2024/02/28 - 2024/03/01
2180位(同エリア3571件中)
ソネッチさん
1月から3月まで京都市では、京都市と京都観光協会が主催する「京の冬の旅」が行われ、普段は非公開の文化財が特別公開されます。
昨年、二月末の京都訪問で見ごろの梅と遭遇したMちゃんから梅の時期の京都訪問を強く勧められたので、今年の京都は2月末梅見とお寺巡りを目当てに訪問しました。その三日目の旅行記です。
一日 城南宮のしだれ梅・・・①
北野天満宮・大徳寺・・・②
二日 廬山寺・清凉寺・渉成園(観光バスを利用)・・・③
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二日目までは同行していたMちゃんは飛行機移動なので、早々に京都を出発。私は15時30分の新幹線で帰るので、今日は一人で京都観光します。
まずは地下鉄を利用して京セラ美術館にGO!
9時の開店を待って、京セラ美術館の近くにあるカフェ「リグナム」さんに入店。 -
おしゃれなカフェ。
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自家製のパンも売られています。
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サラダ、フライドエッグ、サワーブレッド、コーヒーのモーニング。
写真を送った友人から
「パセリがどっさりだね」
と返事がきましたが、ケールのサラダです。
サワーブレッドが激旨でした。
京セラ美術館の開館が10時なので、9時55分までこちらのカフェでまったりさせていただきました。 -
京セラ美術館。
巨大な美術館でした。こんなに大きいとは・・・・。
開館ぎりぎりに到着。ちょっと行列してましたが、予想よりもすんなり入場できました。(Mちゃん、脅かすなよ) -
お目当ては「村上隆 もののけ 京都」の企画展。
美術館のホームページによるとほぼ新作ばかり170点もの作品が並ぶ大規模な展覧会です。
村上隆さんは、1月に行った湯布院の「COMICO ART MUSEUM YUFUIN」で作品を目にしたばかり!勝手にご縁を感じまして、これは是非行かねば・・・となりました。(笑) -
中庭に建っていた大きな像。
作品は、写真撮影可だったのでこの後、私の備忘録としてたくさん写真を載せています。興味のない方はスルーで。 -
全長13mの「もののけ洛中洛外図」から展覧会は始まります。
かつての京都の街並みや人々の暮らしぶりが目の前いっぱいに広がります。 -
なかには村上キャラクターたちの姿も。
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じっくり見れば、楽しい仕掛けがいろいろありそうでしたが、美術館の方に
「作品は写真撮影できます。開館したばかりでお客さんが少ないので今がチャンスですよ。気になる作品を写真撮影して、それからゆっくり作品を見ては。」
とアドバイスをいただき、先を急ぎます! -
「もののけ洛中洛外図」の正面は光琳シリーズの作品が複数展示。
こちらの作品、題名は「尾形光琳の花」ですが、 -
目を凝らすと、しっかり村上隆の花ですな。
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続く展示室は、「四神と六角螺旋堂」
暗い八角形の室内に、東西南北の四方を守る四神の巨大絵画が展示されていました。
私はこの展示室が一番すきだったかな。展覧会のタイトル「もののけ 京都」という感じがしました。 -
東の青龍
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西の白虎
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可愛い子虎の姿も書き込まれていました。Mちゃんが見たら喜んだかも。
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、南の朱雀、
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北の玄武
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中央にそびえる鐘楼《六角螺旋堂》には金色のドクロ。
村上隆の作品は、花と並んで髑髏も重要なモチーフ。よく見ます。 -
この大きな作品は、明るくポップな色調だけど、
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髑髏で埋め尽くされてます。
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「風神図」と「雷神図」
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とぼけた風情の村上隆流「風神様」面白いと思いました。
風神、雷神のモチーフは、「もののけ洛中洛外図」にも登場してましたね。 -
この作品がお気に入り~。
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フラワーが可愛い。
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「五山送り火」
山が可愛い。 -
巨大な作品の数々。見ごたえがありました。
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金色の空の夏のお花畑
とっても大規模な個展でした。これだけ大量の作品に接すると「村上隆」さんの世界にどっぷり浸ることができます。
「京セラ美術館は常設展も良いよ」
とMちゃんから強く勧められましたが、後の予定が詰まっているのでそれはまたの機会に。美術館を後にしました。 -
地下鉄で相国寺に移動。今回、最後の観光です。
相国寺は京都御苑の北隣にあります。京都五山の第二位、臨済宗の大寺院です。
足利義満によって創建され、夢窓疎石が開山として迎えられました。ビッグネームのそろい踏みですね。 -
大徳寺、妙心寺でお馴染み、松並木の境内にたくさんの塔頭寺院があります。
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そんな塔頭寺院の一つ「光源院」が「京の冬の旅」で初公開されていました。
「檀家さん以外には、今回、初めて一般公開されました。」
とガイドさんが力説していました。
足利義輝が襲撃され亡くなった際に菩提寺になっています。歴史のある寺です。
