2022/04/15 - 2022/04/15
15位(同エリア251件中)
BTSさん
ご覧いただきありがとうございます。
当初は3泊4日で計画していましたが、昨年(2021年)11月に東横インの無料宿泊券をゲットしたので4泊5日に行程を変更し、紀伊半島3県(和歌山・奈良・三重県)を取材します。今回、最大の目的は、2016年4月にチャレンジ失敗した日本一長~い路線バス「奈良交通・八木新宮線」のリベンジ(6年ぶり)です。
<行程>
□初 日 東海道新幹線・三重交通(高速バス:名古屋駅 ~ 新宮駅)
□2日目 奈良交通(新宮駅 ~ 十津川温泉BC)・十津川村営バス
□3日目 奈良交通(十津川温泉BC ~ 大和八木駅)・三重交通
□4日目 三重交通・JR名松線・四日市あすなろう鉄道
■5日目 三岐鉄道(三岐線・北勢線)
5日目(最終日)前半は、貨物列車も運行している三岐鉄道・三岐線のレトロな駅舎やお洒落な駅舎を取材します。ランチは、昨夜食べれなかった四日市名物「トンテキ」を四日市市に隣接する「いなべ市」でいただきます。
※表紙…西藤原駅(三岐鉄道・三岐線)
<関連旅行記>
■[秘境!路線バスの旅・紀伊半島 初日:前編]ぷらっとこだまで行く名古屋!朝宴「崎陽軒 シウマイ」と名古屋駅名物「住よし きしめん」
https://4travel.jp/travelogue/11821886
■[秘境!路線バスの旅・紀伊半島 初日:後編]高速バスで行く6年ぶりの和歌山県 新宮市!南紀グルメ「イルカ」と「めはり寿司」
https://4travel.jp/travelogue/11825486
■[秘境!路線バスの旅・紀伊半島 2日目:前編]リベンジ!日本一長~い路線バス「奈良交通・八木新宮線 ①」と村唯一の「十津川らーめん」
https://4travel.jp/travelogue/11829106
■[秘境!路線バスの旅・紀伊半島 2日目:後編]十津川村営バスで行く秘境「玉置川集落」と国の特別名勝「瀞峡(三県境)」
https://4travel.jp/travelogue/11831650
■[秘境!路線バスの旅・紀伊半島 3日目:前編]リベンジ!日本一長~い路線バス「奈良交通 八木新宮線 ②」・チャレンジ!「谷瀬の吊り橋」
https://4travel.jp/travelogue/11840497
■[秘境!路線バスの旅・紀伊半島 3日目:後編]路線バスで県境越え!国の天然記念物「鎧岳」と奈良名物「柿の葉寿司」・名張名物「牛汁(伊賀牛)」
https://4travel.jp/travelogue/11843354
■[秘境!路線バスの旅・紀伊半島 4日目:前編] 伊勢本街道「多気宿」散策とJR名松線で行く松阪の人気焼肉店「一升びん(本店)」
https://4travel.jp/travelogue/11853239
■[秘境!路線バスの旅・紀伊半島 4日目:後編] 希少なナローゲージを走る「四日市あすなろう鉄道」と四日市の隠れ名物「カレー中華飯」
https://4travel.jp/travelogue/11859375
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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【振り返り】
■初 日[2022.4.11]
・新横浜駅 → 名古屋駅
(東海道新幹線)
・名古屋駅 → 新宮駅
(三重交通:名古屋南紀高速線)
<宿泊>ステーションホテル新宮
■2日目[2022.4.12]
・新宮駅 → 十津川温泉BC
(奈良交通:八木新宮線)
・十津川温泉BC → 瀞八丁 → 玉置川
(十津川村営バス:瀞八丁線)
※瀞八丁~玉置川間は予約運行
・玉置川 → 瀞八丁
(十津川村営バス:瀞八丁線)
※予約運行
・瀞八丁 → 十津川温泉BC
(十津川村営バス:瀞八丁線)
<宿泊>十津川温泉「民宿やまとや」
■3日目[2022.4.13]
・十津川温泉BC → 大和八木駅
(奈良交通:八木新宮線)
※日本一長い路線バス「八木新宮線」完乗
・大和八木駅 → 榛原駅
(近鉄大阪線)
・榛原駅 → 曽爾村役場
(奥宇陀わくわくバス)
・曽爾村役場 → 名張駅西口
(三重交通:曽爾香落渓線)
<宿泊>スマイルホテル名張
■4日目[2022.4.14]
・名張駅西口 → 敷津
(三重交通:奥津線)
・敷津 → 道の駅 美杉
(津市コミュニティバス)
・道の駅 美杉 → 伊勢奥津駅
(津市コミュニティバス)
・伊勢奥津駅 → 松阪駅
(JR名松線)
・松阪駅 → 近鉄四日市駅
(近鉄名古屋線)
・四日市あすなろう鉄道全線
<宿泊>東横イン「近鉄四日市駅北口」 -
おはようございます。
今朝は午前4時に起床しました。
昨夜は雨が降っていましたが、今は止んでいるようです。東横イン近鉄四日市駅北口 宿・ホテル
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今日(最終日)の三重県内は「曇り」で、関東地方は「雨」の予報です。
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■朝食
昨日、松阪駅で下車した際に「駅弁のあら竹本店(注文後に作ってくれます)」で購入した「モー太郎弁当」をいただきます。フタの牛顔はインパクトありすぎで、寝起きだとドキッとするかもしれません。(笑)
■あら竹
創業1895年(明治28)、6代目は女性社長です。
※あら竹本店はJR松阪駅から160m、松阪駅あら竹売店はJR松阪駅改札口付近にあります。
<ホームページ>
https://www.ekiben-aratake.com/
<食べログ>
https://tabelog.com/mie/A2401/A240102/24009065/ -
A5ランクの黒毛和牛が「これでもか!」というくらい贅沢に盛られています。味噌汁は、ご当地「伊勢志摩あおさ」をチョイスしてみました。
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この駅弁の特徴は、フタを開けるとセンサーが反応し「ふるさと」のメロディーが流れます。※レンチンするとき必ず外してください。
■日本初のメロディ駅弁「モー太郎弁当」誕生秘話
2001年(平成13)、全国でBSE(牛海綿状脳症)感染牛の問題が取りざたされ、牛肉の消費量が大きく落ち込み、あら竹もその影響を受け、売り上げは10分の1まで減りました。※あら竹で扱う牛肉はBSEとは全くの無関係。
この危機を救ったのが6代目の女性社長で、松阪の名物に親しんでもらいたいという想いから2002(平成14)年に「五感に訴える駅弁」をコンセプトに発売したのが「モー太郎弁当」です。駅弁は大ヒットし、松阪のみならず、全国の駅弁大会やイベントには欠かせない存在となっています。 -
肉は柔らかく、ほどよい甘辛の味付け、母が作ってくれた豚丼を思い出します。黒毛和牛の肉汁が三重県産コシヒカリに染みています。これはウマいですね~車内で食べたら尚更なことでしょう。ご馳走さまでした!
