３年越しの英国旅行⑤　思い付きだらけでもやりたいことは出来たウィンダミア観光

2023/08/27 - 2023/08/28

かなり駆け足だったけどウィンダミア湖のクルーズと蒸気機関車の乗車体験を楽しんだ後はぼんやりとできたらいいな、と思っていたことをやってみる。
今回はコロナ禍が始まってから初めての海外旅行でもあるので無理せずゆったり、と思っていたけど…旅行に来るとついつい詰め込んでしまう性格は変わらず結局この日も動き回っていた。
湖水地方といえばピーターラビットらしいので当初の予定では昼トップに行くのもいいかな？と思ったけど湖水地方への到着が1日遅れて滞在期間が減ったので時間的にさすがに無理だったので諦めた。
が、遊覧船乗り場からそんなに遠くない場所にピーターラビットの施設があったのでとりあえず行ってみることに。
が、ピーターラビットのグッズは頂き物とかで持っているけどよく考えたらお話は全く読んだことがない。
ちょうど出発直前にBSで映画「ピーターラビット」が放送されていたので見たけど…旅行の役にはあんまり立たなかったかも(^_^;)。
そんなボウネスオンウィンダミアとウィンダミアの旅行記をどうぞ。

エリア ウィンダミア(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.0

超駆け足のウィンダミア湖クルーズ＋蒸気機関車体験が終了してボウネス・ピアに戻ってきた。

この旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11855783
の続き。

ボウネス ピア 船系

明るいけど時刻は16:37。
なんか晴れてきたような。
ボウネスピアに戻ったら船着き場の近くにあるアイスクリーム屋さんでアイス食べようと思ったけどクルーズですっかり身体が冷えてしまいとても無理！

で、船着き場を降りて左手に歩いて行くと教会っぽい建物があったので敷地内に入ってみたけど…入口が閉まっていて中には入れない。

聖マーチン教会 寺院・教会

敷地内にはケルト十字。
帰ったら秋に行くアイルランドの計画もしっかり立てなきゃ…。
一応来る前にエアとホテルだけは押さえたけど細かい所はまだなのよね。

もうちょっと歩いてザ・ワールド・オブ・ビアトリクス・ポター ・アトラクション到着。
ストライキでこの日予定通りにウィンダミアに来られるのかどうかも分からなかったのでクルーズと蒸気機関車のこと以外はあんまりちゃんと調べてなかったのでここもどういう施設なのかイマイチ分かっていなかった。

でも、宿に戻る以外特にこの後の予定もなかったので入ってみることに。
入場料は￡9。
日本円換算で1687円。

入るとまず最初にこの左手にある扉の向こうにある部屋で数分のＶＴＲを見る。
ＶＴＲはすごく簡単な英語のナレーション入り。
子供も多いから分かりやすくしてるんだろうなぁ。
英語苦手な日本人にとってもありがたい。
でも内容忘れちゃった(;^_^A。

で、ＶＴＲが終わると反対側のドアが開いたらこんな空間。
どうやら絵本の世界を人形で表現しているらしい。
遊園地みたい。
だから「アトラクション」なのね！

でもね、ピーターラビットのお話って全然読んだことなくって…。
この旅行来る前に慌てて映画「ピーターラビット」を見たけど…映画にでてきたのうさぎだけでうさぎと人間の話だったから多分ここに映画の場面はなさそう。

