鎌倉アルプスでヤマノススメ

2023/10/21 - 2023/10/21

鎌倉にはアルプスがあるらしい。
アルプスといえばスイスの険しい白銀の山々を想像しますが、鎌倉アルプスの最高峰はたったの標高159m。それでも登ってみたら意外にも楽しいハイキングでした。
アニメ ヤマノススメnext summitで取り上げられたので、真似して登ってきました。登山初心者にもおすすめのコースでした。

エリア 鎌倉(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

大船から横須賀線で1駅。北鎌倉駅で下車。

北鎌倉駅 駅

線路の両側に改札がありますが、きっぷ売り場は片側にしかないようです。

というわけで踏切を渡ってわざわざ反対側にも来ました。その理由は、

鳩サブレ―のお店があるからでした。ヤマノススメではここで鳩サブレ―を買う描写があります。お店は10時開店なのでしばし待機。
駅のこちら側にはロッカーもあり、ツアー客の集合場所になっているようでした。

豊島屋 北鎌倉駅前店 グルメ・レストラン

駅前の池。

円覚寺の入口にあたる庭園を往く横須賀線。

10時にお店が開いたので無事に鳩サブレ―を手にしていよいよ登山開始。
まずはアニメでも立ち寄った明月院へ。

明月院(あじさい寺) 寺・神社・教会

四季の花を楽しめる楽しい庭園です。6月の花しょうぶと12月の紅葉の時期は奥の庭園も楽しめるとか。

明月院といえば本堂のコレ。

10月でもちらほら花を楽しめました。
季節外れのアジサイも咲いていました。そういう品種なのかな。

明月院を後にして住宅街と山の間の路地を進む。
この道も祠もアニメで描かれていました。

この小さな看板を頼りに上り坂へ突入。

ちょっと山道っぽくなってきました。

とはいえ木々の隙間から住宅街が見えるし遠くにはランドマークタワー。
あんまり山登りって感じじゃないですね…

不審者に注意！
案外多くの人とすれ違いました。トレランの練習の姿もありました。

この岩山もアニメであったなぁ。

鎌倉十王岩というみたいです。この岩山を登ると景勝50選の景色があるとか。

十王岩展望台 自然・景勝地

すごい、鎌倉市街地が一望できます。
なぜかアニメでは取り上げられなかったこの景色。あえて視聴者の楽しみとして残したのかな。

意外とこういう場所もあるので足元は登山っぽい。本家のアルプスには及びませんが。

やわらかい砂岩には落書きがいっぱい。
この落書きを正確に描写したシーンがアニメにはありました。ほかにも爪でひっかいたような溝が入った岩など面白い地形もありました。

最後の上り坂。

山頂。鎌倉市最高地点。

山頂からの景色。相模湾と伊豆かな。

山頂から少し下ったところに広場があるので、そこでお昼ご飯。

アニメをリスペクトして大船駅で買った駅弁。
ちなみに奥の建物はゴルフ場。

天園のMAPがあったので参考用に記録。
下山はこの地図の瑞泉寺方面に向かう道ではなくすぐに右に折れて鎌倉宮へ直接向かうルートにしました。アニメはMAPのコース通りだったようです。

天園休憩所 グルメ・レストラン

獅子岩。ちょっと苦しいかも…

途中に銀杏の木があってすごく奇麗かつ匂いがキツかったよ。
ちょっとじめっとした谷底の道を下っていきます。

かなり変わった岸壁。弱い地層だけが削られて無くなってできたのかな。

鎌倉駅方面に歩く途中に永福寺跡があるというので立ち寄り。
池と建物基礎が再現されています。

永福寺跡 名所・史跡

こんな大きなお寺があったなんて知りませんでした。

さらに歩くと鎌倉宮。

鎌倉宮・鎌倉宮宝物殿 寺・神社・教会

お参りを済ませたら、境内の端にある厄割り石へ。
アニメと同じように「かわらけ」を投げ割って厄を払ってきました。確かにちょっとしたストレス発散にもなりますね。

鎌倉駅へ向かう道中、お菓子屋さんの店頭に「くずバー」の自販機。

くずもちを凍らせたようなアイス。ミルク、小麦粉不使用で低カロリー、そして溶けてもたれてこないという優れもの。

旭屋本店 グルメ・レストラン

最後はヤマノススメと同じように海へ。ただし徒歩ではなく鎌倉駅からバスで移動。さすがに歩く元気はなかったな。本数が多い九品寺までワープ。
九品寺の九品(くほん)とは9種類の往生の仕方のことを言うのだそうです。

九品寺 寺・神社・教会

さぁ、海の方へ歩いていけば潮風が。

由比ガ浜に比べれば人が少ない材木座海岸。

材木座海岸 自然・景勝地

そしてここで鳩サブレ―が登場。
アニメ完全再現！よく考えられたコースでしたね。

あっ、ジャンボジェット！まだ日本に飛んできていたんですね。

おわり