【役に立たない】ウズベキスタン13（サマルカンド⑥）

2023/09/21 - 2023/09/21

やれやれ。「サマルカンドやさぐれ日記」もやっと終わります。
何の役にも立たないので、遠慮なくスルーしてください。
まだ最後の「タシュケント日記」が残っていることも重ねてお詫び申し上げます。

まったく。いつまでやっとんねん。


【旅程】
□9/03　ビビリたおして前乗り　　　　　　　　セントレア泊
□9/04　仁川経由でタシュケントへ　　　　　　タシュケント泊
□9/05　タシュケント観光　　　　　　　　　　タシュケント泊
□9/06　タシュケント→ヒヴァ　　　　　　　　夜行列車
□9/07　ヒヴァ観光　　　　　　　　　　　　　ヒヴァ泊
□9/08　ヒヴァ観光（おそらくコロナ感染）　　ヒヴァ泊
□9/09　ヒヴァ観光（悪寒・発熱）　　　　　　ヒヴァ泊
□9/10　→ブハラ（食欲異変・死にかけ）　　　ブハラ泊
□9/11　ブハラ観光（食欲死亡）　　　　　　　ブハラ泊
□9/12　ブハラ観光　　　　　　　　　　　　　ブハラ泊
□9/13　ブハラ観光（味覚嗅覚死亡）　　　　　ブハラ泊
□9/14　ブハラ→サマルカンド（記憶喪失）　　サマルカンド泊
□9/15　サマルカンド観光（気力死亡）　　　　サマルカンド泊
□9/16　サマルカンド観光（やさぐれ始める）　サマルカンド泊
□9/17　サマルカンド観光（目眩までですか）　サマルカンド泊
□9/18　サマルカンド観光（やさぐれ続ける）　サマルカンド泊
□9/19　サマルカンド観光（やさぐれ続ける）　サマルカンド泊
□9/20　サマルカンド観光（やさぐれ続ける）　サマルカンド泊
■9/21　サマルカンド観光（匂いが!?）　　　　サマルカンド泊
□9/22　→タシュケント（気の所為だった）　　タシュケント泊
□9/23　タシュケント→仁川　　　　　　　　　機内泊
□9/24　仁川でトランジット地獄　　　　　　　空港の椅子泊
□9/25　帰国（力尽きる）

【レート】
1USD=148円=12000UZS

エリア サマルカンド(ウズベキスタン)

昨夜の鼻血ですが、朝には小康状態になっていてホッとしました（まだ一抹の不安）。日本で見舞われる鼻血の500倍くらいビビりました。
もうマジで勘弁してください。

朝食は、昨日来られた日本人ご夫婦といただきます。
「ブハラとサマルカンドだけで20日間」という旅程に敗北感。

毎日「快晴」一択。
宿から近いこの景色もすっかり見慣れました。

実質最終日の今日はトラムに乗ってみることにしました。
運賃は一律2000ｽﾑ

来た時には停まってなくて「また運休ですか？」と困惑しました。
出発すると見せかけてなかなか出ないし、意外と時間がかかります。

少しずつ人が増え、そこそこの混み具合に。

ほとんどの乗客が駅まで行かず、手前のスーパーマーケット『コルジンカ』横で下車しました。
サマルカンドで買い物するなら、トラムでここまで来ると良いかも。

コルジンカとほぼ繋がって食料品のバザールもあります。
ナンやスパイス、精肉なども売られていて、周辺には串揚げやサムサを売る店も。

かぼちゃまつり

やることが3歳児並

陽気なおじさんから「プロフ食ってけ」と声がかかります。

味もわかりませんし「お腹へってなくて」と断ると、「プロフ少なめにして代わりにサラダとナンとチャイ付けたるわ」とのこと。

ウズベキスタンの人々から「国民食だから必ず食べてね」と勧められた『プロフ』ですが、そう言えば「ちゃんとした」プロフは食べてないことに気付きました。

おじさんは楽しそうだし、お店も賑わっているし、お茶はちょっと飲みたいし。
味は分からなくても最後に食べてみることに。30000ｽﾑ

ナンまでは手が回らないので、下げてもらいました。
プロフは2/3くらい食べられました。
もちろん味は全然わかりませんが、昨夜のシャシリク同様「きっと美味しい」と思える不思議な感覚。