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チェックアウトを済ませ近鉄四日市駅東口に来ました。駅入口は県内最大の売上高を誇る近鉄百貨店四日市店にあります。
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三重県最大の乗降客数を誇る近鉄四日市駅の改札口、早朝のため閑散としています。
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三岐鉄道・三岐線を取材するため近鉄富田(とみだ)駅までの乗車券を購入。
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6:31 急行・近鉄名古屋行に乗ります。
■近鉄四日市駅
島式ホーム3面6線の高架駅で、名古屋線と湯の山線が発着します。ちなみにJR関西本線・四日市駅とは直線距離で1km離れています。
<歴史>
・1913年(大正2) 四日市鉄道(現・近鉄湯の山線)の諏訪駅として開業。
・1929年(昭和4) 伊勢電気鉄道(現・近鉄名古屋線)の諏訪駅が開業。
・1956年(昭和31)近畿日本四日市駅に改称。
・1970年(昭和45)近鉄四日市駅に改称。近鉄四日市駅 駅
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6:36 近鉄富田駅に着きました。(近鉄四日市駅から5分)
<歴史>
・1929年(昭和4) 伊勢電気鉄道(現・近鉄名古屋線)四日市 ~ 桑名間開通時に西富田駅として開業。
・1936年(昭和11)参宮急行電鉄が伊勢電気鉄道を合併吸収、参宮急行電鉄名古屋伊勢本線の駅となる。
・1941年(昭和16)大阪電気軌道が参宮急行電鉄を合併吸収、関西急行鉄道「関急富田駅」に改称。後に関西急行鉄道が南海鉄道と合併し近畿日本鉄道となる。
・1944年(昭和19)近畿日本富田駅に改称。
・1970年(昭和45)近鉄富田駅に改称。後に三岐鉄道が近鉄富田駅へ乗り入れる「近鉄連絡線」を開業。
・1985年(昭和60)三岐鉄道が国鉄(現・JR)富田駅発着の旅客列車を廃止、全旅客列車が近鉄富田駅発着に変更。
・2008年(平成20)西口新駅舎(三岐鉄道管理)使用開始。近鉄富田駅 駅
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恒例儀式!列車を見送ります。
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三岐鉄道・三岐線の発車時刻を確認します。(待ち時間22分)三岐線のホームは近鉄名古屋線(上り:近鉄名古屋方面)と同じホームにあります。
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近鉄富田駅は単式ホーム(近鉄名古屋線下り)と島式ホーム(近鉄名古屋線上り・三岐鉄道)の2面3線となっています。さて、これから三岐鉄道の一日乗車券を購入するため三岐鉄道が管理する西駅舎(西口)へ向かいます。
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三岐鉄道が管理する西駅舎(西口)は、2008年(平成20)にクジラを模したデザインに建替えしました。クジラの口部分が出入口となっています。※次のコマを参照
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※参考画像[Google]
■クジラ駅舎
かつて富田地区は捕鯨を中心とする漁業を行い、今も富田の鯨船行事が残っていることから、このような可愛らしい駅舎となりました。 -
■三岐鉄道 1日乗り放題パス(1200円)
三岐線と北勢線が利用できます。※三岐バスは利用できません
<参考>
・三岐線 近鉄富田 ~ 西藤原 片道運賃:560円
・北勢線 西 桑 名 ~ 阿下喜 片道運賃:510円
■1日乗り放題パス
https://sangirail.co.jp/oneday-pass/ -
懐かしい車両(元・西武鉄道401系)が停車しています。
■三岐鉄道101系
元・西武鉄道401系(昭和50年代前半に製造)」は、3編成(6両)が活躍しています。この他の編成も西武鉄道から譲渡された車両で運行しています。 -
車内は昭和時代が漂います。
首都圏を走る近代的な車両に比べシートは柔らかく、座面と背もたれが独立しているのが珍しいですね~これでしたら長時間座っていても苦にならなそうです。 -
6:58 近鉄富田駅を発車しました。車内は通勤通学の旅客で混雑しています。
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■散策ダイヤ(箱ダイヤ)
効率よい取材をするため運行本数の多い「朝ラッシュ」を狙います。朝は20分、日中は概ね30分間隔で運行。貨物列車を運行しているため、旅客列車のダイヤはパターン化されていません。 -
■三岐鉄道・三岐線
JR富田駅を起点とし西藤原駅を結ぶ路線と近鉄富田駅を起点に三岐朝明信号場を結ぶ路線(近鉄連絡線:1.1km)で、私鉄唯一のセメントと旅客の「二刀流輸送」を行っています。[16駅・27.6km]かつての貨物運輸収入は旅客運賃収入の2倍でした。(現在は半々です)
<歴史>
・1931年(昭和6)7月 国鉄富田 ~ 東藤原駅間が開業。5ヶ月後に東藤原 ~ 西藤原駅間が延伸開業、全線開通となる。
・1952年(昭和27)国鉄四日市駅まで旅客列車直通運転開始。
・1954年(昭和29)全線電化。※電車は2年後に運行開始。
・1964年(昭和39)国鉄四日市駅までの旅客列車直通運転廃止。
・1970年(昭和45)近鉄富田 ~ 三岐朝明駅間の近鉄連絡線が開業。
・1985年(昭和60)国鉄富田 ~ 三岐朝明間の旅客営業を休止。
・1988年(昭和63)旅客列車のワンマン運転開始。
・1989年(平成元) 三岐朝明駅を廃止、三岐朝明信号場に降格。
・1994年(平成6) 最高速度が60km/h → 70km/hに引上げ。 -
■近鉄富田 ~ 大矢知駅間
近鉄富田駅を発車すると400mほど近鉄名古屋線と並走します。 -
■近鉄富田 ~ 大矢知駅間
JR関西本線をオーバークロスします。
左側には三岐鉄道・三岐線(正式な本線)が見えます。かつては旅客列車も貨物列車同様に国鉄(JR)富田駅を発着していました。
