2023/02/07 - 2023/02/07
13位(同エリア318件中)
BTSさん
ご覧いただきありがとうございます。
昨年(2022年)、南紀(紀州)の郷土料理「めはり寿司」と「さんま寿司」を取材しましたが、また食べたくなったので今年も和歌山県と三重県へ3泊4日で行くことにしました。いつもの通り、路線バス・乗り鉄・ご当地グルメ・温泉を取材します。
<行程>
□初 日 松阪【泊:那智勝浦】
□二日目 潮岬・湯の峰温泉【泊:那智勝浦】
■三日目 入鹿温泉・湯ノ口温泉【泊:新宮】
□四日目 鳥羽
3日目後半は、今取材のメインの一つ「トロッコ電車(旧紀州鉱山鉄道)で行く湯ノ口温泉」です。紀州鉱山の一つ入鹿(いるか)鉱山にある「入鹿温案」と「湯ノ口温泉」をハシゴし、宴は昨年もお邪魔した「居魚屋ちょぼや(和歌山県 新宮市)」でごご当地グルメをいただきます。
表紙…湯ノ口温泉駅(旧紀州鉱山鉄道)。※線路内の立入りは許可を得ています。
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運行情報 【運休】※2024年11月14日現在
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トロッコ電車は、坑道を含めた施設の安全点検の実施に伴い、2023年4月(取材2ヶ月後)より「運休」となっています。運行情報については「ホテル瀞流荘」のホームページでご確認ください。
<関連旅行記>
■[秘境!路線バスの旅 和歌山&三重 初日:前編] 絶景!富士山を眺めながらの「居酒屋こだま」と美味!駅を眺めながらの「松阪牛すき焼き」
https://4travel.jp/travelogue/11918816
■[秘境!路線バスの旅 和歌山&三重 初日:後編] 本州で2番目に長~い路線バス「三重交通・松阪熊野線」と那智勝浦町「めはり寿司・鮪・鯨」
https://4travel.jp/travelogue/11920436
■[秘境!路線バスの旅 和歌山&三重 2日目:前編] JR紀勢本線で行く本州最南端「潮岬」と南紀郷土料理「めはり寿司&さんま寿司」
https://4travel.jp/travelogue/11922624
■[秘境!路線バスの旅 和歌山&三重 2日目:後編] 日本最古「湯の峰温泉」と勝浦漁港「いろは寿し」
https://4travel.jp/travelogue/11932318
■[秘境!路線バスの旅 和歌山&三重 2日目:前編] 紀宝町民バスを乗り継いで行く「道の駅 みかんパーク七里御浜」
https://4travel.jp/travelogue/11933399
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【前編 振り返り ①】
紀伊勝浦駅から電車で26分、新宮駅(和歌山県)に着きました。新宮からは紀宝町民バス(三重交通が受託運行)を乗り継いで「道の駅 みかんパーク七里御浜(三重県 南牟婁郡 御浜町)」へ向かいます。 -
【前編 振り返り ②】
新宮駅を発車して6分、熊野川(世界遺産)に架かる熊野大橋を渡ると三重県 南牟婁郡(みなみむろぐん) 紀宝町に入ります。 -
【前編 振り返り ③】
バスはエンジンを唸らせながら坂道を上がって行きます。その先には絶景ポイントがあります。[阪松原地区] -
【前編 振り返り ④】
相野谷線の終点・上桐原バス停で折返し清水橋バス停で下車、一日2便の紀南病院線(最終バス)に乗換えます。(難易度高し) -
【前編 振り返り ⑤】
乗換えること清水橋バス停から15分ほどで「みかんパーク七里御浜(町民サービスセンターバス停)」に着きました。 -
【前編 振り返り ⑥】
ランチは大好物「めはり・さんま寿司」をいただきます。信州生まれの私にとって蕎麦がセットになっているのは嬉しいですね。※うどんもあります
