2024年GW 4年ぶりの長期海外旅行　～シドニー1日目～

2024/04/26 - 2024/04/27

2024年のGWは、GWとしては5年ぶりの海外です。
4/27 - 5/6 まで10連休だったので、その前後の半日も挟んで9泊12日の強行軍にしました。

旅程は以下の通り。

4/27-28 シドニー
4/28-5/1 クライストチャーチ
5/1-5/4 オークランド
5/5-5/7 シンガポール

この旅行記はシドニーの初日。
シドニーは、2020年に見に行ったメルボルンGPが中止になり、急遽暇を持て余してエアを取ってメルボルンから日帰りして以来4年ぶり。当時を懐かしく思いつつも、その時に時間の関係で行かれなかった場所を巡りました。

エリア シドニー(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩 飛行機
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

2024年GWは、初ニュージーランドをメインに、シドニーIN、久々に行きたくなったシンガポールOUTで組みました。

金曜日の19時発のシドニー行の便。
空港はそこまで混んでなかったです。（あまり便がない時間帯ということもある）

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

金曜の仕事は適度に切り上げ、早めに空港に行ってラウンジへ。

羽田空港国際線 JALサクララウンジ 空港ラウンジ

円安だし、ただでさえ旅行で野菜が取りにくくなるかなと思い、食いだめしましたｗ

しゅっぱーつ。

コロナ後に海外渡航規制が解除されてから4回目の海外。
長距離のフライトは初めて。

国際線 RED U-35 × Well-being

をテーマに、35歳未満の新進気鋭の料理人がプロデュースした機内食が1食目は出てきました。

豚丼美味しかったです。付いてきたサラダたちも良かったですね。

機内で夜を明かすので睡眠を挟んで、朝食は軽めのモノ。

朝6時着で、4時ぐらいに起こされるのであまり寝れなかったです。
このダメージは、帰りも機内で夜を明かす便だったので、帰国後に来ましたね。

フライト約9時間、シドニー国際空港に到着です。

シドニー国際空港 (SYD) 空港

はい、シドニーです！

空港を降りるとすぐ到着時免税店がありました。

入国ですが、日本のパスポートだとStep1でチケットキオスクでチケットをもらい、そのチケットを持つ人が通過するゲートを利用できます。

・・・が！

このチケットを取らず普通に係員のいる場所に向かう方が、どう考えても早かったようです。

空港を出ると、SIMカードの販売窓口がいっぱいありました。

今回は日本で、AU＋NZの7日用SIMを買って向かいました。
滞在は都合8日なので、1日は楽天モバイルの海外ローミング2GB無料を活用し、2日目からアクティベートしました。

旅行中に使うだけなら50GBの15ドルぐらいのもので十分かと思います。

シドニーの公共交通機関は、このOPALカードが便利。

日本で言えばSUICAみたいなものですが、料金も割引になりますし、1日の最大上限額も決まっていて、一定額まで支払った後はチャージされません。

しかもですね、その上限額が土日は非常に安いのです。

OPALカードは窓口で購入できます。

ただし！
ただし！

シンガポールから市街への電車に乗る際には、OPALカードの場合$16.68の特別料金（Gate Pass Fare）が追加されるのです。勿論切符を買った場合も支払いが必要です。

