【役に立たない】ウズベキスタン06（ブハラ②）

2023/09/12 - 2023/09/12

★タイトルに「役に立たない」と明記してみたよ★

どうにもこうにも参考にならない私のポンコツ日記ですが（ドヤ顔）、公開している以上、不運にも踏む人は踏んでしまいます。

不運にも踏む→「なんだこれは」→「不愉快じゃﾎﾞｹ」→通報→怒られる

もうこの悲しみを繰り返さないよう、タイトルに【役に立たない】を冠することにしました（気配りのできるタイプ）
どうかお気をつけください。


【旅程】
□9/03　ビビリたおして前乗り　　　　　　　　セントレア泊
□9/04　仁川経由でタシュケントへ　　　　　　タシュケント泊
□9/05　タシュケント観光　　　　　　　　　　タシュケント泊
□9/06　タシュケント→ヒヴァ　　　　　　　　夜行列車
□9/07　ヒヴァ観光　　　　　　　　　　　　　ヒヴァ泊
□9/08　ヒヴァ観光（おそらくコロナ感染）　　ヒヴァ泊
□9/09　ヒヴァ観光（悪寒・発熱）　　　　　　ヒヴァ泊
□9/10　→ブハラ（食欲異変・死にかけ）　　　ブハラ泊
□9/11　ブハラ観光（食欲死亡）　　　　　　　ブハラ泊
■9/12　ブハラ観光（味覚異変）　　　　　　　ブハラ泊
□9/13　ブハラ観光（味覚嗅覚死亡）　　　　　ブハラ泊
□9/14　ブハラ→サマルカンド（記憶喪失）　　サマルカンド泊
□9/15　サマルカンド観光（気力死亡）　　　　サマルカンド泊
□9/16　サマルカンド観光（やさぐれ始める）　サマルカンド泊
□9/17　サマルカンド観光（目眩までですか）　サマルカンド泊
□9/18　サマルカンド観光（やさぐれ続ける）　サマルカンド泊
□9/19　サマルカンド観光（やさぐれ続ける）　サマルカンド泊
□9/20　サマルカンド観光（やさぐれ続ける）　サマルカンド泊
□9/21　サマルカンド観光（匂いが!?）　　　　サマルカンド泊
□9/22　→タシュケント（気の所為だった）　　タシュケント泊
□9/23　タシュケント→仁川　　　　　　　　　機内泊
□9/24　仁川でトランジット地獄　　　　　　　空港の椅子泊
□9/25　帰国（力尽きる）

【レート】
1USD=148円=12000UZS

エリア ブハラ(ウズベキスタン)

朝食。
食欲が全くないことに加え、味覚と嗅覚に異変が。
果物すら変な苦味を感じて食べられなくなりました。

も、も、もしや…コロナ…!?
（でしょうよ）

今日もカロナールとプレドニンでドーピングをかまします。
「悲願の海外で何もできない」というのは耐え難く、こうするしかありませんでした。

11時近くになり、動けるようになったので外出します。
昨日の「テンション異常」を省み、ステロイドの量はちょっと加減しました。
改めまして…薬は怖いが役に立つ。

宿の近くのモスク。
HOSTELの看板が邪魔です。

大体の建物に『state under protection』と記された金色のプレートが掲げられています。ボロッボロの廃墟にもきっちり。

丸いドーム屋根がポコポコ並ぶ『タキザルガロン』

試しにマグネットの値段を尋ねてみたら、まぁまぁのボッタクリ価格でした。
…うむ。そうこなくっちゃ！

『ウルグベク・メドレセ』（たぶん）

この日もところどころ記憶があやふやで、いつも以上にいろいろと雑です。
薬の副作用？単なる健忘症まつり？

ウルグベク メドレセ (ブハラ) 史跡・遺跡

ブルーのタイルに見とれている間も、あれこれ売りつけられそうになっています。
逆に私からコロナを売りつけられるリスクを教えてさしあげたいです。

『アブドゥルアジス・ハン・メドレセ』

修復されたらしく、色合いがきれい。

『アブドゥルアジス・ハン・メドレセ』

…って。
どんだけアレコレ売りつけにくるんですか。
しかもやたら高ぇーし（そうこなくっちゃ！）

『カラーン・ミナレット』

午後からは人が増えてきます。

カラーン ミナレット 寺院・教会

『カラーン・モスク』

ウズベキスタン「有料メドレセ・モスク」あるある。
　”入口からそこそこ丸見えやないかーい”

