2024/03/08 - 2024/03/08
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2024年3月上旬の週末に、秋田県内陸中部の仙北市へ二泊三日の一人旅に行って来ました。
年頭の1月にその時の気分と思いつきで近場の山梨県をぶらりと訪問しましたが、当初の旅の計画はキチンと実行です。
旅行先はまだ未訪問の秋田県にして、今回の旅で東北6県をコンプリート♪( ´▽`)
東京から秋田新幹線を利用して、比較的アクセスのいい角館・田沢湖周辺を旅して来ました。
通常の週末に1日年休を足して、観光客の少ない時期の早春の雰囲気を満喫しようと思いましたが、旅の途中でアクシデントが発生!
楽しみが半減した残念な旅となってしまいました(T . T)
本編は1日目の角館地区の日中の旅行記です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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旅の1日目の3月8日(金)は、東京駅10時20分発の秋田行き秋田新幹線『こまち17号』に乗車しました。
途中盛岡駅まで、新青森行き東北新幹線『はやぶさ17号』と併結されます。
当日の朝は東京周辺で積雪がありましたが、旅の出発に支障なく普段の旅行より遅めのスタートとなりました。東京駅 駅
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盛岡駅で分割されたこまち号は、在来線区間の田沢湖線に入り速度を落として運行します。
早春まだ積雪が多く残る岩手・秋田県境を越えていきました。JR田沢湖線 乗り物
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予定時刻の13時24分頃に旅の1日目の目的地、角館駅に到着しました。
角館駅 駅
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旅の1日目の現地の天気は晴れていて、絶好の旅日和でした。
角館駅前は除雪が済んで、歩きやすくなっていました。
当日は春先の平日の金曜日でしたが、インバウンドも含めてそこそこの数の観光客の方達が訪れていていました。
さすが秋田県を代表する観光地です。角館駅 駅
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駅前左手にJR東日本ホテルズグループの『フォルクローロ角館』が建っています。
市街地からちょっと離れていますが、駅近という利便性の良さが売りです。フォルクローロ角館 宿・ホテル
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駅から歩いて市街地に入りました。
時刻は13時30分を過ぎていましたので、早速昼食を摂ることにしました。
角館で有名なそば処『角館そば』さんに来店しました。角館そば グルメ・レストラン
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14時30分の閉店時間まで1時間を切った店内は、他に1組の来客だけで空いてました。
3月らしく店内の雛飾りが春らしさを演出していました。角館そば グルメ・レストラン
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お店名物の『あゆ天ざる大盛』税込2,200円を頂きました。
出汁に漬けて一夜干しにした鮎の天ぷらは、骨ごと頂けますが上品な味でしたよ(*^o^*)角館そば グルメ・レストラン
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角館そばさんで昼食を頂いてから、角館を代表する観光地の武家屋敷街に向かいました。
武家屋敷通りの南側入口付近から撮影した画像ですが、通りを歩く観光客も少なくて静かで落ち着いた街の雰囲気を楽しむことが出来ました。武家屋敷通り 名所・史跡
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武家屋敷通りも除雪が済んで、とても歩きやすくなっていました。
武家屋敷街は市街の北側にある角館城跡に近い『内町』地区にあり、かつて江戸時代は通りの両側に領主の佐竹北家に仕えた上級武士の邸宅が並んでいました。
今も当時の建物の多くが現存していて、一部の建物は一般に公開されています。小田野家 名所・史跡
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通常は公開されている『小田野(おだの)家』は訪問当日門を閉じて休業していましたが、お隣の『河原田(かわらだ)家』は風格のある薬医(やくい)門を開けて営業していました。
現在の建物は1891(明治24)年に建てられたもので、仙北市の史跡に指定されています。河原田家 名所・史跡
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入館料大人500円を支払って、中を見学することにしました。
屋内にはかつて日常の生活で使われた『脇玄関』から入ります。
河原田家は元々は会津の戦国大名、蘆名氏に仕えていましたが、江戸時代に転封先の角館で主家が断絶しました。
その後新たに角館の領主となった、久保田(秋田)藩佐竹氏の分家、佐竹北家に仕えて明治の廃藩置県まで続いたそうです。河原田家 名所・史跡
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脇玄関前の『ダイドコロ』に展示されている、秋の紅葉シーズンの河原田家の写真です。
風情のある景観ですが、この頃の角館は多くの観光客が訪れる様ですね。河原田家 名所・史跡
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先に母屋の各部屋を見学しました。
河原田家 名所・史跡
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イチオシ
河原田家当主より目上の客人の訪問や、冠婚葬祭の時だけに使われた、正玄関に直結する『ナカノマ』に展示されていた水墨画の屏風。
画の作者は明治・大正期に活躍した角館出身の日本画家『平福百穂(ひゃくすい)』の父『平福穂庵(すいあん)』です。
そう言えば同じ建屋内にある、穂庵の弟子の『三森山静』が描いた襖絵を撮影することを失念していました(´ω`)河原田家 名所・史跡
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建物内で最も格式の高い『ザシキ』には、雛飾りと大きな掛け軸が飾られていました。
