2024/02/15 - 2024/02/17
18位(同エリア42件中)
さとうさん
この旅行記のスケジュール
2024/02/15
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飛行機での移動
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Naindo Cafe&Bar
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El Rey
2024/02/16
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車での移動
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Cuesta de Miranda
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Estación 1
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Estación 2
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ポルテズエロのキリスト像
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Valle de la Puerta
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車での移動
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Antares
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Florippa
2024/02/17
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市立博物館
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Paseo San Ignacio
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インカ博物館
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Bar Cafe El Ciervo
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Floirippa
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飛行機での移動
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この旅行記スケジュールを元に
ここんとこ上司に勧められてバリローチェに行ったり友人を訪ねてウルグアイに行ったりと、純粋な一人旅はサン・フアン州のイスチグアラスト州立公園以来半年前ぶり。というわけで一つ北のラ・リオハ州へ。
出発前にチリとの国境近くのアンデスの高原にあるラグーナ・ブラバへのツアーに申し込んでいたのですが、私しか参加者がいなくてキャンセルに。しかたがないので、到着時に空港からホテルまで利用したハイヤーのドライバーに相談して、チレシートへの一日ツアーをアレンジしてもらいました。
ラグーナ・ブラバ行きはものすごく楽しみにしていてキャンセルになった時にものすごくがっかり。チレシートについてはまったく知らなかったのですが、とてもいい天気で、絶景だけでなく穴場のワイナリーも訪ねられ、大満足の一日でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 3.0
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2月15日
ブエノスアイレスから出発。空港内のエスカレーターにラ・リオハの観光宣伝ラッピングが。これから行きますよ。
この時点では背景写真に見えるアンデスの高原に行く予定でした。 -
2列+2列の機材なんていつぶりでしょう。
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1時間半ほどでラ・リオハに到着。奥に見えるのは建設中の新ターミナルのようです。
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ハイヤーで今回宿泊するアパートホテルへ。町に入るところの文字モニュメントでドライバーがスピードを落としてくれました。
ラ リオハ 散歩・街歩き
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ラ・リオハのホテルを検索したら、ホテルよりアパートのほうが多かったので、口コミの良かったこのアパートに。小さな町に不似合いなおしゃれなインテリアです。キッチン付き。
Suites Isla Verde ホテル
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昼食のために外へ。日差し強すぎ。
町の中心の5月25日広場に面したカテドラルがあるのですが、広場を囲むように周囲には違うスタイルの教会が配置されています。特に信心深いのかラ・リオハ。 -
中は意外に豪華でした。元気のいい蚊にくわれたので退散。
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人通りが少なく開いているレストランも少なそうだったので、町の中央広場に面したホテルのレストランに入ります。
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軽くトーストでも食べようと思ったのですがセットメニューもほとんど値段が変わらなかったのでデザートにつられてチキンカツを。
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町の中心5月25日広場。
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古代っぽい絵のレリーフがありました。
このあと暑いのでホテルに帰って翌日のラグーナ・リオハのツアーの確認をしたら、人数不足でキャンセルとのこと。代わりのツアーも紹介してもらえなかったのですぐにキャンセルと返金を頼んで、前日の空港からのハイヤーの運転手に相談してチレシートのツアーをアレンジしてもらいました。 -
夕方にふたたび町歩き。こちらが町のカテドラル。サン・ニコラス・デ・バーリ大聖堂。
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やはり中は豪華でした。信心深いのかラ・リオハ。
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ひとブロック離れたところにある石造りの修道院。小さくてかわいい。
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中は素朴。扇風機が回っていました。
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細い路地にあったベンチの日よけがおしゃれ。
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町のはずれに旧鉄道駅跡があるので来てみました。前の道路が全面工事中で近づけなかった。
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隣の敷地に機関車が展示されていました。
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レストランを探してウロウロ。広場の角にあったクラシカルなオープンカフェ。客がおじいさんばかりだった。
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昼にきちんと食べたので夜はエンパナダスをテイクアウトしました。到着時にハイヤーのドライバーにラ・リオハの名物は何か尋ねたら、「肉と...、エンパナダス?」とあまり自信がなさそう。ラ・リオハならではという郷土料理はないもようです。でもできたてのエンパナダスはおいしかった。レモンがついてるのはトゥクマンと同じ。
一日目終了。 -
2月16日
2日目。宿泊したアパートホテルの玄関からの眺め。ツアーのピックアップは7時。ちょうど日の出の時刻です。Suites Isla Verde ホテル
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出発から1時間、赤い岩肌が見えてきました。ロス・コロラドス山脈。フロントガラスのひびがアルゼンチンらしい。
岩に最接近した時に停車して写真撮影タイムがありました。 -
ここまで国道38号線を南下、74号線を北上してきましたが、チレシートに行く前に西へ道をそれて国道40号線を走ります。アルゼンチンの南から北までアンデス沿いを縦断する5000キロのルートです。
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サノガスタの村を過ぎるとカーブの続く渓谷に入ります。クエスタ・デ・ミランダという観光スポットです。とても静かな中、渓流のせせらぎがさわやかに響きます。
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カーブの連続です。3キロのあいだに200のカーブがあるとか。ビシャ・ウニオンへのバイパス路として建設されたクリスティーナ・キルチネル前大統領肝いりのプロジェクトだそうです。
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このルートの最高地点に展望台がありました。高度2000メートル。
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国道40号線を引き返してチレシートに到着。最初のスポットは古い駅舎跡ということですが、この構造は?