カラーン モスク 寺院・教会

『ミル・アラブ・メドレセ（多分）』から見るカラーン・ミナレット

ミル アラブ メドレセ 史跡・遺跡

どこかの内部
もはや、モスクなのかメドレセなのかもわかりません。

マジで屁の役にも立たないク◯日記（ドヤ顔）

ガイドブックを持ってないので、有料なのか無料なのか、本当はいくらなのか、確かめる術がありません。
しかも人間不信に陥っているので、やっぱり今日も 誰が入るか！

どこかで見た記憶がありますが、なんという木でしょう。

******

答えは「ネムノキ」でした。
植物にお詳しいフィーコさんが教えてくださいました。ありがとう！

『アルク城』外壁。

あまり興味が湧かないのと、広大さに腰が引け、とっとと引き返します。
入口がまた嫌がらせなみに遠い！（グルっと回った先）

アルク城 城・宮殿

そして今日も路地を歩きます。

地元の方とふれあいながら迷い散らかすのが大好きな私は、『ツアー』という旅行形態を楽しむことができるのか不安です。

カラーン・ミナレットが見える路地

どこかのモスクの裏口が開いていて、出てきたおばさんが「観る？」って感じで扉を大きく開けてくれました。
喜んで覗こうとしたら、次に出てきたオッサンに「しっしっ」と追い払われ、扉を閉められました。
くそぅ。ケチ！貧乏人イジメ！老人虐待！（どんだけ罵詈雑言）

なんかの遺跡？迷路？
もしくは何か捏造しちゃう？

『Khoja Gaukushan Ensemble』

池周辺は最近になって整えられたようです。
ベンチが心地よさげですが、日差しが強烈で座っていられません。

ウズベキスタン観光地あるある。
　”日陰のベンチだけ人てんこ盛り”

とあるメドレセに向かうつもりが、路地を一本間違って大惨事になりました。どんだけ道を間違えば気が済むのか。

でもこんな可愛い猫に会えたのでヨシとしましょう。

しかも すり寄ってくるタイプ！
鼻血！

実際の嗅覚は死んでいますが、廃墟臭に対するポンコツ嗅覚は健在。

壁には「MASJIDI（モスク）」と書かれています。

中はこんな状態。
潜入難易度は中くらいですが、足腰が弱いのでやめておきましょう。

どこをどう歩いたのか。
迷い散らかした末に、昨日のモスクに再会！
昨日は興奮していて気づきませんでしたが、建材らしきものが置いてあります。
修復するつもりなのかな。ちっ。

この美しいメドレセも再び観られたので、迷ったことは無駄ではありません。
とても絵になる自転車修理のお爺さん。
メドレセの左端の部屋に店を構えておられるようです。

午前中に同胞と間違えて話しかけてきた中国人男性に再会。
「どこ行きたいの？」と、ご親切にスマホで道を調べてくださいました。
お礼を述べ、確信を持って進んでいくと、またここに戻ってきました。
我ながら「コイツは本気でヤベぇな」と感心しました。

3度めの正直『Medrese Goziyen』

ここにたどり着くのに死ぬほど迷い散らかしたわけです。
なのに、前部がトタンでスッポリ覆われています。
入れないどころか、隙間から覗くこともできません。

Googlemapの写真では鼻血がでるほど美しかったので残念です。

この後も死ぬほど迷いました。
路地好きなので、すぐに細い路地に吸い込まれるのですが、やたら行き止まりが多く、自力では抜け出せなくなるのです。

立ち寄るつもりのなかった『トゥルキ・ジャンディ廟』を発見し、やっと現在地が判明。永遠に帰られへんのちゃうかと本気で思いました。

ヤバそうなおじさんに「入れ入れ。金は要らん」と呼び込まれて入りましたが、明らかにヤバそうな様相を呈しておられます。
別のおじさんが現れ、「ソイツはヤバイから絡むんじゃねぇ」とつまみ出されました。
小一時間は絡まれそうだったので助かりました。
世の中、どこに危険が転がっているかわかったものではありません。

大マヌケのくせに、方位磁石と紙の地図で乗りきる自分が好き
（それしか手段がないうえに、全く乗りきれてないぞ）

路上に謎の鞄。中身も謎。
掘ってみれば良かった。

路上にモルモット

「ぁあ゛？」

ストライプ柄の廃墟

路傍にお墓（かな？）

売り物の上に猫

新市街に近い『Shirin House』に宿替えです。

シングルルームを予約したのですが、ダブルブッキング発生。
最初ボロボロの小部屋に通されたのですが、暖房が無いと死ぬので、頑張って交渉。結果、4ベッドルームをシングルユース。
1泊11ドルで、シャワー・トイレ・エアコン・朝食付と安い。

