2023/11/11 - 2023/11/14
45位(同エリア87件中)
Halonさん
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ムンバイでスマホをすられた後は、たまたま持ってきた8年前の予備スマホ(4.5インチ,RAM1G)だけが頼り。もしこれが無ければ泣く泣くインド仕様のスマホを不本意ながら購入したでしょう。最低でも地図アプリは使いたいですから。
でも予備スマホがいきなり活躍するとは思わないからグーグルオフラインマップの準備はしていませんし、Simも買っていない。インドの大きな駅にはWifiがありましたがインドの電話番号が無いとログイン登録できない。それで次に行ったソーラープルという地方都市では地図無しで動きました。
ソーラープルではPride Exectiveという安ホテルを予約していましたが、直前に外国人が泊まれないことに気が付きBooking.comで慌ててキャンセル。でも寝台車はソーラープル発着を含む三日分を購入済でガチガチに予定を固めているから今さら変更もできずやむなく滞在。
その後はケララ州に行く予定もインド人のスマホを借りて全キャンセル。もしこれが前回の南米旅行だったら詰んでるところだけど、今回のインド旅は気に入った安宿が見つからなくて数軒しか予約していなかったのが逆に幸いしました。以後の旅は20年前にさかのぼって足で宿を探す旅になりました。
【移動1】●印が今回分
11/9 Ghatkopar ⇒ CSMT 近郊電車 Rs10
11/9 CSMT ⇒ Ghatkopar 近郊電車 Rs10
●11/10 Lokmanya Tilak 2235 ⇒ Solapur 0600 #11013/LTT CBE EXP SL Rs265(3.78ドル)
●11/12 Solapur 2225 ⇒ Hyderabad Decan 0710 #17029/BJP HYB EXP SL Rs225(3.24ドル)
●11/13 Hyderabad Decan駅 ⇒ ChairMinar バス Rs20
●11/14 Kacheguda駅 ⇒ Birla Mandir 83番バス Rs20
●11/14 Kacheguda 2105 ⇒ Sai P Nilayam 0639 #17603/KCG YNK EXP SL Rs315(4.44ドル)
●11/15 Sai P Nilayam駅 ⇒ プッタパルティ中心部 シェアリキシャー Rs30
Rs1≒1.8円
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
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2等寝台に乗り込みます。向かいの家族連れが下段寝台で夕食をとると言ったのでお父さんに下段と上段を交換しないか申し出ました。最初は遠慮されていましたが僕も上段の方がいいのだと説明すると交換を受けてくれました。上段だと座っても首を曲げなくてもよいです。枕元のレバーに鎖でリュックをつなぐ。この夜は夢の中でもスマホを盗まれました。
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翌朝のソーラープル到着は6時台しか覚えていなかったので、まずは6時にアラームをかけましたが、それが鳴る前に目を覚まします。
まわりのインド人に聞くと次がソーラープルだと言う。列車も停まりそうなので慌てて荷物をまとめて出口へ。「ソーラープルから来た」という男も連結部に来たので間違いない。それから速度があがり20分ほどしてようやく到着。地図アプリが確認できないので仕方ない。
駅を出てまずは幹線道路を右へ適当に進みました。駅前には食堂がありましたが、その横にはすぐに寂しい風情の建物が並んでいました。 -
予備のスマホには地図を入れていないので地図無しで歩くしかありません。脳内地図で北方向に池があることを思い出し北向きの曲がり角を曲がります。早朝の通りには野良犬が多いのが厄介でしたが怯えるような目の痩せた犬が多いので何とかやり過ごせました。露店でパパイヤの値段を聞いたけれど折り合わずパス。
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宮殿のような建物が突如現れました。
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前の芝生では老年男性たちがヨガをやっています。
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ムスリム男性にたずねるとかつてイギリスが建てたそうで今はある会社の財産だそう。ネットで調べたら「ソーラープル市営公社」と出てきました。
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「Lakeはどこだ?」と尋ねて歩いて着いたのは中心に寺院が建つ池。その畔でバナナを食べる。18cmのバナナ3本で10ルピー。
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ここはシドヘシュワル寺院というシヴァ寺院でした。
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本殿の中はシルバーで煌びやか。
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池の左岸には城壁が見えました。右にはモスク。周回路は9時まで解放されていて市民が速足で散歩。フォートの入口まで来てみましたがインド人25ルピー、外国人300ルピーなので素通り。
町中でホテルを確認。non ACで1200ルピー。泊まる気がしない。 -
15ルピーのカレー屋台があったので面白半分で注文したら、とても食べやすくて大当たり!
