サン・カルロス・デ・バリローチェ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
夏休み第2弾。エル・ボルソンに一週間滞在。バリローチェから南に100kmほど離れた清流の町です。滞在の前半は気温が低くくもりがちでしたが、後半はよく晴れた暑い日に。満を持してリオ・アズール沿いを歩き、カホン・デル・アズールという絶景ポイントへ。高低差のきつい、やや本格的なトレッキングでした。

リオ・ネグロ州 エル・ボルソン 碧い川 リオ・アズールを歩く

42いいね!

2021/03/05 - 2021/03/11

1位(同エリア49件中)

さとう

さとうさん

夏休み第2弾。エル・ボルソンに一週間滞在。バリローチェから南に100kmほど離れた清流の町です。滞在の前半は気温が低くくもりがちでしたが、後半はよく晴れた暑い日に。満を持してリオ・アズール沿いを歩き、カホン・デル・アズールという絶景ポイントへ。高低差のきつい、やや本格的なトレッキングでした。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
4.5
交通
4.0
同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機

PR

  • Airbnbで町のはずれの小高い丘の上にある家を借りました。滞在4日目。前日までとはうってかわって暑くなりそうな好天です。水や昼食を買い込んで、町の中心にある公園前のターミナルからハイヤーを手配。700ペソ。まずは北へ15kmほどの集落Whartonを目指します。

    Airbnbで町のはずれの小高い丘の上にある家を借りました。滞在4日目。前日までとはうってかわって暑くなりそうな好天です。水や昼食を買い込んで、町の中心にある公園前のターミナルからハイヤーを手配。700ペソ。まずは北へ15kmほどの集落Whartonを目指します。