おじさんは名前を名のり「日本に知り合いがいるよ」と話します。するとそれを聞きつけた通りすがりのおじさんが「東京にいるワシの友人や」と写真を見せてくれました。
良い時間が過ごせ、声をかけてくださったおじさんに感謝です。

カラッとした空気と抜けるような青空。
暑くもなく寒くもなく、一番良い季節なんじゃないでしょうか。

トラムが走る幹線道路から少し離れると、古いアパートが立ち並んでいます。

今更ですが、もっとこうして何気ない場所をぶらぶら散歩すれば良かった。
本来の私の旅はこういうもの。すっかり見失っていました。

昔から一旦拗ねたら際限なく拗ね散らかすタイプで…

シャネルのお店を発見したのでお買い物を。
（草）

草

サマルカンドで撮ったとは信じがたい写真パネルが貼り付けられています。

これといいシャネルといい、なかなか攻めてますね。

昼下がりの公園

ちょっと休憩したかったのですが、通報されたら面白すぎるので、バス停の椅子で休憩しました（気弱+虚弱）

よく似た電飾看板がずらりと並んでいます。

…誰やねん

途中から乗車する難易度が若干高かったので、駅まで戻ってトラムに乗り込みました。
車掌さんは往路と同じおにいさんで、互いに挨拶を交わします。

今日も宿の中庭でコーヒー（ヘーゼルナッツ味）を。
当然ながら、ヘーゼルナッツの風味もコーヒーの風味もわからんで草

最後のお散歩に出掛けました。

レギスタン広場も見納めです。

私がここに入らなかった理由をこじつけると
「ツーリスティックが過ぎる」
「メドレセお腹いっぱい」
「中が土産物屋で面倒くさいに違いない」
などでしょうか。

いや、それでも入ろうぜ！　と、今になって自分に呆れています。
なぜこれほどまで頑なになっていたのか不思議ですが、やはり最初の落胆が尾を引き、「長年憧れた場所にこんな気持で入りたくない」という謎の意地みたいなもののせいだと思います。

…うーん？　意味がわかりません。
老人になって自分の思考に困惑することが増えました。
これが耄碌というものか…（しんみり）

レギスタン広場 広場・公園

ハズラティヒルズモスクへサンセットを見に行きます。

本当は「アフラシャブの丘」に登りたいのですが、そのために博物館まで歩く気力がありません。
暗くなって穴に落ちるのも避けたいところです。

ハズラティ ヒズル モスク 寺院・教会

なんだかんだヤサグレたおしましたが、最後だと思うと少々感傷的に。

サンセットを楽しむ人がチラホラいます。

正直、眺め的にはそれほどでもありませんが、無料である点を高く評価します。

シヨブバザールも見納めです。

外国人観光客とすれ違った時に微かに香水の匂いを感じたような気がしたのですが、どうやら思い込みによる「幻臭」だったようです。
コロナによる味覚嗅覚障害はそんなに甘くありません。

シヨブ バザール 市場

ビビハニム・モスクにも結局入らずじまい。

観光名所を避けまくる悪癖は今後更にパワーアップする予定です。
「人混みでコロナを拾う」というドツボのせいで。

ビビハニム モスク 寺院・教会

一人前の量を食べることができないので、今日もシャシリク1本食べに『カフェBobur』へ。
前々から薄々思ってましたが、なんて迷惑な客でしょう。

お若い日本人2人組に出会い、相席させていただきました。

注文したシャシリクは全部まとめられていたので、遠慮深い（）私は玉ねぎをちょっとしか取れず。

彼らはペンジケントからサマルカンドに来られたそうで、「国境でシェアタクシーに置いていかれて草」とのことでした。

ひそかに「…行かなくて良かったかも」と思いました。

Bobur Shashlik その他の料理

この旅行記へのコメント （7）

• まみさん 2024/01/31 23:09:32

  かぼちゃがｗｗｗ

  一瞬ほんとにそんなんだったのか思ったら、加工かｗｗｗ
  
  そしてこの笑顔のおじさんが作るプロフなら絶対おいしい、間違いない（しらんけどな）
  しかしプロフにナンのサービス？炭水化物×炭水化物？
  と思ったけど、パスタにパン添えられたり、ラーメンライスだったり、お好み焼きおかずに白飯食べたり、機内食だってメインの添え物が麺やご飯でも必ずパンは付いてくるし、炭水化物×炭水化物のコンビネーションは万国共通、人類のおきて？
  
