2024/01/11 - 2024/02/03
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まつじゅんさん
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この旅行記のスケジュール
2024/01/11
2024/02/03
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今年も、私の初詣パターンは、近所の神社から始まり、三福詣りから最後は大好きな「えべっさん」今宮戎で締めとなります。
関西を離れてからも、この時期になるとムズムズして、何かと理由を付けて来ていた位、大好きな行事だけに、関西に戻ってきて、これからは気軽に参加できると喜んでいました。
それなのに、ここ数年はCOVID-19の感染防止のため、楽しみにしている屋台等の出店も無く、淋しい気持になっていたのですが、今年は4年振りに沢山の屋台や、縁起物のお店も並び、賑やかな参道が復活していて、お店の方の威勢の良い掛け声と、様々な食べ物等の臭いに溢れた喧噪感が戻って来ていました。
これこそ「えべっさん」らしい風景、ワクワクしながら歩きました。
今年の十日戎は、ド平日となりましたが、参拝の人出もほぼ最盛期に戻っているように思いました。
雲井橋筋の予約駐車場に車を止め、天王寺でランチタイムの後、あべの近鉄のイベントを見てからジャンジャン横町まで歩き、いつもながらスマートボールで遊び、屋台で賑わう今宮戎周辺を散策し、ナンナンタウンまで歩き、カフェ休憩という、いつもの「えべっさん」の日々を堪能いたしました。
COVID-19での失われた4年間があったからこそ、賑わいのありがたさが分かるのかもしれません。
プラスこちらも恒例となっている、奥様の門戸厄神のお守り更新を、2月3日に行ってきました。
今年も、晴れやかな気持ちで様々なイベントに参加できるよう願って、今年の初詣シリーズ終了です。
*今宮、西宮、堀川戎の十日戎 備忘録
2010年↓
http://4travel.jp/travelogue/10418280
http://4travel.jp/travelogue/10418644
2011年↓
http://4travel.jp/travelogue/10536353
2015年↓
https://4travel.jp/travelogue/10972421
https://4travel.jp/travelogue/10972418
2019年↓
https://4travel.jp/travelogue/11448507
2020年↓
https://4travel.jp/travelogue/11588521
2022年↓
https://4travel.jp/travelogue/11737226
2023年↓
https://4travel.jp/travelogue/11803221
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
駐車場からブラブラと歩きます。
一心寺が見えてきましたが、この辺りから、上町台地は結構アップダウンが多くなってきます。
浄土宗の寺院で、山号は坂松山で本尊は阿弥陀如来です。
此方は、骨仏の寺として知られていて、大阪大空襲で殆どの施設と6体の骨仏を焼失しましたが、1947年から伽藍の再建と焼失した戦前分の骨仏の残骸に、約22万体の遺骨を加えた第7期骨仏により、骨仏作りが再開されているようです。
40数年位前に、大学の研究室で訪れた事がある(ような)記憶があるのですが、こんな造りだったかなという位、外観等は変わっていました。
建物は、建築家でもある長老 高口 恭行氏(元奈良女子大学家政学部教授)設計による、鉄とコンクリートで造られた山門が、1997年に完成、ここには神戸峰男氏作の阿形、吽形像や、秋野不矩氏の天女像等があり、ある意味斬新な宗教施設となっています。一心寺 寺・神社・教会
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アップダウンのある上町台地を歩き、あべの近鉄百貨店を目指します。
途中、神社があると手を合わす私たち夫婦、天王寺公園の脇にあった堀越神社に参拝です。
こちらは、聖徳太子が四天王寺を創建した593年頃に、崇峻天皇を祭神として造営されたという歴史のある神社で、四天王寺七宮の一つで、旧社格は村社です。
一生に一度の願いを聞いてくださる神様、として有名の様で、「ひと夢祈願」のお守りを求める人が、全国から集まっているそうです。堀越神社 寺・神社・教会
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JR天王寺駅に向かう道路沿いの商店街にあった、こちら吾作どんで、居酒屋ランチを頂きます。