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レストランのビリヤーニより美味く感じました。椅子すら置いてませんが開店前の店の前の段差に座って食べました。
その後、雑貨屋でvodafoneのチャージはできるか聞いてみるも「new simは無い」と。ほかの会社のsimなら提供できるがインドでの住所が必要でこれもダメ。 -
学校で南インドのダンスの衣装を着た女性がいたのでお願いして写真撮影。
インドによくある動物型ゴミ箱。 -
午後は行く当てが無くなり再び池に浮かぶ寺院へ。ここでは昼と夜に食事が提供されることを知りランチを頂きました。荷物にはマイスプーンを持ってきていましたが野暮なので右手で頂きました。ベーシックな南インドのミールスで、ご飯も少しお代わりして満腹に。
その後はトイレを借り、ついでに水浴びをしてすっかり寺になじみました。近くのテラスには物知り顔のサドゥー(行者)が休んでいてマンダラスワミと名乗りました。そして「おまえ、さっき水浴びしたのに料金を払わなかっただろ!20ルピーを彼女に払え!」と指摘。確かにトイレの前に小柄な女性が座っていたけど寺院のトイレが有料だとは思わず素通りしていました。それで素直に20ルピーを払います。 -
このサドゥー、俳優のラッセル・クロウに似た顔で声も大きいので、指摘されると妙に説得力があるのです。怪しげな祈祷の道具を持っていて、寺に参拝に来た男に頼まれて儀式を執り行いお布施を受け取っていました。僕にもその後は「お前、面白い奴だな」と言ってきて仲良くなりました。こちらも暇なのでムンバイでの災難を吐露し「この寺に泊まれないかな?」と聞いてみると「この寺は夜には閉まってしまうが、俺が掛け合ってやるよ」とのこと。
寺のテラスで昼寝をして目覚めると、トイレ係の女がなぜかチャイを僕だけに持ってきてくれました。さっき料金を貰い過ぎて申し訳なくなったのだろうか?儀式を依頼した男もなぜかコーヒーとグワヴァをくれました。 -
寺には夜までいましたが、その日は食欲が無く夕食は頂きませんでした。7時に寺が閉まってしまうので、その前に駅まで移動。再び宮殿の前を通るとライトアップされていました。
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当面気がかりなのは予約済の宿に地図無しでたどり着けるかということ。そこで服屋の女主人にスマホをお借りしてBooking.comにログインし全てキャンセル。
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ソーラープル駅は一角の板張りにフェルトが敷いてあり野宿界においては寝心地抜群な部類。ここで数時間熟睡して夢も見ました。
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翌朝も湖の寺院へ。昨日もらったグワバをピーラーで剥いて食べ、日本から持ってきた最後のアーモンドも食べきる。それでも空腹。昨日は食欲が無くて夕食を抜いたが空腹になるとうれしい。寺の昼飯は11時なのでそれまで日記を書きます。
下着の洗濯も済ませました。柵にサリーが干してあるので横に干させてもらいます。 -
寺の職員やガードマンに「ハッピーディワリ」と言われて握手。
腹ペコ状態で寺の給食に行ったら「ディワリの日は給食が休み」と言われて愕然!そんなのあり? -
仕方がないので寺を出て近所の食堂に駆け込む。
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この給食っぽいカレーもなかなか美味しかった!15ルピー。それで晩御飯もこれを食べました。
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夜10時過ぎに寝台車へ乗り込みます。今回も家族連れの女性に声をかけて上段寝台に交換。下段ベッドに移ることを嫌がる人はいなくてむしろ感謝されることが多い。
検札がすぐ来たが名前の点呼のみでパスポート、チケットチェックとも無し。 -
今日は終点まで乗っていていいので気楽に上段ベッドで寝続けられました。
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ハイデラバードデカン駅は線路止めのある終着駅。
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駅のwifiをつないだらグーグルマップのこの辺りのダウンロードが17%まで進んでかろうじて動くので太陽の位置もたよりにチャーミナール方向へ歩きます。途中のバス停で適当に乗ったらチャーミナール行きでした(20ルピー)。
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チャーミナールの門は通りの先にすぐ見つかったので先にチョウマハラ宮殿へ。
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10時のオープン前に行列が出来てました。外国人料金は400ルピーだったかな。パスです。
チョウマハラ宮殿 城・宮殿
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門から宮殿を遠望。
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こちらはチャール ミーナール。
チャール ミーナール 建造物
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人気の店で一番安いメニューを頼んでみます。
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マサラPAV(10ルピー)。安いけど美味しく頂けました。
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メッカマスジットに入ろうとしたら異教徒は入場を断られました。
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文句たれながらフェンス越しに鑑賞。
メッカ マスジット 寺院・教会
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チャールミーナール横の寺院が大人気で長蛇の列ができていました。
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行列は延々と門の外までつながっています。生半可な気持ちでは並べません。
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メニューの3番目にあるTAHARIは初めて見ました。
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ビーフ入りで油が控えめで食べやすかったです。これで60ルピーは安い。シングルを注文してもお腹いっぱいになります。
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歴史のありそうな建物が川越しに見えたので近づいてみると中央病院でした。
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病院内の大木の下でおっさんが3人ほど昼寝していたので、少し離れた場所で30分ほど食後の昼寝。
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籠を売る店が並ぶ通り。