電車に乗ると10分少々で市街に出るので、料金高いと感じますね。

シドニー インターナショナル エアポート駅 駅

セントラル駅に到着。

2020年3月に来た時には、ゴミゴミした駅だなぁという印象を持っていたのですが、綺麗な駅になっていました。

宿泊したグレートサザンホテルに荷物を置きに行きました。

セントラル駅からは少し坂を下りて5分ぐらいですが、トラムの駅が近いので観光にはメチャクチャ便利でした。歴史あるホテルなのにお値段控えめなのも〇。

グレート サザン ホテル シドニー ホテル

市街地を観光する前に、ホテルのすぐ近くに美しい教会があったので訪れました。

セントローレンス クライスト教会 寺院・教会

Christ Church St Laurence。

アングロカトリックの教会で、落ち着いた上品な感じの教会でした。
狭い所に細長く建ってるので、結構縦長な感じです。

空港からの電車も到着するセントラル駅です。

地下の乗り場が整備されて、今では多くの電車が地下から出ます。
（だからきれいに見えたのかも）

セントラル駅 駅

最初は、セント・ジェームス駅へ。

セントメアリー大聖堂やハイドパーク、セント・ジェームス教会、ハイドパーク・バラックなどの最寄です。

セントジェームズ駅 駅

てか、駅名の表示といい、駅の内装といい、ロンドンに行きたくなるじゃねーか！

WestFieldデパートの所から伸びているシドニー・アイ。

この旅行記、実は空の色に注目です。
シドニー・ウエザーなのでしょうか。晴れたと思ったら雨に打たれてまで、短時間に歩いている間に天気はころころ変わっています。

シドニー タワー アイ & スカイウォーク 現代・近代建築

ハイド・パークに入ると、セント・メアリー教会が眼前。

セントメアリー大聖堂 寺院・教会

アーチボルト噴水は、太陽の光が噴水に当たって虹を作っていました。

アーチボルド噴水 モニュメント・記念碑

花もきれいで、住んでて時間があればここでのんびりしますね。

ただ、シドニー滞在は2日しかないので、先を急ぐのであります。

ハイドパーク 広場・公園

ハイド・パークの北側に、ヴィクトリア女王の像が建っています。

ヴィクトリア女王像 モニュメント・記念碑

駅の名前にもなっている、聖ジェームス教会。

１８２４年からの教会なので、今年２００年（いや、２０１年）なんですね。

オーストラリアの遺産にも登録されている英国国教会の教区教会です。

聖ジェームス教会 寺院・教会

教会の中は、派手さのない落ち着いた感じ。

教会として使われる前は、法廷だったそうです。

ハイド・パークで断然目立つのはこちらのセント・メアリー大聖堂。

セントメアリー大聖堂 寺院・教会

１９２８年に火災から再建された大きな聖堂。

内部のステンドグラスやその大聖堂自体の大きさには、とにかく圧倒されます。

聖メアリー大聖堂のところを斜めに入っていくと、いわゆる「シドニー・ドメイン」と言われるエリア。

オペラハウスやハーバーブリッジを見渡せるミセス・マッコーリーズ・ポイントまで歩いてみます。

オーストラリアの国民的詩人・ロバート・バーンズの像。

でっかいクモ？と、神殿のような州立美術館。

今回は時間の関係で内部の見学はパス。

ニューサウスウェールズ州立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

ボタニックガーデンを通って、目的地のミセス・マッコーリーズ・ポイントへ。

普段なら海沿いを通り抜け可能なのですが、園内で工事をしていて結局ガーデン外の道路に出ることになりました・・・

ロイヤル ボタニックガーデン テーマパーク・動物園・水族館・植物園

オペラハウスとハーバーブリッジを見渡せる、ミセス・マッコリーズ・ポイントです。

この両者が１枚に入る場所はなかなか貴重。

ミセス マッコーリーズ ポイント 自然･景勝地

ミセス・マッコリーズ・チェア。

ベンチの形にカットされた露出した岩で、オーストラリアに移住してきた初代ニューサウスウエールズ州知事の妻であるエリザベス・マッコリーのために囚人に彫らせたのだそう。