河原田家 名所・史跡
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母屋と増築部分との接合部付近の様子です。
河原田家 名所・史跡
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増築部分の1階『コザ』は、当主の嫡男夫婦の寝室として使われたそうです。
平屋建ての母屋と違って増築部分は2階構造になっていますが、2階は非公開となっていました。河原田家 名所・史跡
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屋敷の最奥部にある非公開の『文庫蔵』
河原田家の家紋があしらわれた、漆喰壁の重厚な佇まいです。河原田家 名所・史跡
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居住区画部分の見学を終えて、次に脇玄関近くの入口から展示室に入りました。
河原田家 名所・史跡
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ここにも蔵がありますね。
かつての『米蔵』だそうです。河原田家 名所・史跡
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米蔵の入口前にも絵図面等の資料が展示されています。
河原田家 名所・史跡
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米蔵に入ると左側に河原田家に収蔵されていた品々が展示されています。
左下の画像の人形は平福穂庵の作品だそうです。河原田家 名所・史跡
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米蔵の右側には河原田家ゆかりの品の展示と共に、河原田家歴代の当主を肖像画や写真付きで紹介しています。
明治から大正期の河原田家は地域の電力事業を手掛けるなど、実業家として活躍し家は裕福でした。
当主の中には秋田県議会議員や角館町長等を務めた人もいました。河原田家 名所・史跡
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イチオシ
河原田家の見学を終えて、武家屋敷通りを北上しました。
通りを歩く観光客もちらほら、オフシーズンの観光地は静かでいいですね。武家屋敷通り 名所・史跡
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右下の画像の秋田県指定史跡『岩橋家』は通常公開されていますが、訪問当日は公開を中止していました。
岩橋家 名所・史跡
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武家屋敷街の南北を通る武家屋敷通りと東西を通る道が交差する場所は、城下町らしい防衛を想定したクランク状になっています。
その角に角館特産の樺(かば)細工を紹介する『樺細工伝承館』が建っています。
桜の樹皮を使って茶筒や小箱を作る樺細工は江戸時代の下級武士の内職に由来し、現代は工芸品にまで発達したそうですが今回は見学しませんでした。角館樺細工伝承館 美術館・博物館
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イチオシ
樺細工伝承館より北側の武家屋敷通りもいい雰囲気です。
来月4月になると通りの両側に植えられた枝垂桜が咲き誇り、角館に本格的な春が到来します。武家屋敷通り 名所・史跡
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暫く歩いて『青柳家』に到着しました。
上級武士の邸宅の証である薬医門が開いて、公開中でしたので中に入りました。青柳家 美術館・博物館
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屋敷の敷地面積は約3,000坪で、現在公開されている角館の武家屋敷の中では最大級です。
青柳家は先程見学した河原田家と同様に元々は蘆名氏の家臣でしたが、蘆名氏の改易後に佐竹北家に仕えました。青柳家 美術館・博物館
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受付で入館料大人500円を支払いました。
最初に国の重要文化財に指定されている、築約200年の母屋を見学しました。青柳家 美術館・博物館
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母屋では靴を脱がずに、土間から内部を見学しました。
青柳家 美術館・博物館
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母屋を見学した後は、お隣の『武器蔵』へ…
青柳家 美術館・博物館
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武器蔵の内部は、甲冑に刀剣、火縄銃や槍が展示されています。
青柳家 美術館・博物館
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武器蔵の片隅に実物の薙刀(なぎなた)や日本刀の重量感を体験できるコーナーがあります。
実際に持ってみると、結構重たかったです。青柳家 美術館・博物館
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青柳家に建つ建物は広い敷地内に点在しています。
他の建物へ行くには一旦外に出て、庭の中の道を通ります。青柳家 美術館・博物館
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次に訪れたのは『解体新書記念館』
青柳家 美術館・博物館
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先程武家屋敷通りで小田野家の前を通りましたが、青柳家は小田野家と姻戚関係があったそうです。
江戸中期に画家として活躍した『小田野直武』は、幼少期から画才に恵まれ、最初は狩野派の日本画を描いていました。青柳家 美術館・博物館
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直武が23歳の時に角館を訪れた平賀源内から西洋画の手ほどきを受け、その後江戸に出て源内の下で本格的な西洋画の技法を学びました。
青柳家 美術館・博物館
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ちょうどその頃、前野良沢や杉田玄白達がオランダ語の解剖学書『ターヘルアナトミア』の翻訳事業を進めていました。