学生時代、地下鉄谷町線が通学路でしたが、地上はあまり歩いた事が無かったのですが、今でも当時の街並みから変わらない、昭和の香りのする小さなお店が多いように思います。
此方の店先に出ていたメニューに惹かれて入店したのですが、良く理解できていない私たち夫婦、おかずが2品選べるセットってどういう事?、量多くない?等、お店の方の説明を聞きながら、食べたい物が多く、セレクトに時間が掛かりました。吾作どん 天王寺北店 グルメ・レストラン
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結局、シェアする前提で、奥様が1,200円のおかず2品のお得なセットとして、鯛の荒炊き+串カツ7種盛り、私は牡蛎フライランチ900円を発注です。
見ての通り、ボリュウムタップリで、お味も美味しく、なかなかのヒットでした。 -
あべの近鉄百貨店のイベント会場に向かいましたが、一寸期待外れで、早々に退散して新世界に向かいます。
ゆっくり歩いても15分位で、ジャンジャン横町に到着です。
ここはいつ来ても、別世界への入口ですね。
何故か懐かしくなる空間ですが、横丁に続く地下道に、昔は多く住んでいた「新世界のおっちゃん」が全く見当たりません。
若干、少し淋しいような気持ちはありますが、視覚的に安全な街という印象を持つようになった、という事でしょうか。ジャンジャン横丁 (南陽通商店街) 名所・史跡
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年に一度ですが、この街に来たらここは外せません。
スマートボールのニュースターで、暫しお遊びタイムです。
ただ、今年はつい2週間ほど前に、串カツにスマートボールという、王道体験を済ませているので、冷静に遊び、辞め時を見極め景品ゲットです。
*2023年末の街歩きの備忘録↓
https://4travel.jp/travelogue/11880966スマートボール ニュースター 名所・史跡
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青い空に通天閣が光っています。
一寸、真っ白すぎるように思うのですが、鉄骨の枠の白が勝過ぎていて歌舞伎の隈取りのようで、強調され過ぎているように感じるのは私だけでしょうか。通天閣 名所・史跡
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なんやかんや思う所はありますが、青い空に映える通天閣は本当に綺麗です。
完成したのが1956年10月28日、私が生まれたのはその1年後ですから、3歳まで通天閣を見ながら暮らしていたという事は、寅さんの帝釈天で産湯・・と同じように、私にとって、通天閣は故郷ですね。 -
故郷を眺めながら、満面の笑みを浮かべる66歳のおっさん。。。。
奥さま曰く、「本当に嬉しそうな笑顔だね。」と言われました。 -
新世界から今宮戎に向かう人も、COVID-19以前の流れに戻っています。
途中、例年立ち寄っていた浪速寺に参拝します。
こちらは、東寺真言宗の寺院で、御本尊は毘沙門天です。
大阪大空襲で焼失し1950年、寅年に再建されたのですが、御本尊の毘沙門天と寅は縁深く、聖徳太子が信貴山で祈願した際に、寅の年、寅の日、寅の刻に毘沙門天が現れ、戦いに勝利した話は有名らしいです。
この事から「三寅の福」と言って、寅が三つ揃うとありがたい福分を授かると言われ、1月9日~11日に授与される「福寅」が有名との事です。
私は、守本尊である御不動様に、いつも手を合わせていますが、こちらの御不動様は一願不動尊と言われ、一心にお願いすると叶えて下さるらしいです。浪速寺 寺・神社・教会
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今宮戎に近づくと、縁起物のお店が増えてきます。
昨年までは、通販で販売されていたようですが、今年は以前のように店売りが復活し、威勢の良い掛け声と共に、熊手、福ます俵や福箕飾りを買い求める、お客さんの顔にも笑顔がありました。
私のように、単に夜店、屋台好きではなく、縁起物として長年楽しみにされている方々が多い、という事ですね。 -
イチオシ
福箕飾りの意味としては、先ず「箕」は、穀物を振るって、殻やごみをふり分ける農具で、幸せをかき集め、すくい取るという事のようです。
恵比寿様に大黒様、他にも多くの縁起物が、沢山盛り込まれています。
ちなみに、鶴と亀は長寿、鯛は「めでたい」、米俵は家内安全、商売繁盛を祈念する縁起物のようです。 -
では、今宮戎神社に入ります。
新世界から向かい、正面に見えてくる表紙の写真は「東門」です。
東門を入らずに、直進した所にあるのが正門で、鳥居があります。
正門から入ると、正面に本殿があり、本殿脇の両側に福笹授与所が並び、一方通行となっています。
左側に進む方が多いのは、此方に福娘様が沢山おられるからかなぁ・・・。今宮戎神社 十日戎 祭り・イベント
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こちらが正門です。
