
2024/04/28 - 2024/04/29
168位(同エリア898件中)
ぱくにくさん
この旅行記のスケジュール
2024/04/28
2024/04/29
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2024年のGWは、GWとしては5年ぶりの海外です。
4/27 - 5/6 まで10連休だったので、その前後の半日も挟んで9泊12日の強行軍にしました。
旅程は以下の通り。
4/27-28 シドニー
4/28-5/1 クライストチャーチ
5/1-5/4 オークランド
5/5-5/7 シンガポール
この旅行記はクライストチャーチの初日と2日目。
クライストチャーチの中日はアーサーズ・パスへの日帰りドライブを予定しており、最終日はAMのみの観光になることから、クライストチャーチの象徴である大聖堂のエリアを見た後、多少遠い場所にあるゴンドラライドから旅を開始しました。
クライストチャーチは不幸にして地震のダメージを受けたからという理由が強いですが、機能的に整備されていて、初NZなのにスムーズにその土地になじむことができました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- カンタス航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- Agoda
-
シドにーの滞在は1泊2日。
夕方(といっても18時過ぎ)の便でクライストチャーチに移動です。
初ニュージーランド。シドニー国際空港 (SYD) 空港
-
カンタス航空で移動しました。
カンタスはOneWorldの一員ですが、買った航空券のランクでは
・JAL:提携マイル付かない
・エミレーツ:提携マイル獲得可能
なようだったので、チェックイン時にFFPをエミレーツ(年末のドバイ行きのチケットを買う際に、JALではマイルがつかないので作った)に変更。
JALさん、そういうとこやで・・・ -
飛行機の出発が遅れ、到着時にはクライストチャーチ(シドニーから2時間進む)では日付が変わっていました。
わずか3時間のフライトながら、機内食が出ました。
日本からソウルの便でも出るし、一緒か。 -
クライストチャーチの空港は、こじんまりしていて分かり易かったです。
AUとNZは仲良しとはいえ国境を挟むため、いろいろな持ち込みに厳しいNZでは、またご丁寧に申告です。
疑わしいものは申告
はニュージーランドにも通用しました。
到着エリアにはきれいなSIM売り場もいっぱい。
今回は日本でAU+NZのSIMを調達したので、用はなかったんですけどね。 -
空港からの移動の公共交通機関がもうないこと、初めてのNZで感覚もわからんことから、この日だけは少しお金を出して空港脇のノボテルへ。
クライストチャーチ国際空港 (CHC) 空港
-
ノボテル、本当にすぐわきでしたw
空港を出て徒歩2分。ノボテル クライストチャーチ エアポート ホテル
-
客室もさすがノボテル。
少し贅沢するなら、22時までは公共交通機関もあり、街中からは交通系カードを作れば2ドルで来られるので、ここを拠点にするのもいいのかなと思いました。
1時頃にチェックイン、翌日9時には出ようと思ってるので、滞在時間が短いのが惜しい。その時間内でなるべく楽しみました。 -
ホテルのキーが木製のカードだったのが印象的です。
なおこれは、次に宿泊した街中のホテルでも同じでした。 -
部屋の窓からは、手前に公共交通機関のバスターミナル、その奥に空港が見えました。
ニュージーランド第2の空港とはいえ発着便はそれほど多くなく、かつ地震後に色々作り直されているため、機能的でわかりやすい空港だった印象です。
初NZでしたが、すんなりクライストチャーチに溶け込めたのは空港がわかりやすかったのも大きいです。 -
8番のバスで、市街地に移動しました。
交通系カード(メトロカード)は空港で売っていないので、現金で。
その現金も、空港のATMで両替したので50ドル札しかなく、ホテルで細かくしてもらいました、
5ドル札を出してお釣りいらねー、と思ってたら、運転手さんがお釣りくれました。現金では4ドル、メトロカードでは2ドルです。 -
街中での滞在は、アコー系列のブレイクフリー・オン・カシェル。
なんとこの円安の中、1泊1万円切り達成です。
しかもキャンセル料無料のプランで。ブレイクフリー オン カシェル クライストチャーチ ホテル
-
荷物を置いて、街に慣れるため少しだけ街歩き。
名物のトラムに遭遇しました。 -
市街地のバスターミナル。
こちらも地震の後で整備されたものなので、近代的かつ機能的です。クライストチャーチ バス インターチェンジ バス系
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内装もきれいで、どの系統のどこ行きのバスがどの番号のバス停から出るか、表示もしっかり出ていて迷いません。
メトロカードは、このバスターミナルで買いました。
この後、バスでリトルトンとゴンドラに行くので、入手の必要があったのです。
カードを買う際、身分証明や個人情報の記載が求められます。結構珍しいパターンかも。ただ、買うとかなり安く乗れますし、乗降もすごく便利です。 -
クライストチャーチを象徴する大聖堂がある、カセドラル・スクエアに行きました。
以前のChief Post Office。
歴史的建造物として、地震を乗り越えて修復はしたのですが建っています。カセドラル スクエア 広場・公園
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大聖堂は、2011年2月の地震の、さらにその余震で倒壊してしまい、2027年?を完成目標に修復中です。
クライストチャーチ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会
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ジョン ロバート ゴッドリー像。
19世紀のアイルランドの政治家で、クライストチャーチのあるカンタベリー地域の創始者だそうです。ただ、ニュージーランドに住んでいたのは2年だとか?ジョン ロバート ゴッドリー像 モニュメント・記念碑