1970年(昭和45)に近鉄連絡線(近鉄富田駅 ~ 三岐朝明駅)が開業、旅客列車の殆どが近鉄富田駅を発着するようになり、1985年(昭和60)国鉄(JR)富田駅 ~ 三岐朝明駅間の旅客営業を休止、全ての旅客列車が近鉄富田駅の発着となりました。※現在もJR富田駅には三岐鉄道のホームと跨線橋へ通ずる階段が残っています。 -
■近鉄富田 ~ 大矢知駅間
三岐朝明信号場を通過すると再びJR関西本線をオーバークロスします。かつてはこの場所に三岐朝明駅がありました。
■三岐朝明信号場
・1950年(昭和25)三岐朝明駅開業。
・1970年(昭和45)近鉄富田 ~ 三岐朝明駅間の近鉄連絡線が開業。
・1985年(昭和60)国鉄(JR)富田 ~ 三岐朝明駅間の旅客営業を休止。および富田西口駅を廃止。
・1989年(平成元) 三岐朝明駅を廃止、三岐朝明信号場に格下げ。 -
※参考資料
■近鉄・JR富田駅と三岐朝明信号場付近のルートマップ
かつての三岐線・国鉄(現・JR)富田駅と三岐朝明駅(現・信号場)間に「富田西口駅」がありましたが、1985年(昭和60)に国鉄富田駅の旅客営業休止と同時に廃止となりました。 -
7:06 平津駅に着きました。(近鉄富田駅から8分)※滞在時間は19分
「ひらつ」ではなく「へいづ」と読みます。私にとって難読駅名です。(汗)平津駅 駅
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上り線と下り線の起点側(近鉄富田駅側)にはレトロな小屋があります。推測ですが信号所と思われます。
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平津駅は有人駅で鉄パイプ製のラッチが良い感じです。
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ひな壇上に建てられた駅舎、開業当初のものかは不明ですがレトロ感が漂います。
■平津駅
島式ホーム1面2線。
・1931年(昭和6) 開業。
当初の計画は違うルートでしたが、ルート上の集落で先祖代々の土地を売りたくないと反対があり、代わりに平津集落で鉄道用地を提供する人が現れたためルート変更を行い平津駅が誕生しました。 -
八風街道(※)から駅舎を一枚。周辺には店舗が無く、古民家が建ち並ぶ中に駅がある感じです。
※八風(はっぷう)街道
三重県四日市市から鈴鹿山脈の八風峠を越えて滋賀県東近江市や近江八幡市へと抜ける街道。東海道と中山道の短絡路で、伊勢湾および伊勢平野と琵琶湖および近江盆地を結ぶ重要街道。 -
7:25 シブ~いカラーの下り列車(西藤原行)が到着します。
調べてみると、1970年代までの旧カラーで、三岐腺90周年を迎えるに当たり2020年(令和2)に復刻させたとのこと。この温かみのある塗色は私好みです。さて、この列車(101系:2両編成)に乗り、車庫がある保々駅へ向かいます。 -
7:35 保々駅に着きました。(平津駅から10分)※滞在時間は21分
保々駅 駅
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上り列車(近鉄富田行)と行き違いのため数分停車します。
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ホーム先端から起点側(近鉄富田駅側)を一枚。
駅庫内は車両基地(工場)となっており留置線にはED45形電気機関車が重連で留置されています。このED45形電気機関車は、1953年(昭和28) ~ 1963年(昭和38)に製造されたもので、現在9両(一部、他社からの転籍)が在籍します。また車両工場内には車両を水平方向に平行移動(長尺物を横移動)させるための装置「トラバーサー」が設置されています。(中小の私鉄では珍しいかも…) -
終点側(西藤原駅側)には運転区(乗務区)と三岐線の心臓部「CTCセンター(※)」があります。
※CTC
Centralized Traffic Control(列車集中制御装置)の略。 -
出札窓口や改札集札窓口が良い感じです。保々駅は有人駅で、周辺に工場や学校あるので改札通路は2ヶ所あります。(チョッと幅が狭いですが…)
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開業当初に建てられた駅舎なのかは不明ですが、駅名看板のレトロさが何とも言えません。
■保々駅
島式ホーム1面2線。
・1931年(昭和6) 開業。
保々 ~ 近鉄富田駅間の区間運行が数本設定されています。 -
上り列車(近鉄富田行:801系・3両編成)が発車しました。車内は通勤・通学の旅客で混雑しています。この編成は西武鉄道「赤電」を復刻したカラーとなっています。前面の方向幕がマニア心を擽ります。
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7:56 下り列車(西藤原行)が到着します。この編成(751系)は三岐鉄道カラーで、前面の方向幕はLEDとなっています。
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8:05 大安駅に着きました。(保々駅から9分)※滞在時間は35分
縁起の良い駅名なので降りてみました。※読み方は「だいあん」大安駅 駅
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1986年(昭和61)に建てられた駅舎は図書館との合築で広い待合室と出札窓口が印象的です。
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レンガ風の駅舎は、左側が駅待合室、右側が図書館となっています。
■大安駅
単式ホーム1面1線。
・1931年(昭和6) 大井田駅として開業。
・1986年(昭和61)駅を移設、大安駅に改称。 -
先ほど近鉄富田 ~ 平津駅間を乗車した列車(101系)が折り返して来ました。三岐鉄道では前照灯を点灯させないで走るんですね~(謎)
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8:40 下り列車(西藤原行)が到着します。先ほど保々駅で撮影した西武の赤電カラー編成です。
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昭和レトロが漂う車内、乗客は私を含め2名です。