ラ・リオハ州第2の町。ぶどうとオリーブの栽培と金鉱跡が有名 by さとうさんチレシート 散歩・街歩き
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道中見てきた雪を頂いた山の麓にあるメキシコ鉱山からのトロッコケーブルの中継駅です。全部で9つあってここが最初の駅のエスタシオン・ウノ(1)。ここからロサリオを経由してブエノスアイレスまで鉄道が続いていました。産出された金は船で欧州へ。
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駅舎が博物館として保存されていました。ガイドツアーに参加します。
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葡萄棚の日よけがおしゃれ。
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第2の駅の少し奥に、この写真のように黄色と青の2色の川の流れがあるそうです。ガイドは連れて行ってくれるのか?
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ケーブルに沿って第2の駅、エスタシオン・ドス(2)を目指します。
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ぐんぐんと高度を上げて第2の駅に到着。よく晴れてとても日差しが強い。
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スキー場のリフトのようです。載せるのは石ですが。
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金鉱までは35キロほど離れているそうです。
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真っ直ぐな道の左側にチレシートの町が見えます。
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ジグザグの道が黄色と青の2色の川なのですが、残念ながら干上がっていました。
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チレシートの町に入ります。ラ・リオハ州第2の人口。
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町いちばんの見所は大きなキリスト像。200段の階段と16メートルのキリスト像。暑さが強烈なので左側の手すりのわずかな影に沿って歩きました。
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さぁこっちへ来るのだ、と待ち構えているようですが、視線は空を仰いでいました。下々の民に用はないのね..。
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ふり返ればチレシートの町を一望する絶景。楽したい人用にケーブルカーがあります。
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がケーブルカーも休止中。
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麓にはレストランがありました。我々は道中で各自エンパナダスやサンドイッチをテイクアウトして車内で好き勝手に食べます。
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戻る道すがらノノガスタを過ぎて程なく、一軒のワイナリーに寄ります。
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受付らしき建物に入ると、ガイドは16時からとのこと。まだ14時前ですが、せっかく来たのだからと中に入れてくれました。
オリーブとぶどうのかなり広大な畑なのでワイナリーまでは車で移動。ぶどうの収穫期は2月から4月ということで作業の真っ最中。 -
ワイナリーに到着。醸造用タンクが並びます。
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刈りたてのぶどうがどんどん運ばれてきます。同じ畑で白も赤も色々な品種のを作るんだそうです。知らなかった。
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機械に流し込んで、
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荒く絞ります。果汁がどんどんホースの中を流れていきます。
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ここで吸い上げて圧縮。果汁と種や枝とに分けます。
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残ったのもは別の何かに再利用されるそうですが聞き取れなかった。
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熟成庫のなかは上品なオークの香りがしました。
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葡萄棚に入ります。白ワインのトロンテスにはリオハーノ、メンドシーノ、サンファンニーノの3種ありますが、リオハーノは名前の通りまさにここラ・リオハ州が産地です。
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収穫を待つぶどうたち。
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ガイドさん、どんどん中に入ってどんどんぶどうを摘んでいきます。
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たっぷり二房半いただきました。冷蔵庫で冷やしてから食べるとおいしいとのこと。
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試飲タイム。最初にとてもあっさりなトロンテスを、続いてマルベックを2種類。真ん中のボトルがマルベックなのに味も香りもとてもあっさりしいて、でもとてもおいしかった。これお気に入りにしよう。
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もう一つの名産のオリーブも各種サイズのボトルが販売されていました。作付面積的にはオリーブのほうがずっと大きい。
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というわけで、最後はトロンテス・リオハーノを巡る街道でした。
メンドーサのワイナリーには行ったことがありませんが、カファヤテのワイナリーはもっと観光地化していて商売っ気たっぷり。時間外だったのもありますがここのワイナリーはおばあちゃんの農園に来たように自由に楽しませてくれました。とてもいい経験。 -
ワイナリーを出てからラ・リオハまでひたすら2時間のドライブ。この麓の緑が鮮やかでほんとうにきれいでした。
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16時前にホテルに戻ってさっそくぶどうを一房たいらげて、日が沈むまでひたすら寝ます。外は夕方の暑さが半端ないので。
日が落ちて夕食へ。途中で見かけた鳥のような雲と半月。 -
夕食用のレストランを検索したらビアホールが評価がよかったので行ってみた。20時だったのでいちばん最初の客でした。いい雰囲気。ビールも最高においしかった。ハッピーアワーで1杯の値段で2杯飲めるのですが、1杯でじゅうぶん。
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ビールというよりはサラダを食べに来ました。旅行中野菜をとらないと気になってストレスになるので。名産のオリーブも入ったおいしいサラダでした。ルッコラも味が濃かった。