奥様はホームシックになり、よくこの場所に来ていたそうです。

ミセス マッコーリーズ チェア モニュメント・記念碑

オペラハウスまで、海沿いをテコテコ歩きました。

シドニー・ドメインを出ると、ある意味オーストラリアらしくない高層ビル群のシドニーです。

いよいよオペラハウスが見えてきました。

オペラハウス トゥ ボタニック ガーデン ウォーク 広場・公園

オペラハウスの上に上がって景色を見てみます。

オペラハウスのツアーに参加することも考えましたが、やや高めだったのと、こちらもお時間の関係で辞退。ただ、終わって見れば見る時間はありましたね。

丁度日本語ツアーも出ている時間だったので、見ればよかった。

シドニーオペラハウス 現代・近代建築

オペラハウスの建物脇から、ハーバーブリッジです。

シドニーハーバーブリッジ 建造物

サーキュラー・キーの市街地方面です。

オペラハウスのお土産屋さん。

せっかくなので、何か買おうと思ったのですがそれなりにお値段がするのと、安いもの（マグネットやペンなど）は有り余ってるんですよね。

結局、こちらも有り余ってるのですが、エコバッグを買いました。
17ドル95セントだったかな。

店員さんは日本の方でしたね。最初英語でやり取りしていて、カードを出すあたりで「あ、日本の方ですよね」はよくあるやつです。

オペラ ハウス マーケット 市場

サーキュラーキーを抜けて、対岸の「ザ・ロックス」へ。

ここの雰囲気大好き。

ザ ロックス 散歩・街歩き

シドニー最初の食事はここで、と決めていたお店があるのです。

それは、パンケーキ オン ザ ロックス。

シドニーに5店舗あるようですが、お店の名前にも冠されている「ザ・ロックス」のお店に可能なら行きたいと思って、狙ってました。

パンケーキ オン ザ ロックス (ザ ロックス店) スイーツ

12時少し前の到着で、待たずに入ることができました。
（出る時はかなり並んでいたので、ラッキーです）

Lemon Meringueのパンケーキ15.95ドルと、カフェラテを注文。

お店の名前のパンケーキの他、ピザやステーキ、フィッシュアンドチップスなど豊富なメニューがありました。

オーストラリア、コーヒーは比較的安い（日本と比べても違和感ない）お値段で、コーヒーはかなりお世話になりました。

ロックス散策を続けます。

ファーストインプレッション彫刻。

ファーストインプレッション彫刻 モニュメント・記念碑

ハーバーブリッジが海を渡る手前の、ドーズ・ポイント。

もう少し先に行くと海が見えます。
手前の芝生は憩いの場のようになっていました。

橋の上を歩くツアーも、このあたりに入口やミーティング・ポイントがありました。

ドーズ・ポイント 自然･景勝地

スリー・シスターズ（違う！）

ロックスらしい景色だなと思って撮った1枚。

サーキュラーキーに戻ってきました。

サーキュラー キー 観光名所

サーキュラーキー駅から、ハーバーブリッジの向こうに行く電車に乗ろうと思ったのですが、何も考えずテキトウに乗ったら外れました。

Wynyard駅に出て乗る必要があるんですね。

サーキュラー キー駅 駅

橋を渡るのは諦めて、セント・ジェームズに行く途中に車中から非常に気になったデザインのミュージアム駅へ。

ミュージアム駅 駅

ミュージアム駅の出口。

ますますロンドンに行きたくなるじゃないですか、こんなん・・・

駅を出るとハイド・パークの南側に出て、そこには立派な建物が。

アンザック戦争記念塔。
第一次大戦での戦没者を慰霊する記念碑です。

アンザックとは、オーストラリア・ニュージーランド連合軍のこと。

アンザック戦争記念塔 モニュメント・記念碑

記念塔の内部。

大戦に参画した国や被害の大きかった国の名前などが刻まれているほか、慰霊碑のようなものや、戦争をイメージさせる像などがあり、厳かな雰囲気でした。

係の人もいるので、英語に自信があれば「説明してよ！」と声掛けると説明してくれると思います。

シドニーオリンピックを記念した碑石がありました。

何故この場所に？という話なのですが、第一次大戦、第二次大戦中にシドニーはオリンピック開催地の候補を何度も辞退しているばかりか、その大会に出るはずの選手を大勢戦争で失っているのです。

もうそのような惨禍は繰り返さない、オリンピックが平和の象徴であり続けるように、という思いが込められています。

東京オリンピックさん・・・

LRTでジョージ・ストリートに出て、街中へ。

セント・アンドリュース大聖堂。
開館している感じではなく、外から見ただけです。

セントアンドリュース大聖堂 寺院・教会

シドニー市役所。

風格のあるカッコいい建物ですね。
下の階段の所で、市民の方や観光客の方がくつろいでいました。

タウン ホール 現代・近代建築

日本の無印や紀伊国屋なども入っている、ザ・ギャラリー。

ギャラリーズ ショッピングセンター

その反対側はクイーン ビクトリア ビルディング。

この2つの建物＋WestFieldを見れば、だいたいシドニーの買い物はOKかなと思ったりします。

クイーン ビクトリア ビルディング 建造物

コモンウエルスの一員・オーストラリア。

ビクトリア女王の像がビルの前に建ってます。
シドニーでも女王像はちょこちょこ見ます。

オーストラリアの国王は、イギリスの国王が兼務してますからね。

ビクトリア女王像(QVB前) 建造物

アメリカ発のフレグランスのお店、Bath and Body Works。

芳香剤（WallFlower）を買おうと思ったんですが、ここはこの先（特にシンガポール）にあるのでは？と思っていったん保留。

オーストラリアに展開している文房具屋のKikki.K。

2－3日の旅行用に手軽に持って行けるショルダーバッグがあったので、買っちゃいました。旅行初日からスーツケースの邪魔になるものを買ってしまったわけですが、オーストラリアには戻ってこないので仕方ないです。

