『アントワープ』町の名前の由来とも伝わる、英雄ブラボー伝説の像 ♪
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- 旅行時期:2024/05(約2年前)
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by azuraさん(非公開)
アントワープ クチコミ:6件
アントワープ市庁舎の前にあるマルクト広場の中央にある噴水のてっぺんにある像です。
この方は、シルヴィウス・ブラボーという古代ローマの人。
今でも町の西側に流れている、スへルデ川を支配していたアンティゴーンという巨人が、いつも船乗りたちから高額な川の通行料を取っていたそうです。
そして払えない者がいると、罰として船乗りの手を切り落とし川に投げ込んでいたのだそうです。
そんな時、古代ローマ人の英雄シルヴィウス•ブラボーは、勇敢にもひとり巨人に立ち向かい、逆にアンティゴーンの手首を切って川に投げ込み退治したという『ブラボー伝説』の主人公。
その川に投げ込んだ瞬間を切り取った銅像がコレだそうです。
オランダ語圏のアントワープ(英)は現地ではアントウェルペン(蘭:Antwerpen)と発音されますが、町の名前はここからきているという説も。「Hantwerpen」(手を投げるの意)実際に17世紀ごろまでは「Hantwerpen」と表記されていたそうです。
受け皿のない今風の構造の噴水だったので、最近の物かと思いましたが、19世紀の作品だったと知り驚きました。
雨の日で、暗かったのが残念ですが、見ごたえのある噴水であり、像でした。
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- 利用した際の同行者:
- 一人旅
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- 人混みの少なさ:
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クチコミ投稿日:2024/07/13
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