2023/05/01 - 2023/05/01
9位(同エリア114件中)
関連タグ
FUKUJIROさん
- FUKUJIROさんTOP
- 旅行記453冊
- クチコミ159件
- Q&A回答111件
- 636,343アクセス
- フォロワー351人
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
今回の旅も最終日、福島県双葉町にできた東日本大震災・原子力災害伝承館を訪ねることにしました。
甚大な複合災害の被害を受けた福島県では、その記録を後世に継承するため、東日本大震災・原子力災害伝承館を建設しました。
実際に訪問して感じたのは、被害の事実はそれなりに展示されているものの、3.11以前は皆んなが原子力発電を受け入れていたということを強調していたような気がします。また、復興アピールもかなり強いと感じました。
そうは言っても、特に東京電力管内の私たちは、是非とも行くべき場所です。
そして、この旅行記が区切りの300本目となりました。これまで皆様にお付き合いいただきましてありがとうございました。
1日目
埼玉県からローカル線を乗り継いで菊池寛実記念高萩炭礦資料館へ。
原ノ町へ移動して宿泊。
2日目
南相馬市博物館と雲雀ヶ原祭場地を見学、相馬中村神社を参拝。
3日目
双葉町へ移動し、東日本大震災・原子力災害伝承館を訪問しました。
ローカル線を乗り継いで帰宅しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自転車 JRローカル 徒歩
-
3日目の朝食です。
今朝もたくさん食べてしまいました。
とても美味しくいただきました。 -
原ノ町駅前の騎馬像も見納めです。
-
常磐線に乗り、双葉駅を目指します。
-
原ノ町駅からわずか20分で双葉駅に着きました。改札口には双葉駅空間線量率が表示されていました。この0.087マイクロシーベルトという数値は日本国内の平均よりも低いらしい。
-
双葉駅は、Suicaが使えるJR東日本の首都圏エリアです。都心の皆さんもお気軽にお越しくださいね。
-
西口に出てみました。
URが進めている復興拠点となる住宅が建てられていました。 -
将来はこのように整備される計画です。
-
双葉駅の西口。
大野駅、夜ノ森駅とともに2020年3月14日に営業再開しました。これにより、常磐線が全通しました。 -
こんどは東口に出てみました。
-
双葉駅の東口。
右下の自転車はシェアサイクルです。 -
双葉町シェアサイクルの利用について。
専用ポートであれば、どこでも利用・返却ができます。どこでもというものの、双葉駅と産業交流センターの2ヶ所しかありません。
利用時間:午前6時~午後6時まで。 -
自転車のハンドルについているロックに100円を入れるとチェーンが外れて自転車を利用することができます。
専用ポートに置いて、チェーン先端の鍵をハンドルのロックに差し込むと、100円が戻ってきます。
つまり、無料で使えるわけです。 -
駅前の道を進み、前田川を渡りました。
-
目的地は東日本大震災・原子力災害伝承館ですが、まず海を見ることにします。
-
真っ直ぐな道を前田川の河口まで走ります。
-
フタバスーパーゼロミル。
岐阜県安八町に本社を置く浅野撚糸(株)が双葉町への工場進出を実現しました。
グランドオープンが4月22日で、見学すると記念品が貰えるということでしたが、残念なことに月曜休業でした。
公式HPには「東日本大震災により、福島県の双葉町は全町避難を強いられました。被災者のために行う行為(抱きしめる)が、実は自分が癒され心豊かになる(抱きしめられている)気持ちになります。そのような思いを込めて作られたタオルが「ダキシメテフタバ」です。このタオルは日本の繊維技術を結集した世界がマネできない逸品です。やわらかくあたたかく、あなたを優しく抱きしめます。」とあり、自分の浅ましさを恥じ入りました。
上空から見ると、名前どおり大きなゼロの形です。グーグルマップで確認。 -
東日本大震災・原子力災害伝承館の建物です。この時8:39、会館は9時です。
-
すぐ側の双葉町産業交流センター(F-BICC)。レストランもあります。
-
海岸沿いには防波堤が造られています。
-
右折すると広野、大熊方向ですが、今も規制されています。
-
巨大な壁には、堤防に上がるための階段がありました。
-
太平洋。穏やかな海に見えますが...