食後のスイーツは、つじマルシェでバニライアスを注文。みかんジュレが入っています。参考までに、御浜町は「年中みかんのとれるまち」と知られています。 -
【前編 振り返り ⑦】
ランチ後は道の駅周辺を散策します。
■七里御浜海岸
熊野市から紀宝町(南牟婁郡)に至る約22Km続く日本で一番長い砂礫海岸で、「日本の渚100選」や「21世紀に残したい自然百選」などに選ばれています。
■阿田和駅
・1940年(昭和15)開業。
・1983年(昭和58)無人駅。
紀伊半島内陸部にある「入鹿(いるか)鉱山」からの鉱石を索道(ロープウェイ)を使って阿田和駅まで運んでいました。その距離約15km(直線距離で計測)、当時駅構内にはホッパーが設置されていました。鉱山は1978年(昭和53)に廃止。
これからバスに乗り旧入鹿鉱山にある「入鹿温泉」と「湯ノ口温泉」を取材します。 -
一日2便の「南紀広域バス・平谷行(三重交通が受託運行)」が到着します。この他に区間運行便(紀南病院 ~ 瀞流荘)が2便あります。※次のコマ(ルートマップ)を参照
-
■南紀広域バス(三重交通が受託運行)
2003年(平成15)から熊野市と御浜町(南牟婁郡)の共同で2路線を運行。
■瀞流荘紀南病院線
・運行区間 紀南病院(御浜町) ~ 平谷(熊野市)
・運行距離 34.1km(重複区間5kmを含む)
・停留所数 62箇所(重複区間を含む)
・所要時間 1時間12分
・運 賃 500円(最大) -
12:32 町民サービスセンターを発車しました。
道の駅 みかんパーク七里御浜をぐるっと回り国道42号線を南下(新宮方面)すること500m、「七里御浜ふれあいビーチ」を通過します。ヤシの木がハワイ気分にさせてくれます。 -
■川瀬地区(南牟婁郡 御浜町)
「年中みかんのとれるまち御浜町」、今取材で初めてミカン畑と出会いました。 -
■矢ノ川地区(熊野市 紀和町)
町民サービスセンター(道の駅みかんパーク七里御浜)から約17km、熊野市に入りました。田園地帯と杉の木を眺めながら長閑さを楽しんでいます。 -
■道の駅「熊野・板屋九郎兵衛の里」
町民サービスセンター(道の駅みかんパーク七里御浜)から約20km、「鉱山の町・紀和町」の中心地に入りました。2005年(平成17)に熊野市と合併。
道の駅に隣接する「熊野市紀和鉱山資料館」では当時の鉱山を知ることができます。もちろん運搬で活躍したトロッコ電車も展示されています。
・道の駅「熊野・板屋九郎兵衛の里」
https://kurobee.net/
・熊野市紀和鉱山資料館
https://kiwa.is-mine.net/ -
イチオシ
紀和町長尾地区からの眺めです。(標高:252m)
-
13:42 平谷に着きました。(町民サービスセンターから1時間10分)滞在時間は26分です。運転士には折返し乗車の旨を伝えてあります。(折返しは最終バス)
-
バスは折返し所へ向かいます。
-
イチオシ
紀和町平谷地区からの眺めです。(標高:239m)眼下に広がる棚状の水田は絶景です。
■紀和町平谷地区
紀和町(熊野市)は18地区から成っており、平谷地区の人口は31人・世帯数は21世帯で10番目に小さな地区となっています。 -
良いですね~木造の待合室、いつまでも残してもらいたいものです。
-
イチオシ
バス停付近を散策します。
階段や石垣に生えるコケが良い感じです。 -
棚状の水田を一枚。
残念ながら休耕状態のようです。 -
14:06 発車時刻の2分前に最終バスが到着します。
-
14:32 瀞流荘(せいりゅうそう)に着きました。(平谷バス停から24分)※滞在時間は約1時間30分です。
■瀞流荘バス停[南紀広域バス]
本数は少ないですが2路線3方面へ運行しています。
・瀞流荘紀南病院線(阿田和駅方面)…4便 ※乗車済
・瀞流荘紀南病院線(平谷方面)) ……2便 ※乗車済
・熊野古道瀞流荘線(熊野市駅方面)…4便 ※復路で乗車 -