とはいえ細かいところまでよくできている。
よく遊園地とかでこういうところをカートで周るアトラクションあるよね。
ここはカートないから自分で歩くけど。

ぷーさんのハニーハントの人形が動かないやつみたいな。

お話分からなくてもいろんな動物が出てきて楽しい。

動物ごとにちゃんと大きさも違う。
ネズミはめっちゃ小さくって撮ったけど写真見たら暗かったのもあって何これ？みたいな写真になってた。

窓から豚さんが覗いているよ。

途中に外のガーデンに出られるようになっていた。

お花も綺麗に咲いている。
無造作に見えて実は結構お手入れしているイングリッシュガーデン。

何の像が分からない(笑)。
台座の所には動物がいっぱい。
兎もいるけどピーターラビットではなさそう。

この建物の中に絵本の世界が広がっている。

これはピーターね。

この青い上着はピーターの上着ね。
映画「ピーターラビット」でもこんな感じのシーンがあったな。

お庭は小さいのでくるっと回ったらまた建物の中へ。

こっちのウサギは小さめ。

これがネズミたち。
この大きさじゃ分かりにくいかな。

空を飛んでいるのはカエル。
カエルにしては大きい気がするけど。
ピーターラビットの話を知っていれば「あのシーンね」とか思うんだろうか。

韓国っぽい女子3人組はめっちゃ記念写真撮りながら進んでた。

ビアトリクス ポターの世界 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

それにしてもよくできている。

またもやピーターの上着。
重要アイテムなのね。
確かにあの上着来てなきゃただのウサギと区別付かないよね（←禁句？）

とにかくよくできているのでピーターラビットのお話知らなくても楽しめると思う。
ちなみにうちの父がその昔ここに来た時「なんでうさぎばっかり見るんだ？」とのたまったとか(-_-;)。

ちょっと趣向が変わってここは資料コーナー。
ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポター の年表等の資料が展示されていた。

こちらはビアトリクス・ポター が住んでいたというヒルトップの模型。
ストライキが無かったら時間があれば行こうかな、と思ってたけどこの日程ではとても無理なので諦めた。

ビアトリクス・ポター さんもいてた。

最後はやっぱりピーターとお母さんなのね。

出口の手前には記念写真スポットが。
ここで合成写真みたいな記念写真が撮れて出た所にあるショップで写真は買えるらしい。

出口はこちら。
なかなか楽しかった。

最後はお土産屋さん。
あんまり興味ないので素通り。

40分ほどで見学終了。
思ったより楽しかった！

で次に向かったのはこちらビネガー ジョーンズ フィッシュ＆チップス。
イギリス来たらとりあえずフィッシュ＆チップス食べとけば間違いないかなと思って。

結構人気店らしくちょっと並んだ。
ほとんどの人はお持ち帰りだけど2階はイートインスペースになってて食べられるみたいなのでイートインで注文するとちょっと料金がプラスになって￡11.21。

イートインスペースはこんな感じ。
注文したものは持ってきてくれるみたいなのでしばらく待つと…

揚げたてのフィッシュ＆チップスを持ってきてくれた。
比較対象になるものがなくってわかりにくいけどめっちゃ大きい。
そのでっかいフィッシュの下には山盛りのフライドポテト。
衣がサクサクで美味しい！って最初はもりもり食べてたけど…最後は油がちょっとしんどくなって完食できず。
フライドポテトも同様。
でもここのフライドポテトはちょっとイマイチだったかも。
ちなみにこれがちょっと早い夜ご飯。

ビネガー ジョーンズ フィッシュ＆チップス 地元の料理

お腹いっぱいになってお店の外に出るとドミノピザ発見。
びっくりしたのが、ここドミノピザなのにイートインスペースがあった！
もちろん宅配もやってるみたいだけど。
日本ではイートインスペースのあるドミノピザなんて見たことなかったので思わずパチリ。

フィッシュ＆チップス食べたら身体も温まってきた。
これならアイスも食べられるな、と思ってさっき食べるのを諦めたアイスクリーム屋さんへ。
さっきフィッシュ＆チップス食べて残すくらいお腹いっぱいなのにデザートは別腹ね。
ここはさっきのお店以上に大人気で結構並んでた。
並んでいる間にどれにしようか考える。

で、選んだのはラズベリーチーズケーキ。
珍しくシングルで。
さすがの私もお腹いっぱいでダブルはキツイ。
コーンは普通のコーン、ワッフルコーン、チョコレートのかかったワッフルコーンから選べた。
普通のコーン選んでいる人はいなくてみんなワッフルコーン。
チョコレートのかかったワッフルコーンって初めて見たけど選んでる人多かった。
さすがに甘すぎない？？
人気だけあって美味しかった。