  • 30分ほどで到着。入り口に事務所があるので登記をして入場。目指すカホン・デル・アズールまでは2-3時間の山歩きだそうです。ただいま11時。

    30分ほどで到着。入り口に事務所があるので登記をして入場。目指すカホン・デル・アズールまでは2-3時間の山歩きだそうです。ただいま11時。

  • 遠くに残雪を頂いた山が。ここはまだ標高が高いのですが、川岸に近づくためにだいぶ下らなくてはなりません。

    遠くに残雪を頂いた山が。ここはまだ標高が高いのですが、川岸に近づくためにだいぶ下らなくてはなりません。

  • 牧場を通過します。

    牧場を通過します。

  • 車は4WDしかだめ、という標識のある坂を下ります。いよいよリオ・アズールへ接近です。

    車は4WDしかだめ、という標識のある坂を下ります。いよいよリオ・アズールへ接近です。

  • この坂がほんとうに急で長く、4WDでもひっくり返りそうなほどでした。帰りはこの上りに苦しめられました。

    この坂がほんとうに急で長く、4WDでもひっくり返りそうなほどでした。帰りはこの上りに苦しめられました。

  • なんとかかんとか川岸へ。アズールというわりには日本の田舎の風景と言っても信じてもらえるような普通感です。

    なんとかかんとか川岸へ。アズールというわりには日本の田舎の風景と言っても信じてもらえるような普通感です。

  • 地図の右のWhartonから、中央ちょっと左の Cajon del Azul を目指します。

    地図の右のWhartonから、中央ちょっと左の Cajon del Azul を目指します。

  • ぐるっと右に回って、あの橋を渡れば山道に入ります。地図で見た限りでは、ひたすら山道のようです、たまに川岸を歩ける程度。

    ぐるっと右に回って、あの橋を渡れば山道に入ります。地図で見た限りでは、ひたすら山道のようです、たまに川岸を歩ける程度。

  • ちょっとだけ川面が。進むにつれて、水の色が青くなってきました。期待がふくらみます。

    ちょっとだけ川面が。進むにつれて、水の色が青くなってきました。期待がふくらみます。

  • よく晴れているので山道も明るいです。路面が悪く、上り下りがかなり激しいですが。

    よく晴れているので山道も明るいです。路面が悪く、上り下りがかなり激しいですが。

  • 1時間ほどたって最初の休憩所のようなところに到着。キャンプ場のようです。テーブルやイスがいくつかあったので、ちょっとした休憩にも最適。

    1時間ほどたって最初の休憩所のようなところに到着。キャンプ場のようです。テーブルやイスがいくつかあったので、ちょっとした休憩にも最適。

  • 支流の小川が流れています。粗末な橋を慎重にわたって本流へ近づいていきます。

    支流の小川が流れています。粗末な橋を慎重にわたって本流へ近づいていきます。

  • 川べりに立ったと思えば、いつのまにかはるか眼下に川音が、と何度もアップダウンを繰り返します。かなりきつい。

    川べりに立ったと思えば、いつのまにかはるか眼下に川音が、と何度もアップダウンを繰り返します。かなりきつい。

  • それでも移り変わる景色がきれいで、何より目的地の絶景ポイントへの期待から足が進んでいきます。

    それでも移り変わる景色がきれいで、何より目的地の絶景ポイントへの期待から足が進んでいきます。

  • 川を楽しむつもりで来ましたが、もれなく山もついてきます。山、あんまり興味なかったんですが、いいですね。

    川を楽しむつもりで来ましたが、もれなく山もついてきます。山、あんまり興味なかったんですが、いいですね。

  • 次のキャンプ場へ到着。山小屋もあってしっかりした設備のようです。

    次のキャンプ場へ到着。山小屋もあってしっかりした設備のようです。

  • Z、または乙の川。碧いです。

    Z、または乙の川。碧いです。

  • 暑いー、飛び込みたいー。でも山からの流れはほぼ氷水です。

    暑いー、飛び込みたいー。でも山からの流れはほぼ氷水です。

  • 手だけひたして、景色を楽しむことにします。

    手だけひたして、景色を楽しむことにします。

  • 水音もさわやか。

    水音もさわやか。

  • きれいな碧。

    きれいな碧。

  • この透明度。

    この透明度。

  • さらに歩を進めます。

    さらに歩を進めます。

  • 信州のような景色ですね。写真は人がいないものばかりですが、実際にはかなり多くの人が歩いています。すれ違うたび、追い越すたび明るく挨拶しまくるのもラテン系ならでは。

    信州のような景色ですね。写真は人がいないものばかりですが、実際にはかなり多くの人が歩いています。すれ違うたび、追い越すたび明るく挨拶しまくるのもラテン系ならでは。

  • ひときわ碧い淵に来ました。

    ひときわ碧い淵に来ました。

  • 木々の緑との調和が美しい。

    木々の緑との調和が美しい。

  • 行程も終盤に来て、なぜか突然リオ・アズールの看板が。さんざん歩いてとっくに知ってますよー。

    行程も終盤に来て、なぜか突然リオ・アズールの看板が。さんざん歩いてとっくに知ってますよー。

  • 看板のむこうにはきれいな浅瀬が続いていました。

    看板のむこうにはきれいな浅瀬が続いていました。

  • そしてようやく目的地にやってきました。

    そしてようやく目的地にやってきました。

    カホン デル アズール 自然・景勝地

    日本には郡上八幡、アルゼンチンにはエル・ボルソン 碧く深い淵に飛び込もう(氷水ですが) by さとうさん
  • この向こうに碧くて深い淵、カホン・デル・アズールが。カホンは「引き出し」という意味ですが、あってる?

    この向こうに碧くて深い淵、カホン・デル・アズールが。カホンは「引き出し」という意味ですが、あってる?

  • 岸には黒馬が。

    岸には黒馬が。

  • 橋を渡ります。

    橋を渡ります。

  • 橋が金網ばりです。

    橋が金網ばりです。

  • こんな写真が撮れました。浮いてるみたい。

    こんな写真が撮れました。浮いてるみたい。

  • 奥へ行こうにも岩で行き止まり。逆方向に上り坂が見えます。途中で追い越されたマウンテンバイクの女の子たちが下りてきたので、この先何があるのか聞いたら「キャンプ場があって牧場があって登ってカホン・アズールがあってその先に流れの源があるの」と。どのくらいかかるの?と聞いたら「30分ちょっとだから行ってみなさいよ」とのことだったので従います。

    奥へ行こうにも岩で行き止まり。逆方向に上り坂が見えます。途中で追い越されたマウンテンバイクの女の子たちが下りてきたので、この先何があるのか聞いたら「キャンプ場があって牧場があって登ってカホン・アズールがあってその先に流れの源があるの」と。どのくらいかかるの?と聞いたら「30分ちょっとだから行ってみなさいよ」とのことだったので従います。