旧・紀州鉱山鉄道「小口谷駅」の跡地内に建てられた入鹿(いるか)温泉「ホテル瀞流荘」を一枚。行程の計画段階では宿泊地の候補でした。
-
まずは入鹿温泉「ホテル瀞流荘」の温泉に入ります。
・ホテル瀞流荘
https://seiryusou.com/入鹿温泉ホテル瀞流荘 宿・ホテル
-
後ほど取材するトロッコ電車のチケットは瀞流荘のフロントで発売しています。出発時刻の15分前までに購入する必要があります。一日6往復の運行です。
-
お得な「湯めぐり手形」を購入します。
■湯めぐり手形(1100円)
トロッコ1日乗車券と1日入浴券(入鹿温泉・湯ノ口温泉)がセットになっています。
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運行情報 【運休】※2024年11月14日現在
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トロッコ電車は、坑道を含めた施設の安全点検の実施に伴い、2023年4月(取材2ヶ月後)より「運休」となっています。運行情報については「ホテル瀞流荘」のホームページでご確認ください。 -
●参考画像[ホテル瀞流荘HPより]※掲載許可済
露天風呂から眺める北山川(熊野川支流)は超絶景!時を忘れさせてくれます。※2コマ先を参照
・泉質…アルカリ性単純温泉 -
絶景・北山川(熊野川支流)を眺めながらのビールは格別です。※次のコマを参照
-
イチオシ
■北山川(熊野川支流)
清らかな流れと雄大な自然に癒されます。対岸は和歌山県の「飛び地」 新宮市 熊野川町です。※次のコマを参照 -
三重県と奈良県の県境には和歌山県の「飛び地」が2箇所あります。昨年(2022年)三重県・和歌山県(飛び地)・奈良県の3県が交わる「瀞峡(三県境)」を取材しています。
<関連旅行記>
■[秘境!路線バスの旅・紀伊半島 2日目:後編]十津川村営バスで行く秘境「玉置川集落」と国の特別名勝「瀞峡(三県境)」
https://4travel.jp/travelogue/11831650 -
■瀞流荘駅(旧・小口谷駅)
駅はホテル瀞流荘より小高い所にあります。
立派な駅舎は観光用に整備されたとき建てられました。無人駅のため改札はありません。(乗車時、乗車後、下車後もありません) -
ホームにはトロッコ電車が停車しています。
バッテリー機関車と客車は当時のもと思われます。軌間(レール幅)は、昨年(2022年)取材した四日市あすなろう鉄道や三岐鉄道北勢線のナローゲージ(762mm)よりも狭い「610mm」です。参考までにJR在来線は1067mm(狭軌)・東海道新幹線は1435mm(標準機)です。
■トロッコ電車
・1978年(昭和53)鉱山閉鎖。
・1987年(昭和62)小口谷(瀞流荘) ~ 湯ノ口(湯ノ口温泉)駅間の試験運行を開始。
・1989年(平成元年)通年運行。 -
ご年配の男性(マニア)が最前部に乗車したので、私は最後部に陣取ります。
良いですね~木造客車(屋根を除く)。
ドアは引き戸式で開ける際に「ガラガラ」と音がします。当時は妻面(車両が向き合うところ)に窓が無かったので彩光のため改造しています。元鉱山鉄道なので車内は狭く向き合って座るには窮屈です。 -
16:00 瀞流荘(旧・小口谷)駅を発車しました。※最終列車
これから1km余の距離を10分かけて走ります。
プラットホームは観光用に整備されたものですが、どことなくレトロ感が漂います。 -
■紀和町(三重県 熊野市)
鉱山の町として栄えた「紀和町(旧・南牟婁郡:みなみむろぐん)」、2005年(平成17)に熊野市と合併、旧・紀州鉱山鉄道の始発駅である板屋地区は紀和町の中心地で、人口:388人 世帯数:171世帯です。
■紀州鉱山鉄道