まさか9月のウズベキスタンでこれほど暖房を入れまくる破目に陥るとは思ってもいませんでした。
宿の方にも重ねてお詫び申し上げます（電気代）。

新市街へ「378番バス（カガン駅行）」の乗り場を探しに行きます。
すると、昨日「アンニョンハセヨ！」と声をかけてきた男子学生さんにまた「アンニョンハセヨ！」と声をかけられました。
ひょっとして健忘症仲間の方ですか？

韓国語を学ぶ学生さんで、わざわざバス乗り場まで案内してくれました。
道中、彼のスマホの翻訳でお話を。
17歳だという彼は、近くの寄宿学校の「11年生」とのこと。
ウズベキスタンの義務教育はどうなっているのかな。

終始笑顔でフレンドリーな彼との時間はとても楽しかったです。
ありがとう！

******************

アイスクリーム屋を発見。食べられそうな気がしたので買ってみました。
5000ｽﾑ（ボラれてない…と信じたい）

「甘い」以外なにもわからないけど食べられた！
（凍え死にそうになり、ついでに腹も壊した）

迷わずにはたどり着けないと噂の『チョルミナル』にはもちろん迷わずにはたどり着けず。
おかげさまでサンセットに間に合わなかったので、また明日。

チョル ミナル 史跡・遺跡

フィーコさんがトイレを借りられたという土産物屋さん…
の隣の土産物屋さん（←コメントいただいて訂正しました）

なんかスゴイ。

食欲はまったくありませんが、宿からほど近いカフェへ夕食に。

ここで、昼間に道を教えてくださった中国人男性に再々会。
ご縁がありますね！

召し上がっておられたスープを指して「美味しいですか？」と尋ねてみましたが、返答に困っておられたので、スープは止めておきました。
（味わからんクセにな）

どうにか食べられそうな気がするサラダを注文。
トマトやキュウリはもちろん、玉ねぎすら味がしません。
味のない物を食べることが苦痛すぎて完食ならず。

10000ｽﾑ+0.8％のはずが12000ｽﾑの請求。
…うむ。そうこなくっちゃ！

帰路のミニマートにて、どこで買っても定額のファンタ6000ｽﾑを8000ｽﾑの請求。
…うむ。そうこなくっちゃ！
とはならず、「やかましいわ」と（脳内で）怒鳴って立ち去ります。


2000～3000ｽﾑのお釣りを有耶無耶にされるのは日常茶飯。
でも何も言えないので、毎度気持ちよくヤラレっぱなしです。

これぞウズベキスタン旅行の醍醐味ですから（わなわな）

この旅行記へのコメント （6）

• ちゅう。さん 2024/04/27 14:19:04

  満を持してコメントさせていただきます！

  小心者さん、お久しぶりです！
  
  ご報告があります
  先週の土曜日、伏見に用事があったので、ついにあの憧れのCAFE CANAL 1610に行ってきました
  13時40分に到着、ラストオーダーまで20分、店員さんは心配してくれましたが、お腹一杯に^_^
  韓国料理さながら、メインを中心にテーブルに卑しいくらいお皿やカップを並べまして。
  オーダーストップと同時に、ドリンクは15時までokとわかり脱力しました(^^;;
  今回のメインはパスタでしたが、次回はハンバーグあたりで再挑戦しようかと。
  気軽にひとりランチできて良かったですよ。
  ご紹介ありがとうございました♪
  
  さて、直近の岐阜散歩、わたしの好みにドンピシャでそのまま歩きたいとさえ思いました。なにげに美食家ですよね、小心者さん。
  2015年はまだまだ最近のうちですよー、ご安心ください。わたしも小心者さんにならって、回想ものに「役に立たない」を入れさせていただいております。
  
  最後になぜこのブハラの旅行記にコメントを？
  の疑問にお答えします！
  人造猫かと思わずにはいられない（顔と体が違う個体ではないか？の疑いあり）珍しい柄の猫さんに、ずっと魅せられてやまなかったからです(=^x^=)
  
  ではでは
  小心者さんのご健康とご多幸を、また更なる旅行記の発表を祈念いたしております(^.^)
  
  ちゅう。
  

  小心者さん からの返信 2024/04/28 12:12:15

  ご報告ありがとうございます！

  
  ちゅう。さん、おはようございます！（さっき起きた）
  その節はいろいろとお気遣いいただき、ありがとうございました。
  何度も掲示板に書き込みさせていただこうと思いつつ、なかなか実行できずにおりました（下書きが4つほど溜まっています）
  ちゅう。さんのお言葉、心に染みました。m(_ _)m
  