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カチェクダー駅に到着。ハイデラバードにある主要駅のひとつで南部のバンガロール行きはここが始発駅でした。
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今夜は本気で泊まりたかったので駅前のロッジを二軒あたってみるも1軒目は外国人不可。2軒目は550ルピーの部屋があると言ったのに途中から満室と言われ心が折れました。結局今夜も駅野宿が確定。待合室は放送がうるさいので比較的に静かな4番ホームで仮眠。
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翌朝。駅前には食堂が5軒以上ありましたが、どこもベジタリアン用でバリエーションが少ないのが難点。プーリ4枚+カレーで35ルピー。本当はパロータかレモンライスあたりが食べたい。
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駅の対面に人気のない映画館のような建物があったので入ってみると、まさかのバスターミナルでした。
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職員にビルラー寺院行きを聞くと「表通りからすぐに出発する」と言われて慌てて移動。
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出発直前のバスに乗り込めました。教えてくれた職員も後から見に来てくれました。
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ビルラー寺院の手前にはプラネタリウムや科学博物館などがありました。いづれも開館は10時半でまだ1時間もある。
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ビルラー寺院は入場無料ながら入口で履物、スマホ、荷物を預けなければなりません。
ビルラー寺院 (ハイデラバード) 寺院・教会
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階段を上った先の寺院からは街と湖の眺めがいいです。
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上からは写真が撮れないので駐車場から写真を撮っておきます。
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敷地内のお土産屋。
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駅などでたまに見る体重計がお土産屋にありました。
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ガンジー像があるGandhi Statue Assembly。州政府の建物のようです。周辺は物々しい警戒態勢でした。
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向いのガンパークは交通量の多い道路に挟まれていて誰もいません。
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Shahi Masjid (Royal Mosque)。こちらのモスクでトイレを借りました。
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威容を誇るアムルタ・キャッスルホテル。
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Dr. B.R. アンベッカー・テランガーナ・セクレタリアット。こちらも政府機関のようです。
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アサヒビール本社にあるオブジェようなこちらは20231年完成のテランガナ殉教者記念碑。1969 年のテランガーナ州独立運動で亡くなった 369 人の学生のために建てられた。基礎部分は世界最大の継ぎ目のないステンレス鋼なのだそう(Wiki)。
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フセイン・サガール湖
フセイン サガール湖 滝・河川・湖
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帰りはヒマヤットナガーロードを歩いて駅まで帰ります。
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通りに面した場所で学芸会のダンスを生徒の後ろから見学。
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ハイデラバードと言えばビリヤーニらしいので老舗っぽいレストランに入ってみます。
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チキンビリヤーニのシングルは120ルピーとそれほど高くもない。チキンは腿肉1本だけですが米の量が多い。お味は辛くはないけどスパイス感たっぷりで満足できました。食べきれないので残りをお持ち帰りして晩御飯にしました。
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店内には写真付きのメニューがありました。
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駅に併設されたレール・ミュージアム。入場料10ルピー。
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内部は二区画ほどありました。
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駅前のスーパーを物色。いつも買っていたボウンズ・ビスケットが見つからないので特売のヨーグルトだけ購入。500gで35ルピー(63円)だから日本よりは安い。
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この旅三本目の寝台車に乗り込みます。向かいの席の家族はバンガロールまでとのこと。僕はプッタパルティで降りるので、もし寝ていたら起こしてくれるようにお願い。すぐ降りられるように今日は下段寝台で過ごします。SLクラスの下段は天井が低くて体を起こせないのが難点。サイドスリーパーなら余裕で起こせますが通路から寝顔と荷物が見られ放題なので無理。
一眠りしているところを検札で起こされました。チケットを求められましたがもたついていると名前を聞かれOKとなりました。予約時に記名するので最悪パスポート提示すれば切符は不要のようです。
その後、向かいの客からプッタパルティに行く初老の男性を紹介され大いに助かりました。
トイレに行くときの荷物管理は鎖と鍵で梯子に固定。でもトイレ内にも頑丈な釣り金具があるので全荷物を持っていくのが手っ取り早く以後そうしました。 -
プッタパルティ近くの駅にほぼ定刻に到着。紹介された男性とその友人と三人でプッタパルティ行きのバスを待つが二台通りすぎたところで声を掛けてきたシェアオートに乗車。中心部までは想像の倍の距離があり大病院や空港沿いの退屈な道なので歩かなくて良かった。サイババのアシュラムのすぐそばで降りて5人乗りで1人30ルピー。
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