2023/10/25 - 2023/10/25
668位(同エリア6844件中)
RON3さん
四国お遍路ドライブ第2弾の4日目は、51番石手寺から53番圓明寺を参拝して、三津の渡しに乗り、道後温泉や松山市内を散策しました。
ピザ選手権で優勝、ミシュランガイドにも掲載された「イル・ポジターノ」で夕食をとって、オールドイングランドに宿泊しました。
この日は、お遍路ドライブ第2弾の中で2番目に多い歩数で、19,649歩でした。
本編は【4日目その1】ふなや→51番石手寺→53番圓明寺→52番太山寺→三津の渡し→三津浜焼きまるこう
【表紙写真】三津の渡し
【4日目その2】道後温泉(伊佐爾波神社・道後温泉本館・圓満寺・空の散歩道・放生園・道後温泉駅と坊ちゃん列車・湯築城)
⇒ https://4travel.jp/travelogue/11871172
【4日目その3】松山市内散策(松山城・大街道・萬翆荘・くるりん)→イル・ポジターノ(夕食)→オールドイングランド(泊)
⇒ https://4travel.jp/travelogue/11879282
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四国八十八か所お遍路をいつかしたいと思っていました。
退職後で時間的に自由なので、気ままに自分のペースで、マイカーでドライブしながら回りました。
第1弾は1番札所から43番札所まで、2023年3月26日(日)~4月12日(水)の17泊18日で回りました。
第2弾の今回は44番札所から88番札所まで、観光を織り交ぜながら、2023年10月22日(日)~11月7日(火)の16泊17日で回りました。
【参考資料】
『まっぷる 四国八十八か所 お遍路の旅』2021年 昭文社
『四国八十八ヶ所霊場会HP』⇒ https://88shikokuhenro.jp/
【参考】Google画像検索(Googleレンズ)、Wikipedia
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 船 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
PR
-
【4日目】10月25日(水)その1 快晴
道後温泉 ふなや(愛媛県松山市道後湯之町)★★★★
朝の温泉に入る前に、本館2階ロビーや特別展示室を見学します。
神嘗祭(かんなめさい)(10月15-25日)のお供えでしょうか?
米、麦、粟、黍(きび)、豆の五穀です。
後でチェックアウトの時に、ホテルの方が「実は昨日、皇族の方がご利用になっていた」と言っていたので、これも関連があるのかな?道後温泉 ふなや 宿・ホテル
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湯釜型郵便物お預かりボックス
切手を貼った手紙を入れると、ホテルで郵便局に差し出してくれます。 -
「青淵」の雅号は、来年新一万円札になる渋沢栄一で、「近代日本経済の父」と言われています。ふなやに宿泊したんですね。
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種田 山頭火
日本の自由律俳句の俳人。 -
文人、皇族の方々が来館された時の写真や品々
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特別展示室
1950年(昭和25年)に、昭和天皇がご宿泊になった洋室をここに移築して保存。
皇室の方々が来館された際の写真も展示してあります。 -
『光りへ続く』Follow the light
小木曽 誠(おぎそ まこと)
1975年 奈良県で誕生。
2005年 東京藝術大学博士課程(油絵)卒業
写実的な油絵、水彩画が多い。 -
『秋』Autumn 小木曽 誠
これもまるで写真のようですね。
1階ロビーにも展示コーナーがあるので、見に行きます。 -
小池邦夫 絵手紙ギャラリー
1941年愛媛県松山市道後生まれ。
東京学芸大学書道科に学び、絵手紙創始者となる。
2023年8月31日逝去。 -
1978-79年に『季刊銀花』(文化出版局)に6万枚の絵手紙をかき話題を呼ぶ。
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多くの人との交流
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もみじ橋を渡って、南館浴場へ行きます。
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大浴場
誰もいなかったので、撮らせていただきました。
昨日と男女が入れ替わりました。 -
素敵な露天岩風呂です。
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露天風呂がもう一つあります。
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8:00-8:40 朝食(部屋食)は和食と洋食から選べます。
アジの干物、じゃこ天、寄せ豆腐、それにご飯の友がいくつも揃っています。
9:50 チェックアウト
1泊2食(部屋食):28,600円
じゃらんクーポン:-5,000円
入湯税 : 150円
駐車場 : 880円
夕食時地ビール :1,139円
支払額 :25,769円 クレジットカード払い。 -
10:00-10:25 51番札所 石手寺(愛媛県松山市石手)駐車場から仁王門まである回廊