  「CAFE CANAL 1610」行かれたんですね！
  楽しんでいただけたようで良かったです。
  >卑しいくらいお皿やカップを並べまして
  コレめっちゃわかります！
  心の中で「時間制限が悪いねんで」と言い訳しながらやっちゃいますよね。
  私もまた（並べに）行ってみたくなりました。
  気軽にひとりランチできるお店は貴重ですよね。
  いつも情報をもらってばかりなので、少しでもお役に立てて嬉しいです。
  
  そうそう！このブハラで出会った（背中が）うり坊のような柄の猫！
  ものすごく可愛かったです！ちょっと日本では見かけないような…
  ちゅう。さんだったらもっともっとかわいく撮ってくれただろうに…
  
  岐阜の街並みや歴史的建造物、ちゅう。さんの旅行記で拝見したいです。
  暑くなる前にぜひぜひお願いします！
  
  小心者

• まみさん 2023/11/23 10:36:02

  ねこかわええー

  日本のねこともバリのねことも顔立ちが違う。
  地元ねこに会うのって旅の楽しみの1つですよね（同類押売り）
  
  カラーン・ミナレットも素敵ですが、私、小心者さんがスルーの『アルク城』外壁に心惹かれます。
  首里城も中身より外壁派。
  もしかして私
  外壁フェチかもしれん。
  
  9月バリ旅最終日に私、半日ほど謎の体調不良に陥ったのですが（高級ホテルクラブルームの呪い事件）、たった半日、しかも友人と一緒でもめっちゃ色々不安だったので、小心者さんは1人で何日も耐え忍んだことを思うと、常々いつも切ないです。
  コーヒーの味と香り、復活しましたか？
  
  まみ

  小心者さん からの返信 2023/11/24 00:42:35

  ねこかわえかったでー

  
  まみさん、こんばんは！
  書き込み、ありがとうございます。
  
  海外でねこを見つけ、日本のねことはちょっと違うような気がすると、謎にテンション上がりますよね。
  
  あと、外壁の件、わかります！
  スルーかました『アルク城』、たしかに外壁だけは観たかった。
  言われてみれば、首里城の外壁にも執拗に喰いついてました。
  わしも外壁フェチなんやろか？
  
  そうそう！
  まみさんのバリ最終日の（呪いの）体調不良、かなりヤバそうでしたよね（めっちゃもったいないし）。
  回復して本当に良かったです。
  コーヒーの味と香り、ある程度は復活しましたが、まだなんかおかしい（泣）
  これほんまに全快するんでしょうか…（泣）
  
  
  MRK総会、短い時間でしたが楽しかったよ！
  次回はまみさんも是非ご出席ください。
  
  小心者

• フィーコさん 2023/11/22 00:48:35

  読むだけムダ？

  小心者姐さん　こんばんは～
  
  ブハラの裏路地、迷うよね。
  姐さんだけとちゃうよ。
  メドレセ・ゴジエン、ググったら天井がきれいっぽいけど　後は小心者さん好みの壊れっぷりやったんか。入れなく残念。
  私もあの辺歩いてどんどんメイン道路から離れて行った。
  猫見なかったわ。
  
  ソフトクリームのお値段、サマルカンドも同じ料金でした。ボラれてない。
  チョルミナルのトイレ借りたお土産屋さんは、この写真の隣やと思う。
  家の前にテーブル出していただけの店やったんよ。
  
  しかし、ウズほんと2000-3000上乗せされるの醍醐味か。
  ごもっとも。
  
  早くサマルカンド書かないと追いつかれてまうー
  
  フィーコ

  小心者さん からの返信 2023/11/22 01:33:23

  ソフトクリーム、ふたりともボラれてる可能性なきにしもあらず

  
  フィーコさん、こんばんは！
  いつもコメントありがとうございます。
  
  フィーコさんも裏路地で迷われたとのことで、ちょっと安心しました。
  昔から「やたら迷子になるタイプ」でしたが、ウズベキスタンでは格別の迷いっぷりで死ぬかと思いました。いよいよ本格的にオツムがヤバいのかと、かなり不安に…
  
  「読むだけ無駄」のタグは、注意喚起です。
  以前、味噌汁大先生の「旅行記って参考になるから読まれるのよ」とのお言葉に「た、確かに！」と目から鱗が落ちましてん（特に反省はしてない）
  私の日記、マジで参考にならんからな！（ドヤ顔）
  うっかり踏んじゃった人、ごめんちゃい。m(_ _)m
  
  サマルカンド旅行記、楽しみにお待ちしております。
  フィーコさんの旅行記は役に立つうえに絶対オモロイ！
  
  小心者