いったんホテルに戻ります。

ホテルがほぼトラムの前なので、トラムで。降りたあたりでチャイナタウンの門が見えました。

シドニー チャイナタウン 市場

ホテルの裏手にマーケットが見えたので、そこを訪れました。

マーケットシティ ショッピングセンター

１階はアジアによくありそうなごった煮の市場でした。

生鮮食料品や洋服、小物などのお店がかなり多くありました。

パディス マーケット お土産店

２階だったか３階だったか忘れましたが、大きなスーパーマーケットが入っていました。

タイキー IGA X-press スーパー・コンビニ

５００ｍｌのペットボトルのコーラが４．５ドルとか５ドルするシドニーなのですが、何故か大きいボトルのジュースは２ドルぐらいでスーパーで売られているんですよね。これだと日本のスーパーと同じぐらいの価格です。

このジュースを買って、ホテルの冷蔵庫で冷やして飲むことにしました。
円安なので節約できるところはガンガン行きます。

ホテルに荷物を置いて、再び街中へ。

夜にしか見られない

・オペラハウスの夜景
・ダーリングハーバーの花火（毎週土曜開催）

を見ます。

QVB駅でいったん降りました。夕食のためです。

向かった先は、ウェストフィールド・シドニーです。

ウェストフィールド シドニー ショッピングセンター

今回は買い物ではなく、ウエストフィールド内にある、日本でもおなじみのあの店が目的です。

やよい軒（笑）
迷ったのはやっぱりステーキｗ

やよい軒 (ウエストフィールドシドニー店) 和食

鶏かつの卵とじ丼＋みそ汁をあさり汁変更。

ドリンクは無料の水で、２４．１６オーストラリアドル、請求額は２５４０円でした。

２０２０年に来た時は為替が６５円だったので、１５００円弱なんですよね。

やはり円安バカヤローです。

ライトレール（３路線ある）でサーキュラーキーまで行きます。

ライトレールの走るジョージ・ストリート。

George Street 散歩・街歩き

時間がややあるので、サーキュラーキーから船に乗って、オペラハウスとハーバーブリッジの夜景をを見ることにしました。

Pyrmont Bay行の30分に１本の船で、対岸のMilsons Pointまで向かいました。
この船もOPALカードで乗れますし、OPALカードの１日の上限対象に含まれます。

埠頭から見たオペラハウスです。

同じく、埠頭から見たハーバーブリッジ。

シドニーハーバーブリッジ 建造物

船に乗って、サーキュラーキーの夜景を船の上から。

ミルソンズ・ポイントに到着。

ハーバーブリッジはすぐ近く。

ミルソンズポイント 散歩・街歩き

そして、ルナパークの入口に面している場所になります。

戻る船が来るまで、口の中に入ってみましょう。
アトラクションに乗らず散歩するだけなら無料です。

ルナ パーク シドニー テーマパーク・動物園・水族館・植物園

日本の一昔前の遊園地という感じもしますが、こういう分かりやすいの好きです。

ちなみに乗り物は結構高め。

ミルソンズ・ポイントからさらに船に乗って、Pyrmont Bayまで。
降りるとダーリング・ハーバーの、国立海洋博物館近くに出ます。

ピアモント橋 建造物

ダーリングハーバーの夜景。ピアモント橋の上からです。

この方角から、２０：３０に花火が上がります。
それまでは、橋の上のベンチが空いていたので、そこで待機。

ダーリングハーバー 散歩・街歩き

２０：３０から少し遅れたものの、花火がスタート。

１５分ぐらい、どんどん上げていて爽快でした。
日本の風情を感じる花火も良いですが、いい意味でバカになれる海外の花火も大好きです。

このイベントを調べられてよかったです。

帰りはまた、QVBまで歩いて、ライトレールで帰りました。