看板に干支の寺とありますが、その意味は見学して分かりました。 -
表門を入ると右手に行者堂、左手奥に方丈があります。
方丈には本尊の釈迦如来像がお祀りされており、足利義輝の位牌もありました。
加藤普筆という画家が手掛けた「春」「夏」「秋」「冬」の襖絵が禅寺らしくないかわいらしさでほっこりしました。
「春」の襖絵には大きな桜の木の中に「七福神」が隠れ、
「夏」から「秋」の襖絵には桃太郎や笠地蔵が書き込まれていました。
少年のような「風神」「雷神」の襖絵も良かったです。
写真撮影不可で紹介できないのが残念です。
方丈中央の襖絵は水田慶泉筆の十二支の図。「干支の寺」ですね。 -
方丈前庭は枯山水庭園で、「十二支の庭」と名付けられています。
襖絵同様、新しいお庭です。 -
お庭は写真撮影可でした。
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「干支の庭」という名前の理由は、干支の動物を表した自然の石を配しているから。
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苔の真ん中の石は鼠。三角石はチーズ。(笑)
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手前の石が寅。
その後ろの石が辰
辰の横の緑色の三角形の石が牛
少し離れた白い石が羊
言われて見てもよく分かりません。でも、遊び心のあるお庭でした。干支の寺です。 -
「絶対に見て帰ってください」とガイドさんに言われて「行者堂」へ
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中央に役行者像、左に不動明王像、右に弘法大師像がお祀りされていました。禅宗のお寺には珍しい。
薄暗いお堂の中は、おどろおどろしい雰囲気でした。 -
「京の冬の旅」は3箇所観光してスタンプをもらうとお接待のサービスが受けられます。スタンプがたまったので近くの「俵屋吉富」さんへ。
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店舗横の龍宝館がお接待場所です。
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茶室「祥雲軒」で
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お抹茶と和菓子をいただきました。
お隣の方とは違うお菓子だったのでいろいろな種類のお菓子が提供されるようです。
私がいただいたのは、吉富さんの看板菓子「雲龍」でした。ラッキー!美味しくいただきました。 -
吉富さんで、エネルギーチャージした後、相国寺に戻りました。
「法堂」「方丈」を見学します。 -
「法堂」は豊臣秀頼の寄進によって再建(5回目)されたもので法堂としては最古の建築と云われています。
堂内天井には狩野光信筆による「蟠龍図」が描かれています。八方睨みの鳴き龍で、手をたたく鳴き龍ポイントが分かるようになっています。
初日に行った大徳寺さんの龍よりも断然、鳴き声が大きかったです。
相国寺の仏殿は焼失後、現在も再建されないままになっているので、法堂の須弥壇には御本尊の「釈迦如来」がお祀りされていました。 -
次いで、方丈へ。
後ろの建物は見学したばかりの法堂。この写真の被写体は方丈の前庭です。広すぎて方丈の縁から全景を撮るのは無理でした。(涙) -
周辺部に松の植栽はありますが、中央部分は潔いほど何もありません。白砂を敷き詰めただけのシンプルな庭園です。
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後ろの法堂の借景が唯一のアクセントですね。
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方丈前庭側の杉戸絵、原在中の「白像図」です。これは撮影可でした。
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方丈内陣に祀られていた観音菩薩の絵画(写真は、説明用のパネルです)
ガイドさんが
「全て法華経の経文で描かれている。」
とおっしゃいましたが、初め、よく意味がよく分かりませんでした。 -
よお~く見ると、線描がすべて経文でした!!!
描くのにどれだけ時間がかかったのでしょうか。その宗教心というか執念に敬服しました。 -
裏庭もありました。
谷川を掘り下げ、 -
対岸に築山を設けた庭園になっています。
表庭とは対照的に苔や岩が配されダイナミックなお庭ですね。 -
いよいよ最後の観光、慈雲院です。
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室町時代に創建されましたが、明治初期に現地に二条家の屋敷を移築して慈雲院となりました。
江戸時代の住持梅荘顕常が伊藤若冲と懇意であったため、動植綵絵(国宝:現在は三の丸美術館蔵)が寄進されたそうです。 -
写真は、庫裏の前庭です。
右の方丈玄関から入場しました。
本尊は釈迦如来ですが、その前に伊藤若冲の位牌がありました。 -
方丈前庭は白砂の枯山水庭園。
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後庭は苔庭になっていました。
二条家から移築された寺なので、岸連山が描いた虎の板戸や、公家の家らしい優美な室内意匠が見られ、面白かったです。 -
今回の旅の観光はすべて終了しました。
「京の冬の旅」のスタンプが初日の大徳寺の分も含めてまた3つ集まったので、最後のお接待場所に向かいます。
京都御苑の中にあるカフェ -
「SASAYAIORI」京都御苑さんです。
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真新しい素敵なカフェでした。
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京都御苑を見渡せるステキな席をゲットして
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お茶とお菓子をいただきました。
お菓子は「千客万来」 栗の入った白餡にしっとりした生地。地元のお菓子「博多通りもん」によく似ていました。(分かる人には分かる)
幸い雨にあわずに旅行を終えることができました。今回も楽しい旅で同行してくれたMちゃんに感謝しています。来年も、この時期にまた京都に来ようと思います。
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