  • 言ったとおりキャンプ場と牧場を通り抜けて、

    言ったとおりキャンプ場と牧場を通り抜けて、

  • ふたたび悪路のとんでもない上りへ。

    ふたたび悪路のとんでもない上りへ。

  • あっという間に川面がはるか眼下に。

    あっという間に川面がはるか眼下に。

  • そしてまた一気に下りてきました。深くて青い淵です。岩の上から飛び込めそうですが、なんども言うように氷水です。この写真の左右にはたくさんの人が岩の上で日を浴びているのですが、泳いでいる猛者はごくわずかでした。

    そしてまた一気に下りてきました。深くて青い淵です。岩の上から飛び込めそうですが、なんども言うように氷水です。この写真の左右にはたくさんの人が岩の上で日を浴びているのですが、泳いでいる猛者はごくわずかでした。

  • 先ほどの金網の橋に来たところで体力的に限界だったのですが、さらに30分がんばって歩いてよかった。マウンテンバイクのお嬢さん、ありがとう。

    先ほどの金網の橋に来たところで体力的に限界だったのですが、さらに30分がんばって歩いてよかった。マウンテンバイクのお嬢さん、ありがとう。

  • あの割れ目までも登れるようです。行くしかないでしょう。

    あの割れ目までも登れるようです。行くしかないでしょう。

  • ここから下をのぞいたときにはさすがにタマヒュンでした。

    ここから下をのぞいたときにはさすがにタマヒュンでした。

  • 割れ目の向こうには碧い流れの源がありました。

    割れ目の向こうには碧い流れの源がありました。

  • もう思い残すことはありません。ふたたび牧場へ戻ってきました。羊さん。

    もう思い残すことはありません。ふたたび牧場へ戻ってきました。羊さん。

  • 馬が。車が無理なので、牧場にあるバンガローやキャンプ場に物資を運ぶのに必要なのでしょう。

    馬が。車が無理なので、牧場にあるバンガローやキャンプ場に物資を運ぶのに必要なのでしょう。

  • ざぶざぶと躊躇なく川を渡ります。構図が不自然なのは右側に水着のお嬢さんたちが写っているから。

    ざぶざぶと躊躇なく川を渡ります。構図が不自然なのは右側に水着のお嬢さんたちが写っているから。

  • 人が多いので、左右と後ろをちょうどよく木立に囲まれた場所に落ち着いて、川を見ながら少し遅めの昼食です。といってもクロワッサン3個だけ。山をなめてました。この時点で午後2時ころ。

    人が多いので、左右と後ろをちょうどよく木立に囲まれた場所に落ち着いて、川を見ながら少し遅めの昼食です。といってもクロワッサン3個だけ。山をなめてました。この時点で午後2時ころ。