-
前田川の河口です。
-
陸側の様子。右側、横長の建物が東日本大震災・原子力災害伝承館の建物です。
-
広野、大熊方向への道。
-
中央の建物が双葉町産業交流センター、自転車を戻しに行きましょう。
-
双葉町産業交流センター。
-
専用ポートに自転車を戻しました。
-
東日本大震災・原子力災害伝承館。
展示入館料は大人600円。
開館時間は9:00~17:00、火曜日休館。 -
伝承館の内部。壁がガラス張りで明るい建物です。
-
入館すると、導入シアターに誘導されて、プロローグビデオを見ました。
7面の大型スクリーンに映像が流れ、俳優の西田敏行さんが語ります。 -
プロローグビデオを見たら、その後は自由に閲覧します。私はコインロッカーに荷物を預けました。
-
導入シアターから螺旋状に続く廊下を上りながらパネル展示を見ます。
1884年、磐城炭鉱創業。 -
1950年代、高度経済成長。
-
1967年、東京電力福島第一原子力発電所1号機の建設始まる。
-
1979年、米国スリーマイル原子力発電所事故。
-
導入シアターの様子。
-
2011年3月11日、東日本大震災発生。
-
同日15:41、東京電力福島第一原子力発電所1~5号機の電源喪失。
-
同日20:50、避難要請。
-
避難範囲が拡大。
-
2階が主たる展示場です。
3階は屋上の展望台になっています。 -
アトムふくしまかばん。
「原子力 知恵と理解ではぐくむ未来」という標語が書いてあり、3.11以前の県民意識を窺い知ることができます。 -
左の標本はウラン鉱石とありますが、本物じゃないでしょう。
-
双葉町の「原子力広報塔」でした。
昭和63年(1988年)に、双葉町により双葉駅前に建てられました。平成3年(1991年)には双葉町役場にも同じものが作られました。 -
たくさんの人が死にました。
-
郵便ポスト。
-
海中捜索活動に使用した潜水具。
-
車載アナログ無線機。
-
避難地域が示された地図。
-
東京電力福島第一原子力発電所の模型。
-
模型と見比べてください。
-
展示室。
-
展示室。
-
消防隊員の装備。
-
看板。
-
かつて被災地に無数に置かれていたフレコン袋。
-
住民が一時帰宅する際の防護服。
-
震災語り部講話が行われる部屋。
展示エリア内のワークショップスペースで語り部講話が行われています。
内容は、そのときの語り部により異なります。東京電力や行政に対する批判は言ってはいけないという決まりがあるとか、ないとか。私が聞いた回は、地域の祭り復活にまつわる体験談で、「地域復興を頑張ってます」アピールを強く感じました。 -
語り部講話は、先着18名。
第1回 10:00~10:40
第2回 11:30~12:10
第3回 13:30~14:10
第4回 15:00~15:40
満員でした。予約は不可。 -
企画展示。
-
床一面に大きな地図があり、地図好きな私は歩き回りました。
-
壁面には、復興アピールを演出するパネル展示。
-
復興への挑戦と題して「空飛ぶクルマ」の展示がありました。
-
テトラ・アビエーション(株)が開発した1人乗りeVTOL「teTra Mk-3」です。
-
電動の4つのプロペラで上昇、前傾しながら水平飛行します。
-
3階の展望室から海方向。
-
鎮魂。
2012年から2020年まで、3月11日の様子。
読売新聞の記者、カメラマンが撮影。 -
2011年3月11日17時。
-
10年後の様子。
-
敷地内を動き回る芝刈りロボット。
-
海方向。最初に見た堤防が見えています。
伝承館の見学を終えて、シェアサイクルで駅に向かいましょう。 -
駅に向かう前に、前の全景写真の左手に写っている建物を見に来ました。
津波で1階部分が破壊された建物が残されていました。 -
草むらには壊れたクルマ。
-
その近くでは、何やら職人さんが働いていました。
中野八幡神社の鳥居です。
鎮座地は、福島県双葉郡双葉町山田北田41。 -
中野八幡神社は、国と県が整備している復興祈念公園の敷地内にあります。
-
東日本大震災の津波により流出しましたが、地区住民の拠り所として再建され、2021年8月8日に中野八幡神社の竣工祭が行われました。