左右に小さな鳥居が付いた「三ツ鳥居」と呼ばれている形で、例が少ないそうです。
東門周辺で、警備員の方が混雑しているので、正門にお廻り下さいとアナウンスしてされている意味が解りました。
正門、神社の正面なのに混雑も少なく、入場しやすいです。
今宮戎神社は、600年に聖徳太子が四天王寺を建立した際に、西方を護るために造られたとされています。
主祭神が、天照皇大神、事代主命、配神は素盞嗚尊、月読尊、稚日女尊で、旧社格は郷社、現在は神社本庁の別表神社です。
因みに、京都ゑびす神社(京都府)、西宮神社(兵庫県)、今宮戎神社が、日本三大えびすらしいです。今宮戎神社 寺・神社・教会
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室町時代以降、農業以外で稼ぐ人達が増え、商業の発展に伴う「市」の繁栄により福の神のご利益に期待する人の数が格段に増え、七福神信仰が広まり、商人の家毎や同業者毎に恵比寿様をまつる「えびす講」という行事が生まれ、恵比寿様が稼ぎに出かける日(1月10日)と帰ってくる日(11月20日)を祝うようになり、江戸時代にはいると、商業の中心地の阪神地域では、西宮神社や今宮戎神社が、商売繁盛の神として信仰を集めるようになりました。
そこで行われるえびす講が、「十日戎」として、今の形に発展したと言われています。 -
豊臣時代には、秀頼の社殿造営や、社領の寄進等もあり、庶民のえびす様への信仰は一層厚くなり、市街地の発達と大阪の町人文化もあり、以降大阪の商業を護る神様として、より繫栄し、十日戎の3日間に約100万人もの参詣者を集めるまで、発展しています。
左側の列に進む人が多いのは、神社授与所で福娘様方が、参拝者に対して御札や吉兆類を笹につけてくれるからでしょうか。
福娘の方って、100倍近い倍率で選ばれているのですが、単なるミスコンでは無く、ホント笑顔が良いですねぇ、福を与えてくれる感じがします。 -
えべっさんには、後ろからお願いするようにと、我が母からの教えです。(真偽のほどは分かりません。)
これは、念押し裏詣りというらしいです。
正面でお参りした後に、本殿の裏へ回ってドラを叩き、「えべっさん、今の願いごと聞いてや、ホンマにたのんまっせ。」と念押しするという、大阪人らしい独特の参拝方法のようです。
また、裏参りは、江戸期に商売の中心地であった船場から見て、本殿は南向きでそっぽを向いているので、お祭りの時位、こっちを向いてくれという願いで始まったと言われています。
ドラを叩くのは、えべっさんは耳が遠いから、という俗説があるようです。
ただ、今年もドラは撤去されていました。 -
ここからが私の主目的の、戻って来た屋台・露店巡りです。
食べ物系、グッズ系、遊戯系等、本質は変わっていませんが、毎年少しずつ変化したお店が出てきます。
今年は、ちいかわやスイカゲームのキャラクターグッズの「当てもん」がありました。
飴細工はいつ見ても、芸術作品ですね。 -
昔ながらの人相、易もあります。
寅さんが、帰って来て易の本を啖呵売していないかな、と思ってしまいます。
何度か屋台・露店通りを彷徨い歩き、特に何かを買ったり、食べたりすることは無いのですが、楽しいですね。
COVID-19明けの初出店の年でしたが、いつも出展されていた、PTAの福飴のお店が出ていなかったのが、淋しかったです。 -
廣田神社、旧社格は村社です。
今宮戎神社の本社で、四天王寺の鎮守でもあります。
この辺りは、昔は海岸に近く、漁村が点在しており、神社にはアカエイが神の遣いとして祀られています。廣田神社 寺・神社・教会
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なんばCITYまで歩き、カフェ休憩して駐車場に戻ります。
今回も良く歩きました。
プリンと珈琲で糖分を補給し、来年も変わらない日常が訪れることを願って、帰路に着きます。
今回、これまで。goodspoon なんばCITY店 グルメ・レストラン
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ここからは、毎年恒例となっている、奥様の門戸厄神での、お守り更新です。
今年は2月3日に、行いました。
当日は、門戸厄神 節分祭で、柴燈大護摩供が行われていて、護摩木や、古札のお焚き上げが行われていました。東光寺(門戸厄神) 春季厄除け祭 祭り・イベント
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奥様、1年間お世話になったお守りを返納し、新たにお守りを購入していました。
カラーは6色あり、毎年どの色にするか選ぶのも楽しみだそうですが、今年で6年目ですから1周したことになりますね。
今年も1年間、お守りくださる様、宜しくお願いします。
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