真言宗 豊山派、熊野山 虚空蔵院。
石手寺は、国宝1点、国重要文化財7点、国内最大の弘法大師像が立っていて、境内にはいくつものパワースポットがあります。
『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』1つ星。石手寺 寺・神社・教会
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五十一番食堂(愛媛県松山市石手)
参道にあります。店名の「五十一」は、石手寺が51番札所だからでしょうね、きっと。五十一番食堂 グルメ・レストラン
-
『やきもち』が石手寺の名物らしい。
-
参拝後にいただこうかなと思ったら、店主がお遍路中でお休みでした。
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石手寺の32坊もあった支院で現在唯一残ったお寺が、参道の途中にあります。
地蔵院
真言宗 豊山派、横谷山 東河寺
御本尊:延命地蔵菩薩
伊予十三仏第5番札所 -
石手寺 仁王門
二層入母屋造り本瓦葺きで、高さ7m、間口三間、横4m、1318年(文保2年)建立と古くて、国宝です。石手寺二王門 名所・史跡
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大きな草鞋が奉納されています。
何やら光るものが刺さっています! -
1円玉がたくさん挟まれています。
足の悪いところに挟んでお参りして、回復を祈願するらしい。 -
三重塔
高さ23mで、国指定重要文化財。 -
鐘楼も国指定重要文化財。
一突きして、仏様にご挨拶をします。 -
本堂
創建:729年(天平元年)
開基:行基菩薩
御本尊:薬師如来
ろうそくとお線香をあげて、納札箱に納札を入れて、お賽銭をあげます。
『南無大師遍照金剛』を3回唱えます。 -
韋駄天健脚天
茅輪の先の左に「七転八起 衛門三郎 再生の石」の立て札があります。
ひとつ取って心身の復活を願いながら1年間手元に保管したら、別の石を7つ添えて『七転び八起きの石』として返すらしい。 -
元気再生石
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宝物殿ではその「衛門三郎玉の石」を展示。
衛門三郎は「四国お遍路を始めた最初の人」と言われる。
焼山寺の麓の杖杉庵で衛門三郎息を引き取る時に、弘法大師が「衛門三郎再来」と書いて左手に握らせた。
後に道後湯築城の河野家城主と令室の間に玉のような男の子が生まれ、手に「衛門三郎再来」と書かれた石を握っていた。衛門三郎が河野家の息子として生まれ変わったという「衛門三郎伝説」は、石手寺の寺名にも反映しています。 -
訶梨帝母天(かりていもてんどう)(鬼子母神)
石を持ち帰ってお守りにして、子宝、安産を祈願。無事に出産したら、石に子供の名前を書いて、新しい石を添えて2つの石を戻すらしい。
重要文化財指定。 -
曼途羅
洞窟の入り口があります。 -
地底マントラ
丘にある赤い扉が入口。かなり暗い洞窟を、手すり代わりのロープを頼りに進むようです。 -
内部には、仏像、お地蔵、不思議な像がたくさん並んでいるようです。
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「大仙窟」と表示されていますが、十分に怪しい雰囲気です。
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裏の小高い山は「お山四国(山四国八十八ヶ所)」と言うらしい。
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山頂に高さ16mの弘法大師石像が立っています。
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大師堂
本堂と同様に、ろうそくとお線香、納札とお賽銭。
『南無大師遍照金剛』を三唱します。 -
阿弥陀堂
ぼけ防止の祈願者が多いそうです。 -
愛媛県ビルマ戦没者慰霊塔も建っています。
-
『納経印』300円
右:奉拝
中央:(梵字)(御本尊名)薬師如来
左:(寺号)石手寺
いろいろなものがあって、確かにパワーとカオスの世界でした。
10:25 合計移動距離が短くなるように、行程順序をちょっと入れ替えて、52番太山寺の前に53番圓明寺へ向かいます。 -
「みかん電車」モハ50形51号
伊予鉄道市内電車のご当地電車(2022年4月16日運行開始)。
愛媛の名産品PRのために内外を装飾してあります。伊予鉄道 市内線(路面電車) 乗り物
-
車内には「みかんの模型をつけた吊り革」がついています。
たった1両のみのご当地電車に会えてラッキー! -
11:10-11:30 53番札所 圓明寺(えんみょうじ)(愛媛県松山市和気町)山門
真言宗 智山派、須賀山 正智院。
この八脚門は県指定重要文化財。円明寺 寺・神社・教会
-
鐘楼
一突きして、仏様にご挨拶。 -
大師堂
ろうそくとお線香をあげて、納札箱に納札を入れて、お賽銭をあげます。
『南無大師遍照金剛』を3回唱えます。 -
また山門? と思ったら、2階に鐘がある鐘楼門でした。
-
本堂
創建:749年(天平勝宝元年)
開基:行基菩薩
御本尊:阿弥陀如来(伝行基菩薩作)
ろうそくとお線香、納札とお賽銭。
『南無大師遍照金剛』を三唱。 -
甚五郎作の龍
本堂の鴨居にあり、5mほどの彫り物。 -
行いの悪い人が見ると目が光るらしい。
良かった! 光っていなかった!