浪江町との境界に近く、浪江町中浜行政区と双葉町浜野行政区の地域の守り神です。
再建された八幡神社は、原発事故の影響で立入りや再建困難な神社を合同で祭る合祭殿を兼ねています。 -
真新しい狛犬(阿形)。
-
狛犬(吽形)。
-
石碑がありました。
右から二つ目の楕円形の石碑には「湯殿山」の文字があります。 -
伊弉諾神宮より贈られたスダジイ。
宮司さんのお名前を見ると、淡路島にあるあの伊弉諾神宮からですね。 -
もう一棟が建築中でした。
-
龍の絵が掛けられています。
-
中野八幡神社。
御祭神は、品陀和気命(応神天皇)。 -
双葉町のマンホール蓋を発見しました。
-
こちらも1階部分が壊された家屋。
-
伝承館の脇を通ります。
-
広告塔のレプリカが置かれていました。
-
中野八幡神社から双葉駅までは約2.5km、自転車で良かった。
-
公立双葉准看護学院の建物です。
東日本大震災により閉鎖。平成29年(2017年)に南相馬市で再開しました。 -
前田川。
-
双葉駅に戻りました。
このバスが、双葉駅と伝承館を往復するシャトルバスです。本数が少ないので、シェアサイクルをお薦めします。 -
中央に東京2020聖火リレー記念碑があります。
-
帰りにマップを見つけました。
-
主な観光施設。
-
シェアサイクルは私が返却した1台だけです。
-
常磐線、いわき方向です。
-
12:22発いわき行きの普通電車に乗って、帰路につきました。
-
13:16JR常磐線のいわき駅に到着。
-
ニューデイズで駅弁を買いました。
今回の旅で一番の贅沢です。
2週類のうにといくら、とっても美味しかったです。 -
勿来駅、福島県をはなれ、茨城県へ。
-
JR常磐線の勝田駅。
トイレを使いました。 -
JR常磐線の勝田駅、猫駅長。
-
15:24勝田駅始発の上野行き普通電車に乗ります。
-
JR常磐線の水戸駅まで戻ってきました。
-
水戸駅に停まっていた国鉄DE10形ディーゼル機関車。JR全7社が旧国鉄から引き継いだ汎用型のディーゼル機関車です。
ここから自宅まで3時間以上かかりますが、2泊3日の常磐線小さな旅も無事に終えました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
この旅行記が300回記念となりました。パチパチ!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
東北の旅その2
-
前の旅行記
2023GWは9連休だけど、やっぱり安近短(3)中村城跡に建つ相馬中村神社と相馬神社を参拝
2023/04/30~
相馬
-
次の旅行記
相馬野馬追は気温33℃でも避暑気分!? 真夏の開催は今年で最後
2023/07/30~
南相馬・飯館村
-
2023GWは9連休だけど、やっぱり安近短(2)南相馬市博物館と雲雀ヶ原祭場地
2023/04/30~
南相馬・飯館村
-
2023GWは9連休だけど、やっぱり安近短(3)中村城跡に建つ相馬中村神社と相馬神社を参拝
2023/04/30~
相馬
-
2023GWは9連休だけど、やっぱり安近短(4)双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館
2023/05/01~
浪江・富岡・川内
-
相馬野馬追は気温33℃でも避暑気分!? 真夏の開催は今年で最後
2023/07/30~
南相馬・飯館村
-
仙台市にある地下の森ミュージアムと仙台市電保存館を視察研修しました
2023/10/11~
仙台
-
家族旅行でハワイアンズに行ったので、石炭化石館ほるるを見学しました
2024/06/21~
いわき湯本温泉
-
黒石温泉郷で紅葉山散策と湯めぐりの旅(前編)
2024/10/29~
黒石温泉
-
黒石温泉郷で紅葉山散策と湯めぐりの旅(後編)
2024/10/30~
黒石温泉
-
青森出張なので、前日移動して半日観光しました
2024/11/17~
青森市内
-
福島第一原子力発電所内部視察と福島県浜通りホープツーリズムに参加しました
2024/12/13~
浪江・富岡・川内
-
猛暑日が続くので、スパリゾートハワイアンズのプールで遊んできました&那須どうぶつ王国でお昼ご飯を食べて帰宅し...