紀州鉱山の歴史は古く、奈良時代から「銅」を採掘していました。(奈良大仏建立に使われています)1936年(昭和9)に紀和町内各地の鉱山を石原産業が統合して誕生、国内有数の規模の鉱山となりました。鉱山鉄道はその際に建設されと思われます。当時は道路事情も悪く各集落を結ぶための旅客輸送も担っていました。※参考までに板屋~惣房(そうぼう)駅間の所要時分は40分ほど。
総延長は70km余(採掘坑内も含む)、採掘坑内ではガス爆発事故防止のためバッテリー機関車が貨車を牽引、それ以外の区間(本線上)は架線集電方式による電気機関車で貨車や客車を牽引していました。 -
小口谷(現・瀞流荘) ~ 湯ノ口(現・湯ノ口温泉)駅間の9割が隧道(トンネル)区間です。
ご覧の通り、紀州鉱山鉄道時代は複線でしたが、トロッコ電車は単線運行しています。鉱山鉄道や森林鉄道で複線は珍しいのではないでしょうか、それだけ鉱石を頻繁に輸送していたと推測できます。 -
隧道を抜けたところで一枚。
車内の狭さがお分かりいただけると思います。 -
軌道(線路)状態は悪く、車両が古い(現在の電車のような車体と台車の間に空気バネ装置が未設置)ので横揺れ・縦揺れ・前後の揺れ(連結器が起因)が激しく乗り心地は超最悪です。腰痛持ちや痔主の方は注意が必要です。(笑)
-
五号隧道(トンネル)を抜けると終点「湯ノ口温泉」に着きます。
-
16:10 湯ノ口温泉駅に着きました。(瀞流荘駅から10分)※滞在時間は1時間。
何となく腰とお尻が痛いでしょうか~(笑)この後、温泉で解消されることでしょう。 -
イチオシ
■湯ノ口温泉駅
当時(湯ノ口駅)と同じ位置にホームがあります。紀州鉱山鉄道時代は2面2線の相対式ホームで、木造のホーム屋根が設置されていました。※線内の立入りは許可を得ています。 -
六号隧道(惣房:そうぼう・上川:じょうせん方面)は板で塞がれています。その先が気になりますね~当時の湯ノ口駅(現・湯ノ口温泉駅)はデルタ線となっていました。※線路内の立入りは許可を得ています。
-
駅は川の上にあり、秘境駅といっても過言ではありません。
当時は川を挟み右岸に鉱山事務所、左岸に小船駅方面の線路(複線)と車庫や修理工場がありました。 -
川に沿って(旧・鉱山事務所)歩くこと5分、湯元山荘・湯ノ口温泉に着きました。
■湯ノ口温泉
開湯は約700年前、後醍醐天皇の指示でこの周辺の金山を開発した際に発見。昭和初期には鉱山開発により温泉は枯れてしまい、1978年(昭和53)鉱山が閉山後にボーリング調査を行った際に源泉を発見、翌年に湯ノ口温泉が復活しました。
・湯元山荘 湯ノ口温泉
https://www.seiryusou.com/yunokuchi/index.html湯元山荘湯ノ口温泉 温泉
-
●参考画像[湯元山荘湯ノ口温泉HPより]※掲載許可済
まさに秘湯!身も心もリラックスできます。
・泉質…ナトリウム・カルシウム塩化物泉(源泉かけ流し) -
またまた風呂上がりの一杯です。今回はチップスター付きです。(笑)
-
さて、帰りの時間となりました。
また揺れ(振動)を体感しながら瀞流荘駅へ向かいます。ビールを飲んでいるので膀胱が刺激されそう!(笑)
17:10 湯ノ口温泉駅を発車しました。(最終電車) -
10分ほどで瀞流荘駅に着きました。
バッテリー機関車をバックに一枚。 -
許可を得て運転台を一枚。
-
降車が終わると明日の運行のために機関車の入換作業(転線作業)が始まります。
-
湯ノ口温泉側に進みポイント通過後に一旦停止、ポイントの向きを変えます。(手動)
-
イチオシ
間もなく客車と連結です。
-
17:30 熊野市駅経由・木本高校行が到着します。
-
■南紀広域バス(三重交通が受託運行)
2003年(平成15)から熊野市と御浜町(南牟婁郡)の共同で2路線を運行。
■熊野古道瀞流荘線
・運行区間 木本高校 ~ 瀞流荘
・運行距離 26.3km
・停留所数 39箇所
・所要時間 56分
・運 賃 600円(最大) -
18:24 5分ほどの遅れで熊野市駅に着きました。
-
バスの到着が遅れたため乗換え時分は「4分」でした。(セーフ!)