  夕暮れ時の空の色が美しいです。

  まみさん からの返信 2024/01/31 23:10:07

  また名乗るの忘れたし

  まみむし

  小心者さん からの返信 2024/02/01 12:51:57

  すまんすまん

  
  まみさん、こんにちは！
  いつも書き込みありがとうございます。
  
  人様の顔にモザイクかましとったら、なんかふざけたくてウズウズしてきまして。
  しかし人様の顔で遊ぶのはさすがにアカンので、かぼちゃで堪えました。
  誰も気づかんと思ったのに…
  この「いちびり体質」どうにかしてください。
  
  言われてみれば炭水化物まつりやな。あの人ら、何を頼んでもパンをゴリ押ししてきはるで。
  ちょっと日本とは「米」の立ち位置が違うっぽいです。しらんけど。
  
  小心者

  フィーコさん からの返信 2024/02/02 11:08:45

  Re: かぼちゃがｗｗｗ

  小心者さん　まみむしさんおはよーございます♪
  
  ヤッちまった仲間！
  
  かぼちゃ、最初見た時
  お店の人がつけてるのかと思ったけど、まてよー？
  姐さんの加工か（笑）
  かわいくお目々がぱっちりと　ナイス！
  
  プロフ、楽しそうなおじさんのお店で「きっと美味しい」と思えて食べられた事に安堵やけど　お決まりの下◯祭りはいかに？
  
  ペンジケント、行かんでよかったかもね！
  
  フィーコ

  小心者さん からの返信 2024/02/02 18:53:10

  RE: Re: かぼちゃがｗｗｗ

  
  フィーコさん、こんばんは！
  いつも書き込みありがとうございます。
  
  かぼちゃの加工に気づく方が二人もおられた事実に動揺を隠せません。
  もうちょい丁寧な仕事しといたらよかったわ。
  
  プロフのお店、かなり庶民的な雰囲気やったけど、お腹は大丈夫やったと思います。もはや「多少の下痢」なんぞ大した問題ではなく、単に忘れてしもただけかもしれませんが…
  
  ペンジケントとの国境は混んでいたらしく、やっとこ通り抜けたら、乗ってきたシェアタクシーが既におらんかったそうですwww
  私も確実に同じ目に遭ったと思うので、やめといて正解やったかな…。
  
  小心者

• ねこ6500kgさん 2024/01/30 22:03:21

  鉄格子！

  小心者さん、こんばんは！
  
  古いアパートのドアの鉄格子&窓の鉄格子が素敵です。
  香港や台湾の住宅に標準装備されている格子が大好きなので、
  その部分の写真をじっくり拝見いたしました。
  国によって格子の模様の雰囲気が異なるのも楽しいです。
  
  中央アジアを代表する米料理、プロフの登場も嬉しいです。
  
  遅ればせながら、私の作成した香港の旅行記にて、
  勝手ながら小心者さんに捧げる路地裏写真コーナーを作りました。
  事後報告となってしまいまして恐縮ですが、改めてご報告いたします。
  
  今回の旅行記では比較的体調が安定していて、少し安心いたしました！
  
  ねこ6500kg
  
  
  

  小心者さん からの返信 2024/01/31 11:35:43

  感激です！

  
  ねこ6500kgさん、こんにちは！
  書き込みありがとうございます。
  
  路地裏コーナー、めちゃくちゃ楽しく拝見しました。
  「こんな路地を彷徨ってみたい！」と、ため息の連続です。
  巨大クロックス（もどき）！　アレは私も絶対に撮ると思います。
  
  どのコーナーも素敵ですが『角丸ビル』コーナーにもヨダレが…
  ホント、香港に行きたくなりました。
  ついでに、完結編の「大快活のカウンター席からの眺め」の写真なんて絵葉書にしてほしいくらいです。
  
  もしもまた香港や台湾に行けたら、ねこ6500kgさんに倣って私も鉄格子をガッツリ探してみたいです。
  
  小心者