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観光用に復活したトラムも走っていました。
後ろには、震災後まだ規制線だけが貼られて修復・解体されていない建物も。
東日本大震災前に襲った地震で街の多くの建物は甚大な被害を受け(遠くから見ると、街が崩れる瓦礫で白煙を上げていたそう)、新しい建物と震災の傷跡が混在している感じでした。 -
エイボン川。
クライストチャーチを代表する景色と聞いていて、その通りかなと。
街を囲むように流れているので、歩いているだけできれいな景色を目にします。 -
さて、クライストチャーチ・ゴンドラに行きます。
乗るバスは、空港から街に来た時と同じ、8番のバスです。
リトルトン行に乗ります。 -
バスに乗って40分ぐらいで、ゴンドラ駅に到着します。
クライストチャーチ ゴンドラ アクティビティ・乗り物体験
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ゴンドラで、小高い丘の頂上まで10分少々。
カンタベリー地域の山は、こういう景色が多かったような気がします。
ニュージーランドも日本と同じ火山列島で、火山岩でできた山や地盤が多いことも理由なのかもしれません。 -
クライストチャーチに大きな被害をもたらした地震の震源地は、この眼下に見えるリトルトンです。
この町の直下5kmで、M6.3の地震が起きました。
山頂から見る、このリトルトンの複雑な海岸線と景色、目を奪われます。
三陸海岸のように、街に向けて大きな湾が切れ込んでいるような景色。
リトルトンは、かつて南極探検に向かう港として栄えたそうです。 -
そんな景色を見ながら、カフェでランチにしました。
リトルトンで海鮮を食べようと思っていたのですが、上から見ても小さな町なので、最悪レストランが見当たらなかったら、を考えました。
(レストランが見つかったら、ADDで食べる気満々)レッドロックカフェ カフェ
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ただの照り焼きチキンサンドとカフェラテです。
これで18.5ドル(請求額1,780円)
物価の判断はお任せします。 -
リトルトンの反対側の景色です。
ニュー・ブライトン・ビーチ方面。
左にクライストチャーチが見えるのですが、キリの中でそこまで視界は開けませんでした。
眺望が効く季節だと、サザンアルプスの方まで見えるそうです。 -
リトルトンの街の方にも、山を下りてからバスに乗って行ってみました。
リトルトン 散歩・街歩き
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こじんまりしていますが、リトルトンのインフォメーションセンターです。
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グラフィティアートの向こうに海が見えます。
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アルピオン・スクエアという公園。
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リトルトンの港湾地区。
クライストチャーチに比べると、地震の被害をそこまで感じませんでした。
クライストチャーチに地震波が伝わる際に、火山岩の地盤を通ったことが被害を拡大したともいわれています。
バスで街に戻りました。
海鮮のレストランは・・そこまでのものがなく。 -
クライストチャーチのバスターミナルに戻り、街の西側にあるアート・スクエア方面を散策しました。
エイボン川にかかる「追憶の橋」。
これは震災の追悼ではなく、戦争の追悼です。追憶の橋 建造物
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エイボン川沿いのオックスフォード・テラス。
ここもトラムのルートで、飲食店が多くある場所です。 -
原爆犠牲者記念木の碑。
クライストチャーチでは、核兵器廃絶と平和を願う地元の市民団体が毎年、広島・長崎原爆記念追悼集会が毎年開催されているそうです。
そのクライストチャーチの人に日本国の核に対するスタンスを問われた時、恥ずかしい回答はできないですよね。 -
エイボン川、まじいい・・・
このままずっと座っていたいぐらい。エイボン川 滝・河川・湖
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カンタベリー博物館。
カンタベリー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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といっても、博物館はもう少し西にあり、今大規模な改修中。
2028年の完成を目指して工事中で、今は仮設の場所で一部の展示が行われています。 -
ニュージーランドの動物たちの展示。
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豪華なバイクとか美術品の展示などもありました。
2028年、また行きたいですねぇ。
その頃には大聖堂もできてるはず。
2028年の年越し、計画しようかなぁ(気が早すぎ) -
アート・センター。
クライストチャーチらしい景色の一角で、ネオ・ゴシック様式の建物が並びます。アート・センター 建造物
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こちらもトラムが通っています。
あ、書き忘れましたが、このトラムは観光用の側面が強く、1日券は相当高いです。
一方で、市バスでのアクセスが可能で、空港行のバスが実はこの前を通ります。
(空港から街に入る時に、この景色に目を奪われる可能性が高い) -
アート・センターは広範にわたり、様々なお店やカフェなども入っています。
また、震災の被害を大きく受けた場所ですので、まだ修復中の建物も見られます。 -
カンタベリー地震の展示をしている、クエイク・シティ。