熊野市駅 駅
-
18:28 熊野市駅を発車しました。
今宵の宿がある新宮駅(和歌山県)へ向かいます。 -
19:00 新宮駅に着きました。(熊野市駅から32分)
弱い雨が降っています。新宮駅 駅
-
宴は昨年(2022年)もお邪魔した「居酒屋 ちょぼや」さんです。宿泊するホテルの目の前にあるのでチェックインは後回しにします。それよりも酒!(笑)
・居酒屋ちょぼや[食べログ]
https://tabelog.com/wakayama/A3005/A300501/30001086/
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店舗情報【閉店ならびに移転】
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取材数ヶ月後に沖縄県 今帰仁村(なきじんそん)へ移転しました。移転先の店名は「ちょぼぎたー(島ちょぼ)」です。新宮の楽しみが一つ減ってしまいました。(残念)ちょぼや グルメ・レストラン
-
店内(テーブル席)は地元のサラリーマンで賑わっています。カウンター席は空いていたので小端(こば)に座ります。
まずはビールで喉を潤します。
お通しは、焼き豆腐と手羽先の煮つけです。濃いめの味でビールがすすみます。 -
イチオシ
■熊野牛あぶり おろしポン酢(1850円)
昨年(2022年)お邪魔したときから気になっていました~赤身とサシのバランスが良さそう。 -
初めていただく「熊野牛」、メニューには「あぶり」と表記されていますが、完全に「刺身」です。にんにくスライスをのせていただきます。肉は柔らかく、舌触り、喉越しは最高!サシが口の中で解けると美味さ倍増です。(脂濃くありません)もちろん、おろしポン酢との相性は言うまでもありません。メチャ美味し!
-
美味い肴には美味い酒を…ここで地酒をオーダーします。
■吟醸 熊野三山(800円)
山田錦(酒米)を55%まで磨き、蔵の横を流れる熊野川の伏流水で仕込まれた吟醸酒。チョイ辛口で、まったり感が何とも言えません。
■尾崎酒造
創業は1880年(明治13)。
国内では「太平洋」が知られているでしょうか~南紀地方で唯一の蔵元です。
・尾崎酒造
https://ozakisyuzou.jp/ -
■きゅうりぬか漬け(310円)
七味をかけていただきます。ほどよく漬かっていて冷酒との相性は抜群です。 -
地焼酎に拘ってみました~
■米焼酎 熊野水軍(600円)
先ほどオーダーした「吟醸 熊野三山」と同じ尾崎酒造の米焼酎です。コレ、美味いですね~日本酒を思わせる香があり、口当たりの良い焼酎です。今回は水割りでいただきましたがロックが良いかも…。 -
イチオシ
■くじら赤身造り(1850円)
和歌山県(東牟婁郡 太地町)は捕鯨で全国に知られています。関東で食べるのとは違い身が真っ赤です。 -
クジラベーコンはサービスです。(大将に感謝)
クセが無く、しっかりとした歯ごたえ、口の中で旨味と脂が広がります。米焼酎「熊野水軍」との相性はバッチリです。(ヤバいです) -
赤身もクセが無いですね~舌触りはマグロのような…こちらもヤバし!