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食後はジェラートタイム。教会の向かいのジェラート店フロリッパへ。
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1フレーバー1800ペソ。めずらしくチョコレートではなく、くるみ入りのドゥルセ・デ・レチェ味を。前日に行った別のジェラート店もクチコミ評価は高かったのですが大きいだけで味はふつうでした。ここのは星評価4.7にふさわしい味。優勝。
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というわけで満足してホテルに帰ります。2日目終了。
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2月17日
3日目。昼の便でブエノスアイレスに帰ります。町の博物館が8時からオープンなので町歩きがてら出かけました。 -
20世紀の生活を紹介した展示でした。
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ブエノスアイレスのボカにあった古いカフェが閉店する際、什器や食器まるごとをラ・リオハの人が引き受けたのでそれを市に寄贈して展示しているのだそう。
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クラシカルなレジも当時利用されていたものだそうです。
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建物の持ち主は医者でした。
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歴史を短くまとめた壁画。
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昨夜ビアホールに行った時に通りかかって気になったインカの考古学博物館へ入ってみます。
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紀元前あたりの展示。インテリアのセンスのある人がレイアウトしたんだろうなというような館内で見て回るのが楽しい。
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縄文時代とかも気になるのでひとつひとつの展示を興味深く見ました。
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11世紀あたり。ゆるキャラのような宇宙人のような。
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スペイン植民地時代。いかにも中世のキリスト教という展示の数々。
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インカの時代。マチュピチュやクスコが人気なのがわかる気がします。
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中庭にあったリアルなインカの民。
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5月25日広場に面した市庁舎。
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帰りの飛行機が13時半発から14時半発に変更になったので、広場に面したレストランで昼食です。
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El Ciervo (鹿) というカフェレストランバー。
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軽めにアボガドのトーストとお茶を。昼食には少し早い時間だったので出てくるのに30分以上待ちましたが味がよかったので満足。
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その後は昨晩に続きフロリッパでジェラートを。
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昨日のドゥルセ・デ・レチェはおいしかったのですが、チョコレートはめずらしくいまいちでした。
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一昨日昨日と運転をしてくれたハビエルの車で空港へ。
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久々のアルゼンチン航空だったので、初めてサッカーのアルゼンチン代表スタッフバージョンの機内安全ビデオを見ました。
ブエノスアイレスに到着すると、日差しのぬるさと暑くなさに拍子抜けしました。
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この旅行記へのコメント (4)
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- polodaddyさん 2024/02/27 09:54:42
- アルゼンチンのリオハでもスペイン同様にワインを造っているのですね?
- ラ・リオハという地名は多分スペインのリオハがオリジナルなのだと思いますが、ラ米にはスペインと同じ地名が沢山あって面白いですね。
同じ様にワインを造っているのは気候が向いているのだと思います。スペインのリオハのワインは時々飲みますが、アルゼンチンのリオハは知りませんでした。
- さとうさん からの返信 2024/03/06 06:35:21
- RE: アルゼンチンのリオハでもスペイン同様にワインを造っているのですね?
- アルゼンチンの白ワインで有名なのはトロンテスですが、その品種の中でいちばんメジャーなのはトロンテス・リオハーノで名前のとおりラ・リオハ州が産地ですね。
- polodaddyさん からの返信 2025/01/09 17:18:47
- 定年退職、本帰国しました。
- アルゼンチンは今、夏で暖かそうで羨ましいです。
昨年夏に定年退職、本帰国して今は故郷の金沢に新居を構えました。
この処の寒波で毎日寒く雪も降り始めましたが、北米並みの高断熱、高気密住宅でヌクヌクして殆ど外出せず家内と一緒に家に引きこもっています(笑)さすがに長年に及ぶ熱帯、亜熱帯地域での駐在の後の久しぶりの雪国生活には未だ慣れませんが、ご存知の様に金沢は食の都なので食べ物は美味しくて少し太ってしまいました。
また知らない内に観光地化が進み外国人観光客が随分と増えたように思います。SNSによる口コミで昨年は1昨年の倍以上、今年はまたその倍になると言われており、オーバーツーリズムにならないか心配でもあります。
金沢城、兼六園、21世紀美術館やその他文化施設は比較的近所なのですが、歩いていると思った以上にスペイン語を話す観光客に出くわします。
声を掛けるとチリ、アルゼンチン、メキシコの方が多い様です。
当地の金沢大で研究職をしているスペイン人とメキシコ人のご夫婦とも友達になりました。
暖かくなったら、今度は国内を旅行しようと家内と話しています。
アジア(東南、南、中央アジア)方面への旅行は少し落ち着いてから再開しようと思っています。
さとうさんもアルゼンチン生活をお楽しみください。
- さとうさん からの返信 2025/01/09 22:54:15
- RE: 定年退職、本帰国しました。
- 定年退職と本帰国お疲れさまでした。金沢での新生活が充実しているようで何よりです。雪は大変そうですが快適に過ごされているとのこと、金沢の美味しいは羨ましい限りです。これからも素敵な時間をお過ごしください!
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