2025/07/05~
いわき市
-
世界最大級の水素製造施設<FH2R>を視察見学しました
2025/08/19~
浪江・富岡・川内
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (4)
-
- mom Kさん 2023/08/16 08:12:27
- 300回記念を
- 原子力災害伝承館ですか、FUKUJIROさん。私も気合が入ります。
ありがとうございます。その場に立つ大事さ伝わりました。
関西人でも参ります。祝島の人々に
ここからエールを送りたいと思います。
- FUKUJIROさん からの返信 2023/08/16 19:16:18
- Re: 300回記念を
- mom Kさん、こんにちは。
いつもご訪問いただきましてありがとうございます。
関西では台風7号が猛威を振るっていましたが、大丈夫でしたでしょうか。
双葉は東京から特急で3時間、私はローカル線でしたので約6時間もかかりました。
むしろ、仙台からの方が短時間かもしれませんね。
東日本大震災の遺構や展示施設は宮城や岩手にもありますので、機会があるようでしたら、お立ち寄りください。
私は、阪神淡路大地震の半年後に大阪と神戸を訪ねましたが、都市型の大地震について驚きと悲しみを得たものです。
その後、神戸の「人と防災未来センター」を見学する機会もありました。
日本は災害大国と言われますが、地震や台風、火山噴火など避けられないものがあり過ぎます。
残念ながら、当事者以外はすぐに忘れてしまうもので、忘れた頃には...。
mom Kさんは八戸にも行かれたんですね。2011年の晩秋、私は八戸から久慈、宮古、釜石、大船渡、陸前高田、気仙沼、南三陸、石巻、名取、亘理、山元と進み、新地町との境界が封鎖されているのを見ました。ボランティアみたいな仕事だったのですが。
9年後の2020年11月に久慈から陸前高田まで再訪したときの旅行記もアップしています。
まとまりのない文章で失礼しました。読み飛ばしてください。
これからも楽しいご旅行をお過ごしください。
FUKUJIRO拝
-
- Decoさん 2023/07/01 20:21:35
- 復興と原子力発電と…
- FUKUJIROさん、こんばんは。
今回の旅行記、いろいろ考えさせられました。
復興が進んできれいな建物も多く見られ、その一方で帰還困難地域も残っている。
東日本大震災・原子力災害伝承館は、私は実際に見たことがないのですが、いろんなところへの配慮(?)が働いているのでしょうか。それとも事実を伝えることに主眼を置いているのか。
あの事故で多くの人が故郷を離れたりして、生活の基盤を失ったり、大きなストレスが伴う中で、健康を損なった方も少なくなかったと思います。その一方で事故前は原発に大きく依存した地域経済だったことも想像できます。それを考えると展示の内容も苦労したのかも知れないと思ったり。ただ、復興を語るには、あの原発事故の問題を避けて通ることはできないようにも思います。
未だ津波で被害を受けた住宅が残る一方で、中野八幡神社のように地域の心の拠り所が再建されているのにほっとするような気もします。
300冊達成、おめでとうございます。これからもFUKUJIROさんらしい旅行記を楽しみにしています。
Deco
- FUKUJIROさん からの返信 2023/07/02 19:53:26
- Re: 復興と原子力発電と…
- Decoさん、こんにちは。
いつもお読みいただきましてありがとうございます。
常磐線の旅を始めたとき、東日本大震災とそれに起因する東電原発事故のことが頭の中にありました。
原ノ町駅へ向かう途中の駅名を見て、複雑な思いでした。
3日目は、帰路のどこかに寄り道しようぐらいの気持ちだったのですが、やはり当時のことを知りたいと思い、スマホを検索して見つけた場所でした。
感想は旅行記に書いたとおりですが、人によって違うと思います。
東日本大震災の数ヶ月後、私は岩手県と宮城県に調査で入ったのですが、そのときも福島県との県境は閉ざされていました。
あのときの驚き、悲しみ、無念さ、やり切れなさ、そういう思いで訪ねた伝承館は、ずいぶんとサッパリしているように感じました。
まあ、いつまでも悲しみを引きずっていては生きていけないですから、それで良いのでしょう。
Decoさんの旅行記も楽しく拝見しています。
これからもどうぞよろしくお願いします。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
浪江・富岡・川内(福島) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 東北の旅その2
4
106