【2024 インドネシア 4】ジョグジャ→プロボリンゴで1泊→ブロモ山へ

2024/01/21 - 2024/01/22

3年3ヶ月ぶりの海外旅行。選んだのはインドネシア。
ジョグジャカルタから入国し、ジャワ島を東へ進みバリ島へ。
せっかくなのでビザ延長し、約2ヶ月間の滞在です。

今回の旅行記…
ジョグジャカルタからブロモ山(チェモロラワン)への移動です。
まずはジョグジャカルタから列車でプロボリンゴへ。
プロボリンゴで1泊。
翌朝、バスでブロモ山へ向かう予定でしたが…

エリア ジャワ島(インドネシア)

出発の朝…あいにくの雨。
宿から列車の出発するルンプヤンガン駅へは約1.1km。傘さして歩いていくつもりでしたが、宿の方が車で送ってくれました。ありがとうございます。

ルンプヤンガン駅 駅

古さを感じせない立派な駅です。

ルンプヤンガン駅。
ジョグジャカルタ駅(トゥグ駅)の1つ東隣りの駅です。かつてはジョグジャカルタの主駅だったとのこと。

7:20発「242 SRI TANJUNG」プロボリンゴまでエコノミークラスで料金88,000Rp(約818円)。約400km、8.5h乗ってこの料金は格安。
チケットは1週間前に駅の窓口で購入しておきました。

チケットでは改札通れず。チェックインして乗車券を発行しないといけないらしい。駅員さんがやってくれました。優しい。

待合所。ピッカピカ～。
インドネシアの鉄道、かなりちゃんとしてます。
私の乗る列車はこの駅始発なので、すでにホームに停まっています。

ちょうど機関車の連結作業中を見られました。ホームからはみ出ているので正面からは眺められず。

早速乗り込みまーす。

インドネシア国有鉄道 交通機関

マイシート。

エコノミークラスでもちゃんとA/C付き～。
家庭用のエアコンが直付け！

満席です。シート感覚が狭いのでほぼ身動きがとれない。結構つらい。こんな雰囲気では旅情感はまったく感じられません。つまらない。それにA/C効き過ぎで寒い。海外あるあるです。

A/Cは効いていませんが、連結部のが広くて快適です。
それに座席の窓は色が付いていて景色がいまいち。こちらの窓は透明です。

車内販売あり。
コーヒー、紅茶、お菓子に弁当。

食堂車があるというので行ってみましたが、車内販売の物が食べられるのみでした。プラス、カップラーメン。

どんなものかなと思い、ナシゴレンのお弁当を購入。
箱を開けるとこの状態。

全て展開するとこうなりました。
これでお値段30,000Rp(約280円)。高ーい。お味はまぁ普通です。

途中の駅。すっかり晴れました。

数分間は停車するので、ちょい降りも可能です。

田園風景は和みますね。

おそらくペナングンガン山とアルジュナ山。
インドネシアは火山国でもある。

13:10、所要5時間50分でスラバヤ駅到着。

初めて我が機関車の顔が拝めました。
この駅で列車の進行方向が変わります。先頭の機関車を切り離して最後尾に接続します。

20分くらいは停まっていました。
さすがスラバヤ駅。食堂を兼ねた売店もあります。この時間まで我慢すれば安い食事にありつけます。

途中の駅。
プロボリンゴが近い。

数分遅れの16:00にプロボリンゴ駅到着。所要8時間40分。
インドネシア国鉄、かなり優秀です。

はい、お約束でカシャリ。

同じく駅のホームはピッカピカ。ちゃんとしてますね。

かわいらしいプロボリンゴ駅舎。
宿の予約はしていませんが、目星を付けていた第一候補の宿に向かいます。

プロボリンゴ駅 駅

グーグルマップで見つけた、駅裏エリアにある、おそらく宿ではない“下宿屋”。恐る恐る尋ねると…泊まれるみたい。ラッキー！あっさり今夜の宿確保です。ツイてるね。
ブロモ山から戻って来てこの“宿”に数日滞在したので、その時の旅行記で改めてご紹介いたします。

近所をぶらっと散策します。

セントラルパーク プロボリンゴ 散歩・街歩き

そして夕飯。

アヤムゴレンを頂きます。料理が運ばれて来た直後になんと停電。真っ暗の中食べました。
まさか明日の不運を暗示しているとはこの時には知る由もありませんでした。

翌朝。宿の屋上からブロモ山系方面を眺める。曇ってますねぇ。
何も考えずに来てしまいましたが、実はこの時期は雨季でした。つまりはブロモ山はオフシーズンということです。さてどうなることやら…。

朝8:00過ぎ、ブロモ山へのバスの料金とか全く情報がなかったので(ネットの古い情報のみ)、ツーリストインフォメーションに行ってみましたが営業時間中のはずなのにクローズ。向かいの店の方に尋ねると10:00頃には開くとのこと。しかしこの情報もアテにならない。いつ開くかわからないのにさすがに待てません。朝飯を買って宿に戻りました。

プロボリンゴ ツーリズムセンター 観光名所

そして郊外のバススターミナルに行くためにまずはアンコットステーションへ。駅の西側の交差点にあり宿からも近いです。ベントール(自動3輪タクシー)の運ちゃんからこれ乗っていけ攻撃を受けます。

しばらくするとやって来ました。アンコットとは小型の乗り合いバスです。地域により呼び名が異なり、アンコッタ、ミクロレット、ベモなどと呼ばれます。

アンコッタ 交通機関

庶民の足ですが、バイクを持つ方が増えて利用者は減っています。料金は一律10,000Rp(約93円)。

ブロモ山(チェモロラワン)に行くことを伝えていたのでブロモ山へのバス乗り場で降ろしてもらいました。場所は「Bayuanggaバスターミナル」南側の大通り沿い。プロボリンゴ駅からは7km以上あります。

運転手に恐る恐る料金を聞くと50,000Rp(約465円)。おそらく正規料金(後にツーリストインフォで聞いた料金も同じでした)。ネット情報ではかなりボラれるので要注意とあったので一安心。しかし現時点(10:00)で乗客は私1人のみ。人数が集まったら出発とのこと。ちなみにブロモ山へは約37km、1時間の道のりです。
待てど暮せど乗客は集まらず…。結局3h待ちましたがまだ1人のまま。1人なら30万Rp(約2,790円)だと言われていましたがさすがにそれは払えない。仮に1人来たところで15万ずつになることは目に見えています。ブロモ山までは近かったので余裕ぶっこいてました。朝一(7:00)に来るべきでしたね。反省…。
しかし状況は変わらなかったかもしれません。そもそもブロモ山に行くのにこんなローカルな手段を使う人が少ないのだと思います。外国人はツアーか車をチャーター。ローカル観光客はプロボリンゴでバイクを借りて行くんだと思います。時代は変わりした。オフシーズンというのも多少は影響しているかもしれません。
で、バスには見切りを付け、オジェック(バイクタクシー)で行くことに。何人かに声をかけると、相場が決まっているようで皆一様に15万Rp。あゝ…

「Bayuanggaバスターミナル」入口にいた1人が12万Rp(約1,116円)でいいよと。これで手を打ちました。

所要約1時間10分でブロモ山料金ゲート前にあっさり到着。
余計な出費でしたが、道中の景色(標高2200mまでの登山道路)を堪能できたのでまぁよしとしましょう。さぁ、ブロモ山登山楽しみます。

ブロモ テンゲル スメル国立公園 国立公園

今回の大体のルート。
(続く…)