玄白の親友の源内の紹介で、直武が日本語訳版の『解体新書』の挿絵を描くことになったそうです。青柳家 美術館・博物館
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雪の積もる庭の中の道を歩いて、次は『秋田郷土館』(右下の画像)に移動しました。
青柳家 美術館・博物館
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建物は秋田県内から移築された旧家で、ここでは靴を脱いで上に上がることが出来ます。
青柳家 美術館・博物館
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名主クラスの豪農の家だったらしく、座敷に床の間を設えた重厚感のある広い建物です。
青柳家 美術館・博物館
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秋田郷土館は2階にも上がることができます。
青柳家 美術館・博物館
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2階は幕末から明治期にかけての品々の展示室と…
青柳家 美術館・博物館
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その奥に先代の青柳家の当主が収集したレコードのコレクションの展示室があります。
青柳家 美術館・博物館
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続いて『武家道具館』を見学しました。
青柳家 美術館・博物館
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武家道具館は蔵を改造した資料館です。
屋内は陶磁器や明治期の錦絵、押絵や古い新聞等が展示されています。青柳家 美術館・博物館
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展示品は必ずしも武士階級の文化に拘っている様ではなさそうです。
青柳家 美術館・博物館
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こちらも2階に上がれますよ…
青柳家 美術館・博物館
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武家道具館の2階も展示室ですが、天井が低いので歩く時に注意が必要です。
青柳家 美術館・博物館
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敷地内は飲食店があり、稲庭うどんを頂ける『稲庭古来堂』さん(左上の画像)があります。
また、予約制ですが戦国時代の甲冑や江戸時代の衣装の着付けが体験できる『衣装体験庵』(右上の画像)や、駕籠担ぎや兜の着用を無料で体験できる『時代体験庵』(下の画像)などの体験型施設もあります。稲庭古来堂 青柳家店 グルメ・レストラン
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最後に『ハイカラ館』に入館しました。
ハイカラ館 グルメ・レストラン
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まずは2階の資料室へ…
ハイカラ館 グルメ・レストラン
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ハイカラ館の2階は、明治期の1870年代後半から昭和初期の1930年代にかけて当時の青柳家の当主が趣味で収集した時計や蓄音機、カメラが展示されています。
戦前までの青柳家は裕福だったらしく、当主は多趣味だった様ですね。
コレクションの数の多さは圧巻です。ハイカラ館 グルメ・レストラン
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右上の秋田犬『武家丸』君のぬいぐるみが出迎える1階の喫茶コーナーで、『南蛮茶(ホットコーヒー)』税込680円を頂いて、ちょっと休憩…
ハイカラ館 グルメ・レストラン
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それにしても、青柳家は広い敷地の武家屋敷ですね…
先に訪れた河原田家と比べると歴然で、敷地内に当時の建物の他に移築した建物や飲食店などの施設もあってテーマパーク的な『歴史村』と名乗られるのも頷けます。
角館の武家屋敷街に来て、武家屋敷そのものの佇まいを見たいとすれば他の場所ですが、一ヶ所に限定して見学するとすればここと言える場所かもしれません。
最後に庭に展示されていた、毎年9月初めに開催される角館の秋の風物詩『角館のお祭り』で曳き出される『ヤマ』を画像に収めて、青柳家を後にしました。青柳家 美術館・博物館
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青柳家の隣りに建つ『石黒家』は、江戸時代は佐竹北家の重臣の邸宅です。
こちらは一般に公開されている武家屋敷の中で、唯一現在も直系の子孫にあたる当主の方がお住まいのお宅だそうです。
既に2軒内部を見学していますので、こちらは外観のみ撮影しました。石黒家 名所・史跡
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帰りは武家屋敷通りを折り返さないで、裏通りを歩きました。
途中に入口に簡素な門柱が建つ、農家の様な佇まいの『松本家』がありました。
この界隈は『小人町(こびとまち)』と呼ばれ、江戸時代は徒士(かち)や足軽等の下級武士の居住区域だったそうです。
この区域の当時の建物のほとんどは明治以降に建て替えられて、現存するのはここだけです。
秋田県の有形文化財に指定されていますが、訪問した時は公開されていませんでした。松本家 名所・史跡
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イチオシ
裏通りを歩いていると、すっくと1本だけ立っている立派な枝垂桜の樹を見つけました。
この樹に花が咲き満開になる頃、角館の街に大勢の観光客が訪れるのでしょうね…
本編旅行記を最後までご覧いただき、ありがとうございます。
この続きは『2024年3月春の週末二泊一人旅~秋田県角館・田沢湖②:かくのだて温泉町宿ねこの鈴さん~』となります。
https://4travel.jp/travelogue/11892245
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