ウィンダミア アイスクリーム スイーツ

食べたいな、と思っていたものは食べられたので満足。
この日は出たとこ勝負みたいな予定にしてたけど思っていたことが全部できてなかなか順調。

建物の看板かわいい。
でもこの写真だとよく見えない…。
まだまだ旅のリハビリが必要ね。

相変わらず大渋滞。
みんなどこに行くんだろう。

帰り道にコープがあったのでちょっと覗いてみたらTWININGSのティーバッグが安売りしてて80個も入ってて￡3。
安っ！って思って思わず購入。

コープのすぐ横にATMがあったのでwiseデビットで現金を引き出せるか試してみようと思って￡20の引き出しにチャレンジ。
が、こんなに大きくFreeって書いてあるのに最後の確認画面で手数料が￡3.99って出てきたので￡20引き出すのに￡4って高すぎだろう…
とキャンセル…したんだけど…できてなくって翌日wiseデビットの口座見たら￡の残高のところに20の数字。
どうやら口座内で日本円が英ポンドに両替された模様。
しかも手数料でしっかり￡3.99も取られてた。
意味わからん…。
多分なんかやり方間違えたんだろうけどおかげで￡1＝222.75円という超円安レートになってしまった。
現金でも引き出せるか試したかったけど結局それは出来ずじまい。
この旅行中はこの後も現金しか使えない、という場面はなかったので英ポンドのキャッシュがなくっても全く困らなかったけどね。
ちなみに無駄に両替されてしまった￡20は翌日のうちに全部タッチレス決済で支払い。
その時も￡がなくなったら自動的に円を￡に両替して払ってくれてた。
wiseデビットが便利なのが分かったから手数料はその勉強代だと思うことにしよう。

イギリスのポスト。
色は赤で日本と同じね。
遠目に見ると昔の日本のポストとそっくり。
これはなんか横についてたので思わずパチリ。
回収時間は1日1回のみ。
湖水地方（田舎）だから？と思ったけどロンドンのポストも回収時間は1日1回だったからそれが普通なんだろうね。
日本の郵便ポストの回収って1日３～４回あるけど1回でもいい気がする。
あれだけのポスト1日何回も回収するとか郵便屋さん大変だろうに。

湖水地方の家は全部煉瓦造りでかわいい。
大型ホテルはないけどゲストハウスはたくさんあるみたい。
多分大きな建物は規制されているのかな？
ネットでウィンダミアのホテルを探したけど大型ホテルなかったので観光客少ないのかな？と思ったけど全然そんなことはなく…。
個人経営でagodaとかBooking.comにすら出していないゲストハウスはいっぱいあるんだろうな。

ウィンダミアとボウネスの中間地点あたりにあった時計台。

ボウネスから20分程歩いてウィンダミアに戻ってきた。

宿に戻ってきたのが19時前。
こんなに明るいけど。

これで今日の観光終了しとけばいいのに…お天気が良くなってきたのでおでかけしてみたい気持ちが抑えきれず…。

部屋でちょっと着替えてからお出かけ。
明日は天気悪いみたいなんで今日のうちに行ける所は行っとかないとね。
向かったのはオレストヘッド。
景色がいいらしい。
オレストヘッドのフットパスのスタート地点はホテルから徒歩5分もかからない所にあった。

最初は舗装された普通も道だけど…

だんだん森みたいになってくる。
誰もいないとやだなぁ、と思ったけどちょっと前を若者4人組がはしゃぎながら歩いているのが見えたのでちょっと安心。

こちらがオレストヘッドの地図。
オレストヘッドに向かうルートは２つ。
赤と青で表示されているけど赤が公式フットパスのルートで青はフットパスではないルート。
青ルートはちょっと遠回りだけど歩きやすい。
赤ルートは足場の悪い所もあるけどちょっと近道。

分かれ道にはこんな感じで赤と青で表示されているのでわかりやすい。
最初の案内看板をちゃんと見てなかったのでオレストヘッドに行くルートが2つあることに気づいてなくてこの表示をみてもFootpathを知らなかったので「両方オレストヘッドにいけるみたいだけど…どう違うんだろう？」って思ってた。

ちなみに上の案内の赤のルートの方向に歩くと柵があって行き止まり。
帰る時に分かったけどこの柵の手前の右手にすっごく足場の悪い道があってそこが赤のルートだった。

でもこの時はその道には気づかず「柵あるし、羊もいるし、ここを通るのはさすがに違うよね」と思って遠回りルートを選択。

そのルートにあった謎の木彫りの像。
…なんだろう？これ？

お食事中のお馬さん。
もう結構遅いけど帰らないのでいいのかしら？

で、歩くこと20分、オレストヘッドに到着。
こんな時間（この時点で19:30）だし人は少ないだろう、と思ったらそこそこいててびっくり。
下りてくる人にあんまり会わなかったのでそもそもこの時間に行く人はいないんだろう、と思ってたけどいたのね。