装飾品で隠れていたからかも… (・ω・;) -
観音堂
十一面観音像を安置。台座に慶長5年(1600年)の銘。(「関ヶ原の戦い」の年) -
キリシタン灯ろう「十字架型灯ろう」
合掌するマリア観音とおぼしき像が刻まれています。 -
『納経印』300円
右:奉拝
中央:(梵字)(御本尊名)阿弥陀如来
左:(寺号)圓明寺 -
11:40-12:05 52番札所 太山寺(たいさんじ)(愛媛県松山市太山寺町)
真言宗 智山派、龍雲山 護持院。
本堂へ石段を45段登ります。太山寺 寺・神社・教会
-
仁王門
本堂と同じく鎌倉時代の再建で、3間、8脚門、入母屋造り本瓦葺き。国重要文化財。 -
本堂
創建:六世紀後半
開基:真野長者
御本尊:十一面観世音菩薩
現本堂は開基とされる真野長者の建立から3度目。1305年(嘉元3年)松山城主 河野家の再建。間口7間、奥行9間、入母屋造り、本瓦葺き、最大規模を誇り国宝。
ろうそくとお線香、納札とお賽銭。『南無大師遍照金剛』を三唱します。太山寺本堂 名所・史跡
-
大師堂
ろうそくとお線香、納札とお賽銭。『南無大師遍照金剛』を三唱します。 -
鐘楼堂の鐘
室町時代の1383年(永徳3年)のもので県指定文化財。 -
下からひもをひいて、鐘を突きます。
-
『納経印』300円
右:奉拝
中央:(梵字)(御本尊名)十一面観世音
左:(寺号)太山寺 -
御影とカード
-
12:10 伊予鉄高浜線 三津(みつ)駅(愛媛県松山市三杉町)
1888年(明治21年)に松山市駅と同時に四国で最初に作られた駅で、1895年(明治28年)に夏目漱石が汽車に乗り込んだのもこの駅。
3代目の駅舎もレトロな先代の駅舎を再現された。
レンタサイクルもある。三津駅 駅
-
三津の渡し(三津側)(愛媛県松山市三津)に到着しました。
三津浜の人は「洲崎の渡し」とも呼んでいるそうです。三津の渡し 乗り物
-
松山三津内港の三津と向かいの港山の間約80mを結ぶ渡船です。
-
三津浜港の市営の渡し舟で、誰でも無料で乗せてくれます。
正式には松山市道高浜2号線という公道らしい。
渡船運行時間は午前7時-午後7時で、年中無休。 -
歴史は古くて、室町時代に港山側にあった港山城への物資輸送や、三津浜側にあった洲崎の浜に毎朝食料を調達するために利用したのがはじまりで、重要な働きをしてきたらしい。
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三津の渡し(港山側)(愛媛県松山市港山町)
港山(みなとやま)の人は「古深里(こぶかり)の渡し」「港山の渡し」と呼んでいるそうです。 -
港山側のこの高台に港山城があったそうです。
-
港山側に到着。
船は三津側へ戻って行きました。
帰りは、手を振るようにということで、時間は決まっていません。 -
港山をちょっと散歩すると「洗心庵跡」がありました。
1795年(寛政7年)、33歳の小林一茶が三津の渡しに乗って、尼寺だった洗心庵で句会を開いた場所。
一見普通の民家のようですが、塀などいたるところに俳句が書かれています。 -
港山城跡(愛媛県松山市港山町)
1100年代から1400年代にかけて、海域の見通しが良いこの港山に河野氏が築城。
城主の河野通春が没した100年後、1585年(天正13年)豊臣秀吉の四国征伐で滅んで廃城になった。 -
案内板と登山口があって、山へ入る遊歩道が続いています。
-
あっ、伊予鉄だ!
-
伊予鉄高浜線 港山駅(愛媛県松山市 港山町)
ここも無人駅です。プラットホームやアプローチがバリアフリー工事もなされて綺麗です。
駅周辺も1周しましたが、商店街ほど多くのお店はありませんでした。港山駅 駅
-
港山の乗船場に戻りました。
手を振るとすぐに迎えに来てくれました。
NHK『ブラタモリ』(2016年放送分)の再放送を見たら、船につながるブザーがあるらしいです。 -
乗船時間は5分もないのに、船頭さんと船員さんはとても親切で、向こうに石鎚山が見えるとか、いろいろ説明してくれました。
『三津浜焼き』を食べるならばどこそこが良いとか、今日は休みだとかも。
とても楽しかったです。 -
12:55 三津浜焼まるこう(愛媛県松山市会津町)
三津のローカルフード『三津浜焼き』のテイクアウト専門店。
時間がかかるので、前もって電話予約をしました。 -
『三津浜焼き』は、小麦粉の生地を鉄板で焼いて、その上にキャベツなどと共に先に味付けをした麺が乗って、半月型に折ったもの。
うどんかそば(中華麺)を選びます。そばにしました。 -
中身はこうです。汚くなって、ゴメンなさい。
すっごいボリュームで、お腹がいっぱいになりました!!
これでワンコイン500円です。
さぁ、エネルギーを補充したので、午後は道後温泉と松山市内を散策します。
****************
この続きは【4日目】10月25日(水)その2「伊佐爾波神社・道後温泉本館・圓満寺・空の散歩道・放生園・道後温泉駅と坊ちゃん列車・湯築城」
⇒ https://4travel.jp/travelogue/11871172
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