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■大安 ~ 三里駅間
鈴鹿山脈・竜ヶ岳(標高1099m)を源流とする宇賀川を渡ります。緑豊かなこの付近は、いなべ市のスポーツ施設などがあります。 -
三里駅に到着。
上りホームからはJR富田駅へ向かう貨物列車が発車します。三里駅 駅
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■三里 ~ 丹生川(にゅうがわ)駅間
田園地帯の中を走る三岐線、緩やかな勾配を上がっていきます。 -
■三里 ~ 丹生川(にゅうがわ)駅間
徐々に鈴鹿山脈が迫ってきます。 -
8:50 伊勢治田駅に着きました。(大安駅から10分)※滞在時間は15分
駅名標は「いせは(つ)た」と表記していますが、正しくは「いせは(っ)た」です。ご覧の皆さまは読めましたか~私にとっては難読駅名でした。(汗)伊勢治田駅 駅
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列車を見送ります。
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癒されますね~
改札口ではネコ駅長(?)が食事をしています。邪魔すると申し訳ないので遠くから撮影しました。調べてみると、3匹の子をもつ母ネコのようです。(通称:クロシロ) -
駅舎はユニークな造りで、出札窓口と改札集札窓口は改札口付近(外側)にあり、待合室は右側にあります。
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■伊勢治田駅
島式ホーム1面2線と貨物本線(1線)。
・1931(昭和6)開業。
この駅舎には夫婦(妻:駅員、夫:運転士)で住み込みながら駅を守っています。まるで駐在所のような存在でしょうか、きっと地域コミュニティに寄与していることでしょう。 -
ロータリー脇には大きな桜の木、春先は綺麗なことでしょう。
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終点側(西藤原駅側)にある踏切道から起点側(近鉄富田駅側)を一枚。駅構内は有効長が長い側線(ヤード)が広がっており、貨物列車の時間調整(列車交換を含む)や貨車の留置に使用されます。
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9:05 上り列車(近鉄富田行)が到着します。今取材で初めて起点側へ戻ります。
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■伊勢治田 ~ 丹生川(にゅうがわ)駅間
曇り空も良いですね~遠くに連なる鈴鹿山脈と緑が冴える広大な田園地帯、田舎者の私にとっては癒されます。 -
9:08 丹生川駅に着きました。(伊勢治田駅から3分)※滞在時間は19分
丹生川駅 駅
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列車を見送ります。
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構内踏切の先にある改札口には沢山の鉢が置かれており利用者の目を楽しませてくれます。駅舎は開業当初のものかは不明ですが、レトロが漂う中に温かさを感じる駅です。
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清掃が行き届いてる駅舎内、駅によって微妙に違う出札窓口と改札・集札窓口を眺めるのも楽しいですね。
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■丹生川(にゅうがわ)駅
島式ホーム1面2線。
・1931年(昭和6)開業。
この駅舎も伊勢治田駅同様に夫婦で住み込み(40年以上)ながら駅を守っています。 -
かつて貨物の取扱いをしていた丹生川駅構内には貨物車両が保存留置してあります。
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更に終点側(西藤原駅側:駅から140m)進むと、日本唯一の「貨物鉄道博物館(2003年オープン)」があります。今日は休館日のためシャッターは下りていますが、動態保存の車両は通年見学できます。※開館日は「毎月第1日曜日」
■貨物鉄道博物館(無料)
http://frm.kans.jp/ -
■B4形蒸気機関車39号機
日本鉄道(後の国鉄)が発注した英国製の蒸気機関車(1898年製)。
・1906年(明治39)国有化、国鉄5500形蒸気機関車に車両形式変更。
・1922年(大正11)東武鉄道へ譲渡。(貨物輸送)
・1966年(昭和41)廃車。 -
上…名鉄ト200形246号貨車(1917年製:愛知電気鉄道)
中…ワ11形11号貨車(1929年製:蒲原鉄道)※補修中
下…ワフ21000形21120号貨車(1934年製:西濃鉄道)
※名鉄ト200形246号貨車・ワフ21000形21120号貨車は、貨車発達を示す重要車輌として「重要科学技術史資料」に認定されています。 -
■国鉄シキ160形160号貨車
1955年(昭和30)1両のみ製造。富士電機(後に日本AEパワーシステムズ)所有の私有貨車、特大貨物(荷重:130トン 車軸:12)である変圧器を輸送するための専用貨車。
・1955年(昭和30)安善駅(JR鶴見線)常備。
・1963年(昭和38)京葉市原駅(京葉臨海鉄道 臨海本線の貨物駅)常備。
・1997年(平成9) 最後の変圧器輸送を行い、翌年に全検切れとなり、工場内で保存。
※貨車発達を示す重要車輌として「重要科学技術史資料」に認定されています。 -
■巨大変圧器の輸送方法
シキ160形を分割し変圧器を挟み込みボルトで固定します。※実際の画像をご覧になりたい方は「シキ160形」で検索してください。 -
9:27 下り列車(西藤原行)が到着します。
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先ほど取材した伊勢治田(いせはった)駅を発車しました。
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9:40 東藤原駅に着きました。(丹生川駅から13分)※滞在時間29分
東藤原駅 駅
