2024年GW 4年ぶりの長期海外旅行　～人生初ＮＺ・オークランド１日目～

2024/05/02 - 2024/05/02

2024年のGWは、GWとしては5年ぶりの海外です。
4/27 - 5/6 まで10連休だったので、その前後の半日も挟んで9泊12日の強行軍にしました。

旅程は以下の通り。

4/27-28 シドニー
4/28-5/1 クライストチャーチ
5/1-5/4 オークランド
5/5-5/7 シンガポール

この旅行記はオークランドの初日。
印象的だったのは、ほぼ平坦だったクライストチャーチと違い、オークランドはかつて火山が噴火してできたと思われる坂の街だったこと。

初日はデポンポートやオークランドの教会、オークランドの歴史を見てきたオークランド・ドメイン、タワーからの景色を見ました。

エリア オークランド(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

宿泊は、スカイタワーに「地図上は」近いプレジデント ホテル オークランド。

プレジデント ホテル オークランド ホテル

地図上は近い、と書いたのは、タワーは確かにこの位置なのです。

ですが、タワーは丘の上に建っていて、なかなかの坂道なのです。
（クイーン通りからホテルまでも少し登っています）

スカイ タワー 建造物

１泊１１０００円ぐらいだったのですが、無料の朝食も付いていてよかったです。

写真にはないのですが（スーパーで同じものを買ってしまっていたため）、１００％リンゴジュース（味付けもなく、本当にりんごそのまま）が良かったです。

リッター６ドルぐらいしてました。

オークランドの繁華街・クイーンストリート。

突き当りが鉄道駅やフェリーターミナルがあるブリトマートです。
この道は旅行中何度も歩きました。

クイーン通り 散歩・街歩き

ブリトマート駅。
立派な外観で、中は意外に近代的な感じです。

ブリトマート駅 駅

フェリービルディング。
こちらは港のすぐ前に建っています。

Ferry Building 建造物

オークランドの街も散策していないのに、いきなり最初の観光はフェリーでデポンポート島に行くことに。

デポンポート博物館を見られるのがこの日だけで、かつ営業時間も短いので、このタイミングを選ばざるを得ませんでした。

ダウンタウンフェリーターミナル 船系

デポンポートに向けて出発。

この日の天気は、ニュージーランドウエザーというか、ロンドンウエザーというか。

この旅行記、空に注目です。１日でこれだけ変わります。

デポンポート島に到着。

正面の山はマウント・ビクトリア。
これも噴火でできた山だと思われます。

デボンポート 散歩・街歩き

フェリーターミナル内には、レストランや待合室などがあり、オークランド川よりきれいなのではないかと思いました。

この写真は外からなので、そうは見えませんが・・

デボンポート フェリーターミナル 船系

写真だと極めて分かりにくいのですが、晴れたり雨だったりの天気だと虹が見えます。

かすかに虹がかかっているの、わかりますかね？

フェリーターミナルから、バスでデボンポート博物館に行きました。

バスは（当たり前と言えばそうですが）オークランドの交通系ICカードで乗車が可能です。

オープン時間の少し前に着いたので、裏手の公園を散策しました。

デボンポート博物館 博物館・美術館・ギャラリー

マウント・ビクトリア（タガルンガ）が公園の奥に見えました。

標高60mほどの山ですが、こちらも火山に由来しています。
でポンポートの大室山。（勝手に名付けるな）

マウント・ビクトリア 山・渓谷

デボンポート博物館は、15分遅れぐらいでオープンしました。

デボンポート博物館 博物館・美術館・ギャラリー

無料の小さな博物館で、このエリアへの移民のこと、街の発展、海にまつわる歴史などが展示されていました。

でポンポートは島ではなく、ぐるっとオークランド市街から回ると到着できます。

港町だけに、海に関する展示はやはり多かったです。

デポンポート・ドメイン。

タカルンガ（マウント・ビクトリア）が広場の向こうに見えます。

チェルトナム・ビーチまで出ました。

海の向こうのランギトト島が見えるかと思って向かい、期待通り。
ただ、その後オークランドの街から見れましたｗ

ランギトト島 山・渓谷

砂浜の奥にはハウラキガルフ・マラタイムパーク。

ハウラキガルフ マラタイムパーク 広場・公園

オークランド・ドメインから見るとこんな感じです。

ハウラキガルフ マラタイムパーク 広場・公園

そのハウラキガルフ・マラタイムパークの麓にある、トーピードウ湾海軍博物館を見学しました。

トーピードウ湾海軍博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ニュージーランドとその同盟軍（オーストラリア、アメリカ、イギリスなど）による海軍関連の展示が見られます。