クライストチャーチの地震のことは記憶に深く残っており、ここは必ず見学しようと思っていました。クエイク シティ 博物館・美術館・ギャラリー
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カンタベリー地域での大地震の歴史が残されています。
これ見ると、10年に1度ぐらいはソコソコ大きいの来てるんですよね。
南島の海岸線からサザンアルプスにかけて大きな断層があるのも影響しているのでしょうね。 -
クライストチャーチの地震で一番報道された、東日本大震災の直前、2011年2月の余震の時の状況です。
-
地震による緊急事態に対応した消防などの記録。
この地震では、崩壊したCTVビルの英会話学校に通っていた日本人の生徒が多数亡くなっています。(これは別の旅行記でも触れます)
そのため、日本からの救援隊も駆けつけて、一緒に対応をしているのです。
それからわずか13年、能登はなんであんなに放置されているのでしょう・・
できたことができなくなっているのだ(つまりは退化)、とこの展示から思わされました。 -
地震直後の震源地・リトルトンの映像と、地震波がクライストチャーチに伝わったメカニズムの展示。
白いのは、ただの雲ですが・・
先ほどのゴンドラ山頂からクライストチャーチを見ると、建物が倒壊したことによる白い煙が上がっていたそう。局所的に市街地で被害が酷くなった理由を解説しています。 -
クエイク・シティから歩いてカジノを少しだけ。
ギャンブルというより、ニュージーランドでカジノに行ったぞ、という実績作りです。
復興途上の街だからか・・次のオークランドと比べると出なかったです・・クライストチャーチ カジノ カジノ・ギャンブル
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ビクトリア・クロックタワー。
カジノの近くにあり、1860年代に作られたものだそう。
震災で多少被災はしたのですが、本体は無事で修復されています。ビクトリアクロックタワー 建造物
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大聖堂が倒壊したため、作られたカードボード・カセドラル。
日本人設計の、紙素材でできている大聖堂。耐用年数は約50年とのこと。
素敵な聖堂なので、2028年に大聖堂ができた後も、使われていくのでしょうね。
この時間はもう閉まっていて、見学は翌々日に回すことにしました。カードボード カセドラル (仮設大聖堂) 寺院・教会
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市街地北部のエイボン川の景色。
北海道を思わせますね。
この場所を見つけた理由は、ちょっと思い出せないです。 -
夕食。
バスターミナル内のお安めな丼もの屋さんにしました。
M Sushiさんというお店。M スシ すし
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プルコギ丼16.9ドル。(ジュースはその前に持ち歩いていたもの)
こちらも物価の判断はお任せします。 -
ザ・クロッシング内にある、スーパーマーケットへ。
どうしても不足するお野菜や、ホテルで飲むジュースなどを買うためです。FreshChoice City Market スーパー・コンビニ
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旅行中お野菜がどうしても足りなくなります。
腸内環境のため食物繊維は欠かしたくないので、2日滞在分の野菜を買いました。
日本からドレッシングは持参。勿論持ち込みの際に「食べ物:あり」で申告しています。 -
物価高いですが、たまにはビール飲みたいので、地元ニュージーランドのビール「Three Boys」を買いました。
美味しかったのですが、ちょっと高めだったのでお土産にはできませんでした。 -
一度ホテルに戻って休んでから、夜のクライストチャーチを歩きました。
カードボード大聖堂。
ライトアップしていると読んだのですが、ちょっとライトアップと言えるかは・・・カードボード カセドラル (仮設大聖堂) 寺院・教会
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追憶の橋。
追憶の橋 建造物
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パブリック・トラスト・オフィス。
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その近くにある、キャプテン・スコット像。
南極探検家として知られており、リトルトンの港から探検に出航し、惜しくもノルウェーのアムンゼン隊に先を越されたそうです。
帰りに遭難し、非業の死を遂げています。キャプテン・スコット像 モニュメント・記念碑
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ビクトリア・スクエア。
この広場は全く想定外に通ったのですが良さそうだったので、最終日にまた来ることに。ビクトリア・スクエア 広場・公園
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ニュー リージェント ストリート。
ロンドンになんか似た名前の道がありますが・・
元々19世紀にスケートリンクとしてオープンした道だそうです。
その後両側にブティックショップが並ぶお洒落な街並みができ、震災後も復旧して今に至っています。ニュー リージェント ストリート 散歩・街歩き
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カセドラル・スクエアの聖杯のモニュメント(Chalice Sculpture)。
カセドラル スクエア 広場・公園
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前のChief Post Office。
次の日は、レンタカーでアーサーズ・パスに向かいます。
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