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貨物列車の運転扱いがあるため終日駅員を配置。伊勢治田駅同様に出札窓口や改札・集札窓口は外側にあり、待合室はガラス戸の奥にあります。駅舎は明治から昭和初期をイメージしたのでしょうか、時計や照明器具がお洒落ですね~
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■東藤原駅
・1931年(昭和6)7月に富田 ~ 東藤原駅間を開業。5ヶ月後に東藤原 ~ 西藤原駅間を延伸開業させ全線開通となる。
・2017年(平成29)赤レンガ風の駅舎を新築。(実は木造建築です) -
駅名看板が無ければ誰も駅とは気付かないことでしょう。(笑)
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■ホキ5700形25767号貨車
小野田セメント(現・太平洋セメント)の私有貨車「ホキ5700形貨車」、貨車の大型化・大量輸送する目的で1968年(昭和43)から1970年(昭和45)かけて54両が製造されtました。
※ホキ5700形25767号貨車は、貨車発達を示す重要車輌として「重要科学技術史資料」に認定されています。 -
踏切道から起点側(近鉄富田駅側)を一枚。ホーム右側には数本の側線が敷かれており貨車が留置されています。
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終点側(西藤原駅寄り)を一枚。三岐線(本線)を挟み両側に工場への引込線が敷かれています。特に左側の引込線は数本あります。こんな構内配線を見ると萌えますね~(笑)※次のコマを参照
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■参考画像[Google]
太平洋セメント藤原工場は、三岐鉄道・三岐線が開通した翌年(1932年:昭和7年)に創業。
【参考】太平洋セメントは三岐鉄道の主要株主です。(保有株式10.15%) -
駅周辺の取材を終えると、JR富田駅からの貨物列車が到着しています。これはラッキーです。
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当駅で電気機関車を転線(電気機関車の付替え)させるため貨車を切離すのですがアクシデントが発生したようです。
どうやら…電気機関車と貨車間の連結器に不具合が生じたようで、一旦重連機関車と貨車一両が引上げ線へ向かいます。 -
引上げ線から戻るとホームに留置中の貨車に再連結します。その後、解放(切離し)することに成功、重連の電気機関車は再び終点側(西藤原駅側)の引上げ線(太平洋セメント専用線)へ再転線(移動)します。
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踏切上で停止しました。
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踏切上で停止した電気機関車は運転方向を変え、ホキ1000形貨車(通称:白ホキ)の脇を通過しながら起点側(近鉄富田駅側)へ転線(移動)します。
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起点側(近鉄富田駅側)へ転線(移動)が完了すると電気機関車は貨車最後部(起点側)と連結します。
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10:02 推進運転(※)で終点側(西藤原駅側)にある太平洋セメント専用線(工場引込線)へ出発。
太平洋セメント専用線(工場引込線)には機回し線(機関車を付け替えるための線路)がないため東藤原駅で電気機関車を付替え推進運転を行います。
※推進運転
進行方向に対して後方に動力車が位置し、後方から列車を推進する形で運行する形態。 -
10:09 下り列車(西藤原行)が到着。
-
東藤原駅を発車しました。
-
■東藤原 ~ 西野尻駅間
東藤原駅から約500mは単線並列区間(※)。
太平洋セメント専用線(工場引込線)で貨車を切離し、東藤原駅へ戻る電気機関車とすれ違います。
※単線並列
線路(単線)を複数並べたもので、複線の機能を持たないもの。 -
■東藤原 ~ 西野尻駅間
東藤原駅を発車して約500m、太平洋セメント専用線(工場引込線)と別れます。三岐線を挟み両側に工場があるので輸送管が三岐線をオーバークロスします。岳南鉄道(静岡県 富士市)の岳南原田~比奈駅間の車窓を思い出します。※次のコマを参照 -
■思い出の一枚[2015.7.22撮影]
岳南鉄道(静岡県 富士市)・岳南原田 ~ 比奈駅間の両側には製紙工場があり、輸送管がオーバークロスします。
<関連旅行記>
18きっぷ①『え~ぃ、控え控え~この切符が目に入らぬか!【前編】』(富士山の恵みと岳南電車)
https://4travel.jp/travelogue/11033622 -
■東藤原 ~ 西野尻駅間
高架となっている太平洋セメント専用線(工場引込線)には、先ほど東藤原駅から推進運転で運ばれたタキ1900形貨車(通称:黒タキ)が留置されています。 -
■東藤原 ~ 西野尻駅間
乗客は私だけです。 -
■西野尻駅
・1931年(昭和6)開業。
単式ホーム1面1線、三岐線唯一の週日無人駅(自動券売機は未設置)です。西野尻駅 駅
-
10:15 西藤原駅に着きました。(東藤原駅から6分)※滞在時間29分
西藤原駅 駅
-
101系(画像左)と三岐鉄道創業時に新造された蒸気機関車E102号機(画像右)のツーショットを一枚。
-
改札側から101系(画像右)とディーゼル機関車DB25号機のツーショットを一枚。
-
構内踏切から一枚。
推測ですが、かつて車両(電車)を本線から側線へ転線(入換)していたようで、約100m先の軌間には3両編成の停止位置が設置されています。(Googleストリートビューで確認)
■延伸中断
1928年(昭和3)藤原鉄道(現・三岐鉄道)は四日市市から関ケ原(岐阜県)を結ぶ路線の鉄道敷設免許状を取得、1931年(昭和6)に富田駅~西藤原駅間を開業しましたが、1937年(昭和12)に西藤原~関ケ原駅間は免許が失効したため延伸は幻となりました。さらに調べると、当時の経営陣は若狭(福井県)までの路線を構想していたようです。 -
シンプルな改札口です。
-
待合室には出札窓口と西藤原簡易郵便局があります。
-
Oh Beautiful!