  • 泳ぐ魚たちがよく見えました。

    泳ぐ魚たちがよく見えました。

  • 堪能しました。さてふたたびの長い長い上り下りの行程。このカメラ、緑が苦手のようでかなり赤っぽく写ってしまいますが、実際にはさわやかな深い緑なのです。

    堪能しました。さてふたたびの長い長い上り下りの行程。このカメラ、緑が苦手のようでかなり赤っぽく写ってしまいますが、実際にはさわやかな深い緑なのです。

  • 行きで見逃した?きれいな淵に来ました。

    行きで見逃した?きれいな淵に来ました。

  • 北海道にこんなのありましたね。

    北海道にこんなのありましたね。

  • 粗末な橋がかかっています。

    粗末な橋がかかっています。

  • 渡ってはいけないと思っていたので、写真だけ撮って先を急ごうと思いましたが、

    渡ってはいけないと思っていたので、写真だけ撮って先を急ごうと思いましたが、

  • 「飛び跳ねない人ひとりが渡れます」と書いてあります。了解。

    「飛び跳ねない人ひとりが渡れます」と書いてあります。了解。

  • ギシギシと揺れる橋をゆっくりと楽しみます。

    ギシギシと揺れる橋をゆっくりと楽しみます。

  • ところどころ板が落ちてたりして。

    ところどころ板が落ちてたりして。

  • さらに引き換えして、乙のキャンプ場へ。

    さらに引き換えして、乙のキャンプ場へ。

  • 太陽の角度が変わって、反射がまぶしい。

    太陽の角度が変わって、反射がまぶしい。

  • 帰り道は、行きの3倍くらいのスピードで戻ってるような気がしました。出発点のほうに近くなった感じで、さらに力が湧いてきます。

    帰り道は、行きの3倍くらいのスピードで戻ってるような気がしました。出発点のほうに近くなった感じで、さらに力が湧いてきます。

  • ところどころにさらっさらの砂地があって足をとられて歩きにくく、前に人がいると砂ぼこりでさらに苦しいことに。終始靴の中まで砂だらけでした。

    ところどころにさらっさらの砂地があって足をとられて歩きにくく、前に人がいると砂ぼこりでさらに苦しいことに。終始靴の中まで砂だらけでした。

  • 行きでは最初に見えた碧い水面。もうすぐ到着です。

    行きでは最初に見えた碧い水面。もうすぐ到着です。

  • 最初に渡った橋を渡って、長かった行程はほぼ終了です。

    最初に渡った橋を渡って、長かった行程はほぼ終了です。

  • なごりおしいのでちょっと川べりに降りてきました。

    なごりおしいのでちょっと川べりに降りてきました。

  • だれかが積み石で遊んでいます。

    だれかが積み石で遊んでいます。

  • みよ、このホコリだらけのナイキを。旅行前に洗ってほぼまっ白だったんですが。それにしてもこのナイキ、道路を走るだけでなく、山道でものその効果を発揮してくれました。疲れても脚が勝手に前に出てくれます。

    みよ、このホコリだらけのナイキを。旅行前に洗ってほぼまっ白だったんですが。それにしてもこのナイキ、道路を走るだけでなく、山道でものその効果を発揮してくれました。疲れても脚が勝手に前に出てくれます。

  • しばし裸足を水にひたして余韻を楽しみます。足がつりそうな冷たさ。体力的にちょっと大丈夫かなと思いましたが、妥協せず、見たいところは全部見たのでよかった。

    しばし裸足を水にひたして余韻を楽しみます。足がつりそうな冷たさ。体力的にちょっと大丈夫かなと思いましたが、妥協せず、見たいところは全部見たのでよかった。

  • 片道8.8kmの行程でした。そりゃきついはずだわ。

    片道8.8kmの行程でした。そりゃきついはずだわ。

  • さて、最後の上りへ。4WDの坂はやはり半端なかった。「さんざん登ったし、もうそろそろやろ..。えぇ、まだまだかい..。」というのを5回ほど繰り返してやっとのことで登り切りました。

    さて、最後の上りへ。4WDの坂はやはり半端なかった。「さんざん登ったし、もうそろそろやろ..。えぇ、まだまだかい..。」というのを5回ほど繰り返してやっとのことで登り切りました。

  • なんだかんだ快調に歩を進めたので、ほとんどの先行者を追い抜いてきたのですが、この青年だけは抜かせなかった。悔しい。

    なんだかんだ快調に歩を進めたので、ほとんどの先行者を追い抜いてきたのですが、この青年だけは抜かせなかった。悔しい。

  • 到着したところでフルーツサラダを売っていたのでいただきました。150ペソ。商売上手ね。

    到着したところでフルーツサラダを売っていたのでいただきました。150ペソ。商売上手ね。

  • 帰りは入り口にある事務所の無線で町からハイヤーを呼べるとのことでしたが、ちょうど市バスが来たので乗って帰りました。右のお嬢さん、マスクしましょうね。<br /><br />エル・ボルソンに戻って、名物のチョコレートとおいしいジェラートをたいらげて、ひといきつきました。

    帰りは入り口にある事務所の無線で町からハイヤーを呼べるとのことでしたが、ちょうど市バスが来たので乗って帰りました。右のお嬢さん、マスクしましょうね。

    エル・ボルソンに戻って、名物のチョコレートとおいしいジェラートをたいらげて、ひといきつきました。

42いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

アルゼンチンで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
アルゼンチン最安 645円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

アルゼンチンの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP