『東洋のマチュピチュ』マイントピア別子と鹿森ダム・そして高知へ☆四国お遍路ドライブ第2弾2023年秋⑥-2

2023/10/27 - 2023/10/27

四国お遍路ドライブ第2弾の5日目は、しまなみ海道で広島県尾道市の井口島の耕三寺まで行ってきた後、西条市の湯の里小町温泉しこくやに宿泊しました。
翌日6日目は、60番横峰寺から64番前神寺の札所と弘法水を巡ってから、東洋のマチュピチュと言われるマイントピア別子に行きました。
宿は高知市内のサウスブリーズホテル高知海月にとって、3日間の高知観光を計画しました。

【５日目夜-6日目その１】小町温泉しこくや（泊）→61番香園寺→62番宝寿寺→63番吉祥寺→60番横峰寺→64番前神寺→マルトモ水産→弘法水
　⇒ https://4travel.jp/travelogue/11885062

本編は【６日目その２】マイントピア別子→鹿森ダム→旧別子銅山東平地区→寿し一貫→サウスブリーズホテル高知海月（泊）
【表紙写真】『東洋のマチュピチュ』マイントピア別子（旧別子銅山東平地区）

　～～～～～～～～～～～～～～～～～～
四国八十八か所お遍路をいつかしたいと思っていました。
退職後で時間的に自由なので、気ままに自分のペースで、マイカーでドライブしながら回りました。
第1弾は1番札所から43番札所まで、2023年3月26日（日）～4月12日（水）の17泊18日で回りました。
第2弾の今回は44番札所から88番札所まで、観光を織り交ぜながら、2023年10月22日（日）～11月7日（火）の16泊17日で回りました。

【参考資料】
　『まっぷる 四国八十八か所 お遍路の旅』2021年 昭文社
　『四国八十八ヶ所霊場会HP』⇒ https://88shikokuhenro.jp/
【参考】Google画像検索（Googleレンズ）、Wikipedia

エリア 愛媛

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

【6日目】10月27日（金）その２　小雨
西条市のマルトモ水産で昼食をとって弘法水で水を汲んでから、新居浜で給油しました。2回目の給油です。
15:00　EneJet新居浜西SS（愛媛県新居浜市萩生字岸ノ下1337-1）
1リットル169円、33.01リットル、5,410円。エネキーによるクレジット決済。

15:24　端出場大橋（愛媛県新居浜市立川町）
国領川に架かる吊橋で、これを渡ると道の駅マイントピア別子です。
ここに来る途中から小雨が降り始めました。

15:25　マイントピア別子(べっし)（愛媛県新居浜市立川町）
日本三大銅山のひとつであった別子銅山の産業遺跡を活かした観光施設です。
この建物は道の駅の役割も果たしています。

マイントピア別子 名所・史跡

砥部焼もあります。

伊予名産別子飴もあります。

別子飴本舗 グルメ・レストラン

ミルク風味の飴で、包み紙の色によって、みかん、いちご、ココア、抹茶、ピーナッツ、の5種類が袋に入っています。

マイントピア別子は、この周辺の「端出場(はでば)エリア」と、もっと奥の「東平(とうなる)ゾーン」に分かれています。
「端出場エリア」には、鉱山鉄道で行く観光坑道、別子温泉「天空の湯」、あかがねキッズパーク、砂金採り体験パークなどがあります。
料金：大人 1,300円

マイントピア別子　端出場ゾーン テーマパーク

江戸時代の採鉱風景を人形で再現した観光坑道には、復元した鉱山鉄道で行けます。
入場料 1,200円

別子銅山は283年の歴史があるそうです。

仲持茶屋
外にある売店です。

仲持茶屋 グルメ・レストラン

『温州みかんソフトクリーム』500円 PayPay払。
みかんの味そのものを食べているような、風味をしっかり味わえるソフトクリームで、美味しかったです。

15:45　旧端出場水力発電所
別子銅山の近代化の推進や新居浜市の工業化で、増大する電力需要に対して1912年（明治45年）に竣工して、1970年（昭和45年）まで59年間活躍しました。
国登録有形文化財。

国領川沿いの渓谷、別子ラインを進むと、青龍橋（ループ橋）があります。
ループ橋の中にダムが見えました。

別子ライン 紅葉

別子ラインは紅葉の名所らしく県指定名勝にもなっています。残念ながら今年はもっと後になります。

15:50　鹿森（しかもり）ダム（愛媛県新居浜市立川町）
管理事務所に寄って、ダムカードをいただきました。

鹿森ダムカード

河川：国領川水系足谷川
目的：FIP（治水・工業用水・発電）
型式：重力式コンクリート
堤高：57.9m
堤頂長：108.6m
総貯水容量：1590千m3
供用開始：1963年（昭和38年）

鹿森ダム60年記念カードもいただけました。

別子の湖(鹿森ダム湖)（愛媛県新居浜市立川町）
小女郎川を鹿森ダムによってせき止めてできた湖です。
別子ラインの渓谷と合わせて、春の新緑と秋の紅葉の時期に来ると良さそう。

別子の湖(鹿森ダム湖) 自然・景勝地

16:10　マイントピア別子 東平(とうなる)ゾーン（愛媛県新居浜市立川町）
別子銅山の採鉱本部が置かれて、明治末期から1968年（昭和43年）まで鉱山の町があった地域。

マイントピア別子 東平ゾーン 名所・史跡

標高約750ｍの東平ゾーンの駐車場で紅葉している木を発見！

この秋のお遍路ドライブでは、これほど鮮やかな紅葉は他ではあまり見られませんでした。

閉抗してから無人となったこの地域は近代化産業遺産として残されました。
手前が貯鉱庫で、向こうが索道基地跡。

解説板

下に降りてみます。

花崗岩で造られた貯鉱庫は、下から見ると圧巻です。

まるで要塞かお城のように見えます。

また『天空の城ラピュタ』のようにも見えます。

索道(リフト)基地跡
先ほど立ち寄ったマイントピア別子（道の駅）周辺の端出場との間を運搬用リフトで結んでいたようです。

鉱石だけでなく、生活用品や資材なども運んでいたようです。

隙間のない石積みの町は、ペルーの「マチュピチュ」そっくりです。

索道停車場跡からは向こうの山々も見晴らせます。

石積みの町も、向こうに見える山々の風景もマチュピチュそっくりです。

こちらにも貯鉱庫が残っています。

貯鉱庫の周辺は、その後植物が植えられて、緑にあふれています。

インクライン跡を利用した220段の階段

解説板

苔むしていて、歴史を感じます。

この下は東平選鉱場があった場所

東平貯鉱庫と選鉱場跡

東平選鉱場

向こうの山には別子鉱山鉄道が走っていたそうです。

アクリル板越しに、別子鉱山鉄道の場所と現在の風景と合わせると、よくわかります。

左手の山すそに目を向けると、新居浜の工業地帯と、瀬戸内海も見晴らせます。

そうか！　現在でも西条から新居浜まで住友工業などの工場が多いのと、この鉱山も住友の鉱山だったのと、ずっと長い歴史が繋がっているんですね。

紅葉が鮮やかで感動!

東平歴史資料館
別子銅山の採鉱本部が置かれていた東平の歴史や資料が展示してあって、ビデオで見ることができます。入館無料。

東平歴史記念館 美術館・博物館

旧保安本部だった赤レンガの素敵な建物は現在はマイン工房です。

銅板レリーフの製作体験（500円）ができるそうです。

16:50　マイントピア別子（東平ゾーン）出発
雨が上がって、きれいな虹が見えました。
松山自動車道の新居浜ICから入って、すぐに高知自動車道に入って高知に向かいます。

18:00　立川パーキングエリア（高知県長岡郡大豊町立川下名）
この大豊町周辺のローカルフード『立川そば』がスタッフイチ推し！
それじゃ、食べなくちゃ。

立川パーキグエリア 道の駅

自販機で食券を購入します。PayPayも使えるんですね。

立川パーキングエリア(下り線)スナックコーナー グルメ・レストラン

『立川そば』（690円）
短くて太い、不揃いのおそばが特徴。具もシンプルで、素朴なおそばの味がよくわかって、ほっとします。

※ この後、お遍路で使うお線香の入ったペンケースをカウンターに置き忘れてしまいました!!
ホテルで夜遅くに気づいて、PAの留守番電話に事情を話しておきました。すると翌朝早くPAスナックコーナーのスタッフから折り返し電話がかかってきました。
「3日後の朝9時から9時半の間に高知道上り線を通るので、上り線のパーキングエリアで受け取れるようにしていただけませんか」とお願いしました。その通りに手配してくれて3日後に受け取ることができました。ありがとうございました <m(__)m>

19:00-20:00　寿し一貫 あぞうの店（高知県高知市薊野北町）
4月に来て、新鮮なネタで、炙りや塩などでいろいろ工夫したお寿司が安くてびっくりしたので、また訪れました。

回転寿司 寿し一貫 あぞうの店 グルメ・レストラン

関東では食べられない『炙りげそ』はもちろん、あら汁と…

『塩炙り金目鯛』や『あわび』も良いなぁ

『生かつお塩炙り』398円、『炙りげそ』158円と『あら汁』218円

『あわび』398円と『炙りさんま』318円

『炙り土佐ネーズえび』268円

『塩炙り金目鯛』568円と『甘エビ』218円
期待は裏切られませんでした、大満足でした！

サニーマート あぞの店（高知市薊野西町）
寿し一貫と道路の向かいのサニーマートに寄りました。大きなスーパーマーケットで、高知県中心のスーパーマーケットみたいです。

『メロンパンぼうしパン』を発見！
メロンパンの外側のクッキー生地が裾が広がってぼうしのようになったという、テレビで何度も見た、高知のローカルフードです。

21:10　サウスブリーズホテル高知海月（高知県高知市農人町）
予約　：じゃらん
プラン：高知家の食卓晩酌きっぷ付＆朝食バイキング付き・夕食なし
料金　：6,600円
駐車場： 500円
合計　：7,100円 PayPay払い。
・「龍馬パスポート」2個押印
・コンビニ5分
・無料レンタサイクル9台

サウスブリーズホテル高知海月 宿・ホテル

「高知家の食卓 晩酌きっぷ」
地元の居酒屋等で提示して飲食して、ホテルに戻ってからフロントに渡すと記念品をもらえます。
もう遅かったのでどこにも行かず、翌朝フロントにきっぷを渡すと、クリアファイルをくれました。

旧館(B館)客室（シングル）
ビジネスタイプのリーズナブルな部屋でWifi利用もできます。

洗浄トイレ付きユニットバス

大浴場入口にコインランドリーもあります。

展望風呂(17:00-23:00、6:00-9:00)で、疲れをとって就寝しました。
温泉でなくても、部屋のお風呂よりもゆったりできてよかったです。

　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
この続きは【7日目】10月28日（土）その1「花月の『室戸キンメ丼』にリベンジ」
　⇒ https://4travel.jp/travelogue/11886820