駅舎の外観は機関車と客車をイメージした造りとなっています。真岡鐵道の真岡駅を思い出します。※次のコマを参照
■西藤原駅
・1931年(昭和6) 開業。
・2002年(平成14)新駅舎完成。
島式ホーム1面2線で、その内1線は車両が動態保存されています。 -
■思い出の一枚[2023.11.3撮影]
真岡鐵道の要となる真岡(もおか)駅、蒸気機関車をイメージした駅舎は1997年(平成9)、SLキューロク館(機関庫)は2013年(平成25)に竣工。
<関連旅行記>
[4トラ鉄道部オフ会] とのっちツアーズで行く真岡鐵道「SLもおか」と茂木町(栃木県)の有名とんかつ店「養氣亭」
https://4travel.jp/travelogue/11864604 -
ホームには、それぞれの時代に活躍した機関車3両が動態保存されています。
■ディーゼル機関車DB25号機
詳細は不明ですが、東藤原駅構内にある太平洋セメント藤原工場で貨車の入換用で使われていました。
■電気機関車ED22型2号機
1926年(大正15)アメリカ製。長野県を走る信濃鉄道(現・JR大糸線)や飯田線で活躍後に三岐鉄道へ移籍。三岐鉄道では1956年(昭和31)から1984年まで主に駅構内で貨物車両の入換作業に運用していました。(電車が故障した際の救援列車としても役目があったようです) -
■蒸気機関車E120号機
海外で製造された機関車のように見えますが歴とした国産車(大阪)です。
三岐線開業時の1931年(昭和6)から1954年(昭和29)まで活躍、1954年(昭和29)に三岐線が全線電化されたため大阪セメント伊吹工場へ移籍しました。 -
2001年(平成13)に整備された西藤原駅前SL公園にはミニ線路が敷かれています。
■桑工ゆめ鉄道
かつての「ウィステリア鉄道(2001~2015年)」の線路を使い、2017年(平成29)に桑名工業高等学校機械系・電気系の教師と生徒が庭園鉄道『桑工ゆめ鉄道』として復活させました。※運転は不定期 -
本格的な機関庫と給水塔、リアルな転車台(画像下)、一度乗ってみたいですね~そろそろ時間となりましたのでホームへ向かいます。
-
10:44 西藤原駅を発車しました。乗客は5名です。
先ほど取材した伊勢治田(いせはった)駅へ向かいます。 -
三岐鉄道唯一の無人駅・西野尻駅を発車しました。この超ローカル(長閑)な景色に釘付けです。
-
■西野尻 ~ 伊勢治田駅間
西野尻駅を発車すると田園地帯が広がります。 -
10:54 伊勢治田駅に着きました。(西藤原駅から10分)
バス停へ移動します。(待ち時間6分)伊勢治田駅 駅
-
駅前には「いなべ市福祉バス」のバス停があります。
-
バスが到着します。
乗車時は運転士に降車バス停を告げます。(乗客は私だけ) -
これから市役所線(右回り)に乗り、三岐鉄道・北勢線「阿下喜(あげき)駅」へ向かいます。(距離2.4km)
■いなべ市福祉バス
三岐鉄道・北勢線「阿下喜駅」を中心に13路線(月~金)を運行。運賃は全路線「無料」です。※市外の方も無料
・いなべ市福祉バス
https://www.city.inabe.mie.jp/kurashi/kotsu/kotsu/1000821.html -
ただ今、国道306号線を走行中、三岐線をオーバークロスします。
-
11:08 阿下喜(あげき)駅に着きました。(伊勢治田駅から8分)※滞在時間3時間21分
阿下喜駅 駅
-
後ほど取材する三岐鉄道・北勢線「阿下喜駅」といなべ市福祉バスのツーショットを一枚。お腹が空きました~食堂へ向かいます。
-
■ご当地マンホール[いなべ市]
旧北勢町の町の花「アジサイとさくら」がデザインされています。 -
阿下喜駅から緩やかな上り坂を歩くこと約1km(15分)、「まとば食堂」に着きました。
■まとば食堂[食べログ]
https://tabelog.com/mie/A2402/A240203/24005127/ -
外観、店内は昭和の食堂と言ったところでしょうか~
オーダーするものは決まっていますが、メニューを見ると気になるものが…「この葉丼」・「志の田丼」・「おにぎり」・「焼きそば定食」の4点です。昭和が漂う食堂の「焼きそば」と「おにぎり」は経験上ハズレは無いと思います。 -
私が注文したのは「トンテキ定食(当時880円)」です。赤だしの味噌汁が付いています。土地柄でしょうか~
■どうしても食べたかった「トンテキ」
昨夜四日市に宿泊しましたが、夕食を四日市のB級グルメ「トンテキ」にするか、隠れ名物「カレー中華飯」にするか、計画段階で悩みました。出した答えは、四日市で「カレー中華飯」、四日市市に隣接する いなべ市で「トンテキ」を取材することで丸く収めることができました。(笑) -
濃厚な醤油ダレが漂います。これだけでもご飯が食べれそう!(笑)
いただきま~す!
濃厚な醤油ダレは豚肉との相性は抜群でご飯が進みます。残ったタレはキャベツと一緒にいただきます。これがまたウマいんです。ご飯の上にかけても美味しいかもしれません。そして…赤だしの味噌汁がサッパリさせてくれます。また行きたくなる食堂でした。ご馳走さまでした。 -
この後、温泉でノンビリしてから三岐鉄道・北勢線(ナローゲージ)、某所の名物を取材してから横浜へ向かいます。
次回は最終回となります。
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この旅行記へのコメント (10)
-
- Akrさん 2024/03/23 12:55:15
- もと西武車が懐かしいです
- BTSさま
こんにちは。
モー太郎弁当のルーツを知る事が出来て良かったです。弁当誕生の陰には例の狂牛病があったんですね。食べたことがないのですが、見るからに間違いない味ですね。山形の牛肉ど真ん中みたいな感じでしょうか?
三岐鉄道、私も気になってるんです。
もと西武鉄道の車両たちが現役。西武沿線に住んでいた私はこれらの電車で毎日通勤してました。101系(西武401系)はいつも101系の前に2両だけくっついて来てましたし、801系(西武701系)もお馴染みの顔。おでこの方向幕は「小手指」や「飯能」で運転台の窓に下がった「急行」札。そして751系(西武新101系)は当時、最新鋭の電車でした。ブラックフェイスに鼻筋が通った顔立ち。いや~懐かしいです。乗りに行きたい。
トンテキ。
美味いですよね。ステーキ系は牛もいいですが豚のほうが好みです。そういえば、桜木町のホテルメッツ1階のKITEKIというレストランのランチにトンテキがあるんですがめっちゃ美味かったです。
お得意のコミュバスで駅と駅を繋いでのナローゲージ登場。
次回も楽しみにしております。
まもなく神奈川県民になります。よろしくお願いします。
Akr
- BTSさん からの返信 2024/03/23 15:16:01
- RE: もと西武車が懐かしいです
- Akrさまへ
こんにちは〜
新生活の準備で忙しい中コメントをいただきありがとうございます。間もなく神奈川県民になるんですね〜こちらこそよろしくお願いいたします。落ち着いたら飲み歩きましょう。(笑)
松阪の「モー太郎弁当」のルーツは、旅行記作成時に知り感動しました。以前情報番組で紹介され、いつか食べてみたい駅弁でした。今取材で目的を達成しました。
ご質問の件ですが、米沢駅「牛肉ど真ん中」よりも肉厚で、タレが多めでドロッとしていて、甘辛です。どちらも美味しいですね。
三岐鉄道の主要株主は太平洋セメントで、大手私鉄に属さない独立した鉄道会社です。しかし、全ての車両が西武鉄道、沿線に住まわれていたAkrさまはさぞ懐かしいでしょう。
ここでAkrさまに残念なお知らせを!
JR東海の211系(5000番台)5編成が三岐鉄道へ譲渡されるようです。昨日(22日)2編成が富田駅に到着した模様、うち1編成が車庫がある保々駅へ輸送されたようです。改造や乗務員訓練等があるので早急には西武車は廃車にはならないと思いますが早めの取材をお勧めします。気になるようでしたら「三岐鉄道 211系」で検索してみてください。
>桜木町のホテルメッツ1階のKITEKIというレストランのランチにトンテキがあるん>ですがめっちゃ美味かったです。
情報ありがとうございます。ホテルメッツ桜木町は私の通勤経路です。(笑)いつか行ってみますね。
しばらくは何かと大変かと思いますが、新生活・研修を頑張ってください。悩み事がありましたら遠慮なくご相談ください。応援しています。
BTS
-
- とのっちさん 2024/03/17 23:35:38
- 待ってました!
- BTSさま
こんばんは。三岐鉄道の詳細レポート待ってました!
三岐鉄道はチラチラっと富田近辺でお茶を濁したことは何度かあったのですが、貨物列車目当てで山城(やまじょう;私にとって難読駅名です)に行ったのと、大矢知からいくらか途中下車しながら最終的に阿下喜までバスで行って北勢線で西桑名に抜けた2度しか乗ったことがありません。あれ?みんな考えること一緒(笑)。
貨物列車ばかりに気をとられてしまいましたが、駅や電車のつくりも味があっていいですね~やはりBTSさまのカメラのウデでしょうか。要所要所で絶妙に白黒になっているところが雰囲気を盛り上げます。もうちょい時間をかけて取材しておけばよかった。近鉄駅へ向かう旅客線と関西本線へ向かう貨物線の、あの複雑なところがわかりやすい!そして東藤原の見てて飽きない鉄道風景、西野尻に向かう工場内の入り組んだ線路…三岐鉄道の魅力が詰まった旅行記でした。また行きたいです。
ここでトンテキ回収ですね!うわーおいしそう!23時過ぎに見てはいけない過激画像(笑)。赤だしなのが中京圏らしくて、頭でわかっていても何か新鮮です。私は丹生川の某博物館営業日だったので、出店(?)でおにぎりとみそ汁を買って駅のホームで食べました。やっぱり赤みそでした。毎度のことながら食堂を拾い上げる感覚に脱帽です。こういう食堂こそ、案外「地のもの」が眠ってるんですね~
次は北勢線、乗り放題を存分に活用ですね♪かわいらしい電車の写真の選別に頭を抱えていらっしゃることでしょう(笑)。
とのっち
- BTSさん からの返信 2024/03/23 06:34:37
- RE: 待ってました!
- とのっちさまへ
おはようございます。
返信が遅くなり申し訳「ありません。
私にとって貨物列車の取材は初めてでしょうか〜貨物列車と言えば「とのっちさま」、今回はとのっちさまに負けない位の取材でした。(笑)地方の私鉄で貨物を扱う会社がココ数年で少なくなりましたね。旅客列車とは違い、編成は長く、連結解放作業があり、人の携わりがあるので見ているだけで楽しいですね。今回は偶然にも東藤原駅で電気機関車の転線作業と工場への推進運転を取材することができました。
>貨物列車ばかりに気をとられてしまいましたが、
>駅や電車のつくりも味があっていいですね?
>やはりBTSさまのカメラのウデでしょうか。
お褒めいただきありがとうございます。
旅行記には書きませんでしたが、実は…車庫がある保々駅で取材中にデジカメが壊れてしまい、それ以降は一眼レフで撮影しました。天気が悪かったので明るさが不足しており、UPした全ての画像を露出や色合いなど調整しなければなりませんでした。(オートフォーカスで撮影)そこで、明るさを誤魔化すためにレトロ風(ビンテージ風)に画像処理を行いました。(汗)一枚一枚作業を行ったので時間を要しました。次回の北勢線もその作業をしなければなりません。
三岐線は旅客輸送・貨物輸送の二刀流なので乗って・見て楽しい路線です。2021年の富山地方鉄道を取材以来でしょうか〜童心帰った気持ちで取材しました。過去にとのっちさまが取材された山城駅は私のリサーチ不足で取材しませんでした。(涙)駅舎や駅前通りの古い町並みが良い感じではありませんか〜これはリベンジしないと…(汗)
行程作成以上に神経を使うのがランチです。昨夜、四日市で隠れ名物「カレー中華阪飯」を食べたので、どうしてもトンテキを食べたく、検索したところ「まとば食堂」がヒットしました。阿下喜駅からは少し歩きますが、昭和レトロが漂う食堂です。オーダーは決まっていましたが、メニューを見ると、あれもコレも食べたくなりました。人間も牛のように胃袋が沢山あると良いのに…(笑)
>かわいらしい電車の写真の選別に
>頭を抱えていらっしゃることでしょう(笑)。
ズバリその通りです。
表紙は残念ながら某所の名物となっています。
いつ公開できるかは未定ですが、首を長くしてお待ちください。
BTS
-
- Tagucyanさん 2024/03/17 21:35:26
- 多くの駅を巡られましたね
- BTSさま
こんばんは
三岐鉄道の三岐線と北勢線。この2つはセットで乗ると効率がいいですよね。これらの路線には私も2回乗ったことがありますが、2回ともそうでした(笑) 2回目のときはフォートラにもアップしているので、見返して当時を思い出しました。BTSさんのように駅巡りはしてないで、ただ乗り通しただけですが...
三岐線はJRと近鉄のそれぞれ富田駅が始発で、かつては両方から旅客電車が走っていたんですよね。その時代に乗ってみたかったです。そして、そこを走る電車は西武のお古。座るところと背もたれがセパレートされた座席、ありましたねえ。これ見ると、子供の頃親父に連れられて西武球場に行ったときのことを思い出します。
貨物扱いの駅の構内も、見ていて楽しそうです。セメント工場の中を走っている景色、覚えてます。私も岳南電車みたいだな、と思ったものです。私の旅行記に、三岐鉄道はこのセメント会社の傘下だったので近鉄に合併されなかったと書いてあり、そうだったんだなあと思い出しました。
西藤原駅のSLみたいな駅舎も、旅行記を見返したらバッチリ書いてあったので、見るところは同じなあ、と思いました(笑)
伊勢治田駅とか丹生川駅とか、駅員さんが住み込みなんですね。ホントに駐在所みたいですね。昔はこういう駅も多かったんでしょうけど。
伊勢治田駅と阿下喜駅の間にコミュニティーバスが走っているのは知っていました。また、歩いても25分くらいで行ける距離なのも調査済みだったのですが、行程の関係上やむを得ずタクシーを使ったら、運ちゃんに即座に「乗り鉄」と見破られたとか、昔の旅行記を見て思い出してニヤニヤしてました(笑)。
阿下喜の町の中で食べたトンテキがうまそう! 続いてのナロゲージ北勢線もどのように巡られるのか、楽しみです。
---
Tagucyan
- BTSさん からの返信 2024/03/23 05:56:07
- RE: 多くの駅を巡られましたね
- Tagucyanさまへ
おはようございます。
返信が遅くなり申し訳ありません。
かつて私もTagucyanさま同様に乗り通すことが多かったので途中下車は殆どありませんでしたが、2021年の富山地方鉄道の取材をきっかけに途中下車しながらレトロ駅舎・駅前の雰囲気・グルメなどを時間をかけ取材するようになりました。これはコレで楽しいですね。完全にハマっています。
私がコレクションで持っている1975年の時刻表を見ると、本数は少ないですがJR富田駅を発着する旅客列車がありました。これには色々と大人の事情があるようです。近鉄連絡線建設時に駅前の商店街の大反対を受け、JR富田駅の発着を残したと言われています。
東藤原駅構内は運が良ければ貨物列車の入換作業を見ることができます。今回は偶然にその場面に遭遇しました。貨車の切離しは何らかの原因で切離しが出来なく一度連結しながら引上げ線へ向かいホームへ戻り2回目で切離しが成功し、所定の電気機関車の点線作業が始まりました。推測ですが、連結器に付随する「解放テコ」が上手く作動しなかったと思われます。
三岐鉄道・三岐線は、西野尻駅を除き有人駅で、券売機は未設置で出札窓口で乗車券を購入します。また他の鉄道会社では見られない住込みながら駅を守っている駅があります。(旅行記作成時に知りました)伊勢治田駅と丹生川駅を降りた時に他の駅とは違う「温かさ」を感じました。
Tagucyanさまは三岐線から北勢線へ乗換える際はタクシーで移動されたんですね。色々な方のブログを拝見すると三岐線・伊勢治田駅から北勢線・阿下喜駅まで徒歩で移動する方が居ました。私はいなべ市福祉バスの時刻に合わせて行程を作成しました。健康のために歩くが良いのですが、スーツケースを持っていたのでバスを選択しました。運賃無料は驚きました。これも太平洋セメント(法人税)のおかげでしょうか〜
四日市で食べれなかった「トンテキ」、四日市市に隣接するいなべ市でいただきました。濃厚な甘辛の醤油ダレは豚肉との相性は言うまでもなく白米が進みます。いつか半場の四日市でいただきたいと思っています。
次回はナローゲージの北勢線を取材します。何駅か途中下車して取材します。いつ公開できるかは未定ですが、楽しみにお待ちください。
BTS
-
- エヌエヌさん 2024/03/17 17:03:47
- 懐かしい。
- BTSさま
パッと見で東急1000系中間車改造なのかと思いましたが西武車両でしたか。
我が町の伊豆っ箱で10年以上前に廃車になった元西武701系が健在で懐かしかったです。
流電も変わりましたが三岐では健在だったのですね。
トンテキ見た目のビジュアルだけでご飯が進みそうです。(#^^#)
- BTSさん からの返信 2024/03/22 18:56:33
- RE: 懐かしい。
- エヌエヌさまへ
こんばんは〜
いつもご覧いただきありがとうございます。
伊豆箱根鉄道は西武系列なので、かつては西武のお下がりが沢山走っていましたが、現在は1300系(元西武701系)の2編成(6両)を除き自社発注の車両が占めています。
三岐鉄道の主要株主は太平洋セメントで、大手私鉄のグールプ会社に属さない独立した鉄道会社と聞いています。この車両を見ると西武グループかと思ってしまいます。オール元西武のお下がりというのも珍しいかもしれません。
四日市名物「トンテキ」が食べることが出来なかったので隣接するいなべ市でいただきました。濃厚な甘辛の醤油ダレは豚肉との相性は良く、残ったタレとキャベツを絡めるのも美味しかったです。いつか四日市でリベンジしたいですね。
返信が遅くなり申し訳ありませんでした。
BTS
-
- 毛利慎太朗さん 2024/03/17 13:15:54
- 三岐鉄道♪
- BTSさま、楽しんで三重の続編を拝見しております♪
トンテキ、モー太郎弁当と名物も満喫されてなにより。
モー太郎弁当の下りで、お料理上手なBTSさまのお母様のことを思い出させて頂き、こちらもほっこりとした気分で拝見してました。
うちの母に豚丼を作ってもらったことはなかったけど、オムライスが得意な母です。
今夜もなんだか「とんぺい焼き」を作る模様で、有り難くおふくろの味を食べたいと思います。
さあて、三岐鉄道はナローゲージも有名ですが、本線のほうも魅力的な車両だらけですね。
西武の一昔まえの車両が現役で、こっちも感動しちゃいました。
401系(三岐鉄道では101系)は上信電鉄でも走ってて、乗りたいな、と思って乗れずじまいで…国鉄のほうの101系や103系っぽくて好きなデザインです。
ナロー編も楽しんで拝見したいと思います。
毛利慎太朗
- BTSさん からの返信 2024/03/17 15:47:31
- RE: 三岐鉄道♪
- 毛利さまへ
こんにちは〜
早速のご訪問ならびにコメントをいただきありがとうございます。
この取材を終えた翌週に母が倒れ、1か月半後に他界しました。「おふくろの味」は亡くなってみると良く分かります。
毛利さまのお母さまはご健在なので思いっきり舌鼓してくださいね。今夜の毛利家の夕食は「とんぺい焼き」ですか〜ご飯もアルコールも進みますね。(笑)
今取材の三岐鉄道は久々に萌えまくりましたね〜富山地鉄以来でしょうか。お洒落・レトロな駅舎、元西武鉄道の電車、貨物列車と…童心に帰ったような気持ちで楽しかたったです。午後はナローゲージの北勢線を取材します。
最近残業が多いので中々旅行記の作成が思うように進みません。最終回の公開がいつになるかは未定ですが楽しみにお待ちください。
BTS
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