もうすぐ日が沈むけど下の方に雲が多くて山に沈む夕陽を見るのは無理っぽい。
でもウィンダミア湖も見えるしこれで十分。

オレスト ヘッド 山・渓谷

それぞれの山の説明もあるけど多すぎてどれがどれやら。

レジャーシート引いてドローンまで飛ばしている中国人の若者グループもいててそれなりに賑やか。
三脚構えて夕陽待ちの写真ガチ勢のおじさまも。
しばらく景色を楽しむ。

暗くなってから山道を降りるのはさすがに嫌なので景色に満足した所で下山。

ちなみにフットパスのルートの足元の悪い部分はこんな感じ。
雨降った翌日とかだとぬかるんでたいへんかも。
この後駅前のスーパーにも寄ってみたけど残念ながら閉まってた。

20:12お宿に戻ってきた。
この日は午前中はずっと電車乗ってただけということもあって歩数は15,287歩と控えめ。
とはいえ疲れたのでシャワーを浴びて23時頃に多分寝たと思う。

さて翌日、アラームは7:30にセットしていたけど6:30くらいには目が覚めてしまったので起きる。
外を見ると晴れてる。
今日はこの後天気は下り坂の予報。
晴れてるのなら…オレストヘッド登ってみたい、という衝動が抑えきれず登ってみることに。

写真は宿の入口にあった手指消毒。
コロナの名残ね。

昨日の夕方登ったところなのに翌日の朝も登るとかなんの修行？と自分に突っ込みながらも登ってみる。
今日は全ルート公式フットパスの赤ルートで登ってみる。
昨日は行けるかどうかわからなくってここの部分は大回りで行ったけどここから行くルートがあることは案内看板で確認済みなので今日はこっちで行ってみる。

一応石段になっている部分もあってそこまで足場は悪くなかった。
最後だけちょっと岩場みたいになってたけど…

無事到着！
って誰もいない。
ちなみに時刻は7:30。
最初から最後まで誰もこなくて貸し切り状態。
皆さん夜遅いのは平気だけど朝早いのは苦手なのね。

太陽の方向が違うだけでも雰囲気が全然違うのね。

この景色を独り占め。

オレスト ヘッド 山・渓谷

反対側の景色もなかなか。
景色を十分楽しんだので…

下りて駅前のスーパーに行ってみると朝8時前だけど開いてた！
ヨーロッパのスーパーって開店時間早いよね。
日本のスーパーって24時間の所を除くと開店時間9時くらいが多いのに。

結構広いスーパーでお土産になりそうなものも売ってる。
買う時間まではないので今は一通りチェックするだけにしておく。
スーパーオリジナルブランドの商品もあってそれだと円安でもお手頃価格。

いろいろみてたらSobaの文字に反応。
カップラーメンでお馴染みの日清が出してるみたい。
焼きそばっぽいけど買う勇気はない。

イギリス土産の定番ウォーカーズもあった。
この後もいくつかのスーパーに行ったけどスーパーでウォーカーズ売ってたのはここだけだったなぁ。

そろそろ朝食の時間なのでお宿へと戻る。

Methodist Church 寺院・教会

朝食は1階のこちらのお部屋で。
部屋に置いてある朝食シートにチェックを入れて所定の場所に置いておけば用意してくれるらしい。
ちなみに朝食の時間は1番早くても8:30。

飲み物やヨーグルト、フルーツはここからご自由にどうぞ、とのこと。

まず最初にパンの種類と飲み物と聞かれたのでBrownと紅茶でお願いすると割とすぐ出てきた。

で、しばらくしてでてきたのが昨日朝食シートにチェックを入れていたイングリッシュブレックファースト。
ソーセージとベーコンがなかなか美味しい。
明日は朝早いからこの朝食を食べられないのが残念。
なので明日の朝食は代わりに朝食BOXをお願いしていたのでこの時受け取ったけど…この朝食に比べると残念な内容。
そのことはまた後程…。

部屋に戻って出かける準備をしていると知らない番号からの電話。
出ないでいるとメールが来たので見ると予約してる今日のツアー会社から集合場所の確認メールだった。
ってことはさっきの電話も多分ツアー会社からだったのね。
とりあえずメールに返信して集合場所へと向かう。

この続きの旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11858653