【2024 インドネシア 2】ジョグジャカルタ…街歩きが楽しい！

2024/01/11 - 2024/01/20

3年3ヶ月ぶりの海外旅行。選んだのはインドネシア。
ジョグジャカルタから入国し、ジャワ島を東へ進みバリ島へ。
せっかくなのでビザ延長し、約2ヶ月間の滞在です。

今回の旅行記…
約8年半ぶり、3度目のジョグジャカルタ。
今回は10泊の予定。もう新鮮味は感じませんが、好きな街なのでわくわく。
ボロブドゥールやプランバナンは過去に訪れたのでもう行きません。ただ街中をぶらぶらしてビールを飲んでいるだけの旅行記です。あしからず…。

エリア ジョグジャカルタ(インドネシア)

時刻は正午12:00。
ジョグジャカルタ駅から早速宿へ向かいます。近いので歩きます。

駅の東側、マタラム通りへ。
路地を入った先にあるのですが、場所がよく分からない…

どうもここのようです(実は1回間違えました)。

はい、ワルン(食堂)発見！
後で来てみます。

ここっぽいけど、看板が出てない…。

周囲の住民に尋ねると、やっぱりここでした。
宿の方は不在とのことで、キーBOXを開け、セルフチェックイン。
宿の名前は「Singgah Macanan」(シンガ マチャナン)。Booking.comで立地、料金、評価などと写真を見て予約しました。

シンガマカナン ホテル

1階入ってすぐの共用スペース。

一応、ソファーあり。

キッチンあり。
しかし、コンロ系なし、冷蔵庫と電子レンジは絶賛故障中。
電気ケトル、食器が使え、水が出ます。

2階の客室部へ。

マイルーム。ファンのシングル。
エアコンは過去の遺物と化しており、ただのオブジェです。
これでお値段、Booking.comのGenius割引きで1泊約74000Rp(約680円)。ドミならもっと安いところはありましたが、コテコテのBP宿では味気ないので今回の旅はローカル宿の個室で行きたいと思います。

窓からの眺め。なかなかいい。

クローゼット有り！別にいらんけど。

宿の方は常駐していません。朝、ちょろっと来るだけ。
窓がちょっとしか開かないので多少暑いのですが、ファンがあれば問題なしです。10泊して欧米人が1泊、ローカルのカップルが3泊しただけ。寂しいととるか、静かととるか人によって別れると思いますが、私的には静かでとっても居心地はよかったです。

扉の先が共同トイレ、シャワー。
あまり清潔ではないので写真は割愛。便座は様式ですが手桶で流すスタイル。シャワーはなく、マンディータイプです。
1階にはまだマシなトイレシャワーがありました。

なんと朝食付きでした。
食事というよりはおやつですが…。写真は2日分です。一応フリーコーヒー、ティー。

一息ついたところで先ほどのワルンへ行ってみます。
宿からはわずか15m。いーね。

“ぶっかけ”スタイル(ナシチャンプル)には言葉は入りません。
指を差すだけ。

メインはフライドチキンです。これで15000Rp(約140円)。格安です。テ・エス(アイスティー)は3000Rp。もちろんうまい！

滞在中、何度かお世話になりました。
宿から近いので重宝します。超助かりました。

ジョグジャカルタと言えばマリオボロ通り。
街のメインストリートであり、観光客の集まる場所。

マリオボロ通り 市場

週末の人出はそりゃすんごいです。

テラス マリオボロ ショッピングセンター

馬車も走ってます。もちろん観光用ですが…

通りのあちこちには露店も出てます。

街中には「アンクリガン」と呼ばれる“赤ちょうちん”的な屋台が点在。

とってもいい雰囲気なんですが…

悲しいことにここはイスラム教の国…
酒は出てきません。皆さんコーヒーや紅茶飲んでます。ありえん。

コンビニ行っても酒はありません。
なぜかノンアルコールはある。これじゃないんだな。わけわかめ。

やっぱり夕方になると酒が飲みたくなる。
駅前の安宿エリアに行けばツーリストレストランはありますが…

ビンタンビール大ビン52000Rp也。
日本円で約485円。高ーい。それにこんなレストランでは飲みたくない。

ビールを求めて「マリオボロモール」へ。
ちなみに以前はマリオボロ通り沿いにありましたが、すぐ裏手のノボテルの入ったビルに移転しました。以前の場所は「プラザマリオボロ」というショッピングモールになっています。

マリオボロ モール ショッピングセンター

マリオボロモール最上階にあるスーパーへ。

うほっ。あるとこにはあるんですねぇ。

ビンタン500ml缶、33900Rp(約315円)。
東南アジアのビール価格からしたらかなり高めですが、背に腹は変えられません。
プシュ、いっただきまーす。ゴクゴク。うまし！
やはりこれがないと始まりません。

アテはこんなんで十分。
何か少しあればいいんです。

ちなみにこんな場所です。
私のために用意されたかのような空間。A/C効いてて超快適です。
もちろん、店員に許可をもらい飲んでいます。

はい、次はラマイモール。
一番奥の半地下にあるスーパーへ。

ラマイ モール (ジョグジャカルタ店) スーパー・コンビニ

うほっ。ざっくざく～。

ビンタン500ml缶、31300Rp(約291円)。
マリオボロモールよりちょっと安い。うれしー。

スーパー脇にはちゃんと飲みスペースがあるのですが、だいだい人で埋まってる。さすがに女子学生がおしゃべりしてる隣りでは飲めませんから。18:00以降なら比較的空いてます。
マリオボロ通り周辺の商店でもビールを発見しましたが、ツーリストレストランよりボッタくられますので要注意です。

唯一と言っていい観光です。「タマンサリ」。市内中心部にあるので行きやすいです。入場料は外国人25000Rp、ローカル15000Rp。いずれも大人料金です。海外はローカルと料金が違う場合が多いのですが、まだ良心的な差かなと思います。

タマン サリ 城・宮殿

なかなかの映えスポットかなと思いますが、過去に訪れたことがあるので感動はなし。

“水の王宮”とも言われる、かつてのクラトン(王宮)の離宮です。

水の張られた沐浴場がいくつもあり、涼しげでとても気持ちのよい空間です。

ジョグジャのメインパサール「ブリンハルジョ市場」。
観光地の中央市場は往々にしてボリボリ天国と化している場合がありますが、ここはまだかわいいものです。もちろん腕を掴まれて逃げられないなどということはありません。ひとえにインドネシア人の人柄のよさの賜物かなと思います。

ブリンハルジョ市場 市場

超巨大です。入口付近はバティックや衣類。奥へ進むと食品、日用品売り場。

最深部にはなかなかディープなお食事処エリアがあります。

とある店でバティックをお買い上げ～。もちろん安価なプリント物です。お値段4万Rp(370円)。人への土産物ではなく、私が使う掛け布団用なのでこれで十分。

こんなにデカかった。パーフェクトです。

「トランスジョクジャ」という市バスも走ってます。
一乗車、たったの3600Rp(約34円)。このバスでプランバナン遺跡へも行けちゃいます。

トランス ジョグジャ バス系

主要バス停にはルートマップが掲示されていますがわかりにくい。専用アプリならバスの現在位置なども表示され、とっても便利です。インドネシアなかなか進んでます。

私はただの冷やかしで乗りました。
こういうの、乗ってみないと気が済まないんです。

しかーし、私のスタイルはとにかく歩く。
ジョクジャは大きな街なのでさすがに無理ですが、街の全道路を歩きたい派です。もちろんこんな路地も探索します。

やはり大きな通りより小さな路地を歩いた方が断然おもしろい。

思わぬ風景に出会えたりします。

いい眺め。しかし東南アジアの川は総じて汚い。

ウケる～。

警察の特殊部隊の装甲車。かっちょええ。

ここは南国、1月でもクソ暑い。

地味～なローカルデパート。

PROGO ショッピングセンター

半屋外の最上階にあるゲーセンがすごいです。
こんなのがあるなんて誰が想像できるでしょうか。

「PASTY」と言う名の鳥市場公園。

鳥市場 市場

長居すると病気になりそうな所です(個人の感想です)。

マリオボロ通りの先で何かのイベントやってた。

いーね。ミニスカのチアガールです。こういうの嫌いじゃないですwww。

王宮南の住宅街をぶらぶら。

すると“WAYANG”、“WORKSHOP”の文字…

恐る恐る入ってみると…あっ、ワヤン作ってる。
ワヤン(クリ)とはインドネシアの伝統的な影絵人形芝居のこと。

いい仕事してますねぇ。
突然の訪問にも関わらず、皆さんあたたかく迎えてくれました。もちろん購入を勧められましたが丁重にお断りしました。「ソノブドヨ博物館」で公演が見られるようです。

ジョクジャと川ってあまりイメージがつながらないてすが、街の中心部を挟んで東西に2本川が流れています。川沿いの道ってなんかそそられるので、ついつい足が向いてしまいます。

ゴミがなく、水がきれいだったら気持ちいいんですが…

なんか盛り上がってる若者の一団に遭遇。

どー見てもこれ、酒でしょう。
彼らが何教徒かは知る由もありませんが、「ちょっと飲ませて」とお願いしたら、飲め飲めと。蒸留酒です。説明されたけどよくわかりませんでした。おそらく度数は20%くらい。2杯いただき、こりゃ酔うなと思い3杯目は辞退。甘くて品質もあまりよくなさそうで、あまりおいしくはありませんでした。

歩けば何かを見つけ、何かに出会えます。
やっぱり裏道散歩は楽しいなぁ
(続く…)