研修旅行・原発と津波

2019/03/07 - 2019/03/08

震災と原発を経験した福島の浜通りに行ってきました。
最初に富岡町の東京電力廃炉資料館にいきました。震災から津波・メルトダウン・現在と映像と写真等で説明が有りました。汚染土や原発の近隣に有る汚染水は、2020年にはいっぱいになり、まだその処分が決まっていないとの事です。私が感じた事は、７年前の最初の汚染水が入ったタンクの漏れ等心配です。汚染土は、町のいたるところに有ります。その処分が終わらなければ、終わりは見えないです。次に富岡復興メガソーラー発電所に行きました。9,100世帯分の電気の発電量です。
２日目は非難区域と津波災害地区です。双葉町の避難区域は、国道以外は検問と通行止め、民家や商店は、７年間の風化されたゴーストタウンです。田んぼは、雑草や樹木が生えてみる影が有りません。中古車センターやパチンコ店は埃をかぶった状態で草が生え廃墟になっています。次に浪江町に行きました。浪江町駅前は、民家・商店・飲み屋は、まだ帰宅した人がいないためゴーストタウンです。帰宅解除になったが震災から７年たって、直ぐに住める状態ではないし、非難した場所に居住空間ができてしまった。次に海岸に有った集落にいきました。集落は完全に無くなっており、数件の民家がありましたが、行方不明の方の民家との事です。集落の所の小学校が残されています。津波で１階の天井まで来たそうです。津波が来た時間に時計が止まっていました。この小学校の生徒は全員助かったとのことです。　防潮堤はできていましたが、海が見えない景色になってしまいました。

エリア 浪江・富岡・川内(福島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: その他
• 交通手段: 観光バス JR特急
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

東京電力廃炉資料館

富岡復興メガソーラー発電所

双葉町の避難区域は帰宅制限が有ります。

双葉町の避難区域、閉鎖された商店です

浪江町の集落、行方不明の人の民家です。

浪江小学校です。この建物は、津波遺産になるそうです。

地震で地面が移動した後です。この場所も残すとの事です。

浪江町東日本大震災慰霊碑です。この場所は高台になっていて助かった人がいた所です。この慰霊碑の横の町道が津波の時、渋滞で流された人が多かった場所です。