-
そろそろ2時間が過ぎようとしています。そろそろ〆とします。
■めはり寿司(280円)と赤だし(180円)
ちょぼやの「めはり寿司」はビッグサイズです。(本日2食目) -
醤油漬けの高菜を巻いてあり、ご飯の中には刻んだ高菜の茎が入っています。〆に相応しい逸品です。もちろん赤だしとの相性も良いですね~ご馳走さまでした!
-
※参考画像[当日の午前中に撮影]
居魚屋ちょぼやを出ると、目の前に今宵の宿が…お世話になるのは、新宮駅から250m(徒歩5分)「ステーションホテル新宮」です。
・ステーションホテル新宮
https://www.stationhotel-s.jp/ -
昭和が漂う部屋は綺麗に清掃されています。明日(最終日)の準備を済ませ寝ます。おやすみなさ~い!
-
三重・和歌山・奈良の3県境がいくつも隣接する熊野市紀和町、雄大な自然を眺めながらの「入鹿温泉」とトロッコ電車で行く秘湯「湯ノ口温泉」は良かったですね~身も心も癒されました。また行きたいですね。
■本日の乗車実績 <3日目>
・鉄道… 38.9km[606.0km]
・バス… 90.2km[336.7km]
-----------------
合計…129.1km[942.7km]
※[ ]は全行程の合計距離 -
いよいよ明日は最終日です。
新宮駅(紀勢本線:和歌山県)から4時間半かけて鳥羽駅(参宮線:三重県)へ向かいます。鳥羽では海の幸で昼飲みを予定しています。
ご覧いただきありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- Tagucyanさん 2024/11/11 19:58:32
- 複雑な県境とトロッコ列車
- BTSさま
こんばんは
旅行記を拝見して、改めてこのあたりの地図を見たら、ホントに県境が複雑ですね。3つの県が入り乱れて。日本で唯一という飛び地自治体もあったりして、そこのホームページとか見ていたらあっという間に時間がたちました(でも楽しい)。
こういう山の中では、昔は全国各地に森林鉄道や鉱山鉄道があったようですね。一部が観光用に残っていたりして。今回BTSさんが訪れたところもいいですねえ。温泉のハシゴ+トロッコ列車がセットの手形になっていて。ここも、地図で「どこだ?」と探してしまいました。山を挟んで、ここにトンネルがあるのかあ、いいなあ、と。
乗り心地が・・・なんでしょうが、それも含めての鉱山鉄道と思います。ただ、今行こうにも運休中というのが残念ですね。トロッコ列車に乗らなくても車で行けそうですが、そういう問題じゃないんですよね~
---
Tagucyan
- BTSさん からの返信 2024/11/12 08:37:02
- RE: 複雑な県境とトロッコ列車
- Tagucyanさまへ
おはようございます。
いつもコメントをいただきありがとうございます。
行けばいくほどハマる紀伊山地、特に三県境(飛び地)周辺の集落は自然が豊かで長閑さが魅力的です。和歌山県の飛び地は諸説ありますが、1871年(明治4)、廃藩置県の際に新宮市が和歌山県に編入されると聞いた北山村民が『新宮市が和歌山県に入ったのなら、ぜひ私たちも』と言ったのが発端となっているようです。
いつか和歌山県の飛び地「北山村(熊野市駅からバス有)」や隣県にある奈良県「下北山村」・「上北山村」を取材したいと思っています。特に下北山村は路線バスで行くには難易度の高い集落です。
旧紀州鉱山鉄道の発見は、2022年に瀞峡(三県境)を取材した際に、Googleearthを眺めていたら線路を発見し、今取材を計画しました。トロッコ電車で温泉のハシゴは旅行記の格好のネタで、今取材の目玉となっています。現在は施設の老朽化により長期の運休となっています。
次回は各駅停車で鳥羽へ移動し、海鮮で昼飲みします。お楽しみに!
BTS
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