オランダ・ベルギー花物語【02】〈ベルギー・アントワープ編〉2024年 5月

2024/05/03 - 2024/05/03

ベルギー2日目。
午前中はアントワープ観光です。
アントワープと言えば、『フランダースの犬』。
オリジナルを観た世代としては、ベルギーに来たなら外せない場所の一つです。
ネロが観たかったルーベンスの絵のオリジナルを、私も観れると思うと、ネロの感動が蘇ります。

フランダースの犬を観ていた時にも思いましたが、ベルギーというより、オランダのお話だと思っていました。
風車や、はね橋、木靴やアロアが着ていた洋服もオランダの民族衣装のようで。。

ベルギーは、主にフランス語圏とオランダ語圏に分かれるようで、アントワープはオランダ語圏。
そこで、ここでは英語読みのアントワープではなく、オランダ語読みの『アントウェルペン』ですすめます。

エリア アントワープ(ベルギー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

ベルギー2日目。
本日も雨が降ってます。。
今日の最初の目的地は、バスで一時間程だそうです。

今朝のアニメで『フランダースの犬』やったら最高なんだけど…と思い観ていましたが。。
そこまで上手くは運びませんでした。

プルマン ブリュッセル セントル ミディ ホテル

なんの建物でしょう？
面白いデザインですね。。

やはり雨のアントワープこと、アントウェルペンに到着！

聖母大聖堂 寺院・教会

こういう感じがベルギーらしいと思います。

マルクス広場へ
広場の真ん中には、趣のある石畳の中央にそびえ立つ、18世紀に建てられた象徴的なモニュメントと噴水があります。
噴水には受け皿が無いのが斬新！

ブラボーの像 モニュメント・記念碑

市庁舎の屋根に何かが引っかかってしまったらしく、クレーンを使って撤去中
珍しい風景に出逢いました。

ここでも、広場に面してGuild Housesが立ち並んでいます。

マルクト広場 (アントワープ) 広場・公園

アシンメトリーな建物が、アントウェルペンの大聖堂。

その前には、ネロとパトラッシュが横たわっています。

ネロとパトラッシュの像 モニュメント・記念碑

聖母大聖堂と言われる、マリア様に捧げられた教会。
そのシンボルであるルーベンスのこの絵は、ネロが教会に来る度に見ていました。

両親のいないネロにとって、このマリア様に自分の母親をダブらせていたのでしょうね。。

聖母大聖堂 寺院・教会

パイプオルガンの音色が、聖堂内を華やがせていました。

いつも奏でられているの？ と聞いてみたら、今日はメンテナンス中の為特別とのこと。。

ネロが観たかった、ルーベンスの二作品の内の一作
『キリストの昇架』

アニメに出てくる聖母大聖堂は、暗いイメージでしたが

雨の日でも、教会の中はこんなに明るいです。

天使たちに誘われて、ネロとパトラッシュが昇天して行ったクーポラ。

アニメの世界と全く同じです。。

そして、もう一作の『キリストの降架』

現在では、ルーベンスのこの２作品は誰でも観る事が出来ますが、ネロの時代は銀貨を払っ人のみ観られる絵だったので、ネロは見られなかったんですよね。

『キリストの昇架』『キリストの降架』は三面鏡の様になっていて、扉を閉めるとそこにも絵が描かれています。

今は、扉が開いている状態なので片方の裏しか観る事が出来ませんが。。

ステンドグラスがとても美しいです。

バラ窓も、こんなに。。

こちらのステンドグラスは、宗教的というよりは、王室の物のような。。

アート作品が所々に。。

こちらにも美しいマリア様がいらっしゃいます。

真ん中にマリア様、その両側にイエス様の2枚の絵。
ルーベンスの三作品はこんな風に並んでいます。

こうして見ると、アニメの『フランダースの犬』は忠実に描かれている事がよくわかります。
アニメーターの方は、ここを訪れたんでしょうね。

重厚でゴージャスなアンボ

こちらもアート作品

古いカトリックの教会なので、床にはどなたかが眠っていらしゃるのね。。

最後は、子どもながらに号泣しながら観ていたアニメでしたが、ネロがルーベンスの絵を観られたのは本当に良かったです。

しかし、エンディングがあまりにも悲しすぎる。。とこちらでは不評なのだとか。。
『フランダースの犬』は、イギリス人の作家の作品だそうですが。。
お国柄？！（失礼！イギリス文学は暗いものが多い気がして。。）とも思いましたが、アンデルセンの『人魚姫』もディズニーの『リトル・マーメイド』では、ハッピーエンドに変えられていますよね。。
それはどうなんやろ？ と思うのは私だけか？？

この像は、大聖堂建設に携わった建築家、ペーター・アッペルマンの功績を称えるもの

この後は出発まで、少しだけフリータイム

私は、現地ガイドさんのオススメのビスケットショップに寄りました。

フィリップス ビスケッツ その他の店舗

量り売りも提供してくれるお店で、アーモンドのクッキーが甘すぎず美味でした ♪

メルヘンの町並に、メルヘンな車が通ります。

そして、市庁舎で行われていたのは

ウェディング ♪　

アントワープ市庁舎 建造物

バスから見えていたのは元牢獄だそうですが、今では、観光案内所などが入っているようでした。

現地ガイドさんは、『又お天気の良い日に来て下さい！』と見送ってくれました。

Hartelijk dank. Ook　来れたらいいな ♪