第一次世界大戦に関する展示です。

男性だけではなく、女性も戦争に参加せねばならなかった時代を展示しています。

こちらは第二次大戦。

日本だけが最後まで降伏しなかったことが伝えられています。
（別に褒められていたわけではない）

なお、終戦の日は日本だけ違うのは豆知識。

戦後、世界の海におけるさまざまな危険の解決にも参画しているそうです。

戦没者を悼むコーナーもあります。

The Vic Devonport。

20世紀の初めの頃から存在する劇場だそうです。
ここまで来て、オークランドの街中に戻ることに。

デポンポートから帰る前に、Yarntonsというお店に入りました。

日本のGWはニュージーランドでは冬に向かう秋。
アウトドア系（ラガー系にも見える）のシャツを売っていて、デザインが気に入ったので2枚購入しました。

フェリーターミナルで昼食。
予定していた、ターミナル内のバー「デボン オン ザ ワーフ」です。

デボン オン ザ ワーフ その他の料理

フィッシュアンドチップスと、結局殆どデポンポートの中は歩いたので、疲れをいやすビールを付けました。

フィッシュアンドチップスは美味しく食べ応えもありました。
なお、これでお支払いは４１ドル、日本円で３９００円でした。ひゃーｗ

船でダウンタウンに戻り、バスで次の目的地へ。

セントメアリー大聖堂教会と、ホーリー・トリニティ大聖堂。

セント・メアリーの方は、残念ながら閉まっていました。
1860年に建築された木造の教会で、世界最古のカウリの木で造られているそうです。

セントメアリー大聖堂教会 寺院・教会

裏手からのアクセスになったので、最初に見たのはホーリー・トリニティ大聖堂のチャペルです。

チャペルから外に出ると、オークランドらしい海と起伏に富んだ地形がみられます。

まさにニュージーランドの伊豆高原（違う）

ランギトト島も見渡せます。

ホーリー トリニティ大聖堂はオープンしていたので、お邪魔しました。

ホーリー トリニティ 大聖堂 寺院・教会

広くて風格ある教会に感じました。

このステンドグラスは南半球一大きなもので、キリスト教とニュージーランドの原住民の文化が融合したデザインとのことです。

教会の中にはボランティアの人がいて、見学は自由にできました。
勿論写真撮影もOK。

チャペルも見に行けば？と言われたので、先ほど外から見たチャペルを中から。

バスに乗ってニューマーケット駅。

周囲は雑多としていて、あまり「ニュー」な感じは受けませんでしたが。

目的は、デパートのウエストフィールド。

やることもなくなる夜に来るべきか考えていたので、規模を確認していったん戻りました。

ウエストフィールド トゥーダブルセブン ニューマーケット ショッピングセンター

オークランド・ドメイン。

この場所、かつての火山で、高台の火口丘と比較的低い火口低部から構成されます。

ブリトマートあたりからは５０ｍぐらい登りますが、ブリトマートからセントメアリー大聖堂／ホーリー・トリニティ大聖堂ぐらいまではずっと上り坂で、そのあたりからオークランド・ドメインに向かうのはほぼ平坦です。東側からアクセスするとそこまで坂道登らなくていいのは豆知識。

オークランド ドメイン 広場・公園

火山の火口跡と言っても、今は芝生で覆われていて静穏な場所です。

オークランド博物館前の慰霊碑。

Glorious Deadと書かれていました。

博物館と合わせるとこんな景色です。

博物館は、かなり広そうで今回は時間の関係で割愛しました。

先ほど、オークランドドメインへのアクセスを書きましたが、確かニューマーケットからも２０分に１本、博物館の隣まで行くバスが出ています。
781番のバスだったかな。

オークランド戦争記念博物館 博物館・美術館・ギャラリー

博物館の前からも、デボンポートとランギトト島が綺麗に見えます。
この景色を見られただけで、ここに来て良かったです。

オークランド名物・スカイタワーに行きました。

スカイタワーは、７２時間（だったかな）の間に２回訪問できるチケットをオンラインで購入したので、昼と夜に訪問します。（夜は翌日）

スカイ タワー 建造物

オークランドのビル街、その向こうに朝向かったデボンポート、さらに奥にオークランドの伊豆大島ことランギトト島を眺望できました。

オークランド・ドメインは森越しですが、ここはビル越しです。

ランギトト島については、ご丁寧に解説まで。
６００年前に海底火山の噴火で誕生した島。

繰り返しですが、オークランドは５０もの火山の噴火跡にできた街なのです。
まさにニュージーランドの伊豆大島（なんか違う）

夕食です。

とにかく物価が高いのと（円安が痛い）、部屋にレンジがあったので、隣のスーパーで冷凍食品のバターチキンライスとお野菜を買いました。

なお、スカイタワーのカジノのレストランが意外にお安めでお得なことを知ったのは翌日のことです。それは別の旅行記で書きますね。

カウントダウン (オークランド メトロ店) スーパー・コンビニ

ざっとこんな感じです。

ドレッシングは日本から持ち込みました。
お水は大きなボトルだと安く、３日滞在することもあって、それを冷蔵庫にＩＮ。

帰国したら２ｋｇぐらい痩せてたんですが、こんな食事で歩き回ってれば、そら痩せるわな。

食事の後、夜の街に出てみました。
向かう先は、ニューマーケットのウエストフィールド。

円安でなければ、そのウエストフィールドで飯を食っていたでしょう。
この２－３年で、とんでもない円安になっています。
日本が安く買われ、国力が落ちているということです。

ブリトマート駅から空港に向かう列車でニューマーケット駅に行きました。

ブリトマート駅 駅

オークランド・ドメインに行く前に少しだけ立ち寄ったウエストフィールド。

ウエストフィールド トゥーダブルセブン ニューマーケット ショッピングセンター

オークランド各所にあるスーパーのカウントダウンが入ってました。
このスーパー、覚えておきましょう。

ロンドンにある中で一番大好きなデパート、デビット・ジョーンズ。
これは行くしかない。
見た瞬間心躍りました。

といっても、買ったのは家で使うプラスチックのコップと、ちょっとしたキッチン用品ぐらいです。円安なので・・

デビッド ジョーンズ ニューマーケット 百貨店・デパート

夜のスカイタワー。

これを見ると、夜にも登りたくなりますよね！
夜のスカイタワー眺望は次の旅行記で。

結論から言えば、昼は登って景色を見るもの、夜は外から見るものかなと。

スターバックスでコーヒーを買って、ホテルに戻りました。

スターバックスコーヒー (クイーンストリート店) カフェ