
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滝川製鉄遺跡の高殿復元模型。
調査成果をもとに復元した模型で、遺跡から出土した遺構では、「高殿」と呼ばれる製鉄のための大きな建物の中で、製鉄の技師長である「村下」の指示のもと「たたら」製鉄が行われていました。 -
滝川製鉄遺跡の高殿復元模型。
各作業の様子も再現しています。 -
鉱石。
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土偶。
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繩文時代中期の上の町B遺跡から出土した深鉢型土器。
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子安観音像(複製)。
安産祈願の対象として子供を抱いた姿をしている子安観音像です。楠の彫像。 -
津波に押し流されたパトカー。
町民の避難誘導にあたった2人の警察官が乗っていたパトカーでした。
2人は、楢葉察署の増子洋一警視(当時41)と佐藤雄太警部補(同24)です。 -
自らの命をかけて住民の命を守った2人の勇気と行動に感謝し、後世に伝承する重要性を感じた町民有志は町にパトカーの保全を訴えました。町は遺族や町民有志、福島県警察の協力のもと、ふくしま震災遺産保全プロジェクト実行委員会とともに保存処理を施しました。当初、岡内東児童公園に展示され、本館に移設しました。
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富岡町の海岸線には、富岡川河口の周りに出きた砂洲と海抜20~30mの海岸段丘があります。
ロウソク岩は、富岡町の海岸を代表する景観として親しまれていましたが、東日本大震災の強い揺れで「ロウンク岩」は折れてしまいました。 -
災害対策本部の部分再現。
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震災前の富岡駅は、改札を抜けると海が見えました。その様子を再現した展示です。
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震災前の富岡駅の模型。
駅前には飲食店、薬局、旅館などが立ち並ぶ商店街が広がり、電車を待つ間に近くの書店で本を買い求める人の姿も見られました。 -
放射性物質や放射線は、目に見えません。正確な情報を入手して、町・県などの指示に従って、落ち着いて行動することが大切です。
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ナショナルトレーニングセンター Jヴィレッジ(翌朝撮影)。
日本サッカー界の聖地Jヴィレッジですが、スポーツをしない人も宿泊できます。福島を満喫する食事・土産品、館内サービスが提供されています。
令和3年(2021年)3月25日、東京2020オリンピックの聖火リレーはここからスタートしました。 -
夕食は洋食コースでしたが、仕事上でのトラブルの連絡があり、上の空でした。
ゆっくりしたかった。 -
広い客室。
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ロビーの彫像。
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サッカー選手の足形プレートもありました。
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朝食ブッフェ。福島県産食材を使用した約20種類の副菜などがありました。
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東京電力廃炉資料館。
平日と土曜日は時間帯ごとに案内ガイド付きのツアー方式です。日曜日と祝日は自由見学とのこと。
土曜日に訪問しましたが、私たちは自由見学でした。というよりも、その後の内部視察のための時間調整的な見学でした。 -
資料館で、福島第一原発の内部視察についての注意があり、手荷物は全て資料館のロッカーに預けます。スマホ、時計、財布、小銭入れ、もちろんカメラも預けます。体内で被ばくすると大変なことになるので、水もダメです。飴玉一つ持ち込めませんでした。
持ち込めるのは、事前申請した人の録音機(メモリーカードは不可)だけでした。
それぞれ核物質防護ベストを着用し、放射線測定器を身に付けます。
その後、空港にあるようなX線検査装置を通りますが、ものすごく感度を上げており、空港では問題ない私の腰痛防止コルセットが引っかかってしまいました。
コルセットを外してX線検査装置を通過してから、もう一度コルセットを装着し直しました。
やっと専用バスに乗り、東京電力福島第一原子力発電所の構内に移動しました。
写真は配布資料を複写しました。 -
東京電力福島第一原子力発電所の構内図。写真は配布資料を複写しました。
バスに乗ったまま入域し、バスで移動しながら発災時の説明を受けました。
④降車場所と印がある場所でバスを下りて徒歩で見学デッキまで移動します。
1~4号機建屋を正面に見ながら、廃炉の進捗状況などの説明を受けました。谷になっている通路を挟んで、40~50m先には原子炉建屋がありました。
時計がないので正確にはわかりませんが、FUKUJIROの感覚では20分ほどだったでしょう。
この日の午後、就任したばかりの石破茂首相が東京電力福島第一原子力発電所の視察に来ましたが、残念ながら北側の5・6号機建屋を見たそうです。この2つは、震災当時、定期検査のため運転を停止しており、津波後も電源を確保できたことから、大きな損傷はありませんでした。いったい何を見たんでしょうか。 -
東京電力福島第一原子力発電所の1号機建屋の正面から視察をしました。
風速1~2mの北風が吹いていたので、被ばく線量はそれほど多くなさそうです。東風が吹くと建屋を抜けた空気に晒されます。
この写真は、東京電力の資料を複写したものですが、このとおりの景色でした。。 -
写真がないので、1~4号炉の様子について東京電力の資料を複写しました。
震災時、4号炉は定期検査のため停止していました。
1~3号炉には核燃料デブリが計880トン堆積しています。 -
バスで東京電力廃炉資料館に戻り、被ばく線量を測定、記録します。
短時間でしたが、レントゲン検査の20~30倍ほど被ばくしました。
核物質防護ベストを脱ぎ、係員に渡します。手荷物をそれぞれ回収して内部視察は終了しました。
内部視察そのものは無料で実施されているとのことで、参加方法もいろいろあるようです。 -
時間があまったので、東京電力廃炉資料館を自由見学しました。
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東京電力の資料を複写しました。
現在は、作業の96%において防護服は不着用となっているそうです。私たちも右側のベストを着用しました。 -
東京電力廃炉資料館の展示。
資料館もそうですし、内部視察も同じですが、「東京電力は廃炉のために頑張ってます」を強くアピールするために実施しているなあと感じる内容でした。
現場スタッフの方々からは切実さを感じたのですが、東京にいるお偉いさんには伝わっていないのではないかな、と感じてしまいました。
まして国会議事堂の中にいる人たちには、何にも伝わっていないでしょうね。 -
移転・再建された富岡駅に立ち寄りました。
平成29年(2017年)4月、富岡駅を含めた一部地域で避難指示が解除され、10月21日に駅が再開しました。
複合災害により不通となっていたJR常磐線の富岡~浪江間が開通して常磐線が全線運転を再開したのは、被災から9年後の令和2年(2020年)3月14日土曜日でした。 -
JR常磐線の上り電車がやってきました。日中は2時間に1本の運行です。
諸事情により、FUKUJIROの旅の後半はありません。
中途半端で恐縮ですが、最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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